目次 [表示]
- セブ島とは
- セブ島エリアごとの治安
- マクタン島リゾートエリア
- マクタン島繁華街
- マクタン島その他
- セブシティ
- セブ島で注意する4つの犯罪
- セブ島の治安で注意する犯罪1:ぼったくり
- 起きやすい場所
- セブ島治安で注意する犯罪2:スリ
- 起きやすい場所
- セブ島治安で注意する犯罪3:置き引き
- 起きやすい場所
- セブ島治安で注意する犯罪4:客引き
- 起きやすい場所
- セブ島で事件に巻き込まれない4つの対策
- 事件に巻き込まれない対策1:ブランド品は控える
- 事件に巻き込まれない対策2:荷物の持ち方
- 事件に巻き込まれない対策3:荷物の置き方
- 事件に巻き込まれない対策4:知らない人にはついていかない
- セブ島のタクシー移動の4つの注意点
- タクシー移動の注意点1:メーターの確認
- タクシー移動の注意点1:値段交渉には注意
- タクシー移動の注意点3:レストランやホテルのタクシーに乗る
- まとめ
セブ島とは
セブ島とはフィリピンの中部に位置するビサヤ諸島にある島で、南北に225キロメートルにわたって伸びる長細く大きな島です。エメラルドグリーンの海や数々の離島を旅するアイランドホッピングや、広大な自然を味わえるカワサンの滝やジンベイザメと泳げる海など。子供から大人まで楽しめるレジャーが人気の観光地となっています。
セブ島エリアごとの治安
セブ島はフィリピンの中でも比較的、治安は良く危険ではないのですが、セブ島と言っても大きな島なのでたくさんのエリアがあります。その中でも観光客の私たちが訪れるエリアは空港やリゾートホテルが立ち並ぶマクタン島と繁華街やビジネスホテルの多いセブシティの2つのエリアでしょう。その中2つのエリアの中でも治安に大きな違いがありますので、さらに4つに区切ったエリアでセブ島の治安を紹介します。
マクタン島リゾートエリア
リゾートホテル内はもちろんとても治安は良いです。昼間に子供がプールや海で遊んでいても問題ありませんし、夜に女性1人で海を眺めながらのんびりしていても何にも問題はないでしょう。しかし、ホテルから一歩外に出ると、ものすごく田舎で夜はとても暗くなっていることが多く治安も悪いので危険です。お店までも距離があることもあり、タクシーでの移動をおすすめします。
マクタン島繁華街
セブ島のほとんどのリゾートホテルは、このマクタン島に位置です。昼は観光客が多く治安が良いので、子供連れの方でも安心して外出できます。夜でもショッピングモールや繁華街は観光客が多く治安は良いので、女性でも安全です。ですが、少し外れると薄暗いエリアもあり治安が悪いところもありますので、こういったエリアの女性の1人歩きはなるべく控えたほうがよいでしょう。しかし、マクタン島繁華街エリアは比較的治安が良いので子供や女性の方も過度な心配はしなくても楽しめるエリアとなっています。
マクタン島その他
リゾートホテルや繁華街と華やかなイメージのあるマクタン島ですが、一歩道を外れるとそこは風景が一変します。実は、リゾートエリアや繁華街はごく一部で、その他のマクタン島は寂れた雰囲気が漂っており、治安も悪いです。子供・女性に限らず、観光客だけ歩くのは危険ですので、控えたほうがよいですしょう。流しのタクシーの中には悪いドライバーもいます。なるべくレストランやホテルで呼んでもらったタクシーを利用しましょう。
セブシティ
大型ショッピングセンターやビジネスホテルが多く立ち並ぶこのエリアはマクタン島の繁華街より少し治安が悪いので注意が必要。特に、スリやひったくりなどのきも多いので、子供・女性の方は十分に注意が必要です。移動はなるべくタクシーを使ったり、荷物の管理はしっかりとしたりと安全への配慮が必要でしょう。夜は客引きに十分注意が必要で、日本語で巧みにしつこく話しかけてきますので、はっきりと断ることが重要です。
