ランカウイのおすすめホテル10選！人気のホテルをエリアごとにご紹介！

ランカウイ島はマレーシア北西部のアンダマイ海にある島で、ドライブで一周しても2時間半程の小さな島です。標高881メートルのラマ山をはじめとした大自然にも恵まれ、開発の匂いがしない素朴なビーチがあり、のんびり余暇を過ごすには最適な観光地でしょう。さらに、島全体が免税なので酒類が安く、おいしいグルメにも恵まれた魅力的な島です。

ランカウイ島の玄関口は、ランカウイ国際空港です。残念ながら、日本からの直行便はありません。最も一般的な行き方はクアラルンプール経由、つまりマレーシア航空の利用です。安くランカウイ島へ行く方法はLCCで、おすすめはシンガポールのLCC、スクートでしょう。札幌、東京、大阪からシンガポールまで行き、乗り継ぎ便でランカウイ島へ移動できます。

ランカウイ島は、博物館や美術館といった文化施設はありません。ビーチでのんびりするか、トレッキングを楽むかのほぼ二択。ランカウイ島独特の地球科学的多様性を評価されたジオフォレストパークが多数あり、アクティビティが充実しています。夜は屋台へ繰り出して、マレーシアのB級グルメを楽しみましょう。メニューが豊富で値段も安く、日本人の口にも合います。

ランカウイ島は滞在型リゾート地ですので、ホテル選びは極めて重要です。ランカウイ島は欧米人の長期滞在の旅行客が多く、ホテルの建築ラッシュ中です。人気の高級ホテルはすぐに予約で埋まりますので、予定が決まり次第、早めに連絡しましょう。ランカウイ島のリゾートホテルエリアは、大きく分けて5つです。それぞれのエリアにおいて、特徴がありますのでエリアごとに紹介します。

パンタイチェナン地区は、ランカウイ島随一の繁華街エリアです。ランカウイ島のビーチはホテル所有のビーチが多いのに対し、パンタイチェナン地区はチェナンビーチというパブリック・ビーチがありますので、たくさんの外国人観光客で賑わっています。メインストリートはレストラン、カフェ、土産もの屋が充実しており、非常に便利で人気がある地区となっています。

バンタイ・テンガビーチから、300メートル先にあるリゾートホテルです。ランカウイ国際空港からタクシーで20分。繁華街からも近く、散歩や遠出にも便利なロケーションにあるのが特徴です。高級リゾートとは違い、変に気を遣う必要もなく、家族連れに人気があります。屋外プール、フィットネスといった施設も充実していて、楽しい時間が過ごせるでしょう。

ランカウイ島の繁華街とされるパンタンチェナン地区に建つ、ブディックリゾートホテルです。大型リゾートが乱立しているなか、カーサ・デル・マール・ランカウイが支持されているのは『アットホーム』であるため。スタッフのホスピタリティは、宿泊客から高い評価を受けています。繁華街や空港からも近く、移動するにも便利なので、家族連れにおすすめです。

クア・タウンは繁華街として知られていますが、元々は行政機関が集まっている街です。大きく観光地化していませんので、マレーシアらしさが溢れている町といえるでしょう。クア・シティの象徴といえば、イーグル・スクエアで、大きい鷲の像は観光客の人気スポット。記念撮影するには、最適な場所です。高級店から庶民的な店まで充実しており、観光客には便利な街でしょう。

セントレジス・ランカウイは、2016年に開店した新しい高級ホテル。ランカウイ島の南端の入江にあります。プライベートビーチはもちろん、フィットネスセンター、アンダマン海を一望する屋外プール、5件の飲食店を揃え、宿泊客をもてなしてくれます。すべての部屋が広々としたリビング、大理石の浴室と豪華な内装。新しい綺麗な空間で、贅沢な気分にさせてくれる人気ホテルです。

ザ・ウェスティン・ランカウイ・リゾート・スパは、1995年に開業しました。ランカウイ島においては、老舗のリゾートホテルです。リゾートホテルは街から離れていることが多いのですが、ここは街から近いので、好立地で便利なホテルといえます。西洋風の穏やかな色調の内装が特徴で、カジュアルなレストラン、遊戯施設も充実し、多くの宿泊客に支持されています。

パンタイコック地区はランカウイ島の西部に位置しており、山頂の展望台へ行けるケーブルカーの発着エリアとして有名です。主な観光スポットはテラガ・ハーバーパークとオリエンタル・ビレッジ。いずれも商業施設があり、ちょっとした休憩には便利です。オリエンタル・ビレッジはケーブルカーのふもとの町。ケーブルカーは観光客で込み合いますので、待ち時間に立ち寄りましょう。

ペルジャヤ・ランカウイ・リゾートは、ジャングルの端にある高級リゾートホテルです。専用バルコニーがあるマレー風の伝統的建築の水上ヴィラが特徴で、とても人気があります。水上ヴィラは木材で内装が施されており、熱帯雨林に囲まれたユニット、水上に浮かぶユニットがあるのがユニークな造り。有名なセブンウェルズの滝まで約2キロと、遠出の観光に便利な位置にあります。

