セブ島の治安を地域別でご紹介！注意が必要な危険な場所は？

フィリピンに位置するセブ島。大人気の東南アジア諸国の中でも、特に人気の高いセブ島は、語学留学にも短期旅行にもピッタリで、それ以外にも多くの魅力を兼ね備えていますが、果たしていいところばかりなのでしょうか？同時に治安が良いのかどうかも気になるところですよね。

この記事では、フィリピンセブ島の魅力的なところだけではなく、地域別治安情報についても紹介していきます。また、どんな犯罪に気をつけるべきなのかについてや、最後にはセブ島の良い点について紹介し、治安の悪い地域について細かく紹介していきますので、最後まで読んでみてくださいね。

フィリピンに位置するセブ島は、3つのエリアに分けられます。その中でも急激に発展している都市が「セブシティ」と呼ばれる場所です。まずは、そのセブシティについて紹介していきます。活気あふれる中心地であるセブシティは、多くのホテルやレストランが揃っていますので、旅行者がとても多い場所。それを狙う悪者だって集まってしまいます。特にセブシティの中でも注意しておきたいストリートがありますので、そちらを細かく紹介していきます。

最初に紹介するのは、セブシティでは夜の繁華街と呼ばれるマンゴーストリートです。夜遊びスポットですのでクラブなどの薄暗い場所が多く、スリや盗人の恰好の場所となっています。付近にある裏通りはドラッグの売買や売春に使われることもありますので、巻き込まれないように注意してください。夜になると脚光を浴びるこのマンゴーストリートも、昼の方は比較的安全ですので、訪れるのであれば日中を選択すると良いでしょう。

続いて紹介するセブシティの中でも注意するエリアは、コロンストリートです。歴史的建造物が近いため、観光スポットとしても知られるこの場所。浮浪者や「ストリートチルドレン」と呼ばれる路頭で生活をする子供達が多く集まる街でもあります。そのためスリの被害が多く報告されています。「セブシティの下町」と呼ばれるだけあって、親しみのあるショッピングエリアとしても人気が高いです。しかし、夜になると雰囲気は変わり、ドラッグの売買や娼婦が多く現れますので、近づかないようにしましょう。

次はリゾートエリアの紹介です。リゾートエリア内はセブ島で最も安全な地域のため、旅行者からは人気がとても高いです。セキュリティチェックが厳しく、リゾート内にはプールやレストラン、スパなどがあるため、この地域だけでも南国気分を味わえます。ちなみにリゾートホテル内から他の地域へと移動する場合は、ホテルスタッフから呼んでもらったタクシーを利用すると良いです。危険地域は避けているとはいえ、移動手段もタクシーで徹底した安全旅行を楽しみましょう。

続いてはマクタン島の紹介です。セブ島と二本の橋でつながっているこの島は、国際空港や一流のリゾートホテルが滞在しており、優雅な印象を与えてくれます。ですが、セブ島よりも少しだけ治安が悪いのが特徴です。旅行客がリゾートホテルから足を踏み外せば、寂しげな雰囲気の路地が多く点在。夜のマクタン島は電気もない場所が多いので、徒歩での外出は厳禁です。なるべく昼間もタクシーでの移動を心がけるのが、危険から遠ざかるための対策です。

それでは次に、セブ島の治安が悪い地域で注意したい犯罪について紹介していきます。まず紹介するのはスリやひったくりです。スリやひったくりはセブ島だけではなくフィリピンの各地で見られます。浮浪者やストリートチルドレンなどが犯人で、スリやひったくりは観光客が被害に遭いやすい犯罪のトップ1です。それではこのまま、スリやひったくりに遭いやすい場所についてお話をしていきましょう。

まずはカフェやレストランなどの飲食店です。セブ島では、カバンや携帯や財布や電話など、どこへ行くにも絶対に肌身離さずに身につけておくことが大切です。もちろんトイレに行くときだって。会話に夢中になって、そのままスマホを机の上に出したまま二人で追加のドリンクを頼んで戻ってきたら貴重品がない！なんてことになりかねませんので、注意しておきましょう。

続いて紹介するのは路上です。「カバンは前に抱えるように持つ」、「最低限の貴重品のみを身につける」、「過度な露出や目立つ格好は避ける」など、徹底した安全な状態で旅行することをお勧めします。突然華麗な日本語で話しかけられて、その会話のうまさにびっくりしている間に財布を抜き取られてしまった！なんて危険も潜んでいるかもしれません。突然近寄ってくる人にも注意しておきましょう。

続いては、地元民の交通手段である乗り合いバスを指すジプニーでのスリ被害です。現地人だけではなく旅行中の人も利用できます。ですが、初めてセブ島に旅行にくる方や旅行に慣れていない方にはお勧めできない交通機関です。理由として、混む時間帯には、すし詰め状態になり、スリに遭いやすい環境になってしまうからというものが挙げられます。移動手段は、やはりタクシーがおすすめです。

