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クアラルンプールの旅行前に知っておきたい治安!気をつけるポイントは!?

クアラルンプールの旅行前に知っておきたい治安!気をつけるポイントは!?

LCCの流行に伴い、今や日本人に大人気の観光地となったマレーシア・クアラルンプール。しかし、気になるのはやはり治安ですね。旅行前に知っておきたい気をつけるべきポイントとは!?クアラルンプールの治安について解説していきます。

目次 [表示]

クアラルンプールの治安は!?

Photo byPexels

日本の各国際空港から直行便が多く出ていることから、今では人気観光地になったクアラルンプール。旅行の際に、やはり1番心配なのは治安ですね。日本人も多く訪れていますが、クアラルンプールの治安はいいのでしょうか。それとも悪いのか、旅行前に気になる治安について解説していきます。

治安はいい?悪い?

クアラルンプールの治安は、他の東南アジアの国々に比べれば「比較的にいい」と言えます。しかしながら、そこには日本の治安のよさとは、また違う部分があるのも事実です。例えば財布を落とした場合、日本では中の現金の有無は別にしろ、高確率で財布は届いていますね。しかし、クアラルンプールでは、このようにはいかないでしょう。

マレーシアの犯罪率

マレーシアの犯罪発生率は、日本と比べても非常に高く、人口10万人あたりの犯罪発生率は日本の約25倍です。日本よりもはるかに治安が悪いと言えますね。しかも、そのほとんどが首都であるクアラルンプールに集中しているため、クアラルンプール旅行の際は気をつけなければいけません。

クアラルンプールはどんな街!?

LCCの普及に伴い、クアラルンプールへ旅行する日本人の数は大幅に急増しました。クアラルンプール空港には、その他の東南アジアの国へ行くための乗り換え地として利用される方も非常に多いです。比較的に治安のいいところや、リタイアメントビザの取得のしやすさから、定年後の移住先としても注目を集めています。

マレーシアの首都

クアラルンプールとは、マレーシアの首都です。発展途上国から先進国の仲間入りを目指すマレーシアにおいて、首都のクアラルンプールは経済の中心であり、初めて訪れる方からすれば、予想外の発展ぶりに驚くかもしれませんね。しかし、街の中心地以外の場所はまだまだ整備が必要な場所が多く、雰囲気も決していいと言えないです。

マレーシアは多民族国家

マレーシアはマレー系・インド系・中華系・その他少数民族からなる、多民族国家です。クアラルンプールには、それぞれの民族の街があります。例えばチャイナタウンや、インド系民族のマーケットなどです。民族によって国民性などがさまざまなので、エリアによって治安も違います。

クアラルンプールのエリア別の治安比較

首都・クアラルンプールには発展している場所があったり、まだまだ開発途中の場所もあるなど、一概に街全体での治安のいい悪いは判断しにくいです。発展しているエリアと開発途中のエリアのそれぞれの治安面での違いについて解説していきます。滞在するホテルの場所選びの参考にしてみてくださいね。

首都・クアラルンプールの中心エリア

首都・クアラルンプールの中心エリアには高層ビルが建ち並びます。大型のショッピングモールや夜景スポットなどがあり、比較的に治安がいい場所です。道路も大きく、明るい場所も多いため夜でも安心して歩くことができます。綺麗なホテルも多くあるので、治安が心配な方は、このエリアでの滞在がおすすめです。

首都・クアラルンプールの開発途中のエリア

旅行者に人気のセントラルマーケットがあるエリアは、チャイナタウンがすぐ側にあり安宿も多くあるため、ホテル代を抑えたいバックパッカーには人気の滞在場所です。しかし、日中は問題ありませんが、夜は雰囲気がガラリと変わり、暗い道も多いので、女性のひとり歩きなどは気をつけたほうがいいでしょう。

クアラルンプール旅行で気をつけるべき危険ポイント

Photo bystevepb

クアラルンプールでの主な犯罪の種類は、軽犯罪です。殺人や強盗などの重犯罪の割合は、非常に低いですが、軽犯罪の確率でいうと日本よりも治安が格段に悪いと言えます。気をつけるべきポイントはスリ・置き引き・ひったくりでしょう。クアラルンプールの空港・ホテルなどでの、気をつけるポイントについて解説していきます。

クアラルンプールの治安:空港での危険なポイント

クアラルンプール国際空港が、マレーシアの中で1日に人が1番集まる場所と言えます。空港では犯罪に遭う確率も高いです。しかし、空港内は監視カメラの数も多いので、ここではあまり表立った犯罪に遭う確率は下がります。気をつけるべきポイントは、置き引きでしょう。ちょっと席を立つ時でも十分に気をつける必要があります。

クアラルンプールの治安:ホテルで危険なポイント①

ホテルで気をつけるポイントは、ホテルのランクにもよりますが、置き引きです。屋内では、スリやひったくりは基本的には起こりません。高級ホテルでは警備員の数や監視カメラも多く、また利用する客層も富裕層のため、置き引きなんか、わざわざしないです。なので格安ホテルなどに限定されますが、気をつけなければいけません。

クアラルンプールの治安:ホテルで危険なポイント②

ゲストハウスやホステルでの気をつけるべきポイントについて解説します。ホテルと比べても料金が安く綺麗なところも多いため、利用される方も多いでしょう。個室では部屋の施錠さえ行えば安心ですが、ドミトリーではそうはいきません。無くなったものは2度と返ってきませんので、所持品には十分に気をつける必要があります。

クアラルンプールの治安:夜の危険ポイント

夜の危険な場所は、街の中心ではなく電車の各駅です。ほとんどの旅行者が滞在中に電車を利用されると思います。電車の利用時には注意が必要です。電車内は明るく綺麗なので、そこまで危険はありません。しかし、各駅の改札を出てから大通りまでは暗い場所も多々あります。ひったくりやスリには十分気をつけましょう。

