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サントシャペルの見どころは?美しいステンドグラスをご紹介!

サントシャペルの見どころは?美しいステンドグラスをご紹介!

フランス、パリのシテ島にある人気観光スポットサントシャペルの見どころや歴史、料金やアクセスなどについてご紹介しています。また、サントシャペルと一緒に寄りたい、見どころ満載の観光スポットもご紹介しているページです。これから観光を考えている方に役立つ情報満載です。

目次 [表示]

美しいステンドグラスが見どころサントシャペル

フランス、パリのシテ島にある人気観光スポットサントシャペルはご存じでしょうか?サントシャペルについてやサントシャペルの見どころ、利用時間や料金、アクセスなどをご紹介するページです。シテ島を訪れる予定のある方はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?

サントシャペルとは?

サントシャペルは「聖なる礼拝堂」という意味です。別名、サント・シャペル・デュ・パレとも呼ばれています。ゴシック建築の教会堂でさまざまな旅行会社のツアーでも日程に組まれるほど、世界中から多くの観光客が訪れる人気スポットです。

サントシャペルの場所は?

日本から直行便で約12時間のフランス、パリへ渡り、そこからさらに電車で約1時間ほどで到着するシテ島にサントシャペルはあります。セーヌ川を渡った所にあるシテ島は観光スポットも多く、観光客で賑わう島です。フランス、パリを訪れたついでに寄るのにもおすすめなスポットとなっています。

サントシャペルの歴史

元はルイ9世が1239年から収集し始めた、聖遺物を納めるために教会堂の建築を命じたといわれています。旧王宮シテ宮にあった聖ニコラ礼拝堂が取り壊された跡地に建設され、理想のキリスト教王ともいわれたルイ9世はサントシャペルに多くの聖遺物を納め、礼拝しました。

サントシャペルの見どころは?

サントシャペルに多くの観光客が訪れる理由は、パリ最古といわれる宝石のようなステンドグラスがあるためです。世界文化遺産にも登録されているゴシック建築の教会堂の窓一面を彩るステンドグラスは圧巻で、思わず見入ってしまいます。外から見るゴシック建築も美しく、シテ島を訪れたらぜひ立ち寄りたいスポットです。

コンサートが行われることもある!

サントシャペルでは、ステンドグラスに囲まれた空間でクラシックコンサートを楽しめるところも魅力です。クリスマスコンサートやニューイヤーズコンサートなどイベントに合わせたコンサートや、ほとんど毎日行われるコンサートは、ぜひ1度楽しみたいですね!夜行われるコンサートを予約し、午前中はパリを観光し、夕方以降にサントシャペルを訪れ、予約したコンサートを楽しむというのもおすすめです。

サントシャペルの美しいステンドグラス見どころ

サントシャペルの見どころであるステンドグラスにはどのようなデザインがあるのでしょうか?サントシャペル内の美しいステンドグラスの見どころを1階、2階別にご紹介します。キリストに関係する数々のステンドグラスをぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか?

1階礼拝堂

1階礼拝堂の中央には建築を命じたルイ9世の像、その周りを赤い壁、金と青、赤の柱が囲みます。壁の上部分にステンドグラスがあり、天井には星が描かれている広い教会の中の小さな礼拝堂です。使用人など身分の低い立場であった人達が礼拝するために使用していたといわれています。1階にあるギフトショップではステンドグラスの模様をあしらった商品やお土産などが販売されていますので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

2階礼拝堂

階段を上って2階に行くと、サントシャペルの写真でよく見る、広く圧巻のステンドグラスが目に入ります。広い教会の建物の2階大半を覆うステンドグラスは思わず息を飲むほどです。祭壇に向かい左より反時計回り、年代順で創世記アダムとイブやキリストの受難、ヨハネとダニエル書などの場面が人類誕生からキリスト復活までが描かれています。教会のメインとなる2階の礼拝堂は訪れておきたいスポットです。

キリストを学ぶステンドグラス

壁上部にあるステンドグラスも圧巻ですが、テラスへと続く礼拝堂後方扉の上部にあるバラ窓も見どころです。イエス・キリストの母である聖母マリアを暗示するバラ窓は多くの教会や大聖堂で見られます。サントシャペルのバラ窓の中央にはキリストが描かれ、その周りにはヨハネの暗示録が描かれていますので見上げて、ご覧になっていはいかがでしょうか?

