ハワイ旅行の準備をしよう!
ハワイ旅行が決まったら、海外旅行保険に加入したり、ツアーやレストランを予約したり、両替をしたりなど、旅行に向けてたくさん準備をすることがあります。なかでも現地通貨への両替は後回しにしてしまいがちですよね。両替はあまり身近ではないので、疑問もたくさんあるかと思いますが、当記事ではハワイ旅行の両替事情についてお伝えしていきますので、お得なレートや安い手数料の情報を参考にしてみてください!
ハワイで両替をする前に
老若男女から大人気の観光地、ハワイは太平洋に位置するアメリカ50番目の州です。必要になる現地通貨はもちろん米ドル。現在の米ドルのレートは1ドル108.66円です。(10月27日現在)1万円両替をすると、現地通貨で約92ドルになります。実際は手数料が加算されるため、受け取られる米ドルは、これより少なくなるでしょう。日本国内で両替をした場合、レートに2〜3円の手数料が上乗せされます。
ハワイでの現金とカード事情
両替の話をする前に、あくまでアメリカはカード社会と理解しておきましょう。多額の現金(現地通貨、日本円ともに)を持ち歩くことは非常に危険です。現地の人の中には、観光客が多額の現金を所持していることを知っており、それを狙った犯罪も起きています。現金は必要以上に持ち歩かないようにしましょう。ハワイでは、ほとんどのお店やレストランカードを使用することができます。両替をした後は、すぐにお金をしまうことが大切です。
両替ができる場所
日本円から現地通貨である米ドルへ両替をする方法は、日本国内と現地に渡ってからの、ふたつの方法があります。安い手数料で両替ができるのは、ハワイ現地です。空港やホテルでもできます。日本国内で、米ドルへの両替ができる場所は、主に空港や銀行、日本にある外貨両替所等になります。空港や銀行は手数料もレートも大差はありませんので、どこで両替をしても受け取れる米ドルの額は大して変わらないでしょう。
ハワイでは現金はいつ必要?
アメリカがいくらかカード社会とはいえ、現金のみしか使用することができない場面もあります。具体的にどこで使用することができないかご紹介しておきます。
・ホテルでのチップの支払い
・ファーマーズマーケットやスワップミートでの買い物
・市バスであるThe Busの乗車料金
・コインパーキング 等
上記のような場所では、現金以外は使用することができません。こういった場合のためにも、現金を持っておくことが必要になります。
チップ
日本人には馴染みがない習慣ですが、ハワイはチップ社会ですので、レストランやホテルでサービスを受けたとき、荷物を運んでもらったときにはチップが必要です。レストランではカードで払うこともできますが、ホテルのベッドメイキングやバレーパーキング、荷物を運んでもらったときなどは、現金でチップを支払います。通常2〜3ドルです。こちらは現金で手渡しします。ホテルに着いて、早速現金が必要になる、ということです。
The Bus
ハワイの市バスである、The Busは島の主要な観光地に、わずか5.50ドルで行けます。(大人片道2.75ドル 、1日券5.5ドル、子供片道1.25ドル、1日券2.50ドル)こちらの乗車券は、現金のみしか使用することができません。お釣りも出ませんのでお気をつけください。2人分や3人分をまとめて支払うことは可能です。このThe Busの乗車料金でも25セント、クウォーターが必要になってきます。
ファーマーズマーケット
ローカルの方にも、観光客の方にも人気なファーマーズマーケット。ワイキキでも様々な場所で開催されています。毎週土曜日の朝ダイヤモンドヘッド近くにある、カピオラニコミュニティーカレッジの駐車場で行われる、KCCファーマーズマーケットが有名です。新鮮な野菜やフルーツ、ハワイ現地の特産品やローカルフードなどが楽しめます。こちらではカードを使うことはできませんので、訪れる際には現金が必要です。
コインパーキング
こちらはあまり使うことはないかもしれませんが、レンタカーを借りた際などに、パーキングに止める場合、駐車場の場所やスタイルによっては現金が必要になる場合があります。1台ずつにメーターが付いているものの場合、お札の現金さえも使用できない場合がありますので、レンタカーの利用を考えている方は、コインも所持しておくようにしましょう。1番必要になってくるコインは、クウォーター、25セントです。
どのくらいの現金を両替したらいいの?
絶対に現金が必要な場面がとても多いわけではないのですが、カードの日常使いは日本人には、あまり馴染みがないので、不安だと思います。現地通貨を全く持たずに旅立つのも不安でしょう。おすすめしたいのは、出発前に空港で日本円を1万円ほど現地通貨である米ドルに両替をしておき、あとは必要額に応じて、現地の両替所で現地通貨に両替をする方法です。そのためにも、日本円は多めに持って行くようにしてくださいね。
ハワイではどこで両替ができるの?