世界的に有名なリッツ・カールトンが運営するリゾートホテルです。2017年10月にオープンした、この新しいリゾートホテルは、ランカウイの森林と海に囲まれたモダンなスタイルのヴィラが特徴です。プライベートビーチはもちろんですが、スパに力を入れており、ランカウイ島で唯一の海上スパは新しい試み。女性にとても人気があります。女性同士の旅におすすめのホテルです。

タンジュンルー地区は、まさにリゾートホテルのための地区といっていい場所でしょう。とにかく人が少ないので、時間がゆったりと流れる情景は、まさにリゾート地ならでは。ホテルは、ほとんどが高級で豪華なサービスを提供しており、訪れる宿泊客に人気があります。白砂のきれいなビーチに夕焼けのサンセットと、神秘的な風景を見られる最高の場所といえるでしょう。

2005年に開業した、まだまだ新しい高級リゾートホテル。緑豊かな森と、約1.6キロのプライベートビーチを備えています。部屋はビーチヴィラがおすすめで、220平方メートルの広さがあり、目の前は海。浴室が豪華で高級感が溢れています。また、マングローブめぐりのレクリエーションやアクティビティ、3つの豪華なレストランと施設内が充実しているので、宿泊客を退屈させません。

タンジュンルー・リゾートは、ランカウイ島北部のタンジュンルー・ビーチに位置する、豪華なリゾートホテル。全長2.6キロのプライベートビーチを備え、のんびり滞在できます。ランカウイ島のホテルでは、めずらしくオールインクルーシブのプランを採用しており、好きな時に好きなだけ豪華な食事を楽しめます。ウッドフロアの落ち着いた部屋は、宿泊客の心を癒してくれるでしょう。

ダタイベイ地区はリゾートホテルエリアですが、見渡す限りジャングルが続くのが特徴。野生動物が生息しており、自分が自然の中にいることを実感できます。リゾートホテルは高級ホテルのみ。便利なサービスが多く、豪華な内装で贅沢な雰囲気が味わえます。現地の人がいない地域ですので、日常の喧騒から離れられ、のんびり過ごしたい人には、おすすめのエリアです。

ザ・ダタイ・ランカウイは、2018年9月に開店された新しい高級リゾートホテルです。石垣と自然の木を活かした建物は、うっそうとしたジャングルに見事に調和しています。部屋は本館とヴィラの2タイプ。部屋のインテリアは、木目調をベースに落ち着いた雰囲気でのんびりくつろげます。ホテル所有のゴルフコースがあり、リゾートゴルフを楽しみたい人にとても人気があります。

マレーシアの雰囲気があふれる高級リゾートホテルです。木材をふんだんに使った開放的な部屋は、暖かい雰囲気に包まれ、ゆったりと過ごすにふさわしい空間でしょう。レストランでは日本食やBBQができるなど、カジュアルな雰囲気もあり、観光客からは敷居が高すぎないと好評です。新しいスパやアクティビティも充実しており、退屈しないサービスも魅力となっています。

ランカウイ島のリゾートホテルの過ごし方は、『何もしない時間を優雅に過ごすこと』。日常のストレス社会から解放され、何もしない時間を贅沢に楽しみましょう。タンジュルー地区やダタイベイ地区のリゾートホテルの周りは、ジャングルですので不便そうに見えますが、滞在型の新しい宿泊設備が充実しているので、困ることはないでしょう。

何もしない時間を贅沢に過ごすといっても、ランカウイ島に来たからには、アクティビティを楽しみたいですよね。そこで、ホテル施設にある代表的なレクリエーションを、ご紹介します。

ランカウイ島といえばマングローブが有名です。マングローブはジャングル内にあるため、徒歩では近づけません。そこで活躍するのが、カヤックです。ツアーに参加すれば、マングローブの特異な生態を間近で楽しめます。ランカウイ島は初めて東南アジアで、ジオパークに認定された自然の宝庫でもありますので、自然を体感できる、おすすめレクリエーションでしょう。

リゾートホテルの目の前は海。キレイな海があるなら、ダイビングを楽しみましょう。有料のアクティビティではありますが、値段は日本の半額の250MYR程度から体験が可能です。さすが、物価の安いマレーシアですね。手軽な料金で、好きなだけダイビングやシュノーケリングを楽しめます。しかも、マレー系のインストラクターは、なかなかの癒し系と評判です。

ランカウイ島のリゾートホテルを10選ご紹介しました。ランカウイ島は他の観光地とくらべると、まだまだ自然が残っている観光地化していない島。のんびり過ごしたい人には、おすすめのスポットです。ランカウイ島のリゾートホテルと航空券がセットになったプランがたくさんありますので、ホテルやビーチ、散策を楽しむために、ランカウイ島を訪れてみましょう。