セブ島で注意する4つの犯罪
セブ島はフィリピンの中では比較的、重犯罪などの危険なことは少なく子供や女性でも安心できる治安が良い地域と言えるでしょう。しかし、スリや置き引きといった軽犯罪は多発しています。私たち日本人は常日頃から治安の良い環境で生活を送っているため、こういった軽犯罪に巻き込まれることが多いです。そんな私たちが注意したい4つの軽犯罪を紹介します。
セブ島の治安で注意する犯罪1:ぼったくり
セブ旅行でもっとも多くあるのが「ぼったくり」です。現地の人からしたら観光客、特に日本人はお金を持っているイメージがあります。そのため、通常価格から上乗せして料金を提示されることが多いです。まずは大切なのは「相場を知っておく」ことで、しっかり交渉しましょう。せっかくの旅行なので多少のことは気にしないのもポイントです。
起きやすい場所
・屋台
値段表記のない屋台などはしっかりと相場を調べて交渉しましょう。この交渉を楽しむのも旅行の醍醐味です。
・タクシー
セブ島のタクシーは基本的にメータータクシーですが、頻繁に言い値で交渉される時があります。そのまま乗車するとぼったくられることも。そんな時はメーターを使うよう指示してください。
セブ島治安で注意する犯罪2:スリ
フィリピンやセブ島ではスリも多く発生しているとの報告があります。日本ではそれほど意識する事がないと思いますが、セブ島では財布や貴重品の管理が重要です。必要以上のお金を持ち歩かないことや、ブランド品の財布を避けるなど防犯を意識してください。
起きやすい場所
・繁華街
人が多く賑わっている場所では、スリの被害が多いです。人ごみに紛れて近づき気づかないうちに財布をすりぬくことが多いので、人混みに行くときは十分に注意してください。
・観光地
観光地もスリの被害が多い場所です。人ごみでない観光地でも建物や絶景に見とれている間に抜き取られるケースもよくあります。人が少なくても気を抜かずにカバンのチャックの閉め忘れなどないよう注意してください。
セブ島治安で注意する犯罪3:置き引き
置き引きも、われわれ日本人がよく被害にあう軽犯罪で特に、スマホの置き引きが多いです。日本で生活しているとやりがちなのは、食事中にテーブルにスマホを置きっぱなしにして食事や会話に夢中になる事、少し席を離れるときに荷物をそのまま席において離れてしまう事、こういった行為はセブ島では危険。しっかりと置き引きがあることを意識して荷物の管理をするようにしましょう。
起きやすい場所
・カフェやレストラン
やはり被害が1番多いのが、カフェやレストランです。机に出して置きっぱなしにしていたスマホが、「食事や会話に夢中になっている間に、気が付いたらなくなっていた」ってことがよくあります。すぐ手元にあるから大丈夫と思っていても実は簡単に取られてしまうので注意してください。
セブ島治安で注意する犯罪4:客引き
客引きは被害までいかなくても迷惑が掛かった人も多いでしょう。日本語で巧みに「安いよ」や古い日本の一発ギャグなどを連呼しながらお店やマッサージ・観光案内を進めてきます。こういった人に付いていくと全てのサービスの後に紹介料として別途料金を請求されたり、拒否をしたら怖い思いをしたりと色々な被害が出ていますので、注意が必要です。
起きやすい場所
繁華街に多くいるのがレストランの紹介です。「何食べたいの?」「いいお店あるよ」としつこく誘ってきます。あいまいな態度を取っていると、いつまでも付いてきますので、注意が必要です。そしてレストランにあたかも自分が連れてきたような顔をして、食事が終わったら紹介料を請求してくることもあります。あいまいな態度はとらずにはっきりと断りましょう。
セブ島で事件に巻き込まれない4つの対策
