目次 [表示]
- バンコクのBTSの効率よい乗り方や料金をご紹介
- そもそもバンコクのBTSって何?
- 1. バンコクBTSの乗り方
- 乗車チケットの購入場所
- 乗車チケットの種類
- 乗車チケットの購入方法
- BTSに乗車する方法
- 2. バンコクBTSの路線
- スクムビット(Sukhumvit)線の路線
- シーロム(Silom)線の路線
- BTSの路線地図パンフレット
- 3. バンコクBTSの乗車料金
- 1回乗車券の料金
- 1日乗り放題乗車券の料金
- ラビットカードの料金
- 4. バンコクBTSの運行時間
- スクンビット(Sukhumvit)線の時間
- シーロム(Silom)線の時間
- 5. バンコクBTSを使った効率のよい観光
- BTSの乗り換え可能駅
- スクンビット(Sukhumvit)線の観光地
- シーロム(Silom)線の観光地
- バンコクのBTSを活用して効率よく観光を楽しもう
バンコクのBTSの効率よい乗り方や料金をご紹介
タイのバンコクは、毎年多くの観光客が訪れるアジアでトップクラスの観光地です。バンコクには、BTS、MRT(地下鉄)、ARL(エアポートレールリンク)などの便利な交通手段がたくさんあります。バンコクのBTSの乗り方をマスターすれば、人気のスポットを効率よく観光できると評判です。そこで今回は、バンコクBTSの料金や路線など効率よい乗り方をご紹介します。
そもそもバンコクのBTSって何?
バンコクのBTSとはBangkok Mass Transit Systemの略で、通称スカイトレインと呼ばれています。BTSは、バンコク市内の中心部を東西南北に走る電車で、観光や生活における重要な移動手段。バンコクの地元の人からは、ロットファイファーとも呼ばれています。BTSの電車を上手に活用することで、バンコクをより効率よく観光できるのです。
1. バンコクBTSの乗り方
BTSスカイトレインを上手に活用するためには、基本的な乗り方を知る必要があります。電車のチケットはどこで、どのように購入できるのでしょうか?チケットには、どんな種類がありますか?効率よく観光するためにバンコクBTSの基本的な乗り方を見てみましょう。
乗車チケットの購入場所
BTSスカイトレインに乗るためには、まず乗車チケットを購入する必要があります。電車のチケットは、バンコク市内のBTS各駅にあるチケットオフィスや自動券売機で買うのが一般的。各駅に設置されている自動券売機では、シングルチケットのみ購入できます。残りの2種類のチケットは、チケットオフィスでのみ購入が可能です。
乗車チケットの種類
バンコクBTSの乗車チケットには、大きく分けて三種類あります。シングルジャーニーカード(Single Journey Card)は、1回のみ乗車可能なチケット。1日券(One-Day Pass)は、一日中何度でも乗車が可能で観光に便利なチケットと言えます。Rabbit Card(ラビットカード)は5年間有効でチャージ金額も2年間有効なので、バンコクに長期滞在される方におすすめ。
乗車チケットの購入方法
シングルチケットは、BTS各駅に設置されている自動券売機やチケットオフィスで購入が可能。自動券売機には、ボタン式タイプとタッチ画面式タイプの2種類があります。チケットオフィスで一日乗車券やラビットカードを購入する場合、英語やタイ語で口頭で伝えるのが一般的。駅名か1dayか、人数は何人かを伝えれば購入できるでしょう。電車の料金は、硬貨や紙幣で支払います。
BTSに乗車する方法
チケットを購入できたなら、実際にバンコクBTSに乗ってみましょう。磁気カードのチケットを改札の穴に差し込むと再び出てきて、前方の扉が自動的に空くシステムです。チケットを受け取ったら、階段やエスカレーターでホームに向かいましょう。BTSが来たら乗車してバンコク市内の目的駅に到着したら降車します。改札から出る時にもチケットを差し込むと外に出られます。
2. バンコクBTSの路線
バンコクBTSの乗車チケットを購入できるようになったら、次は路線図を把握しましょう。バンコクBTSには2つの路線があって、合計50キロメートルの距離を走行しています。バンコクBTSには40以上の駅があるので、観光地に近い場所で降りるのが一般的です。ここでは、バンコクBTSの2つの路線を見てみましょう。
スクムビット(Sukhumvit)線の路線
バンコクBTSで一番利用する頻度が高い路線が、スクムビット(Sukhumvit)線。バンコク市内の北西に位置するモーチット駅から南東に位置するサムロン駅を結んでいます。スクムビット線には全23駅あって、観光地やホテルへのアクセスに便利な路線。バンコクBTSに乗るのが初めての方は、スクムビット線を活用する練習から始めましょう。
シーロム(Silom)線の路線
BTSスカイトレインでバンコクの南西側を走る路線が、シーロム(Silom)線。シーロム戦はナショナルスタジアム駅からバーンワー駅を走行しています。シーロム線は10駅とスクムビット線に比べると利用頻度は少ないですが、観光中に必ず一度は使う路線です。何度もバンコクを訪れている方や地元のタイ人の方がよく活用しています。
BTSの路線地図パンフレット
バンコクBTSを上手に乗車できるように、路線地図のパンフレットが用意されています。タイ語や英語はもちろん日本語表記のパンフレットもあるので強い味方です。駅構内や列車では日本語のアナウンスはないので、バンコクBTSの路線地図パンフレットを活用しましょう。パンフレットがないならネット上から路線地図を探すのもおすすめ。
