シンガポール物価情報:シンガポールの通貨
シンガポールで流通している通貨は「シンガポールドル」となり、2019年現在で1ドル約80円となっています。通常流通している紙幣は2ドル、5ドル、10ドル、50ドルとなっており、100ドル紙幣はローカルはあまり使用しません。コインは5セント、10セント、20セント、50セント、1ドルとなっており、通貨が安定しているので他のアジア諸国と比較してキャッシュレス化はそこまで進んでいないので注意しましょう。
旅行前に両替は必要?
シンガポール旅行に行く際、両替を事前にしていく必要はあるでしょうか?空港までピックアップサービスのあるツアーなどに参加している場合はホテルまでの交通費が必要ありませんのですぐに現金は必要ありません。それでも水を買うなどちょっとした小銭があると便利ですので日本の空港かチャンギ空港到着後に10,000円程度を両替しておくことをおすすめします。
シンガポール物価情報:ホテル
日本と比べてシンガポールのホテル宿泊料金は高めに設定されていることが多く、カプセルホテルやビジネスホテルなどの選択肢が多い日本と違い、高級ホテルやリゾートホテルが多いイメージです。そんな中でも窓の無い部屋や駅から少し遠いホテルなどは安い傾向にありますので、予約の際には条件を指定して探してみることもポイントとなります。
シンガポールのおすすめ!安いホテル
シンガポールで安いホテルを探そうと考えた場合、やはりシティセンターのエリアから距離のあるイーストコーストやカトンなどを探すと良いでしょう。狭い国ですので、少し中心エリアから離れていてもタクシーで2000円かからずショッピングや観光に出かけることが可能です。
フラマシティセンターホテル
チャイナタウンからも徒歩圏内、夜遊びに嬉しいクラークキーに程近いロケーションに建つのが「フラマシティセンターホテル」。グルメスポットやショッピングエリア、MRTステーションの至近距離にありながらなんと料金は120ドル~と宿泊料金の高いシンガポールにあっては破格となっています。朝食がついていなくても、チャイナタウンでお粥を食べたりホッカーでフルーツを食べたりと楽しむことができるでしょう。
ワンファーラーホテル
リトルインディアにある真新しい5つ星ホテルが「ワンファーラーホテル」です。シンガポールで5つ星ホテルというと400ドルから1000ドルとなかなか手が出ない価格のことも多いのですが、こちらの5つ星ホテルは230ドル~とクオリティと比較してリーズナブルとなっています。お土産ショッピングにも嬉しい24時間営業のムスタファセンターからも徒歩でアクセスできますので夜中でもお買い物が楽しめるでしょう。
シンガポール物価情報:食べ物
シンガポールのホテルに比べて、お店を選ばなければリーズナブルに済むシーンが多いのがシンガポールの食べ物です。もちろんフードコートでもローカルの屋台でも絶品料理が食べられるのがグルメ大国シンガポールの嬉しいところ。ここではおすすめの安くて美味しいメニューやフードコートの食べ物をご紹介したいと思います。
シンガポール旅行でおすすめしたい!ローカルフードコートやホッカー
屋台文化の盛んなシンガポールでは、高層ビルが立ち並ぶビジネス街にも、郊外のショッピングモールにも、必ずと言っていいほど絶品の食べ物が食べられるフードコートやホッカーが存在します。よほどの観光地でない限り高い金額設定ではなく、ドリンクとフード合わせても10ドル以下でお腹いっぱいになるようなお店が殆どなのが嬉しいですね。
マックスウエル
シンガポール観光の要のひとつ、チャイナタウンからほど近いホッカーが「マックスウエル」になります。ローカルが多いイメージのホッカーですが、こちらはそのロケーションから観光客やビジネスマンも多く食べ物の購入もイージーで入りやすいイメージです。マックスウエルでとにかく有名なのは「天天」の海南チキンライス、激安価格の5ドル以下で食べられますよ。
ウィスマフードコート
買い物に便利なオーチャードのまさに真ん中、IONと高島屋のちょうど真ん中にあるショッピングモール「ウィスマ」の中にあるフードコートが「フードリパブリック」です。観光客にも嬉しい、レトロな雰囲気を模した店内にはヴィンテージの自転車などが飾られており、建国当時のシンガポールを彷彿とさせる雰囲気。食べ物は破格という訳ではありませんが、基本的にリーズナブルで10ドル以下で満腹になりますよ。
シンガポールのおすすめ!安い&美味しいB級グルメ
海外旅行をするうえで、やはり外せない食べ物はご当地のB級グルメです。フードコートやホッカーといった屋台系の文化が浸透している多民族国家のシンガポールでは、一か所で何か国もの絶品B級グルメの食べ物を楽しむことができるのが大きな魅力でしょう。
ラクサ
ココナッツスープとカレースパイスをミックスさせた独特のスパイシーなスープに、米粉や小麦で作られたヌードルが入った食べ物がラクサです。貝や鶏卵、かまぼこが入っており具沢山のこちらのメニューは日本なかなか食べられない癖になる一品で、平均して1杯5ドル程度で購入可能となっています。
ホッケンミー
エビの出汁がきいた味わい深いスープで作る、福建省発祥の海鮮焼きそばがホッケンミーです。人気の店は屋台の前に食べ物を買う行列が出来ることも多く、作り立てのホッケンミーにチリソースそ添えてライムを絞って食べるのローカルスタイル、1皿6~7ドル程度で頂けるのが嬉しいですね。
チキンライス
シンガポールと言えばチキンライス!というファンも多く、優しい味わいの食べ物のため日本人の口にも合い東京にも専門店が増えてきました。どこのフードコートに行っても必ずあるチキンライスショップですが、ホテルなどでは高級品もあり5ドル~19ドルと幅広い価格帯です。
シンガポール物価情報:ショッピング
常夏の国シンガポールでは1日中外を歩き回ってショッピングをするのは気温の高さから体力的に難しいことも多く、やはり涼しいショッピングモールが重宝です。オーチャードストリートはもちろん、シティセンターのエリアには各駅に必ずと言っていいほど巨大なショッピングモールがありますので、欲しい物、行きたいお店をチェックしてから出かけてみると良いでしょう。
おすすめショッピングスポット
老舗のショッピングモールはもちろん安定の品揃えですが、マリーナエリアなどにある最先端のショッピングスポットではアジア初出店のブランドなども多くシンガポールならではの出会いも多く見逃せません。買いたいもの、行ってみたいお店などを事前に整理して目星をつけシンガポールのショッピングモールでお買い物をお楽しみください!
