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マラッカを楽しむ為の観光情報をご紹介!人気観光地の見どころは?

マラッカを楽しむ為の観光情報をご紹介!人気観光地の見どころは?

マラッカの観光情報や見どころをご存じですか。東洋と西洋の文化が融合したマレーシアの古都マラッカは、異国情緒漂う街として多くの観光客を魅了します。世界遺産に登録されており、フォトジェニックな名所もたくさんあります。この記事では、おすすめの観光情報をご紹介します。

目次 [表示]

マレーシアの世界遺産都市「マラッカ」の観光情報をご紹介!

マラッカの魅力とは?

Photo bysharonang

マレーシアを訪れるなら、絶対外せないのが、世界遺産都市「マラッカ」。独自の文化とヨーロッパの影響を受けた建物が混在しており、写真映えする観光名所が多くある、見どころいっぱいの観光地です。歴史的な街並ゆえ、2008年に街全体が世界遺産として登録されました。それ以来、マレーシアの観光名所の1つとして人気再燃中です。マレーシアでは、首都クアラルンプールと並ぶほどに人気の観光地で、数多くの観光客でにぎわっています。

マラッカへのアクセス

Photo by M.Murakami

マラッカには、日本からの飛行機が直接離発着する空港がなく、最寄りの空港はマレーシアの首都クアラルンプールです。マラッカへは、クアランループから電車やタクシーでも行けますが、基本的にはバスの利用が安くておすすめです。クアラルンプールからマラッカへは、バスで約2時間でアクセスできるので、日帰りや1泊2日の旅にもぴったりの観光地といえますね。

マラッカの観光情報①おすす観光スポットは?

観光スポットをエリア別にご紹介

Photo by INABA Tomoaki

マレーシアの世界遺産都市マラッカは、見どころの観光名所が街の中心部に集まっています。特に、マラッカ川を挟んで東側のオランダ広場周辺エリアと西側のチャイナタウン周辺エリアに数多くの名所があります。ここでは、各エリアごとにそれぞれの人気の観光地や名所、見どころをご紹介しましょう。

おすすめの観光スポット情報【6選】(オランダ広場周辺)

オランダ広場

「オランダ広場」は、18世紀に建設されたキリスト教会を中心に見どころが集まる名所。マラッカの観光の拠点ともいえるスポットです。噴水を中心に、教会などのレンガ色の建物が周囲をとりまき、時計台など人気の観光名所が立ち並びます。また、オランダ広場には二人乗りの人力車「トライショー」がたくさん集まっていて、派手にデコレーションされた人力車が多く、見どころの一つともいえるでしょう。

セントポール教会跡

オランダ広場の脇を登った場所にある小高い丘は、セントポールの丘といわれ、マラッカの街をのぞむ絶好の場所です。その丘の上に建っているのが、ポルトガル軍によって建てられた「セントポール教会跡」。ザビエルの遺体が一時保管されていたといわれており、右手のないフランシスコザビエルの像が建っています。建物自体は損壊してしまい、現在は外壁を見学する形ですが、石造りの壁はいまも歴史を感じさせてくれます。

セント・フランシス ・ザビエル教会

「セントフランシスザビエル教会」は、左右の塔とクリーム色の外観が印象的な教会で、オランダ広場より少し上った場所にあります。ザビエルの功績を讃えるために1849年に建てられました。教会内部は、色鮮やかなステンドグラスが埋め込まれ華麗でありながら、厳かな雰囲気を醸し出しています。また、教会の敷地内には、鹿児島出身でザビエルに日本行を決心させたといわれているヤジローの像が建っています。

サンチャゴ砦

「サンチャゴ砦」も、マラッカで人気の観光名所のひとつ。1511年にポルトガル軍がオランダからの攻撃を防ぐために建てた砦です。昔は高い塀で包囲されていましたが、いまは塀が無くなり石造りの門と大砲が残っています。世界遺産都市マラッカの観光地の中でも、一番歴史を感じることができる名所といえるでしょう。

マラッカタワー

Photo by Travel-Picture

「マラッカタワー」は、地上80mの高さからマラッカの街を一望できるタワーで、 前面ガラス張りのドーナッツ型の展望台が、ゆっくりと360度回転しながら、15分かけて頂上まで登ります。世界遺産都市マラッカの街並みを一望でき、タイミングが良ければ、海峡に沈む夕日を目にすることもできる絶景スポット。さらに夜になるとマラッカの美しい夜景が目の前に広がります。

マラッカ海洋博物館

Photo by Travel-Picture

「マラッカ海洋博物館」は、マラッカ川のほとりにある、実物大の帆船の形をした博物館です。マラッカの財宝を積み母国へ帰る途中に、マラッカ海峡に消えたポルトガル船「フロールデラマール丸」を復元したもので、現在は博物館になっています。中国とインドの両方面から貿易風が吹いてくる特異な土地だったマラッカは、海外との交易を通して発展してきました。その歴史が実物の展示で表されています。

