目次 [表示]
- デュッセルドルフ空港とは
- デュッセルドルフはどんなところ?
- デュッセルドルフの時差と気候
- デュッセルドルフ滞在にビザは必要か?
- デュッセルドルフ空港での手続きの流れ
- デュッセルドルフ空港の手続き①入国
- デュッセルドルフ空港の手続き②税関
- デュッセルドルフ空港の手続き③トランジット
- デュッセルドルフ空港の手続き④出国
- デュッセルドルフ空港の手続き⑤税金の払い戻し
- デュッセルドルフ空港のアクセス
- デュッセルドルフ空港ターミナル駅
- デュッセルドルフ空港駅
- デュッセルドルフ空港はラウンジや免税店が大人気
- ラウンジには魅力的な店がいっぱい
- ルフトハンザのラウンジの特徴
- 免税店も魅力的
- デュッセルドルフ空港おすすめの土産
- おすすめのお土産①J. NOGUESのチョコレート
- おすすめのお土産②ドイツワイン
- おすすめのお土産③FTC Cashmere
- デュッセルドルフ空港での手続きはスムーズに終わらせよう
デュッセルドルフ空港とは
デュッセルドルフ空港は、ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州にある国際空港のひとつです。フランクフルト空港・ミュンヘン空港に続く、第3の国際空港で、日本人も多く訪れています。成田国際空港からは、ANAが直行便を運行。そのほかルフトハンザ航空やエミレーツ航空などを15社がトランジットを含んでの運行を行っています。成田からデュッセルドルフ空港までは直行便で約12時間です。
デュッセルドルフはどんなところ?
デュッセルドルフ空港があるノルトライン=ヴェストファーレン州は、ドイツの中西部に位置し、ドイツ国内で最も人口が多い州です。ドイツが東西分断されていた頃は、西ドイツ側の首都ボンがここにありました。540社を超える日本企業も進出していて、ドイツに在住する日本人のみならず、親日のドイツ人も多く訪れています。日本では、あまり有名ではないデュッセルドルフ。実はヨーロッパのアートやファッションの中心とも言われている最先端の国際都市です。
デュッセルドルフの時差と気候
日本とデュッセルドルフの時差は8時間で、サマータイムが実施されると7時間になります。宮城県仙台市とほぼ同じ緯度にあるデュッセルドルフは、ドイツ国内では温暖な地域です。春夏秋冬はありますが、春と秋はほんのひととき。「冬の積雪もほとんどない」と言っていいでしょう。一年を通して雨も少なく乾燥しやすいので、女性は保湿に気をつける必要があります。気象庁の平均気温データ(2016年)によると、もっとも寒い2月で最高気温は平均7.9度、最低気温は1.0度。寒いと感じるかもしれませんが、ドイツは暖房設備の完備が進んでいるので、室内で寒さを感じることはあまりないでしょう。
デュッセルドルフ滞在にビザは必要か?
