ツインルームとはどんな部屋?
ツインルームは、1部屋に2台のベッドが独立して置いてある部屋のことです。2つのベッドが離れて設置されているのが特徴で、友達同士の旅に適しています。通常は大人2人が利用できる部屋です。
ただし、アメリカでは、ツインルームの理解が日本と違う場合があります。少し大きめのツインタイプのベッドが1台しかないことがあるので、アメリカのホテルに宿泊する際は、2台ベッドがあるか確認が必要です。
ツインルームのベッドの大きさ
ツインルームのベッドの種類は、ホテルにより違いがありますが、シングルサイズのベッドが2台置かれているか、セミダブルサイズのベッドが2台ある場合が多いです。ベッドの種類により部屋の大きさが違ってきます。
ツインルームの定員
ツインルームの定員は、大人2名です。ベッドのサイズがセミダブル以上あれば、お子様連れのファミリーが、3名で(最大4名)宿泊可能です。部屋の大きさにより、ツインルームにエキストラベッドを入れて3名で泊まることも可能です。
ツインルームを一人で使える?
ツインルームは、一人で使えます。ツインルームを一人で使うことをシングルユースといいます。
ツインルームのシングルユースは、一人旅やビジネスマンなど、広い部屋に一人で泊まりたい場合には良い方法です。ツインルームのシングルユースは、ベッドが2台あるため、1台は使用しませんが、その分部屋を広く使えます。シングルの料金よりも高く、ツインルームの2人分の料金を支払うことが多いです。
シングル・ダブル・ツインルームなど他の部屋との違い
部屋の種類は、ツインルームの他にも、シングルルーム・ダブルルームなどがあります。特にダブルルームとツインルームは、間違いやすいので注意が必要です。部屋の広さだけでなく、必要な設備も考えて選びましょう。
ダブルルームとの違い
ダブルルームは、ダブルサイズのベッドが部屋に1台だけあります。ダブルルームという名前ですので、ベットが2つあると思っていたら、1つしかなかったという勘違いがよく起こります。
2人旅でダブルルームを予約すると、1台のベッドに2人が寝ることになります。友人同士の場合は、振動を気にしてしまうのであまりおすすめできません。ベッドのサイズは大きいですが、ベッドが1台のため、ツインルームより部屋は小さいです。
ハリウッドツインとの違い
ハリウッドツインは、ベッドは2台ありますが独立しておらず、2台くっ付いた状態です。海外のホテルでよく見られます。ホテルにより違いがありますが、ベッドのサイズはツインルームより大きく、ベッドを広く使えることがメリットです。お子様連れやカップルに人気があります。
シングルルームとの違い
シングルルームは、部屋にシングルサイズが1台だけ置かれた部屋で、ビジネスホテルやシティホテルに多くみられます。ツインルームより狭く、一人旅やビジネスマンにおすすめです。最近では、セミダブルベッドがあるシングルルームもあり、ゆったり眠れると人気があります。
部屋の選び方は?
旅をするときには、部屋の選び方は重要なポイントです。どのような形態の旅なのか、ファミリー・友達同士・ビジネス・大人数の合宿など、タイプにより部屋の選び方が変わってきます。気持ちよく過ごすためにも、間違いのないように予約したいものです。
人数により部屋のタイプを決める
人数 | おすすめの部屋タイプ |
---|---|
1名 | シングル or ダブルルーム |
2名 | ツインルーム |
3名 | ツインルーム(エキストラベッド) |
4名 | ツインルーム2部屋 |
大人2名での旅には、ベッドが独立しているツインルームをおすすめします。もし大人4名なら、バスルームの利用を考えて、ツインルームを2部屋取ったほうがいいですね。大人3人の場合は、エキストラベッドが入る部屋であるかを事前に確認してください。エキストラベッド不可のツインルームがあるためです。
一人の場合は、シングルルームかダブルルームを選ぶといいでしょう。
価格により部屋のタイプを決める
部屋の価格は、広さ・階数・景色・設備・などによって変わります。ホテルによりますが、安い順にスタンダード・スーペリア・エグゼクティブ・スイートなどです。部屋にこだわらない人には、スタンダードタイプ、オーシャンビューなど景色を重視する人には、より高い部屋など、予算に応じて選んでください。
同じ部屋でも、時期により価格が違う場合も多いです。
誰と行くかにより部屋のタイプを決める
部屋のタイプは、誰と行くかによって大きく変わります。小さいお子様連れの家族は、ツインルームやハリウッドツインでの添い寝がおすすめです。カップルには、ダブルルーム、熟年の夫婦には、ツインルームが好まれます。友達同士であれば、ベッドが分かれていた方が気をつかうことがありません。
予約の際注意すること
ホテルによっては、一人あたりの金額を示している場合と、1部屋あたりの金額を示している場合がありますので、注意が必要です。一人でダブルルームを利用する場合には、ダブルルームの料金になります。部屋の大きさやベッドのサイズは、ホームページに書かれていますのでチェックしましょう。
ツインルームの指定はできるか
ツインルームの指定は、できる場合とできない場合があります。ホテルに直接申し込む場合は、ツインルームの指定ができますが、パッケージツアーで申し込んだ場合は直前までわからないことが多いです。
パンフレットにツインまたはダブルと書かれている場合は、指定はできません。指定はできませんが、リクエストはできるので伝えておくと配慮してくれるかもしれません。
宿泊当日変更できるか
宿泊当日の部屋の変更は、可能な場合があります。想像していた部屋と違う、ベッドの数を変更したいなどは、空いている部屋があれば変更可能です。ただし差額が生じた場合は、宿泊者が支払うこともありますので、承知した上で交渉してください。
部屋の違いを理解して予約しよう
部屋選びは、人によってとらえ方が違います。少しでも広々とした部屋でゆったり過ごしたい人、寝るだけでいい人、さまざまです。それぞれの楽しみ方で、必要な部屋を予約してみてください。部屋のタイプは、まだほかにもあります。部屋の違いを知っておくと、今後の旅の計画に役立つことでしょう。
これでツインとダブルの違いがわかったわ!予約もばっちり!