ブハラってどんな都市?
ブラハという都市について聞いたことがありますか?ブラハはウズベキスタンにある都市で、シルクロードの歴史的な名残を残す建築が数多く残る人気の観光スポットです。ブラハの街を歩くとウズベキスタンの歴史を感じることができるんです。今回はブハラの見どころや歴史についてご紹介します。
ブハラの歴史について
ウズベキスタンはシルクロードと関係のある街が多くありますが、ブハラも2000年以上の歴史を持ち、かつてはシルクロードの交易都市として栄えていました。イスラム教の文化中心地としても繁栄していましたので、モスクや進学校が建てられます。一度モンゴル帝国のチンギス・ハンにより滅ぼされますが、16世紀にブラハ・ハーンの首都として再び復興します。今でも当時の繁栄を物語る歴史的建築物が建てられ見どころ満載です。
ブラハの見どころは?
ブラハの見どころは大きく分けて3つあります。1つ目は歴史的建築物など観光スポットを見て回ること、街歩きを楽しみながらショッピングしたり、カフェに入ってゆっくりしたりして時間を楽しむこと。3つ目はブハラ料理を堪能することです。ここでは1つ1つを詳しくご紹介します。
ブハラの観光スポット【歴史的建造物】
ブラハは歴史的建造物が豊富な都市です。どれも精巧に作られていて美しく当時のイスラム建築のクオリティーの高さを伺うことができますね。その中でも特にオススメの建造物の紹介です。人気の観光スポットなので絶対に外せません!
カラーン・モスク
ブハラは観光で絶対に外せないのは、カラーン・モスクです。カラーン・モスクは1127年に建築され、ブハラだけでなくウズベキスタンのシンボルになっています。48メートルの高さを誇り、当時イスラム建築の技術の高さや繊細さを垣間見られる場所です。建物の青い色が青空に映え見どころ満載で写真スポットとしてもオススメの場所になっています。
チャル・ミナル
チャル・ミナルは旧市街地に位置していて、ブハラ人気観光スポットの1つです。かつてインドの商人が4人の娘のためにこの塔を建設しました。チャル・ミナルは他のイスラム建築と異なり、4本のミナレットが建っています。各ミナレットの頂上が青く絶景です。よく見ると4本のチャル・ミナルのミナレットは形とデザインが全て違いますが、4人の娘達がそれぞれ自分の好きなデザインに設計したためだと言われ、4人の個性を楽しめます。
ラビハウス
ラビハウスはブハラ市街地の中心地に位置しています。以前はバザールがあり、お菓子やパン、お茶などが売られていましたが、今は周辺にカフェも立ち並びブハラ市民の憩いの場に。ラビハウス周辺は水辺があり、絶景の写真スポットです。また、ラビハウス周辺はたくさんの見所スポットがあるので、効率的なまわり方を考えるとブハラ観光のスタート地点になりやすい場所ですのでぜひ行ってみましょう。
ブハラの街歩きを楽しむまわり方
ブハラは、カフェやバザールが点在していますので、気になったお店に入ってみるのもオススメの観光方法です。特にブハラの都市はコンパクトなので、歩いて回ることが可能です。街歩きが好きな人は、有名な観光スポットを回りながら街を歩き、気になったお店やカフェに入るまわり方も楽しくてオススメ。ここではオススメのバザールなどを紹介します。
タキバザール
プラハで買い物をするときにぜひ行きたいのが「タキバザール」です。シルクロードの交差点で賑わっていたという長い歴史を持っています。「タキ」とは「丸屋根」という意味がありますが、タキバザールの外観は丸くなっているのでぴったりな名前ですね。中に入るとウズベキスタンの商品だけでなく周辺諸国の商品が揃っているのでお土産選びにオススメします。
ハサミ
プラハの特産品はハサミです。コウノトリのような独特の形をしていて飾っておくだけでもおしゃれですが、とても実用的で切れ味がよく、サイズも大きすぎないので使い勝手が良い評判になっています。お土産に持って帰るのはいかがですか?場所によってはハサミ工房を見学することができるので、街歩きの途中で見つけたら寄ってみるのもオススメです。
織物
ハサミと同じく織物も人気の特産品です。絨毯は高価で重いのでお土産に持って帰るのは難しいと感じる人も多いですが、ストールなどは軽くて場所を取らないのでオススメします。いろいろな色やデザインがあるので何枚持っていっても重宝します。お店に入ってみていろいろ物色してみると掘り出し物が見つかるかもしれませんよ。
街歩きをしていると、陶器やバック、置物などの雑貨を見かけます。特に陶器は日本では見かけない色使いやデザインが魅力的。気に入ったものをいくつか持って帰ると旅の良い思い出になりますのでオススメです。お皿をそのまま部屋に飾ってインテリアのアクセントにしたり、実際に使ったりと使い道がいろいろあります。このように、ブハラの街を歩きながら気になったお店に入ってみたり、綺麗な景色を写真に収めたりするまわり方もオススメです。
ブラハ料理を楽しむ!