ハワイ現地で両替をする方法は、空港やホテル、銀行、両替所等があります。「どこが1番お得か」というと、現地の両替所です。ハワイでも空港や銀行は民間の両替所より手数料が高い傾向にあります。日本の銀行や空港はレートプラス手数料で、この手数料が高いです。比べて両替所は、競争のため、それぞれが独自の安いレートや手数料を設定していますので、日本国内で両替をするよりも、安い手数料とお得なレートで、両替できます。
ハワイでの両替方法
現地での両替方法は、日本で行うやり方と同じです。日本円を渡すと、その日のレートと手数料を足した額で割った分の米ドルを渡してくれます。1万円以上だと、レートがお安くなる場合もありますので、大きい金額を両替する際には、尋ねてみてください。日本円以外に特に必要なものは、ありませんが、場所によっては「パスポートを提示するように」と言われることもありますので、パスポートを持っていると安心です。
ハワイでおすすめの両替所をご紹介!
ワイキキには、両替ができる場所がたくさんあります。ホテルや空港でも可能ですが、手数料が高くつくため、あまりおすすめしません。ワイキキの中心地にある両替所は、日本語が通じる場所がたくさんありますので、どこでも安心して両替できます。ワイキキのシンボルDFSがある通り・ロイヤルハワイアン通りには、両替所がたくさん!それでは、日本人の観光客が使用しやすく、お得なレートがある両替所を見ていきましょう。
1.ABC Foreign money exchange
カラカウア通りからロイヤルハワイアン通りに入って、いちばんはじめに位置する両替所です。DFSの向かいの横断歩道を渡り、少し階段を登った場所にあります。朝8時から夜22時半まで営業しており、手数料なしという看板が出ていますので、迷うことなく見つけられるでしょう。レートは中の人に聞いてみてください。
333 Royal Hawaiian Ave. Honolulu, Hi 96815
2.Pacific money exchange
先ほどの両替所から徒歩約1分、こちらもDFSの向かいに位置しています。日本語を話せる方もいますので、両替も安心してできます。営業所の中にレートが書いてあり、1万円以上だと、さらにお得なレートになります。こちらの営業所はレートがお安いことが多いです。列がある場合も。朝9時(日曜日は10時)から夜22時まで営業しています。
339 Royal Hawaiian Ave. Honolulu, Hi 96815
3.d'RMoney change
以上2つの両替所からすぐの場所に位置するこちらの両替所は、Nalu Hawaiian Spiritの隣に位置しています。看板などがでていないため少しわかりにくいですが、列になって並んでいることは少ないです。レートや手数料については、尋ねてみてください。朝11時から夜22時まで営業していますが、土日はお休みになります。
353 Royal Hawaiian Ave. Honolulu, Hi 96815
4.DFSとInternational Market Place
ワイキキのシンボルでもある、Duty Free Shopping centerとインターナショナルマーケットプレイス。こちらのふたつのショッピングセンターの中にも両替所があるのです。ショッピングセンターの中ということで、安心感がありますね。中でもDFSは、レートが良く、手数料も安いことが多いです。お買い物のついでに両替ができますし、利用しているお客さんも、ほとんどが観光客で、便利に使えます。
両替をした後に
両替をした後は、ほとんどの場合ピン札で返ってきます。しかし、米ドルはとてもくっつきやすく、お札が重なっていることもしばしば。支払いの際にお店によっては、気づかないふりをして、そのまま重なっているお札を受け取って返してもらえないこともあるのです。なので、ピン札をもらった後は、少しぐしゃっとして、1枚ずつはがしておくことをおすすめします。日本とは違うということを忘れないようにしてください。
ABCstoreでも日本円が使える!?
ハワイにはABCstoreという日本でいうコンビニのようなものがたくさんあります。ほとんどのホテルの近くに最低1つはありますので、ハワイ旅行の際は必ずお世話になる場所のひとつです。実は、このABCstoreでは日本円を使えます。1万円でお支払いをすると、米ドルでお釣りを返してくれるのです。両替とは少し違いますので、レートも安くなくお得ではありませんが、覚えておくととても便利でしょう。
1番お得な両替所は?
たくさんの両替所をご紹介してきましたが、どこの両替所がいちばん安いのか断定をすることはできません。なぜなら、民間の両替所は各自でレートや手数料を設定しているため、日によってどこが1番お得に両替ができるのかというのが変わってきてしまうからです。実際にハワイで両替をする際は、「手数料をプラスした合計のレートを教えてください」と、両替所の方に尋ねてみてください。看板等に記載されている場合もありますので、確認してみましょう。
最後に
両替をしたあとは、なるべく現金は使い切ることをおすすめします。なぜなら、米ドルを日本円に戻すときに、再び手数料が発生し、損をしてしまうことになるのです。両替後は、現金やお財布はすぐにカバンにしまい、必要以上は持ち歩かないようにしましょう。以上を参考に、なるべく安いレートや手数料で両替をして、さらにハワイ旅行を、楽しく思い出に残るものにしてください!