マレーシアの物価って安い？高い？食べ物やタクシーなどの値段をご紹介！

マレーシアの物価は、とても安いと言われていますが、実際にはどうなのでしょうか。旅行に行く際に気になるマレーシアの物価について詳しく紹介します。どんなものが高いのか、どんなものが安いのかをチェックしましょう。観光プランにもとても役立ちますよ。

まず、マレーシアの通貨ですが、どんな通貨なのかを紹介します。マレーシアの通貨は「リンキッド」でMYRまたはRMで表記されます。1リンキッド＝26円程度で25円～35円のレートで考えておくといいでしょう。紙幣は7種類あって、100、50、20、10、5、2、1リンギット（RM）の紙幣が流通。硬貨は5種類あり、50、20、10、5、1セン（sen）の硬貨があります。1リンキッド（RM）＝100セン（sen）の換算で、わかりやすいですよ。

マレーシアと日本の物価を比較すると、マレーシアの物価はとても安くて、日本の3分の1と言われます。本当にそうなのか、具体的に見ていきたいですね。一番気になる食べ物や観光、タクシーやホテルについて、どの位の料金なのかを、紹介します。参考にしてください。

食べ物が高いか安いかはとても知りたいことです。どんな食べ物がどの位で食べられるかで、旅行の仕方も少し変わるでしょう。食べ物や買い物をした場合の実際の物価について、日本と比較しながら詳しく見ていきます。マレーシアの食べ物も紹介。豊富な食べ物が味わえ、多彩なメニューが人気のマレーシアですよ。

マレーシアの食事についてですが、多国籍国家のために、食べる料理もさまざまです。豪華なレストランでの食事と屋台の多国籍な料理のどちらを選ぶかによっても、食事の値段が変わります。また、食べ物は、マレー系、インド系、中華系、中華系とカレー系を足したニョニャ料理があり、多彩です。地方のお店で、インドカレーが1～2リンキッド（RM）＝26円～52円程度。ナシゴレンなども5.6RM＝146円程度で食べられます。中華料理店で、1人前が普通250円程度で食事が可能です。とても安く感じるでしょう。1リンキッド紙幣1～6枚で食事ができることになりますよ。

レストランの相場を見ても、中華料理のレストランで小籠包が8個で12.5RM＝320円程度、エビ炒飯が15RM＝340円程度です。日本レストランの約3分の1程度の安い料金と言えます。高級ホテルのリッツカールトンの中華レストランも、炒飯が32RM＝830円程度、シューマイが13RM＝340円程度。高級ホテルのレストランの場合は、少し高い料金ですが、それでも日本の普通の中華料理店の値段しかしません。日本の2分の1程度の値段で、安く食べられます。

お酒に関して言えば、マレーシアは酒税が高く、ビールでは、ANCHOR STRONGで酒税込で8RM＝208円、アサヒスーパードライが酒税込で10RM＝260円です。マレーシアでも酒税がない、ランカウイ島であれば、アサヒスーパードライが2.5RM＝65円という安さになります。ビールは、酒税が高く、料理に比べるとあまり安い値段では飲めないでしょう。

マレーシアのクアラルンプールのセントラルマーケットでは、雑貨などのお土産も多く売られています。「ニルマラサリ」というお店では、美容にいいナマコ石鹸が1個10M=260円で売られていて人気です。カシミール伝統の毛織物が30RM＝780円程度で売られています。お土産も、大きなもので、結構安い物があり、小物も値切ることが可能です。お土産は値切って安く買えます。

観光をする際は、交通機関の料金も結構気になります。観光旅行では、意外と交通費がかさむことも多いでしょう。マレーシアの交通機関の料金をタクシーと公共交通機関で紹介します。観光施設の料金やホテルの宿泊費もどの程度かを参考にしてみましょう。物価の安いマレーシアの交通費と宿泊費についても、旅行前に知っておくとおすすめです。

タクシーの値段も高いか安いか大いに気になります。クアラルンプールの国際空港からクアラルンプールまでは、60キロメートルあり、タクシーなら75RM～102RM程度です。日本円で2,000円～2,600円ほどとなります。日本で考えると2万円近くの料金がかかるしょう。比較すると随分安いですね。ただし、高級ホテルからタクシーを呼んでもらう場合は、高いタクシー代になることがあります。また、海外のタクシーでは、高い料金をぼったくられることもあり、信頼できるタクシー会社を利用しましょう。

公共交通機関の料金についてはどうでしょう。クアラルンプール国際空港から交通の中心であるクアラルンプールの駅KLセントラルまで55キロあります。公共交通機関で行った場合の料金を試算すると、KLIAエクスプレスの電車で30分かかり、55RM＝1,430円です。リムジンバスですと1時間乗って10RM=260円です。電車もバスも、これだけ長い距離、長い時間を乗ってとても安い乗車料金と言えます。日本の公共交通機関料金の3分の1～4分の1です。また、地下鉄もあって、50キロで6.4RM=166円程度で乗れます。日本の約2分の1の安い料金ですよ。

