シンガポールの空港で買えるSIMカードの使い勝手を比較してご紹介！

シンガポールで使えるSIMカードのうち、シンガポールの空港で買えるのは現地キャリア3社が提供している契約不要のプリペイド式SIMカードです。定番の旅行日数向けのプランは、3社ともほぼ同じですが、買い方・使い方をふくめ、どれがよいのでしょうか。

現地のSIMカードは、「スマホ代を抑えるためなら、英語の手続きやスマホの設定も苦にならない」という人におすすめです。シンガポールの通信会社のSIMの買い方は、現地購入か、日本で予約・現地受取の2択であり、初期設定も現地でします。

現地のSIMカードは、使用量が決まっている前払いであり、料金も割安ですので、ネット・SNSをたびたび使う場合とくにおすすめです。海外で注意すべきデータローミング（現地の通信会社のサービスを、契約せずに使うこと）による高額請求も防げます。

シンガポールのSIMカードは、「人数＋1」日以上滞在する場合、ほかの手段より安くておすすめです。SIMカードは「長い滞在ほど割安」「基本は1台用（テザリング可）」ですので、「人数以下」の日数なら、複数人で使える海外レンタルWiFiのほうが安く抑えられます。

シンガポールでSIMカードを使うために絶対欠かせない条件が、現地購入には3つ、他国（日本をふくむ）で複数国対応SIMを買う場合には5つあります。1つでも欠けると現地に着いてから困ってしまうので、しっかりと確認しご準備ください。

シンガポールで海外用SIMカードを使うには、スマホがSIMフリーでなければいけません。ドコモなどの大手通信会社と契約中のスマホは、他社の電波を使えないので、一時解除の手続きをしてSIMフリーの状態にしましょう。

シンガポールでスマホを使うには、スマホが、現地の通信会社が発信する周波数帯（B）に対応していることも必要です。日本で販売しているスマホは多くが対応していますが、例外もあるので説明書や契約会社・スマホメーカーの公式サイトの性能表でご確認ください。

シンガポールでは、SIMカードの同時利用は1人3枚までなので、保有する現地SIMカード（有効期間内）が2枚まででないと買えません。犯罪対策であり、全購入者を記録しているので、身分証の提示も必須（1か月以内の滞在はパスポート）です。

同行者の分を1人がまとめて買う場合は、個々のパスポートを用意しましょう。

複数国に対応したSIMカードを、シンガポール以外の国で買う場合、スマホの「SIMトレーのサイズ」と「国際ローミング対応可否」を確認しましょう。SIMカードのサイズは標準・マイクロ・ナノの3種であり、シンガポール国内で購入できるカードは、全種対応（3-in-1）です。