サントシャペルの料金や行き方は?

サントシャペルの利用時間は何時から何時までで料金はどのくらいなのでしょうか?また、チケットを事前に購入する、当日にチケットを購入することは可能なのか、サントシャペルにはどのように行くのかについてもまとめました。

サントシャペルの入場料金は?

サントシャペルを拝観するのにかかる入場料金は、約1,000円から約1,200円ほどとなっています。また、パリミュージアムパスというコンシェルジュリとサントシャペルの複合チケットだと、約1,500円から約1,800円です。その時の為替レートにより変動する可能性がありますので、公式サイトの入場価格と為替レートをよく確認してからの購入をおすすめします。

サントシャペルチケット予約方法は?

公式サイトからチケット購入ページに進むか、各種ツアーサイトを利用することで事前にチケットを予約、購入することが可能です。当日購入することもでき、スマートフォンでチケットを購入する形となっています。ただ、サントシャペルは行列になっていることも多く、入場までに時間がかかり、購入にも30分以上待つこともありますので、当日ではなく事前にチケットを購入してから訪れることがおすすめです。

サントシャペルの営業時間は?

サントシャペルの営業時間は下の表の通りです。

営業日 時間
1月2日から3月31日 9時00分から17時00分
4月1日から9月30日 9時00分から19時00分
10月1日から12月31日 9時00分から17時00分

1月1日、5月1日、12月25日は休館日となりますので、予定を立てる時にはよく確認することをおすすめします。また、時間は変動する可能性がありますので、公式サイトなどをよく確認することがおすすめです。

サントシャペルへのアクセスは?

空港より、地下鉄を利用し、シテ駅まで40分ほど乗り、その後徒歩3分でサントシャペルに到着です。バスの場合はライン21、27、28、85、96を使用するか、Balabusにてサントシャペルへ行けます。パリからシテ島までは近く、パリ観光のついでに寄ることができるところも魅力ですね!

一緒に行きたいシテ島の人気スポット

サントシャペルについてご紹介しましたが、ここからはサントシャペルのあるシテ島で、サントシャペルと共に訪れたい観光スポットをご紹介します。フランス、パリの中でも人気観光スポットの多いシテ島をぜひ旅行してみてはいかがでしょうか?

ノートルダム大聖堂

パリの有名観光地であるノートルダム大聖堂もシテ島観光でぜひ寄っておきたいスポットです。ノートルダム寺院とも呼ばれ、ノートルダムは「我らが貴婦人」という意味で、聖母マリアを指しています。2019年4月15日から16日にかけ、火災が起き、尖塔と屋根が崩落しました。

ノートルダム大聖堂の見どころは?

現在工事中のため、中に入ることはできませんが、外観のみ見ることが可能です。近付くこともできずですが、少し離れた場所からの写真撮影は可能となっています。一部焼けてしまいましたが、残っているノートルダム大聖堂の主要部分のみでも迫力があり、遠くから見るだけでも訪れておきたいスポットです。

ノートルダム大聖堂へのアクセスは?

サントシャペルからはノートルダム大聖堂へ徒歩10分以内で到着します。セーヌ川沿いをゆっくりと散歩しながら向かうと、街並みを見ることもできおすすめです。サントシャペルからの距離が近いので、一緒に観光できるのは嬉しいですね!現在は外観を見るだけとなってしまいますが、予約やチケット購入の必要もありませんので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

パレ・ド・ジュスティス

パレ・ド・ジュスティスはシテ島の約3分の1を占める建物で、複数の司法機関が置かれている建物です。破毀院(最高裁判所)、パリ控訴院、パリ重罪院、パリ大審裁判所、検察局、弁護士会などがあります。月曜日から金曜日までは見学自由で、予約などなく中を見ることが可能です。ただ、入る前には厳重な荷物検査があります。

パレ・ド・ジュスティスの見どころは?