セブ島はフィリピンの中でも比較的、治安は良いですが少し間違うと事件に巻き込まれてしまう危険もあります。特に私たち日本人が注意する事は、常日頃から当たり前に行っていることも、海外のフィリピンやセブ島では「無防備すぎ」と思われてしまうことがあるという事です。なので、我々日本人でも事件に巻き込まれない3つの対策を紹介します。
事件に巻き込まれない対策1:ブランド品は控える
セブ島で事件に巻き込まれないようにするには、まずブランド品を控えることが重要です。せっかくの旅行でおしゃれをしたいのは分かりますが、ブランド品はお金をチラつかせながら歩いているのと同じなので、特に女性の方はブランド品を控えることをおすすめします。
事件に巻き込まれない対策2:荷物の持ち方
旅行に便利なリュックやショルダーバックは取り出し口が自分の死角になってしまいます。人ごみを歩く時は前向きにして歩くことをおすすめです。また、女性に多いチャックなどのふたのない、かごバックなどは中身を簡単に抜き取ることができてしまうので、気を付けたほうがよいでしょう。
事件に巻き込まれない対策3:荷物の置き方
スマホや財布を机の上に置きっぱなしにするのはやめましょう。特にスマホは狙われやすいので、注意したほうがよいです。また、バッグなども足元に置くと死角になってしまいます。必ず目の届くところに置いておくことをおすすめです。他にもトイレなどで席を立つときは、どんなに短時間でも荷物は持っていきましょう。
事件に巻き込まれない対策4:知らない人にはついていかない
これは日本でも当たり前のことですが、知らない人の誘いは注意しましょう。中には本当に親切な人もいるかもしれませんが、多くの場合こういった親切を装いお金を請求したり、特に子供や女性の方は最悪の場合、暴行事件などの危険な被害にあう場合もありますので十分に注意をしてください。
セブ島のタクシー移動の4つの注意点
フィリピンやセブ島は日本と違い、電車やバスといった公共交通機関は整っていません。そのため、メインの移動手段は「タクシー」になり、セブ観光中は最も身近な乗り物になります。しかし、そんなタクシーも気を付けていないと悪いドライバーにぼったくりられる被害が多いです。そんな悪いタクシーのぼったくりに会わないための注意点4つを紹介します。
タクシー移動の注意点1:メーターの確認
悪いタクシーでのトラブルを防ぐには、必ずメーターのあるタクシーに乗ることです。そのため、タクシーに乗車したら、まずはメーターの有無を確認してください。また、メーターがあるが動いていない、メーターが見えないタクシーの場合は乗車しないことをおすすめします。
タクシー移動の注意点1:値段交渉には注意
セブ島のタクシーは基本的にメータータクシーですが、メーターを使わず値段交渉をしてくる運転手もいるので、その時ははっきりとメーターを使うことを指示してください。
※例外としては、夕方のセブシティからマクタン島への行き来です。
夕方の時間はセブシティからマクタン島への道路がかなり渋滞するので、運転手はかなり損してしまいます。そのため、最初に値段を決めて乗車するのが通例です。相場は500ペソぐらいになります。
タクシー移動の注意点3:レストランやホテルのタクシーに乗る
なるべく流しのタクシーは利用せず、レストランやホテルでタクシーを呼んでもらい利用することをおすすめします。特にホテルで呼んでもらうタクシーはホテル側がナンバーを控えており、トラブルがあったときに対応してくれることもあるので、運転手もトラブルを起こしずらいです。
まとめ
セブ島はフィリピンの中でも子供や女性の方でも安心して過ごせるほど、治安は良いですが日本に比べたら、かなり注意が必要です。日本で当たり前のようにしていることも、海外ではトラブルの火種にもなってしまう事もあります。フィリピンの楽園、セブ島はとてもキレイで楽しい観光スポットがたくさんありますので、今回紹介した注意点や対策法を意識しながら、楽しい旅行にしてください。旅行する前に「外務省海外安全ホームページ」をチェックすることをおすすめします。