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済州島で栽培されているおいしいみかんの品種は?おいしいブランドをご紹介!

済州島で栽培されているおいしいみかんの品種は?おいしいブランドをご紹介!

日本から一番近い海外リゾートの済州島はみかんの栽培地としても有名です。済州島で栽培されているみかんは品種によって味に違いがあり、みかん狩りを楽しむこともできます。ジュースでもおいしい済州島のみかんの品種をご紹介していきます。

目次 [表示]

みかん品種が多い済州島とは?

Photo byHans

冬のポピュラーなフルーツのみかんは、韓国済州島の特産品です。済州島は朝鮮半島南東韓国最南端に位置している火山島。韓国最大面積の島で付属島嶼と併せて、韓国の済州特別自治道を構成。島の人口は約66万人で日本の東京都足立区とほぼ同じで、多くの人が暮らす自然豊かな島になります。

韓国のリゾート地

Photo bypixel2013

済州島の周辺には、暖流の対馬海流が流れているため温暖です。大陸性気候によって厳しい寒さの韓国では、最も温暖な気候で、北側は日本の東京ほどの気温、南部は高知県や宮崎県ほどと暖かい。済州島は、日本から最も近いリゾート地として人気が高く、ビーチやみかん狩りなど季節によって違いのあるアクティビティが楽しめます。

韓国みかん発祥の地

Photo byHans

温暖な気候の済州島は、韓国みかん栽培発祥の地です。甘酸っぱい冬の味覚みかんは、韓国でも栽培されており、全体の99%が済州島産。みかんは温暖な気候での栽培が向いており、温暖な気候の済州島で栽培されている種類は500種類余りと多い。済州島は世界でもトップクラスの生産地で、シーズンにはみかん狩りを楽しめる場所もあります。

済州島のみかん品種の楽しみ方

Photo by_Alicja_

500種類余りのみかんが栽培されている、韓国最大のみかんの生産地済州島。栽培されるみかんは、秋の温州みかんと冬の満州みかんに区別されています。済州島で多く栽培されているのが、日本でも親しまれている温州みかん。済州島で収穫されるみかんの楽しみ方を見ていきましょう。

ジュースが人気

済州島特産のみかんは、そのまま食べてもおいしいですが、現地では加工したジュースも人気です。ジュースはフレッシュな果汁を贅沢に使用しており、みかんの果汁をそのまま飲んだような味わい。ジュースは街中の屋台や市場などカジュアルな場所で販売されています。済州島のみかんがジュースで気軽に味わえるため、街歩きにもおすすめ。

みかん狩りもできる

済州島の楽しみの1つが、みかんを自分の手で狩り取る、みかん狩りです。名産地の済州島内には、みかん狩り農園が多くあり、特産品のみかんを自らの手で狩り取ることが可能。日本のみかん狩りとの違いは、ほとんどありません。その場でおいしいみかんを食べることができて、持ち帰りできる場所も多くあり、小さな子供からお年寄りまで世代を問わずに楽しめます。

済州島のみかん品種

Photo byuroburos

韓国トップのみかんの産地済州島は、みかんの品種が豊富なことで有名です。日本と同じ品種もあれば、韓国で独自の変化を遂げた品種もあります。済州島で栽培されている、おいしいみかんの違いとともに品種を見ていきましょう。

早生みかん

済州島でオーソドックスな品種が、早生や極早生、早晩生です。これらの品種は島で栽培されている大部分になり、日本でも馴染み深いおいしいみかん。収穫されるタイミングによって名前が異なり、品種としては甘みと酸味のバランスが絶妙。収穫が早い時期は酸味が強く、遅いほど甘みが強い品種でジュースのような果汁が楽しめます。

プッキュル

プッキュルは、済州島の固有種で今まで地元の人だけが味わえた品種です。2016年からは一般販売がスタートしており、「韓国のライム」という異名を持ち愛されている品種。これは路地みかんで、オレンジに熟す前に収穫された品種になります。普通のみかんとは違い、ジャムなど加工品に使用されることが多く栄養も豊富。

ハンラボン

ハンラボンは、済州島のみかんで糖度が高い品種です。こちらは元々日本の不知火という品種から作られた品種で、果汁がジュースのように豊富。甘みとバランスが絶妙な割合になっており、甘酸っぱくいくらでも食べられるおいしい品種になります。1つが約300グラムとずっしりしており、皮は肉厚でも剥きやすいのも特徴。