おすすめの観光スポット情報【4選】(チャイナタウン周辺)

ジョンカーストリート

オランダ広場のヨーロッパ的な雰囲気と対照的なのがチャイナタウンです。「ジョンカーストリート」は、オランダ広場から、川に架かる橋を渡ってすぐの場所にある賑やかな通り。1階が商店、2階が住まいになっているショップハウスと言われる建物が続き、レストラン、やカフェ、アンティークショップなどが入っています。昼間は、のんびりとした雰囲気の観光地ですが、週末の夜には賑いを増し、屋台と観光客で活気を見せます。

青雲亭(チェンフーンテン寺院)

ジョンカーストリートと並ぶハーモニーストリートにあるのが「青雲亭寺院」。マレーシアに現存する最古の中国寺院で人気の観光地ですが、地元の人々もたくさんお参りに訪れます。周囲には中国寺院やが他にもありますが、ひときわ大きく、豪華な造りが目を引きますね。本堂の内部は漆塗りになっており、華やかな中にも重厚さが漂います。本尊の内部に施されている彫刻が見事で、見どころの一つといえるでしょう。

ババニョニャヘリテージ博物館 

「ババニョニャヘリテージ博物館」は、1896年に建てられた中国文化とマレーシア文化の融合が面白い博物館です。ババニョニャとは別名プラナカンともいい、マレーシアに移り住んだ華人の男性と地元のマレー系女性が結婚して生まれた子孫のこと。ババは男性、ニョニャは女性を指します。当時の生活様式を感じられる家具や、日用品、婚礼衣装などが展示されていて、独自の生活文化を知ることができますよ。

カンポンクリンモスク

「カンポンクリンモスク」は、1868年に建てられたヒンズー教の影響を強く受けるモスクです。ハーモニーストリートと呼ばれる、イスラム教、ヒンドゥー教、仏教、道教などの異なる宗教の寺院が建ち並ぶ通りの中央にあります。 ピラミッドスタイルの屋根が特徴的な、ちょっと変わったデザインのモスクは、遠くからでも目立つ美しい白亜の尖塔が、最大の見どころといえるでしょう。

マラッカの観光情報②アートやグルメを楽しむ

マラッカ川沿いのアートとライトアップ

マラッカ川の両岸の街並みと点在する史跡は美しく、川の両岸の建物に描かれたいろいろなアートが川沿いを散策する人の目を楽しませてくれます。その街並みを眺めることができる「マラッカリバークルージング」も人気。リバークルーズに乗れば、両岸に描かれたアートだけでなく、川に架けられた橋のいろいろなデザインを楽しむことができます。さらに夜はライトアップされ、幻想的な光景が広がります。

街中にもウォールアートがたくさん

Photo by Travel-Picture

川沿いの他に、街中にも少し裏路地に入るとウォールアートがたくさんあります。まるで絵本の中のような、パステルカラーの建物が多く、カラフルで楽しい街並みが魅力。世界遺産に登録されている観光地マラッカですから、歴史的建造物の見どころ満載ですが、街にウォールアートが増え続けており、ウォールアートを探しながら散歩してみることも楽しみの一つになっています。

マラッカのグルメ情報

マラッカでは、中華料理とマレー料理が融合した家庭料理「ババニョニャ料理」を中心に色々な料理が楽しめます。バナナリーフカレー、サテーチュルップ、クリスタン料理など、グルメ目的での滞在も可能になるほど、種類豊富なのが魅力。歴史的な街並みが評価された世界遺産都市マラッカですが、おしゃれなカフェも多く、グルメも楽しめるのが見どころの一つです。

マラッカの観光情報③マラッカ海峡の夕日と水上モスクで極上の一時を

マラッカ海峡とは?

現在も西洋と東洋を結ぶ航路として重要な役割を果たしてるマラッカ海峡は、500年以上も昔から文化の交流がありました。大航海時代、マラッカ海峡は季節風を利用した貿易船で賑わい、シルクロードに匹敵する海上のルートとして繁栄を極めたのです。そんなマラッカ海峡に面する古都マラッカは、歴史あるマラッカ海峡の中継都市として海峡と共に歩んできました。

「世界三大夕日」と評されるマラッカ海峡の夕日

マラッカ海峡に沈む夕日の美しさは、「世界三大夕日」に讃えられるほどの見どころです。特に、白亜の水上モスクが茜色に染められていく様子は絶景。夜になるとモスクがライトアップされ、息をのむほどの美しさを奏でます。なお、マラッカ海峡を見渡せる丘として人気のセントポールの丘ですが、夕日の時間には絶景を待ち構える人々で賑わいを見せます。

水上モスクへの行き方は?