ムスタファセンター
リトルインディアエリアにある、24時間営業の巨大ショッピングセンターが「ムスタファセンター」です。食材から箱詰めされたギフトスイーツ、チープな洋服、おもちゃ、化粧品、日用品など、この1店舗で生活や旅行に必要な全てが揃うと言っても過言ではありません。リトルインディアというロケーションですので、もちろんインディアンなカレーパックなどもお土産におすすめです。
IONショッピングモール
オーチャードにあるおしゃれな巨大ショッピングモールが「ION」。高島屋からウイロックプレイス、伊勢丹までが全て地下道でつながっており、暑いシンガポールの日中でも快適に買い物が出来るエリアとなっています。ハイエンドのブランドなども取り揃えられており、とっておきのお土産を探すのにも向いていると言えるでしょう。
シンガポール物価情報:お土産
せっかくシンガポール旅行に来たなら、エスニックなお土産を選んでみたいですね。高級品では翡翠のジュエリーや金製品、リーズナブルなところではチョコレート菓子や紅茶、せっけんなどお土産ショッピングが楽しめます。
シンガポールのおすすめ安いバラマキ土産
友人や家族にリーズナブルにシンガポールのお土産を配りたいのであれば、やはり定番のバラマキ土産をチェックしないわけにはいきません。多民族国家のシンガポールには、中華風、インド風、マレー風の小物やお菓子があり、バラマキ土産と一口に言っても贈る相手を選んで買うことが可能です。
パイナップルタルト
シンガポールで買いたいお菓子の代表として、やはり一番に思い浮かぶのは爽やかな酸味が嬉しい「パイナップルタルト」。一口サイズの小さなクッキー生地にパイナップルのジャムが乗っていて、有名なブンガワンソロのギフトセットでも一箱20ドル程度で購入できます。
プロウンロール
甘いバラマキ土産が多いシンガポールですが、その中でもスパイシーな味わいが嬉しいおつまみにもなるお土産が「プロウンロール」です。ペン先ほどの大きさで、ミニサイズの春巻きのような見た目も可愛くどこのお店で購入しても激安価格なのが一般的。ローカルのスーパーマーケットでも3~5ドルで買えるでしょう。
紅茶
マレーシアのBHOティーなど、シンガポール産ではないのですが近隣諸国の美味しい紅茶が安く売られているシンガポール。スーパーマーケットやデパートなどで色々なフレイバーの紅茶が3ドル程度で販売されており、華やかなボックスに入っているものも多いのでお土産にぴったりでしょう。
シンガポール物価情報:交通費
周辺のアジア諸国に比較すると基本的に物価が高いと感じるシンガポールですが、交通費に限っていえば周辺諸国とあまり変わらないか若干高い程度です。それでも日本と比較するとかなり安い金額に設定されており、日本からの旅行者にとっては気軽にタクシーに乗れるのは嬉しいポイントとなっています。
シンガポールのタクシー
日本の半額以下の値段で乗車でき、チャンギ空港からシティセンターまでタクシーを利用しても基本的には30ドルもかかならいことが多いシンガポール。以前は時間帯によってはタクシーがなかなか見つからないことも多かったのですが、ここ数年はグラブというアプリが浸透しタクシーがつかまりやすくなりました。安いと言っても他の交通機関と比較すると高い金額になりますので、シチュエーションに応じて便利に使うのがおすすめ。
シンガポールのMRT
東京と比較しても路線が分かりやすく、多くの観光地にはダイレクトにアクセスできる便利なMRT。乗り方も簡単で、最初に駅でEZリンクというバスやMRTに利用できるカードを購入しておけばワンタッチで乗車が出来ます。距離によって料金は違いますが、数ドルでどこまででも行けますので日本と比較しても高いということはありません。
シンガポール物価情報:アクティビティ
コンパクトな国土に、世界的な規模の動物園や植物園、カジノ、ユニバーサルスタジオなど数えきれないほどのアミューズメント施設が揃ったシンガポール。動物園や水族館などの入場料は平均して50ドル~となっており安いとは言えません。全てを遊び尽くそうと思ったら若干の出費は覚悟しておきましょう。カジノは入場するだけであれば無料ですので、雰囲気を味わいに足を踏み入れてみるのもおすすめです。
まとめ
他の東南アジア諸国と比較しても突出して物価が高いシンガポールは、ホテルの選び方、遊びに行く観光地のチョイスによって旅の予算も随分と変わってきます。同じホテルでもローシーズンや窓の無い部屋を選び、遊びに行く観光地は厳選することによりリーズナブルな旅行を楽しむことが出来るでしょう。