目次 [表示]
- 旅行はミニマリストになるチャンス
- ミニマリスト旅行の持ち物リスト【6選】
- ①財布
- ②スマートフォン
- ③充電用具・モバイルバッテリー
- ④洗面具
- ⑤スキンケア
- ⑥下着類
- ミニマリスト旅行の基本3ヵ条
- 3ヵ条①:備えすぎより足りない程度がよいと考える
- 3ヵ条②:現地調達に頼りすぎない
- 3ヵ条③:旅行の目的で必需品を選択
- 荷物を最小限に減らすコツはカバン選びと洋服選び
- かさばる衣類をミニマムに!洋服選び5つのポイント
- ミニマリスト旅行には身軽なバックパックがおすすめ
- 荷物をよりコンパクトにするパッキングのコツ
- パッキングのコツ①:衣類は圧縮ケースに収納
- パッキングのコツ②:詰め替え容器を活用
- ミニマリスト旅行に向かないNGアイテムをチェック
- NGアイテム①:紙の本
- NGアイテム②:化粧品類
- NGアイテム③:お泊まりセット
- 最小限の荷物で身軽なミニマリスト旅行を楽しもう
旅行はミニマリストになるチャンス
ミニマリストは「最小限の持ち物で、シンプルかつ豊かな生活を送る人」のことを指します。ミニマリストに憧れ普段の生活で実践しようとしても、家族や仕事などの関係もあり難しいものです。
そんな方でもできる、ミニマリスト入門編としてちょうどよいのが旅行です。大きなバックパックを背負って旅するバックパッカーとも違う、ミニマリスト旅行の持ち物リスト6選と、荷物を最小限に減らすコツを紹介します。
ミニマリスト旅行の持ち物リスト【6選】
最初にミニマリスト旅行に必要な、持ち物リストを紹介します。旅行の必需品というより、普段から持ち歩いているものがほとんどと思われるでしょう。バックパッカーとは違い、ミニマリストは旅行だからといって特別なことをするのではなく、日常の延長に旅行を楽しむのです。
①財布
最近は、スマホなどキャッシュレス決済に対応したお店が多く、現金の必要性は下がっています。そのため、お財布は、お札・コイン・カードが数枚入れば充分です。長財布など大きいサイズの財布をお使いの方は、この機会に財布を見直すのもよいでしょう。
②スマートフォン
いうまでもありませんが、スマートフォンは必需品です。カメラ・地図・時刻表など、スマートフォンがなければ旅行が成り立たないほどなくてはならないツールです。
スマートフォンで気をつけることとしては、スマートフォンに頼りすぎないことでしょう。現地でしか得られない情報もありますので、観光案内所や看板なども活用してください。
③充電用具・モバイルバッテリー
電子ツールの充電用具も必要不可欠です。重さも場所もとらないので、必要な物は忘れずに持ち歩きましょう。
モバイルバッテリーは、重量があるため悩むところですが、持ち物リストに入れることをおすすめします。旅先でもカフェなど充電できる場所はありますが、ミニマリストは充電のために時間をロスするのはもったいないと考えるのです。
④洗面具
洗面具は、歯ブラシセットとタオル1枚が必需品と考えます。ホテルならこれらはアメニティーとしてついていることが多いため、こだわりのない方であれば、洗面具は不要ともいえるでしょう。洗面具は持っていくときりがありませんが、だからこそ荷物を減らせるポイントでもあります。
⑤スキンケア
女性の方は化粧水・乳液など普段使っているアイテムを、そのまま持っていくとかなり重たくなります。化粧水などは、小瓶に入れて必要な分だけ持っていくようにしましょう。特にこだわりのない方であれば、試供品を持っていくと、より荷物をミニマムにできます。
⑥下着類
下着類や靴下は、2日分までは持ち物リストに入りますので、小さく折りたたんで、圧縮袋などにまとめるようにしましょう。たたみ方のポイントは、平らにたたむというよりは、コロコロ転がして立体的にまとめることです。この方がしわになりにくく、取り出しやすいというメリットがあります。
ミニマリスト旅行の基本3ヵ条
「ミニマリスト旅行の持ち物リスト【6選】」を見て、荷物の少なさに驚いた方もいるのではないでしょうか。普段の旅行の考え方のままだと、荷物を最小限にすることは難しいので、ミニマリスト旅行の、具体的な荷物を減らすコツを紹介する前に、ミニマリスト旅行の基本的な考えを押さえておきます。
3ヵ条①:備えすぎより足りない程度がよいと考える
「備えあれば憂いなし」とパッキングをすると、荷物はどんどん膨らむことに。ミニマリスト旅行の荷造りは、「なかったら本当に困るか?」を一度考えるようにしてください。
なくても困らない物は旅行の荷物からは減らすようにしましょう。万が一困ったとしても、国内であればたいていのものは現地で調達できます。取捨選択すると必需品は案外少ないことに気付くはずです。
3ヵ条②:現地調達に頼りすぎない