シテ島の約3分の1を占めるパレ・ド・ジュスティスは建物の迫力、広さ、重圧なたたずまい全てが圧巻です。門から威厳があり、内部は王宮の名残で、大理石造りの彫刻がさまざまな場所にあります。外観を見るだけでも思わず見入りますが、訪れる時は見学ができる平日の日中に訪れることがおすすめです。

パレ・ド・ジュスティスの利用時間や入場料金は?

パレ・ド・ジュスティスは月曜日から金曜日の8時30分から18時30分まで見学可能となっています。土曜日、日曜日は見学ができなくなっていますので、旅行の予定をよく確認してから訪れることがおすすめです。見学は自由見学となり、料金や入場予約などの必要はありませんので、旅行の合間に立ち寄るスポットとしてもおすすめします!

パレ・ド・ジュスティスへのアクセスは?

サントシャペルのすぐ隣にパレ・ド・ジュスティスはあります。サントシャペルと共に訪れるには、すぐ行くことができるパレ・ド・ジュスティスはおすすめです。外観だけを楽しむのもいいですし、時間が合えば中を見学してみても、旅行プランに合わせて立ち寄ることをおすすめします。

コンシェルジュリ

現在、パレ・ド・ジュスティスの一部となっているシテ島西側に位置するコンシェルジュリはかつて牢獄として使用されました。使用されていた当時、有料だった牢獄はパイユーという藁が敷かれた雑居房やピストリエという簡易的なベッドのある雑居房と、支払う額により分かれます。さらに支払う額が多いとプリゾニエ・ドゥ・マークという家具がある、持ち込める、読書や仕事も可能な牢獄に分けられていたといわれています。

コンシェルジュリの見どころは?

コンシェルジュリにはマリー・アントワネットやルイ・フィリップ2世などが収容されました。マリー・アントワネットは処刑までの2か月半をこの牢獄で過ごし、今現在、実際に独房のあった場所にマリー・アントワネットが過ごした独房が再現されています。城のような外観と当時を再現した牢獄は圧巻です。煌びやかなパリの歴史だけでなく、コンシェルジュリも訪れることで、より深くパリの歴史に触れてみてはいかがでしょうか?

コンシェルジュリの利用時間や入場料金は?

コンシェルジュリの入場可能時間は、月曜日から日曜日の9時30分から18時00分、最終入場時間は17時30分となっています。1月1日、5月1日、12月25日は休館日となっていますので、旅行予定をよく確認することがおすすめです。入場料金は、約1,200円となっています。また、サントシャペルとの共通チケットも販売されていますので、当日購入ではなく事前に予約、購入しておくとスムーズに観光できおすすめです!

コンシェルジュリへのアクセスは?

サントシャペルの並びにあるコンシェルジュリへは、徒歩ですぐサントシャペルから向かうことが可能です。サントシャペルとコンシェルジュリのどちらも観光したい、他の観光地にも寄りたい、パリ観光のついでに寄りたいという方にもおすすめします。

まとめ

フランス、パリのシテ島にある人気観光スポットサントシャペルについてご紹介しました。また、サントシャペルと一緒に寄りたい観光スポットもご紹介いたしました。教会や最高裁判所、牢獄など歴史を実感することができるシテ島をぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

李佳
ライター

李佳

静かな海を眺めたり、自然の中をのんびりと歩いたりすることが好きです。温泉や神社巡りのために、新潟から近隣県へ車で出かけることもあります。群馬県の「榛名神社」や長野県の「諏訪大社」がお気に入りのスポットです。

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