観光スポットを見て回ったり、買い物を楽しんだりするのもいいですが、旅行の楽しみと言ったらなんといっても食事ではないでしょうか!ブハラにも有名な郷土料理がありますので、ブハラ料理を堪能しましょう。ここでは、ぜひ食べてほしいメニューをご紹介します。
ポロフ
プロフはウズベキスタンの中でも特に有名で、お祝いごとがあったときに食べられます。いわゆるピラフのことで、ぶつ切りにした羊肉やひよこ豆、細切りにしたニンジンとレーズンなど、さまざまな具材を一緒に炊き込み、多くの場合米の上に羊肉が豪快に乗せられた状態で出されます。羊肉をつまみながらお米を食べるのがオススメの食べ方です。米料理なので日本人にもなじみやすく、お米が食べたくなったときに食べたい料理なのでぜひチャレンジしましょう。
ラグマン
ラグマンはウズベキスタンで有名な麺類です。うどんのような麺に野菜やラム肉がゴロゴロと入っています。トマトベースのスープとラム肉、野菜という組み合わせのウズベキスタン料理です。麺にはコシがあり食べ応えがありますし、羊肉とスープの相性が抜群で食べるとクセになります。店によってスープが多めのところと少なめのところがあるなど違いがありますので、食べ比べをしてみましょう。ウズベキスタンで一度は食べたい料理ですね。
ショールヴァ
ショールヴァはウズベキスタンだけでなく東ヨーロッパから中東、ウイグル、インドと幅広い地方で愛されるスープ料理です(地方によって呼び方が異なります)。肉やニンジン、じゃがいもなどの野菜がたくさん入り、煮込まれていて美味しいんです。スープだけでも十分に美味しいのですがナンと一緒に食べるとさらに美味しさがアップしますよ。特にナンをスープに浸して食べるのがおすすめです。肉と野菜の旨みがギュッと詰まったスープを堪能しましょう。
チャイ
ブラハに行ったら料理と一緒に楽しみたいのがお茶です。ウズベキスタンではチャイと言います。チャイには「コク・チャイ(緑茶)」と「カラ・チャイ(紅茶)」の2種類飲めるのですがどっちもオススメです。ウズベキスタン料理は油っぽい特徴があり、食べ続けると胃が疲れてしまうことも。そんなときにチャイを飲んで胃腸を癒しましょう。急須に入れて出されるので何杯でもお代わりできるのも嬉しいポイントです。お茶の葉を土産に買って帰るのもいいですね。
まとめ
このようにブハラはシルクロード時代からの歴史があり、今でもその名残が感じられる都市です。街中が美術品の宝庫と言っても過言でないほどに美しく、歴史的な建造物が豊富なので建物を見て歩くだけでも楽しめます。また街歩きを楽しみながら買い物や料理を楽しんだりと見どころが満載です。魅力がぎっしりと詰まっているので一度行ったらリピートしたくなる街になりそうな予感がしますね。