クアラルンプールの有名な詐欺手口

クアラルンプール内で、1番被害が多いのは人気スポットのペトロナス・ツインタワーです。夕方になれば、ライトアップを見ようと多くの旅行者が集まります。こういう場所には悪い人も集まって来ることが多いです。夜にライトアップが始まれば、視線はおのずと上に上がるので、普段気をつけていても隙が生まれます。十分に気をつけてくださいね。

日本人を狙った危険な手口

ペトロナス・ツインタワー前の広場では、日本人を狙った詐欺が多いです。その手口とは、はじめはカタコトの日本語で話しかけてきて、その後仲良くなり家に招待されるパターン。家に入ると色々もてなされ、最後に高額な請求をされるというものです。その他にも危険な目に遭うのはほぼ確実なので、「日本語で話しかけてくる人には注意が必要」と言えます。

日本人旅行者の危険な特徴

Photo bymackwo7

海外では日本人ならではの危険な特徴があります。日本ではいいけど、海外では危険なことも少なくないです。日夜問わず、旅行中は気をつけたいポイントについてご紹介していきます。クアラルンプール旅行の際に、1番気をつけるべきは軽犯罪です。軽犯罪に関しては防げるものもあるので、トラブルにあう確率は下げることができます。治安のいい悪いの判断は人それぞれかもしれませんね。

日本人の悪い特徴①

クアラルンプールの空港などの人が多い場所では、知らない人から荷物を預かってはいけません。「ちょっとトイレに行くだけだから」と言われても、絶対に拒否することをおすすめします。知らない間に麻薬の運び屋や仲介人になっている可能性があるからです。海外では雰囲気に流されずに、きちんと拒否する力も大切なので、気をつけましょう。

日本人の悪い特徴②

マレーシア人に突然日本語で話しかけられても、すぐに気を許さないようにしましょう。隙だらけになってしまいます。よく考えてみると、日本語で話しかけてくる現地人ほど怪しい人はいません。旅行慣れしている人は大丈夫ですが、初めての海外旅行で日本語で話しかけられると、つい安心してしまうことがあるので要注意ですね。

女性のひとり旅は危険!?

Photo by iyoupapa

クアラルンプールでの女性のひとり旅自体は、決して危険なものではありませんが、旅行の仕方によっては、危険なものになってしまうかもしれません。女性ならではの危険ポイントや女性が夜に出歩いても大丈夫かなどについて、解説していきます。

女性が気をつけるポイント①

夜に女性が出歩いても問題ないかについては、ひとりの場合は日付が変わるまでであれば比較的安全でしょう。2人以上であれば、初めての場所でない限り、多少遅い時間に出歩いても大通りであれば問題ないです。しかし、遅い時間での不要な外出は、やはり避けるべき。暗い道などは危険ですので絶対に避けましょう。

女性が気をつけるポイント②

女性が気をつけないといけない場所は、お酒の席です。知らない人からもらったお酒は呑まないことをおすすめします。青いお酒は特に注意が必要です。睡眠薬によっては、アルコールと混ざると、青く変色する特性などがあります。とても危険なので、現地人のみならずお酒の席で出会った人には、十分に気をつけましょう。

トラブルに遭わないための予防策

Photo byPDPics

いくつかの危険スポットや、治安情報をご紹介しました。トラブルを事前に回避するには、一体どのような予防策があるのでしょうか。各犯罪パターンにそって予防策をご紹介していきます。これさえ気をつければ、確実にトラブルに遭う確率を下げられること間違いなしでしょう。

スリの予防策

荷物のチャックは完璧に閉じ、服のポケットには何も入れないことです。携帯をどうしても入れたい場合は、入れてあるほうのポケットに手をずっとつっこんだままにすると、いいでしょう。スリが旅行者にとって、もっとも身近な危険なので、スリを防ぐことで格段にトラブル回避率が上がります。スリは防げるトラブルです。

ひったくりの予防策

ひったくりへの予防策は、肩から荷物をかける時や荷物を手で持つときは、道路側で持つのは避けましょう。カメラなどは肩にかけたり手で持つのは避け、きちんと首からかけることがおすすめです。このひと工夫でひったくりに遭う確率を格段に下げられます。ぜひ、実践してみてくださいね。

タクシーでのトラブル予防策

夜間のタクシー利用は、トラブルの原因の1つに非常になりやすいので、夜間の利用は避けるべきです。特に夜間にひとりで利用するのは危険ですので、どうしても利用したい際は、「アプリでタクシーを呼ぶこと」をおすすめします。通りのタクシーを利用するのは注意が必要です。メーターが正常に動いているか確認しましょう。

性犯罪の予防策

女性への性犯罪を防ぐ方法は、できるだけ露出は控えた服装を心がけるといいです。クアラルンプールは暑いので、ついつい着てしまいがちですが、ひとり旅の際は特に気をつけたほうがいいでしょう。そのような服装で、夜間にひとりで外出するのは非常に危険ですので、やめたほうがいいです。

まとめ

日本は世界でも有数の治安のいい国です。そのため日本人が海外旅行をされる際には、どうしても治安が気になりますが、日本より治安がいい国はほとんど存在しません。しかし、軽犯罪に関しては、遭う確率を下げることは確実に可能ですので、気をつけるべきポイントを抑えて、楽しいクアラルンプール旅行にしてください。旅行する前に「外務省海外安全ホームページ」をチェックすることを強くおすすめします。

外務省 海外安全ホームページ
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サエキ
ライター

サエキ

世界21ヶ国を旅した末に、現在カンボジアに住んでいます。でも結局ハワイが1番好きです。

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