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バリ島の治安情報を解説!気をつけたい危険なエリアはどこ?

バリ島の治安情報を解説!気をつけたい危険なエリアはどこ?

観光地として有名なバリ島の治安はどうなっているのでしょうか。バリ島は治安の維持にとても力を入れていますが、それでも海外旅行をしている、という事実を念頭に置いて行動することが大切です。気をつけたい危険なエリアや、地域ごとに注意すべきポイントなどを解説します。

目次 [表示]

バリ島(インドネシア)ってどんなところなの?

バリ島は美しい海や火山などの豊かな自然、厳重な警備が敷かれたショッピングモール、オリエンタルな雰囲気の文化遺産など、見どころのある場所が多い観光名所です。そんなバリ島の治安やテロ・事件の事例はどうなっているのでしょうか。バリ島内の地域ごとに区分けして、詳しく見ていきましょう。

バリ島の基本情報

バリ島は一万以上の島からなる、インドネシア共和国の真ん中あたりにある島です。インドネシアの首都ジャカルタがあるジャワ島の左に位置しており、ジャワ島との間の海峡はバリ海峡と呼ばれています。バリ島はサバナ気候に属しているので、一年を通して寒暖差はあまりありません。公用語はインドネシア語ですが、観光地では英語が通じるところもあります。

バリ島の人気観光地

バリ島にはさまざまな人気観光地がありますが、その中でもパワースポットとして有名なウルワツ寺院が人気です。その他、バリ六大寺院の一つであるタナロット寺院や、夕日の美しく周辺にレストランやリゾートホテルのあるクタ・ビーチ、有名なライステラス、テガララン・ライステラスなどが定番観光地として有名でしょう。

バリ島の治安情報:治安は良いの?それとも悪いの?

外務省が「海外安全情報」というものを公開しています。「海外安全情報」によると、バリ島の危険レベルは「レベル1:十分注意してください」です。バリ島は観光業のためにテロ対策などに力を入れており、この数字になっているようです。渡航の際には、外務省のホームページなどで最新情報を確認するようにしましょう。

旅行者が注意したい一般的な対策は?

バリ島に限らず、海外旅行でトラブルに巻き込まれないようにする対策として、極端に人の少ないところや人の目の届かない場所に行かないこと、暗くなってきたらホテルなど宿泊している場所に帰ること、などが挙げられます。普段賑わっている場所でも、暗くなると人が少なくなる場合もあるので注意が必要です。

バリ島の治安情報1:クタ・レギャン地域

クタはバリ島の南部に位置するエリア。バリ島最大級の繁華街やビーチがあるリゾートエリアで、バリ島に来た旅行客が必ずといっていいほど訪れる観光スポットです。レギャンはクタの西隣のエリアで、レストランやお土産屋さんがあるほか、クタやスミニャックに行くアクセス地点としても知られます。

危険性・テロの可能性・事件の事例

クタ・レギャンエリアは、バリ島の中でも一番といっていいほど人口密度の高い繁華街です。人の多い場所で起こるような犯罪に気をつけましょう。すれ違いざまのスリや、巧みな日本語を使ったドラッグの話などの犯罪を回避するために、深夜営業しているバーやレストランに行く際は注意が必要です。

治安の良い場所・悪い場所

昼間のホテルやレストラン、大型ショッピングモールなどは、人の多いクタ・レギャンエリアでも安全な場所といえるでしょう。しかし、深夜に営業しているバーやレストランに一人で行くのはお勧めできません。人込みだからこそ発生するような犯罪に、巻き込まれる恐れがあるからです。深夜帯の呼びかけ、声掛けには十分注意しましょう。

バリ島の治安情報2:ウブド地域

ウブドは「ライステラス」と呼ばれる棚田が有名なエリアです。ガムラン音楽やバリ舞踊などが盛んな芸術スポットでもあり、芸術の村としても知られます。観光街と違い、緑が多く閑静で自然豊かな場所です。バリ舞踊を見るならウブド王宮へ足を運ぶのがおすすめ。

危険性・テロの可能性・事件の事例

ウブドエリアは、女性が一人旅をしていることもあるほど、バリ島の中でもかなり治安がよい地区に分類されます。しかし、だからといって過信してはいけません。海外旅行の最中だという自覚を持ち、夜の一人歩きは自重して送迎付きのツアーに参加するなど、しっかりと自分の身を守るように努めましょう。また、自然豊かだからこそ、野犬などに対する注意が必要です。