3. バンコクBTSの乗車料金
バンコクBTSのチケットの購入方法や乗車方法が分かったら、乗車料金も確認しておく必要があります。バンコクBTSの料金は、乗車する回数や距離に応じて変わるシステム。チケットには3種類ありますから、料金を比較することでよりお得に乗車できます。バンコクBTSのチケット別の料金を比べるのがポイント。
1回乗車券の料金
バンコクBTSの1回乗車券は、乗車するたびに料金を払ってチケットを購入する方法です。1日乗車券のチケットは、16バーツ(約55円)~59バーツ(約205円)の料金が設定されています。移動する駅数や距離に応じて料金が変わるシステムで、チケットは1回限り当日のみ有効。1日に1回か2回だけBTSに乗車してバンコク市内を移動する時には、一番安い料金の乗り方になります。
1日乗り放題乗車券の料金
バンコクBTSの1日乗車券は、140バーツ(約490円)の料金が設定されています。1日券は乗車する回数や距離に関係なく、1日中乗り放題のチケット。16バーツで1駅ずつ移動する場合は、9回以上乗車すると料金がお得に。59バーツで長距離を移動する場合、3回以上乗ると料金がお得になる計算です。当日の始発から24時まで有効なので、観光でどの程度移動するか料金を比較しましょう。
ラビットカードの料金
バンコクBTSのラビットカード(Rabbit Card)は、バンコクに長期滞在する方や何度も訪れたい方におすすめ。5年間有効のカードで、チャージした料金は2年間有効となります。ラビットカードの料金は300バーツ(約1,050円)で、そのうち150バーツが発行手数料、50バーツがデポジットです。100バーツは乗車料金に利用でき、後は必要に応じてチャージします。
4. バンコクBTSの運行時間
バンコク市内を効率よく観光するためには、BTSの時刻表や運行時間を確認しておく必要があります。バンコクを観光で動きたい時、朝早い時間や夜遅い時間に移動したいこともあるでしょう。バンコクBTSの運行時間を把握することで、より効率よく移動できます。バンコクBTSの路線ごとに運行時間を確認しておきましょう。
スクンビット(Sukhumvit)線の時間
スクンビット線の運行時間は、朝6時~夜24時まで。運行時間の間隔は、通勤通学ピークの時間帯で約3分ごと、日中は6~7分ごとになります。バンコクBTSスクンビット線の時刻表は公表されていませんが、日中でも6~7分ごとに来るのでスムーズです。2019年に直通となったモーチット駅~ケーハ駅間は、ピーク時でも6~7分ごとの運行時間となります。土日祝日は、終日5~7分ごとの運行時間です。
シーロム(Silom)線の時間
シーロム線の運行時間は、朝6時~夜24時まで。運行時間の間隔は、通勤通学ピークの時間帯で約4分ごと、日中は6分ごとになります。シーロム線の時刻表も公表されていませんが、スクンビット線と同じ運行時間で移動できて便利です。土日祝日は、終日6~7分ごとの運行時間となります。
5. バンコクBTSを使った効率のよい観光
BTSスカイトレインの乗車方法や購入方法、運行時間が理解できました。ここで大切になってくるのが、BTSをいかに上手に使いこなして効率よく観光できるかです。バンコクの観光地を効率よく移動するには、有名な観光地がどの駅に近いかを調べる必要があります。BTSスカイトレインを使ってアクセスできるバンコクの観光地を押さえておくのがポイントです。
BTSの乗り換え可能駅
バンコクを効率よく観光するためのポイントは、BTSスカイトレインの乗り換え可能駅を利用すること。サイアム(Siam)駅は、スクンビット線とシーロム線の乗り換えできます。モーチット(MoChit)駅・シーロム(SiLom)駅・スクムウィット(Sukhumvit)駅・アソーク(Asok)駅は、地下鉄MRTとの乗り換えが可能。パヤータイ(Phayathai)は、AirportLineの乗り換えが可能になります。
スクンビット(Sukhumvit)線の観光地
BTSのスクンビット線には、バンコクで人気の観光地やホテルがたくさん集まっています。サイアム駅・チットロム駅・ナーナ駅・アソーク駅は、ホテルや百貨店が集まる地域。モーチット駅には、チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケットがあります。プロンポン駅に直結したモールが、エムカルティエ。アソーク駅には、ショッピングモールのターミナル21があります。
シーロム(Silom)線の観光地
駅数と利用頻度が少なめのシーロム線にも、訪れたい観光地があります。サイアム駅周辺はショッピングエリアが広がっていて、水族館サイアムオーシャンワールドに行くのに便利。サラデーン駅には、ショッピングモールのシーロムコンプレックスがあります。バンコク観光のリピーターの方にもおすすめの下町情緒が感じられる路線です。
バンコクのBTSを活用して効率よく観光を楽しもう
今回は、バンコクのスカイトレインBTSについてご紹介しました。バンコクのBTSを上手に使えば、効率よく観光地にアクセスできるのです。バンコクのBTSはホテルやショッピングモールを網羅しているので、渋滞知らずで観光を楽しめます。バンコクを訪れる際には、BTSをフル活用したいですね。今回ご紹介したBTSの乗り方を参考にして、バンコク観光を思い存分楽しみましょう。