三重はツーリングスポットの宝庫！自然が作り出した奇跡の絶景の中を走ろう！

三重県は、山と海の両方の景色が楽しめるツーリングスポットの宝庫です。伊勢志摩スカイラインや国道260号線などのバイクで走りやすい道が多く、リアス式海岸の入り江や四季折々の山の絶景を日帰りで堪能できます。

三重県には、伊勢神宮をはじめとした有名な景勝地が数多くあります。ツーリングの休憩に立ち寄れるグルメスポットや展望台も豊富なので、バイクでのツーリングの時は、日帰りで効率よくツーリングスポットを回れます。

また、穴場スポットにも行きやすいので、全国各地からライダーが訪れます。

三重県は、山と海に囲まれていて、ツーリングでは美しい自然を堪能できます。熊野灘や鈴鹿山脈という有名な景勝地が多くあります。

特にリアス式海岸沿いを走る伊勢志摩スカイライン、山々のワインディングロードを走る青山高原道路が人気です。

ツーリングスポットの周辺には、休憩中に立ち寄れる飲食店が豊富にあります。三重県は、伊勢海老や松阪牛などの豪華なグルメが充実しています。グルメスポットは、ツーリング中に気軽に立ち寄れる道の駅や国道沿いに多く、山菜などの旬の食材と共に特産品を味わうことができるでしょう。

三重県は山や海が多く、地形が入り組んでいるため、秘境のような場所もあります。山沿いを縫うように走るワインディングロード周辺には、数々の絶景スポットが隠れています。青山ウインドファームや赤目四十八滝は、バイクツーリングでアクセスしやすい名所です。

三重県は、山々の中の青山高原道路や伊勢湾沿いのパールーロードなどの景色が良い道がたくさんあります。国道260号線、パールロード、伊勢志摩スカイラインはバイクで走りやすい道として人気があります。

冬季には、山沿いの道が凍結することがあるので、ツーリング前に道路状況を調べるといいでしょう。

青山高原道路は津市と伊賀市を結ぶ全長22.7kmの道路です。緩やかなカーブの走りやすい道で、沿道沿いの風車を眺めながらゆったり走ることができます。国道165号線から青山高原道路を通って、国道163号線に入る道は道幅がかなり狭いので、国道165号線に出る道を往復するのがおすすめです。

途中には、青山高原保健休養地という施設があり、予約をしておけばキャンプをすることも可能です。

伊勢志摩スカイラインは、伊勢市と鳥羽市を結ぶ全長16Kmの有料道路です。眼下に伊勢平野と伊勢湾を望むことができ、海と山両方の景色を楽しむことができます。山頂に売店があり、ツーリング中の休憩にも困りません。2024年4月現在、二輪の通行料金は900円です。

通行可能時間は公式ページをご覧ください。

パールロードは、鳥羽市と志摩市を結ぶ全長23.8Kmの道路です。大きな亀裂のある道はなく、減速帯も少なめで走りやすい道です。途中には、道の駅もあり海鮮丼などの海の幸を味わうことができます。

停車できる場所も沢山あり、リアス式海岸の絶景を見ながらツーリングできます。

鈴鹿スカイラインは、三重県菰野町と滋賀県甲賀市をつなぐ全長11.9Kmの国道です。ヘアピンカーブが連発する区間があり、コースの殆どに減速帯が設けられています。高低差がきつい道を走りますが、その分、山間の景色は美しく、紅葉が綺麗な季節に行くのがおすすめです。途中の野洲川ダムには停車できる場所があり、濃尾平野の絶景が楽しめます。

冬季（令和３年12月14日～3月下旬）に通行止めの期間があるので、ご注意ください。

香落渓道路は、三重県名張市と奈良県宇陀市をつなぐ全長12.1Kmの県道です。青蓮寺川に沿うワインディングロードの途中にある柱状節理の絶壁の岩肌が見どころです。道幅の狭い道路もあり、そんなにスピードを出せないので、新緑や紅葉がゆっくり楽しめる季節に行くのも良いでしょう。

紅葉の名所として知られているので、11月初旬～中旬に行くのがおすすめの季節です。

三重県には、山と海の風光明媚な景色を楽しめる絶景スポットが豊富にあります。山頂に展望台があるところも多く、ツーリング中に絶景を楽しむことができます。山沿いの渓谷には穴場スポットがあるので、見逃さないように事前にコース設定をしておきましょう。

朝熊山頂展望台は、伊勢志摩スカイラインの途中にある標高555ｍの展望台です。展望台からは、鳥羽市街、伊勢湾に浮かぶ島々、渥美半島を見るとことができます。

三重県のグルメ「伊勢うどん」などを味わうことのできる「朝熊茶屋」、景色を楽しみながら浸かることのできる展望足湯があり、ツーリング中の休憩所が充実しています。

伊勢志摩スカイラインの料金所付近にある「お伊勢さん」と親しまれている神社です。社は、内宮と外宮に分かれており、距離は3.5Kｍほど離れています。内宮の中にある宇治橋からの風光明媚な景色が見どころです。内宮の参拝の際には、五十鈴川の清流で手水をすることができます。

