液体は国際線の機内持ち込みNG？手荷物で持ち込むとき注意が必要なものを解説！

液体の国際線機内持ち込みについては、ルールを理解していてもうっかり間違えてしまうことが良く起こります。特に乗り継ぎが生じる場合は、空港ごとのルールが適用になるため注意が必要です。実際に起こりやすいトラブルについて、いくつか例を挙げてご紹介します。

保安検査後に購入した水や飲み物であれば、100ミリリットル以下のものでなくても機内に持ち込めます。しかし、乗り継ぎ地で再度保安検査を通過する場合は再度チェックが入るため、次の飛行機に持ち込めません。

海外の空港で売っている水は日本よりも高額で、1本500円程度のものも多いです。乗り継ぎ地までの必要な量を計算して購入するようにしましょう。

空港の免税店にてお酒を購入する際、乗り継ぎがあると乗り継ぎ空港で引っかかってしまいます。基本的には免税品の液体物は「最終乗り継ぎ地」にて購入しましょう。

STEBs(不正開封防止袋)に入っている免税品であれば、乗り継ぎ地がSTEBsを導入している空港では飛行機に持ち込めますが、一度開封してしまうと無効になるため帰国まで開けてはいけません。

実はマカロンも「液体物」として制限されています。フランス旅行の際などは、賞味期限の短いマカロンを空港で購入し、そのまま機内に持ち込みたいところですが、持ち込むには他の液体物と同様、ジッパー付き袋に入れて保安検査を通過する必要があります。

もしマカロンをお土産にする場合は、直行便であれば保安検査場を抜けた後で購入するとよいでしょう。

液体の機内持ち込みには細かいルールがありますが、預け荷物であれば禁止物以外はほとんど量やサイズを気にせず持ち込めます。機内への持ち込みは最小限の水分や化粧品に留め、現地で必要なものは全て預け荷物に入れてしまいましょう。

しかし、スーツケースを無料で預けられる重量は航空会社により異なりますので、あまり重くなりすぎないよう注意してください。

液体の国際線持ち込みのルールは細かく設定されていて、最初は戸惑うこともあります。特に慣れない海外での保安検査は、何事もなく通過したいですね。

液体の機内持ち込みルールを把握し、手荷物に必要のないものはなるべく預け荷物に収納することで、トラブル回避につながることもありますので、事前準備をしっかりと行い、楽しい海外旅行にしましょう。