ミニマリストが旅行の持ち物を最小限に減らせるのは、困った時は現地調達できるという安心感があるからです。しかし、何から何まで現地調達したのでは、「帰りの荷物が入りきらない」なんてことになりますし、旅行から帰ると不要な持ち物が増えてしまいます。
購入すると値段が高い、入手しにくい、コンパクトに出来るものであれば持っていくのがおすすめです。
3ヵ条③:旅行の目的で必需品を選択
旅行の必需品は、いつも同じではなく、旅行の目的によって異なります。インドアなのか、アウトドアなのかによって、必要な着替えも変わるでしょう。神社仏閣めぐりなら、御朱印帳は欠かせないとか、ハイキングなら登山用のウェアは欠かせないとか。旅の目的を考えて、旅の必需品を取捨選択してください。
荷物を最小限に減らすコツはカバン選びと洋服選び
ミニマリスト旅行の荷物を最小限に減らすもっとも大事なポイントは、洋服選びとカバン選びです。この2つのコツさえつかめれば、荷物を減らすことは案外簡単です。洋服選び5つのポイントと、ミニマリスト旅行向けのカバンを紹介します。
かさばる衣類をミニマムに!洋服選び5つのポイント
ミニマリストの旅行で、持ち物の中から必需品を厳選して減らす一番のポイントは洋服選び。特に女性は、旅先でもおしゃれをしたい人が多いので洋服選びは重要ポイントといえます。
おしゃれ目的でなくても地域による温度差を考慮し、「念のため1枚持っていこう」と荷物が増えてしまう経験のある方も多いでしょう。旅行の衣類を最小限に減らすコツを紹介していきます。
洋服選びポイント①:かさばる服は着ていく
衣類は旅行の持ち物の中でも、最もかさばるものの一つです。例えば、パーカーはカジュアルで着回しが効くため、旅先でも便利なアイテム。しかし、旅先で寒かったときのことを考え、パーカーを1枚荷物としてもっていくと、かなりの容量を使うことになります。
かさばる服は着ていくのを基本とし、旅行カバンに入れる荷物はできるだけ減らすようにしましょう。
洋服選びポイント②:軽くて小さくまとまる服を選ぶ
コットンやナイロンは、男性用・女性用を問わずデザインも豊富なので、おしゃれも楽しめます。
洋服選びポイント③:女性は薄手のワンピース1枚あると便利
旅行先でアクティブに動こうとすると、女性の方もパンツなどカジュアルなスタイルにする方が多いでしょう。そんな女性が、夜はホテルのレストランやバーに行くときにおすすめなのがワンピースです。薄めのコットン生地やナイロン生地のワンピースなら、小さく丸めればしわにもなりにくく、大きな荷物にもなりません。
洋服選びポイント④:ストールを上手に活用する
女性におすすめのアイテムに、ストールがあります。肌寒いときに1枚あると手軽に羽織れて便利ですし、日差しが強いときに、日焼け防止に羽織ったり、顔まわりに巻いたりできるので万能です。女性はワンピーススタイルの時に上から羽織るだけでも、おしゃれ感がアップすることもあります。
女性の方が念のために衣類を持っていくのであれば、ストールを1枚追加するのがおすすめです。
洋服選びポイント⑤:荷物にするのは2日分まで
荷物として持っていく衣類は、下着類も含め2日分までにするのがおすすめで、二泊三日を越える旅行であれば旅先で洗濯します。小物なら洗剤を小瓶につめて持っていき手洗いできますし、コインランドリー付の宿も多いです。
少し面倒に感じるかもしれませんが、ミニマリストの旅行は、最小限の持ち物で快適に旅をすることをいいます。三泊以上であれば、洗濯のことも考えておきましょう。
ミニマリスト旅行には身軽なバックパックがおすすめ
ミニマリストの旅行には、持ち運びに手間のかかるスーツケースよりも、バックパックをおすすめします。バックパックと呼んでいますが、つまりはリュックサックのことです。
大きな荷物を背負って世界中を旅するバックパッカーもいますが、ミニマリストの旅行はもう少しカジュアルで、ふだん使いのリュックを背負い、日常生活の延長感覚で身軽な旅行を楽しみます。
バックパックのサイズは30リットルあれば十分
1ヶ月程度旅をするバックパッカーが利用するバックパックの一般的な容量は、40リットル~50リットルですが、1週間程度のミニマリスト旅行であれば、30リットルの容量があれば十分です。
バックパッカーは寝袋など衣食住に関わる荷物も自己解決が基本で、大きめなバックパッカー用のカバンが必要ですが、ミニマリストは旅先のホテルなどの設備を活用していきます。
ミニマリストにもバックパッカー用がおすすめ
バックパッカー用のバックパックは、収納のしやすさ・防水性・軽さが・肩への負担の軽減などに優れているので、ミニマリストにもおすすめです。サイズも20リットル台からあり、見た目もカジュアルなものも多くあります。
おすすめバッグ①:容量33リットルのバックパック