鳥羽展望台はパールロードの途中にある標高165kmの展望台です。眼下に国崎の海岸線や安乗岬、大王崎、晴れて気候が良ければ富士山も見ることができます。展望台にある「レストラン食国蔵王」では、絶景を見ながら海の幸やソフトクリームを食べることができます。

香落渓は、名張川の支流である青蓮寺川に沿う渓谷です。約8Kmにわたる天狗柱岩・屏風岩など、柱状節理の岩肌が見どころです。春は山吹とつつじ、秋は紅葉で色づいた山々の絶景の中をツーリングできます。

名張市内から県道８１号線で青蓮寺ダムへ向かい、堤防を過ぎたら弁天橋という赤い橋を渡ります。道なりに進むと県道649号線になってしまうので注意しましょう。

香落渓の岩肌が続く道を抜けた先にある紅葉の密集地帯です。11月上旬の紅葉シーズンにはたくさんの人で賑わいます。無料駐車場やトイレ、休憩所が設置されていて、ツーリングの休憩におすすめです。

香肌峡は、松阪市から奈良を結ぶ国道166号線沿いにある渓谷です。道沿いにエメラルドーグリンの川が流れていて、約40Kmわたり四季折々の山々と櫛田川の絶景が楽しめます。

道沿いにある「道の駅いいたか」では、温泉に入ることができます。「道の駅いいたか」の中にあるレストランでは、季節限定のメニューがあり旬の味を楽しめます。

珍布峠は、国道166号線から旧和歌山街道に入った先にある峠です。岩が2つに裂けたような切通しや川の中にある礫(つぶて)石が見どころです。路面状態はそれほど良くないので、対向車に注意して進みましょう。

泰運寺は166号線から参拝道路を通って入ることのできる寺院です。参拝道路は緩やかな坂道で、道幅が狭いので注意して進みましょう。

春は桜とシャナゲ、夏は新緑、秋は紅葉、四季それぞれの景観が楽しめます。ベストシーズンは秋で、境内にある八角形の銅鐘『八角銅鐘(はっかくどうしょう)』の周りを取り囲むように紅葉が見られます。

赤目四十八滝は香落渓にある青蓮寺湖から約11Kｍ進んだ先にある滝です。約4kmにわたって続いている渓谷で、「平成の名水百選」「日本の滝百選」「森林浴の森百選」「遊歩百選」に選ばれています。

秋から冬にかけては、渓谷ライトアップイベント「幽玄の竹灯」が開催され、多くの観光客が訪れます。

鵜倉園地は、三重県度会郡南伊勢町、鵜倉半島に整備された公園です。標高191ｍに位置し、あけぼの展望台とからさぎ展望台からは親子大橋、見江島展望台からは、からさぎ池(ハートの入江)が望めます。各展望台に駐車場があるので、バイクで登っても置き場所には困りません。

見江島展望台は、鵜倉念地の展望台の中でも人気がある展望台です。展望台からはリアス式海岸をはっきりと見えるので、三重県の地形の一部が確認できます。展望台の敷地内に櫓があり、さらに高くから太平洋を見下ろせます。

「恋人の聖地」にも認定されていて、南京錠が並んだ鍵台も見どころです。

ここでは、三重ツーリング中に堪能できるグルメスポットを5つ紹介します。

VISONは三重県多気郡多気町にある複合商業施設です。和食・洋食からスーツまで15軒以上の店舗があります。松阪牛を使用した肉料理の店「baraque」、現役の海女が目の前で目の前で伊勢海老などを調理してくれる「海女小屋　なか川」など、地元とグルメを堪能できる飲食店が多くあります。
 

道の駅レストラン飯高は三重県松阪市飯高町にある道の駅併設のレストランです。飯高町の山で採れた山菜や地元産のそば粉を利用した手打ちそばなどが味わえます。月替わりで、季節によって様々な食材が食べられる松花堂弁当、松阪牛を利用したハンバーグ定食や牛丼が人気のあるメニューです。

まつもとの来来憲は四日市市にある人気の食堂です。その中でも名物はトンテキです。三重県の元祖と言われているだけあり、この料理目当てで長蛇の列を作ります。中華料理屋なので、麺類のメニューが充実しています。

まんぷく食堂は伊勢市のソウルフードとなっている「からあげ丼」のお店です。宇治山田駅のアーケード街にあり、どこか懐かしい店構えをしています。からあげ丼は、からあげと玉ねぎを醤油味のだし汁で煮て卵とじしてあり、胡椒でスパイスの効いた味が特徴的です。

漣はホテルキャッスルインの中にある伊勢海老フライの店です。ホテル利用客でなくとも気軽に入れます。伊勢海老を開いて揚げた「開き海老フライ定食」が人気です。伊勢海老フライに、自家製のタルタルソースがついていて、歯ごたえの良い触感を際立てています。

最後に春のお花見にぴったりのツーリングコースを紹介します。三重の自然に癒されながら、ツーリングを楽しんでくださいね。

三重県は、美しい海と山に囲まれたツーリングに持ってこいの場所です。愛知県や大阪府などの都市部からもそれほど遠くありませんし、比較的大きな都市に住んでいる方も非日常を味わえると思います。

三重県は雨の多い県で知られています。ベテランのライダーさんも過信せず、安全運転でツーリングを楽しみましょう。