ドイツはシェンゲン協定に加入しています。シェンゲン協定とはヨーロッパ22ヶ国の間で検査無く国境を越えることができる協定です。シェンゲン協定を結んでいると、観光や出張など短期の滞在(180日の滞在期間で、最大90日以内の滞在)ならビザが不要とされます。日本はヨーロッパ以外でシェンゲン協定によるビザ免除が認められている国なので、ビザを必要としません。ただし、シェンゲン協定加入国から出国する際、パスポートの有効期限3ヶ月が必要とされます。デュッセルドルフに訪れる際は、パスポートの有効期限をチェックしておきましょう。
デュッセルドルフ空港での手続きの流れ
ドイツ第3のデュッセルドルフ空港。まずは、手続きについて知っていきましょう。入国のチェックインから出国、税関での手続きにいたるまでをリサーチしました。デュッセルドルフ空港は国際空港のため、トランジット利用者も多いので、乗り換え時の手続きについても説明していきます。
デュッセルドルフ空港の手続き①入国
まずは入国の手続きから説明していきましょう。日本人はシェンゲン協定によるビザ免除国ですが、ヨーロッパ各国からデュッセルドルフ空港を訪れる人とは入国方法が違います。空港に到着し、入国審査を受ける場合「Non EU Nationals」と書かれたカウンターで入国審査を受けてください。それ以外はヨーロッパ各国からきた人向けのカウンター。間違ったカウンターに並ぶと、時間を無駄にしてしまうので注意が必要です。スムーズなチェックインを心がけましょう。
デュッセルドルフ空港の手続き②税関
デュッセルドルフ空港に持ち込んでいいのは、基本的にほかの国と同じです。対象となるのは、17歳以上の観光客で、本人の使用目的ということが決まっています。タバコに関しては紙巻は200本、葉巻は50本です。電子タバコの持ち込みも可能ですが、あくまでも個人での使用に限られています。カートリッジ含めすべて持ち帰らなければなりません。電子タバコは430ユーロ相当までが免税対象となっています。
デュッセルドルフ空港の手続き③トランジット
続いては、デュッセルドルフ空港でのトランジットについて説明していきましょう。国際空港なので、ヨーロッパ各国への乗り継ぎとしてもよく利用されるデュッセルドルフ空港では、基本的に手荷物検査はありません。同じ航空会社の場合、荷物もスルーな場合がほとんどです。まず入国審査を終えたら(場合によっては荷物をピックアップ)、航空会社のチェックインカウンターに向かいましょう。ここで搭乗手続きをすれば終了です。デュッセルドルフ空港の乗り継ぎは非常に簡単で、表示どおりに進めば間違うことはありません。
デュッセルドルフ空港の手続き④出国
楽しい旅行のあとは、出国するだけ。出国する場合は、飛行機の出発時間の2時間前までに空港に到着するようにしましょう。早めに到着し出国手続きを終えていれば、免税店でお土産を見たり、ラウンジでのんびり過ごしたりできます。出国手続きはとても簡単。航空会社のチェックインカウンターでパスポートと航空券を見せるだけです。手荷物も、この時に預けます。手荷物番号と搭乗券をもらったら、チェックインカウンターでの出国手続きは終了です。
デュッセルドルフ空港の手続き⑤税金の払い戻し
ドイツでは、1店舗で各税率(商品により異なる)の25ユーロ以上の買い物をした場合、観光客には払い戻しの制度があります。商品を買ったら店に「TAX REFUND CHEQUE」を作ってもらいましょう。出国手続きをする際、パスポート・搭乗券と一緒に「TAX REFUND CHEQUE」を提出、払い戻しの小切手に税関印を押してもらいます。その後、払い戻しカウンターで現金・クレジットカード・小切手の中から受け取り方法を選択。カードを選んだ場合は2~3ヶ月以内の振込みなので、明細書をチェックしてください。
デュッセルドルフ空港のアクセス
デュッセルドルフ空港から、デュッセルドルフ市内に向かう方法を紹介していきます。デュッセルドルフ空港からは、鉄道を使うのがおすすめです。駅はデュッセルドルフ空港ターミナル駅と、デュッセルドルフ空港駅の2ヶ所があります。この2つの駅の違いについて説明していきましょう。
デュッセルドルフ空港ターミナル駅
もっともわかりやすいのが、デュッセルドルフ空港ターミナル駅です。デュッセルドルフ空港ターミナル駅は空港の地下にあり、デュッセルドルフ空港ターミナル駅発の列車は、観光の拠点となるデュッセルドルフ中央駅に必ず到着します。注意しなければいけないのは、デュッセルドルフ空港ターミナル駅には改札がないこと。自分で券売機でチケットを購入しなければなりません。券売機は当然、日本語の表示はないので英語表示がわかりやすいでしょう。1日乗車券もあるので、いろいろ回りたい方におすすめです。