フリー写真素材ぱくたそ

マラッカ海峡モスクは、マラッカの中心部からは少し離れた場所にあります。徒歩でも1時間ほどで行けますが、タクシーや配車アプリGrabを使って行くのがおすすめです。夕日が一番の見どころですが、サンセット前に到着してモスク内を見学するのもおすすめ。なお、モスク内では露出は禁止ですが、衣装の無料貸し出しがあり、たくさんの種類から好きなもの選ぶことができます。

マラッカの観光情報④マラッカでおすすめのお土産

プラナカン食器

マラッカでお土産として人気なのが、プラナカン食器です。マラッカ独自のプラナカン文化の歴史の中で生まれた食器は、型とデザインは中国式ですが、パステルカラーの色使いが特徴的です。ピンク・イエロー・グリーンを中心にパステル調のかわいいカラーで、花や女性の象徴である鳳凰などのモチーフが目を引きますね。

プラナカンビーズサンダル

プラナカン文化が生み出したビーズサンダルもお土産として人気があります。一つ一つのビーズを手で縫い付けていく、とても手の込んだ伝統工芸品で、金魚や鳥、色とりどりの花などがモチーフ。ビーズが小さいほど高価になります。アンティークのものはとても高いですが、お手頃のものだと数千円程度から購入することができます。

プラナカンタイル

プラナカン文化においては、現世の住まいだけでなく、お墓まで美しいタイルで飾っていたといわれています。それらを再現したプラナカンタイルもマラッカのお土産におすすめです。小さめでマグネットになったタイプのものもあり、パステル調の色使いがプラナカンならではでお土産にぴったりでしょう。

グラ・マラッカ

グラマラッカは、ココナッツの樹液を原料とした黒砂糖。マラッカ料理やお菓子には欠かせない調味料で、かき氷やスイーツにも、このグラマラッカをかけて食べます。お土産用には、竹の形をした固形のタイプがおすすめです。これは、お料理が好きな方へのお土産にぴったり。竹の中で液体を固まらせたもので、ユニークな形をしています。

マラッカのお菓子

マラッカらしいお菓子のお土産もとても人気があります。ビスケット系のお菓子や、パイナップルジャムを挟んだパイ生地の焼き菓子、マレーシアの伝統菓子ドドルなどがおすすめです。マラッカ名物のグラマラッカを使用したキャンディーやクッキーなども人気のお土産。ジョンカーストリートの夜市やお菓子の屋台、スーパーなどでも購入することができます。

マラッカの観光情報④日中とは違う雰囲気を見せる夜のマラッカ

ライトアップされたレトロな街並み

Photo by INABA Tomoaki

昼と夜では違う顔を見せるマラッカ。日帰りツアーを利用する観光客が多いため、夜は日中の喧騒とは打って変わって静けさを見せ、世界遺産に登録された歴史的な街並みが、違った雰囲気を醸し出します。静かで美しくライトアップされた、レトロな街並みも見どころの一つでしょう。また、川沿いのロマンティックな雰囲気もおすすめです。日中は人であふれ返った人気の観光地も、夜は独り占めするかのように思う存分、記念写真が撮れます。

夜のトライショーはいっそう豪華に

マラッカのトライショーはマレーシアで1番派手。観光客にとても人気があります。トライショーは夜になるとライトアップされるため、電飾で目にもまぶしい状態になります。お気に入りのキャラクターのきらきらのトライショーにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。ちょっと恥ずかしいけれど面白い。マラッカならではの旅の1ページを作るのであれば、ぜひ乗車してみてください。

食べ歩きが楽しいジョンカーストリート・ナイトマーケット

ジョンカーストリートは、週末の夜になるとさらに賑わいを増します。通りが封鎖されて歩行者天国となり、いろいろな屋台が立ち並びます。ナイトマーケットでは、マラッカのいろいろな食べ物が、とてもお手頃な価格で購入できるので、出店に並んだおいしそうな食べ物を少しづつ食べ歩きするのもおすすめ。ナイトマーケットの時間は、18時から夜の12時までとなっています。

マラッカ観光に必要な時間や日数は?

観光の所要時間は丸1日~2日が目安

Photo by INABA Tomoaki

世界遺産都市マラッカは人気の名所が街の中心部に集まっています。有名な名所だけ回るのならば、丸1日~2日あれば十分でしょう。マレーシアの首都クアラルンプールからバスで2時間ほどで行けるので、日帰りや1泊2日のショートトリップにぴったりの観光地です。日程に余裕があるのなら、あまり予定を詰め込まずのんびりと巡ってみるのもおすすめです。また、歴史を感じながらのんびりと散策するのも楽しい街です。

まとめ

Photo by Travel-Picture

世界遺産にも登録されているマレーシアの古都マラッカ。その歴史ある街並みは、人気の名所が多く、散策しているだけで楽しめること間違いなしです。建築やアート、文化にも注目しながら観光地を巡ってみると、また違った側面が見えてくるのではないでしょうか。自分好みのテーマに合わせながら、ぜひ観光にグルメに思う存分満喫してください。

中野
ライター

中野

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