観光施設の料金についても見ていきます。マレーシアのクアラルンプールで人気の観光地と言えば、ツインタワーが有名。ツインタワーの料金は、大人が85RM＝2,210円です。ちょっと高く感じるでしょう。実は、マレーシア国民ですと、30RM=780円の料金で拝観可能。外国人との料金に差を設けているのが特徴的です。ただ、高いと感じた場合は、ツインタワーを外から見て観光できます。噴水や夜景を見て楽しむことが可能です。また他にも、有名な観光施設、バトゥ洞窟などは、無料で見られます。クアラルンプールは、お金をかけなくても観光が楽しめるのも魅力です。

マレーシアのホテルは、5つ星でも値段が安いので話題です。「セリ　パシフィックホテル・クアラルンプール」などのクアラルンプールの5つ星ホテルに、1室1万円ほどで泊れます。東京ですと4万円以上はするでしょう。なんと、マレーシアは、世界でも一番安く5つ星ホテルに泊まれると言われています。1室1万円で泊れ、二人で泊ると一人5,000円の宿泊費に驚きです。「グランハイアット」もクアラルンプールですと、1室18,000円で宿泊可能となって嬉しいでしょう。

マレーシアは、日本と比較した場合、全体的に3分の1の物価で済みます。それを利用して、マレーシアでは、少しリッチな観光をするのがおすすめです。物価の安いマレーシアだからこそ、味わえるリッチな食べ物やラグジュアリーなホテルに宿泊しましょう。マレーシアだからこそ叶う贅沢な夢もありますよ。物価の安いマレーシア観光の楽しみ方をいくつかのポイントで紹介。マレーシアの物価の特徴を押さえて、賢く観光するといいでしょう。

マレーシアの物価については、食べ物がとても安く、日本の3分の1～2分の1程度で食べられます。グルメを中心とした観光をするのもいいでしょう。マレーシアの様々な多国籍料理を食べ尽くすグルメ旅行をしてみませんか。食べ物では、贅沢なものを食べるのも、マレーシア観光のおすすめです。

ホテルについても、5つ星ホテルに安い料金で泊まれますので、ぜひ泊まってみませんか。マレーシアで5つ星ホテルに初めて宿泊するというのもいいでしょう。高くて体験できない5つ星ホテルも、マレーシアならば安心して泊まれます。贅沢なホテルに泊まって、ホテルライフを楽しむのもマレーシア旅行ならではの楽しみ方です。クアラルンプールにはたくさんの5つ星ホテルがあります。「ザ・リッツカールトン・クアラルンプール」「マンダリンオリエンタル・クララルンプール」「Wクアラルンプール」「JWマリオットホテル・クアラルンプール」「ウエスティン・クアラルンプール」「ヒルトン・クアラルンプール」「グランド・ミレニアム・クアラルンプール」、その他から選んでみるといいでしょう。

マレーシアでは、公共交通機関の電車やバスが安いので、移動が安く済みます。遠くへの観光もあまり交通費を気にせずに、行くことができるのがメリットです。その点は、日本と比較してもいろいろと観光してまわりやすいでしょう。マレーシアでは、観光施設自体は、割と高い料金がかかる場所もあります。遠い所でも魅力的な無料施設があれば、出かけるのもおすすめです。交通費が安いので、遠くの観光施設を見てまわるのは、割と安上がりになります。

実際に1日観光する場合、マレーシアなら、一人2,000円以内の予算で観光するということも可能です。30分電車で移動しても日本円にすると100円程度で行けます。また、1時間の移動でも170円ほどです。クアラルンプールで1日2,000円の予算で観光した場合、バトゥ洞窟、チャイナタウン、クアラルンプール シティ ギャラリー、セントラルマーケット、KLCC公園を見てまわれます。無理に節約しなくても、安い料金で観光が楽しめるのがメリット。交通費が安いのは、本当に便利です。1日2,000円以内の観光をした場合の内訳を参考にしてみましょう。

1. 電車料金340円（1時間半の移動の交通費）
2. 昼食でレストランで食事400円、カフェで150円
3. 夕食に屋台で食べ歩き1,000円

マレーシアは、日本と比較しても3分の1程度に物価が安く観光しやすいのが特徴。高いものと言えば、酒税が高いビールなどのお酒です。他に、観光施設も高い料金の所がありますが、とにかく、食べ物とホテルが安いのが嬉しいでしょう。贅沢に食べることができ、5つ星ホテルにゆったり宿泊することができるのがマレーシアの魅力です。日本と比較しながら、安い物価のものを、マレーシアではたっぷりと楽しんでみましょう。