獅子の街シンガプーラの歴史
シンガポールは、14世紀まではテマセック(ジャワ語で「海の町」を意味する)という名の、海賊が住む漁村でした。マレー半島の海峡の入口という立地の良さから各国の船が寄港し、豊富な天然資源に恵まれ海の交易により栄えました。
シンガポールには、地理的な好条件だけではなくロマン溢れる古都伝説も残っています。王の住居とされた場所では、金の装飾品や墓所も見つかっています。
シンガポールのシンボルマーライオン
マーライオンは頭部が獅子で胴が魚であることが特徴です。国の守護神であるライオンと、海を表す言葉「マー」が合わさりマーライオンが誕生しました。
頭部は現在の国名「シンガポール」の由来となったかつての島名「シンガプーラ(ライオンの町)」を表しています。 胴の特徴である魚は、かつての漁村「テマセック(ジャワ語で海の町)」に由来し、海を表す魚のデザインになりました。
出典:photoAC