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コールマンの33リットルの容量のあるバックパックです。内部に仕切りがあるので、パソコンを収納できるということで、バックパッカーの方から高い評価を得ています。サイズは、55センチあるので女性の方が背負うと、かなり大きく感じてしまうのがデメリットです。
「大は小を兼ねる」ともいいますので、バックパッカーだけでなく、ミニマリスト旅にも使えるサイズとして紹介します。
おすすめバッグ②:容量28リットルのバックパック
ポーターの容量28リットルのリュックで、高さは47センチと比較的大きめです。デザインは通勤などにも使えるタウン仕様なので、パックパッカーとは違う、ミニマリストの旅行にはぴったりではないでしょうか。
一般的に、28リットルあれば2泊3日程度の旅行にも対応できるので、このくらいのサイズを基本に考えるとよいでしょう。
おすすめバッグ③:容量22リットルのバックパック
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先ほど紹介した商品のSサイズで、容量は22リットルのリュックです。高さは42センチですので、女性の方が背負っても大きすぎないので、女性の方におすすめします。少し小さく感じるかもしれませんが、そこはミニマリストとして必需品を厳選し、パッキングを丁寧にすれば大丈夫です。
背中や肩にはクッショ材が入っているので、負担が軽減されるのもポイントといえます。
荷物をよりコンパクトにするパッキングのコツ
旅の必需品が決まったら、次はパッキングの出番です。パッキングの工夫をすることで、最小限の荷物を、さらにコンパクトにまとめます。パッキングで注意が必要なのは、やみくもに荷物を小さくするだけでなく、取り出しやすさ考慮することです。
荷物を小さくまとめ、旅先でも快適に荷物の取り出しができる、ミニマリスト旅行を快適にするパッキングのコツを紹介します。
パッキングのコツ①:衣類は圧縮ケースに収納
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圧縮ケースというと、圧縮用の器具が必要な物を思い浮かべるかもしれませんが、最近は螺旋状のファスナーを使い、衣類を簡単に圧縮できるケースがあります。内部には複数の収納場所に分けられるので、未使用・使用済みの両方を入れられますし、防水加工で衛生的に安心です。
持ち物を小さくパッキングできるだけでなく、収納性の高さで旅の快適さがアップするのでおすすめします。
パッキングのコツ②:詰め替え容器を活用
シャンプー・リンス・ボディーソープ・化粧水などは、宿泊先のアメニティーがあればそれを使うのがよいでしょう。しかし、女性の方は普段と同じ物にこだわる方も多いので、100均などで売っている小瓶に詰めて、普段使っているものを持っていくことをおすすめします。
心配な水漏れですが、ジップロックなどにまとめてパッキングすれば安心です。
ミニマリスト旅行に向かないNGアイテムをチェック
旅行の持ち物は、その旅の目的に応じて取捨選択していくものですが、ミニマリストの旅行の持ち物に向かない物もあります。次のアイテムをカバンに詰めようとしていたら、本当に必要か考え直した方がよいです。ミニマリスト旅行に向かない荷物と理由を紹介します。
NGアイテム①:紙の本
普段から読書習慣のある方は別ですが、「普段は読めなかったので、旅行の移動時間で読もう」といって本を持っていくのはやめた方がよいです。なぜなら、その本は読まれない可能性が高いから。
本は重たくスペースも取るので、必需品のみのミニマリスト旅行の持ち物には向きません。持っていくのであれば、kindleなどの読書用端末だと、軽くて場所を取らないのでおすすめといえます。
NGアイテム②:化粧品類
女性の方は、旅先でも普段と同じメイクをしようとすると、化粧ポーチだけでもかなりのサイズ・重さになります。ミニマリストの旅行では、化粧品は必需品に絞り込みできるだけ減らすようにしましょう。ここを切り捨てられるかが、ミニマリスト旅行を実践できるか、分かれ道になるともいえます。
NGアイテム③:お泊まりセット
コンビニやドラッグストアに行くと、化粧品やシャンプーなどがセットになったお泊まりセットが販売されています。一見便利に見えますが、使わない物が入っていることもあり、ミニマリスト旅行には向きません。
普段から使っている物を小分けにして持っていくか、宿泊先のアメニティーを使うほうがよいですが、旅先で足りない物があった時の緊急用として頼りする程度に考えましょう。
最小限の荷物で身軽なミニマリスト旅行を楽しもう
昔は地図やカメラは旅の必需品でしたが、今はスマホ1台あれば何でも入っています。バックパッカーが大きなバックパックを背負って旅したことを、タウン仕様の身軽なリュックでできるようになったのです。紹介した持ち物リストを参考に持ち物を減らすことで、ミニマリストの身軽な旅を体験してみてください。