チョンギョン

チョンギョンは、愛媛県の宮川早生とプロビタオレンジをかけ合せた品種。温室で主に栽培されており、例年2月~4月頃に収穫になります。オレンジより皮が厚い品種ながら、薄皮は薄く身も柔らかい。他とは違い、香りが強いのが特徴で、やや酸味が強く果汁もジュースのように豊富です。

済州島のブランドみかん品種

Photo byHans

済州島で栽培されている品種で、特においしいと言われる品種は、ブランド化されていることが多いです。済州島で栽培されているブランド品種は、特徴的な部分も多く栄養も豊富。済州島ブランドのみかんと他の品種との違いも併せて見ていきましょう。

チョネヒャン

チョネヒャンは、清見とマコトをかけ合せた特殊なみかんです。チョネヒャンという名前は、空から降ってきた香りという意味。通常の品種と比較すると酸味が少なく、スイーツのような優しい甘みと味わいが感じられます。果肉は柔らかくジューシーで、ビタミンCなど栄養も豊富、表皮はツルっと綺麗なため贈答用としても人気。

Jレッドヒャン

Jレッドヒャンは、ハンラボンと温州みかんのソジヒャンをかけ合せたブランドです。別名カムピョンとも言われる品種で、皮の表面がでこぼことしているのも見た目で分かる特徴。皮は名前の通り赤に近い、濃いオレンジで、糖度が高く酸味が控えめで食べやすい味わいになっています。果肉はしっかりと詰まって、果汁も豊富で食べごたえも十分。

チンジヒャン

チンジヒャンは、清見と興進早生をかけ合せたブランドです。バランスのいいサイズ感と綺麗なフォルムで、皮が薄いのが特徴。皮は剥きやすく薄皮は柔らかい食感で、果肉も柔らかく果汁もジュワっと溢れるジューシーな味わいが他との違い。見た目はみかんというより、オレンジに近く韓国ではオレンジとも言われています。

黄金香

黄金香は、ハンラボンとチョネヒャンをかけ合せたブランドです。とある有名な女優の唇のような魅力的な見た目が由来となっており、名前の通り実は鮮やかなオレンジ色。特徴的な香りを持つこちらは、果汁がたっぷりと含まれて、酸味はかなり控えめ。皮が剥きにくいという難点はあるが、韓国でも最高のブランドみかんとして人気があります。

済州島のみかん品種の持ち帰り方

Photo by kaidouminato

温暖な気候でおいしいみかんが育つ済州島は、みかん狩りを実施している農園が多いです。みかん狩りを実施居ている農園の多くは、狩り取ったみかんをその場で食べるだけでなく、持ち帰りが可能な施設も多い。日本にお土産として、持ち帰りたいと思う方も多いですが、植物の持ち帰りは注意が必要。済州島みかんの持ち帰り方を見ていきましょう。

検疫

済州島から、みかんを持ち帰りするには、空港で検疫手続きが必要です。従来規制は、それほど厳しくなかったのですが、植物防疫法によって輸出国政府機関の検査証明書がなければ、日本への持ち帰りができません。済州国際空港では、航空会社のカウンターでチェックインする前に、検疫室へ向かうことが必要。検疫は所要時間20分ほどで終了となります。

検疫証明書を貰い手続き

空港施設内にある検疫室へ向かい、検疫を受けて無事クリアすれば持ち帰りが可能となります。検疫を終えると検疫証明書という書類が貰えるため、その書類を持ってからチェックイン手続きへ向かう流れです。基本はこれだけ手続きをすれば、誰でも簡単に持ち帰りが可能。検査証明がない場合は廃棄処分にされるほか、検査を受けなかった場合には罰金や罰則が科せられることもあるため注意が必要。

済州島のみかん品種まとめ

Photo by Kanko*

済州島で栽培されているおいしいみかんの品種をご紹介していきました。多くの品種が栽培されている済州島でも、特においしいブランドは知名度が高く人気。みかんの見た目はもちろん、酸味や甘みのバランスなど違いが多く、食べ比べしても楽しめます。所定の手続きを行っていれば、みかん狩りのお土産として日本に持ち帰ることも可能となっているため、現地だけでなく日本でもみかんを堪能しましょう。

skylee
ライター

skylee

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