続いて紹介する犯罪は置き引きです。空港や飲食店など、ちょっとトイレに行っていたり、荷物をおいて調べ物をしたりする間に荷物がなくなっていた！なんてことが少なくはありません。とっても危険ですから、荷物は肌身離さずに、必ず目に入る距離に置いておくことが大切です。

続いての犯罪は、カードゲーム詐欺です。別名「トランプ詐欺」や「ポーカー詐欺」と呼ばれます。典型的な詐欺のため、警戒しているつもりでも、簡単に懐に入ってきてしまうのがこの詐欺の怖いところ。毎年被害者が後を絶ちません。手口としては、旅行客と少し仲良くなった後に、自分の家に誘ってきたり「食事に行かないか」と誘ってきたりするのがポイントです。流暢な日本語で話しかけられた時点で、まず警戒しておくべきでしょう。

続いてはタクシーのぼったくりです。この記事では何度も「移動手段はタクシーを」とタクシーの乗車を勧めていますが、タクシーのぼったくりも危険です。運転手の中には細工したメーターで異常な金額を催促してくる人もいます。最初からメーターを使用しない危険な運転手も存在しています。タクシーからぼったくりに合わないための注意点を以下にまとめてみました。

タクシーに乗るときの注意点として、現地のスタッフに目的地までの距離とかかる料金を聞いておくことや、タクシーのメーターが乗ってから動いているのかを確認することなどが挙げられます。運転手の中には、「小銭がないからお釣りを渡せない」という人もいますので、小銭を用意しておくのも対策の1つです。メーターが動き出してから、メーターの動きが早すぎて異常な料金になっている場合は、気づいた時点で、その場から降りるというのも良いでしょう。

続いて紹介する犯罪は睡眠詐欺です。いつの間にか睡眠薬を含んだ飲食物を飲まされて、眠っているうちに金品を盗まれてしまうという犯罪です。とにかく、気さくに話しかけられたらその時点で要注意。カフェやレストランにいる時は、自分の飲みかけの飲み物が目の前にあるため特に注意です。話している間に、向こうを向いている間に、睡眠薬を入れられて危険にさらされてしまう可能性があるので、気をつけましょう。

これまででは、フィリピンに位置するセブ島の危険な地域や多い犯罪の紹介をしていきましたが、ここからはセブ島のいいところを紹介していきます。治安の悪い地域を避けてセブ島を楽しみたいですよね。

これまででは、フィリピンに位置するセブ島の危険な地域や多い犯罪の紹介をしていきましたが、ここからはセブ島のいいところを紹介していきます。まず紹介するのは、英語圏のため語学留学にもお勧めなところです。セブ島には留学学校があるため、語学留学に適している環境でもあります。一歩外を出れば、広がるビーチや南国の景色に魅了されること間違いなし！旅人気分で語学留学を受けることができるでしょう。

続いてのセブ島の良いところは、魚とのふれあいが多くできることです。スキューバーダイビングやジンベイザメウォッチングなど、セブ島の大人気のアクションを楽しめます。中でも一番人気なのがジンベイザメウォッチング。日本では限られた水族館でしか見られないジンベイザメが、ここフィリピンのセブ島では野生の状態で会えます。ダイビングや船上で見ることは可能ですが、お勧めはシュノーケリング。触ることは禁止されていますが、餌を食べるその迫力は申し分ありません。

続いて紹介するのは、マッサージやスパに定評があるという部分です。安いところではなんと1時間370円でオイルマッサージやドライマッサージをしてくれます。とっても安いお金額ですよね。特におすすめなのが「NUATTHAI」というセブシティやマクタン島どちらにもあるチェーン店で有名なお店です。このお店以外にもマッサージ後にはお茶を出してくれるお店がほとんどで、マッサージ界隈ではチップを50Pほど置いていくのが一般的とのこと。

続いて紹介するのは、過ごしやすいという点です。日本には四季がありますが、セブ島は1年中夏です。冬の寒さが苦手な方は、セブ島にくれば解決ですね。気候の変化を敏感に感じ取って体調不良になりやすい方も、セブ島であれば一年中半袖半ズボンだけでOK。そのような心配も全く感じないのが、日本から見たセブ島のメリットでもあります。

続いて紹介するのは、ホテルがそんなに高くないというところ。安いところであれば1泊3000円からの利用が可能です。格安で泊まれるだけではなく、南国の雰囲気も3000円から味わえるだなんて、とってもお得だと思いませんか？もちろん治安も最低限に良いというのもポイントです。各ホテルには、ほとんどの確率で日本人のスタッフもいるので、何があっても安心ですね。

この記事では、フィリピンセブ島の地域ごとの治安について紹介していきました。治安のお話以外にも、注意したいセブ島での犯罪のお話や、これまた打って変わってセブ島の良い部分のお話もしましたね。最後に、セブ島を含む海外の安全度が地図上で見られるホームページ先を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。