治安の良い場所・悪い場所

ウブドエリアでは、ショップが密集しているショッピングエリアに気をつけましょう。スリやひったくりなど、すれ違いの犯罪が起こっているからです。また、夜道や人気の少ない人通りのあまりない道を通るのもおすすめしません。ウブド寺院やモンキーフォレストでは、比較的そのような犯罪が少ないようです。

バリ島の治安情報3:スミニャック地域

空港から車で30分で行けるスミニャックエリアは、バリ島の流行の中心として有名な場所。また、世界各国さまざまな料理が食べられる、レストランが集まっている地域としても有名です。スーパーやカフェ、ブティックなどもあるので、散歩をしつつ観光をするには最適。サンセットが鑑賞できるバーが多い場所としても有名です。

危険性・テロの可能性・事件の事例

スミニャックは、ショッピングやグルメなどを楽しむことができるので、女性に人気のある観光エリアです。日中は人通りが多くとても安全な場所ですが、日が落ちると一気に人の姿がまばらになります。夜の一人歩きは避けるようにしましょう。また、荷物の置き引きやひったくりなどが報告されているので、手荷物には常に注意を払うことが必要です。

治安の良い場所・悪い場所

基本的に、日中のスミニャックは治安のよい場所といえるでしょう。しかし、人通りの少ない裏道や細道など人の目の届かないような場所には、なるべく行かないようにするのが大切です。日が落ちると日中は賑わっていた場所も一気に閑散とするので、暗くなる前に宿泊している施設などに帰ることをおすすめします。

バリ島の治安情報4:ヌサドゥア地域

ヌサドゥアは、インドネシア政府によって開発されたエリアです。地域に入るためにセキュリティチェックを受ける必要があるなど、治安に対して非常に敏感な警備が為されていることで有名。ヌサドゥアには大型ホテルやデパートなどが立ち並び、エリアの前の海は穏やかで海水も比較的きれいです。

危険性・テロの可能性・事件の事例

ヌサドゥアの中に入るのにセキュリティチェックがあるぐらいですから、テロの可能性は他の地域と比べて低いと言えるでしょう。地域内の雰囲気はゆったりとしていて、リラックスできる環境です。バリ島の中でも治安がよい場所といって間違いありません。しかし、荷物の置き引きなどはあるようなので、スーツケースや手荷物は常に手から離さないようにしておきましょう。

治安の良い場所・悪い場所

ヌサドゥア内のホテルは、外部がゲートと堀で区切られているのでとても安全です。さすがインドネシア政府によって開発された地域と言えるでしょう。ホテル内にいるときは比較的、安心して過ごすことができます。しかしホテルの外に出たときは、置き引きなどに対して注意しましょう。

バリ島の治安情報5:ジンバラン地域

ングラライ国際空港から車で30分ほど行ったところにあるジンバランは、高級感あふれるホテルやヴィラなどがあるリゾートエリアで、夕日やシーフードなどで知られている場所です。サマスタと呼ばれる大型ショッピングモールも観光客に人気。レストランが少ない地域なので、この中の飲食店は貴重な存在です。

危険性・テロの可能性・事件の事例

バリ島で一番治安がよいと言われているのがウブドとヌサドゥアですが、ジンバランはこの二つに次いで治安のよい場所といわれます。しかし、ジンバランにはビーチがあるので、物売りやスリ・ナンパなどに注意が必要です。事前に情報収集をし、旅行の際の参考にしてください。

治安の良い場所・悪い場所

ジンバラン地区のホテルに入るには、セキュリティ―ゲートを通らなければいけないので、ホテル内やホテルの近くの道路などは安全な地帯と言っていいでしょう。逆に、ホテルの敷地外の場所や、ホテルから少し離れた一般道路などを歩く際には注意してください。夜暗くなってからはあまり近づかないようにした方が無難です。

バリ島の治安情報(まとめ)旅行する場合は外務省の海外安全情報を要チェック!

ここまで地域ごとに分けてバリ島の治安情報を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。バリ島は観光地として治安を維持するため、セキュリティーを年々強化していますが、絶対に安全とは言えません。バリ島に旅行する際には、外務省の外務省海外安全ホームページを確認するように心がけましょう。

外務省 海外安全ホームページ
海外に渡航・滞在される方々が自分自身で安全を確保していただくための参考情報を公開しております。
huragu05
ライター

huragu05

関東圏を中心に活動しています。よろしくお願いします。

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