デュッセルドルフ空港駅
デュッセルドルフ空港駅は、 デュッセルドルフ空港ターミナル駅と違い、空港から少し離れた場所にあります。空港からデュッセルドルフ空港駅に向かうには、スカイトレインというモノレールに乗りましょう。ルフトハンザなどの航空券を持っている人は無料ですが、そのほかの人は有料です。ターミナルC駅など4つの駅を経由すればデュッセルドルフ空港駅に到着。デュッセルドルフ中央駅までは快速で5分、Sバーンなら10分程度なので、駅までの行き方さえわかっていれば、デュッセルドルフ空港ターミナル駅を利用するより、早く到着します。
デュッセルドルフ空港はラウンジや免税店が大人気
デュッセルドルフ空港は、とにかくラウンジや免税店が人気です。中でもラウンジは、ドイツらしいサービスがあり、チェックインを済ませた後の時間を楽しく過ごすことができます。搭乗までの時間をラウンジでゆっくり過ごし、旅の疲れを癒すのにおすすめの場所です。
ラウンジには魅力的な店がいっぱい
デュッセルドルフ空港のラウンジは、ルフトハンザ航空のビジネスラウンジとセネターラウンジの2種類で、出国前エリアにあります。入るには、パスポートとセキュリティーのチェックを受けなければいけません。チェックインカウンターの手続きを終わらせたら、ぜひ訪れてほしい場所です。
ラウンジを使える人
ラウンジは誰でも利用可能というわけではなく、ゼネターラウンジは、ファーストクラス利用者・スターアライアンスゴールドメンバーもしくは、ルフトハンザの上級会員に限られています。ビジネスラウンジはファーストクラス・ビジネスクラス利用者やANAのダイヤモンド・プラチナサービスメンバー・スーパーフライヤーズ会員・スターアライアンスゴールドメンバーが利用可能です。
ルフトハンザのラウンジの特徴
ルフトハンザのラウンジは、ドイツらしくビールは飲み放題で、ソーセージが食べ放題となっています。国際便での乗り継ぎなど時間があるときは、ラウンジでドイツの名物料理を楽しむのも、いいのではないでしょうか?シャワールームもあるので、長旅で疲れた体をさっぱりさせることもできます。
免税店も魅力的
デュッセルドルフ空港の免税店は、荷物検査のゲートの先にあります。出国手続きを済ませてしまうと、ショッピングを楽しむことができないので注意してください。免税店はブランド店から雑貨・食品までさまざま。スーパーもあります。ドイツワインなど、ちょっとしたお土産にぴったりな物も販売しているので、重たいお土産はここで購入するのがいいでしょう。ばら撒きのお土産などはスーパーで購入してもいいですね。
デュッセルドルフ空港おすすめの土産
デュッセルドルフ空港の魅力はラウンジだけではありません。免税店で販売されている商品は、ばら撒きや自分用のお土産としてぴったりなものが販売されています。ここでは、おすすめのお土産を紹介しますので、お土産選びの参考にしてください。
おすすめのお土産①J. NOGUESのチョコレート
J.Nogues(J・ノグー)はモロッコ・カサブランカに店を構えるチョコレートショップです。デュッセルドルフ空港の免税店では、大粒のアーモンドチョコレートがデュッセルドルフ限定で販売されています。チョコレートはミルクチョコレートで、優しいおいしさが特徴。価格も6.5ユーロなので、ばら撒き用のお土産にぴったりです。
おすすめのお土産②ドイツワイン
ドイツはヨーロッパの中でも有名な白ワインの産地です。免税店では、1135年からワインを作り続けているクロスター・エーバーバッハの老舗ワインなどが購入できます。すっきりとした味わいなので、どんな料理に合わせやすいのが特徴です。そのほか、150年以上の歴史を持ち、有機農法で栽培されたブドウで作るライヒスラート フォン・ブールのワインなど、極上のワインが購入できます。
おすすめのお土産③FTC Cashmere
自分用の極上のお土産としておすすめなのが、FTCカシミアです。1986年にアメリカでスタートしたブランドで、上質のカシミア商品が人気。デュッセルドルフ空港ではセーターやカーディガンなどを取り揃えられています。一度手にすると、ほかのカシミア製品が着られなくなるほど良い手触りです。
デュッセルドルフ空港での手続きはスムーズに終わらせよう
デュッセルドルフ空港は国際空港のため常に混雑気味ですが、早めにチェックインさえすれば、空港内で飽きることなく楽しむことができます。入国・出国手続き方法を知っておくことで、スムーズな旅行を楽しめることでしょう。