ハワイ諸島は太平洋に浮かぶ自然豊かな楽園！主な8つの島の特徴を解説！

ラナイ島はハワイ諸島の中心に位置し、ハワイ諸島6番目の大きさです。ラナイ島が観光地として開発されているのはごくわずかで、人口も少ないためプライベートな時間を楽しめます。

ラナイ島は降水量が少なく独特の赤土が特徴で、「神々の庭」と呼ばれるケアヒアカヴェロでは違う星に来たような錯覚を覚えます。澄んだ海と白い砂浜が美しいフロポエ湾は全米のベストビーチに選ばれました。

ラナイ島は「パイナップル・アイランド」という名前があり、かつてパイナップル産業で栄えた歴史があります。最盛期には世界のパイナップルの約8割が生産されていました。しかし、価格の安い東南アジア産の進出により衰退し、1992年にすべてのプランテーションが閉鎖されています。

ラナイ島にある「フォーシーズンズ・リゾート・ラナイ」は、世界的に有名な高級リゾートホテルです。

「フォーシーズンズ・リゾート・ラナイ」は美しいフロポエ湾を臨む最高のロケーションにあり、非日常な贅沢を味わえます。2016年に改装され、よりラグジュアリーに生まれ変わりました。洗練された大人の極上空間でありながら、深呼吸したくなるような心地よさを感じさせてくれます。

ニイハウ島は、カウアイ島の南西約27kmの場所にあり、ハワイ諸島で7番目の大きさです。

ニイハウ島の人口は250人ほどで、ほとんどがネイティブハワイアンといわれており、今もハワイ語のニイハウ方言が話されています。昔からの伝統や文化が大切に守られてきた個人所有の島で、一般観光客の立ち入りは許されていません。

ニイハウ島は、「秘密の島」という愛称があります。1864年、スコットランド人のエリザベス・シンクレアが、カメハメハ5世から島を買い上げたことから歴史が始まりました。今でも島の出入りが許されているのは、彼女の末裔であるロビンソン一家と限られた関係者だけです。

島には電気が通っておらず、島民たちは牧畜や農作業を行いながら古来からの生活様式を守り続けています。

ニイハウ島は観光客の出入りが非常に難しいですが、実は不定期で開催されるヘリコプターツアーがあります。

ヘリコプターツアーは、ロビンソン一家が医療用に購入したヘリコプターを維持するために催行されているツアーです。カウアイ島の空港から発着しており、一般の観光客も参加できます。しかし、最低でも5人の参加が必要など、さまざまな制約が課せられた幻のツアーです。

ニイハウ島のツアーでは島民との接触が一切禁じられており、むやみに話しかけることはできません。加えて島民の写真撮影は厳禁と決められています。島民たちの生活を守るためにも、ルールを理解してツアーに参加しましょう。

ツアーの滞在時間は短いですが、自然本来の美しいビーチでシュノーケリングを体験したり、運がよければハワイアン・モンクシールに出会えることもあります。