目次 [表示]
- カタールってどんな国?
- 治安は?
- 物価
- 気候
- 宗教について
- カタールの空港で気をつけるべきこと
- 乗り継ぎ時間
- モスク
- 深夜や早朝
- 両替所
- 入国審査
- カタールの治安
- カタールの治安 1:ドーハ
- カタールの治安 2:アル・ホール
- カタールの治安 3:ウンム・サイード
- カタールの治安 4:ライヤーン
- カタールの治安 5:ドゥハーン
- カタール観光で注意すべきこと
- 注意すべきこと 1:禁止されているもの
- 注意すべきこと 2:服装
- 注意すべきこと 3:タクシー
- 注意すべきこと 4:日差し
- 注意すべきこと 5:イスラム教の教え
- 注意すべきこと 6:英語
- カタールのおすすめ観光スポット
- イスラム美術館
- スーク・ワキーフ
- ザ・パール
- カターラ カルチュラル ヴィレッジ
- ドーハ フェスティバル シティ モール
- まとめ
カタールってどんな国?
カタールはイランやドバイから近いアラビア半島の国。隣国のアラブ首長国連邦などでは砂漠のイメージがありますが、カタールには砂漠がある地域は少なく、ドーハでは東京のようにビルが立ち並んでいます。ヨーロッパ観光へ行かれる方などは、カタールのドーハ空港で乗り換える方も多く、短時間で観光を楽しむ人も多いです。
治安は?
カタールは中東ということもあり、治安の悪さが心配されますが、実は隣国のサウジアラビアと比べても治安がいいです。カタールのドーハでは、東京より警察官が多く、現在はテロ組織も確認されていません。しかし、2005年にカタールのドーハ市内で、自爆テロが発生していますので、注意が必要です。
物価
カタールの物価は、日本と比べても高めです。カタールには畑などが少ないため、スーパーで売られている野菜などは、ほとんどが輸入品のため料金が高くなっています。しかし、ガソリンやタクシーの利用料金は日本より安く、車で移動する人が多いです。
気候
カタールの気候は雨がほとんど降らず、日差しが強いです。特に夏は外国人旅行者が熱中症で倒れてしまうケースが多いので、熱中症には気をつけましょう。また、冬は涼しく過ごしやすいので、夏よりも冬にカタールへ観光に行くのがおすすめとなっています。
宗教について
95%の住人がイスラム教徒であり、その大半がスンナ派とワッハーブ派で、シーア派が人口の約10%を占めています。男性はドーブと呼ばれる頭から足までの長さがある服を着ており、女性は外出するときにマスマックと呼ばれる布製のマスクで、顔を覆い隠している人が多いです。また、これらはイスラム教徒の衣装でもありながら、アラブの気候に適した服装でもあります。
カタールの空港で気をつけるべきこと
海外旅行の乗り継ぎで、カタールのドーハ国際空港に行かれる方は多いはず。ドーハ国際空港は、他の空港と比べても、ロンドンのヒースロー空港と同じくらいの広さですので、乗り継ぎ時間が短い人は注意する必要があります。
乗り継ぎ時間
先ほどもご説明したとおり、カタールのドーハ国際空港はとても広いです。乗り継ぎ時間が50分しかない人も多いですが、初めての乗り継ぎだと間に合わない可能性があります。空港はとても広く、到着する飛行機も遅れる可能性がありますので、乗り継ぎ時間が最低2時間ほどある航空券の購入がおすすめです。
モスク
カタールのみではなく、イスラム圏の空港にはモスクがあります。日本では見慣れない光景ですので、興味本位でモスクの中をのぞくようなことは、トラブルの原因になってしまいますので、やめてください。空港にはマスマックで顔を隠した女性も多いですが、その女性をずっと見てしまうのも、失礼になってしまいます。
深夜や早朝
乗り継ぎで空港に深夜か早朝に到着すると、ほとんどのお店は閉まっています。日本とカタールは時差が6時間ほどありますので、深夜か早朝に到着すると、空腹になってしまいますので、お菓子などを持っていくのがおすすめです。
両替所
ドーハ国際空港やハマド国際空港にある両替所は、基本的にレートが低めなので、空港で両替をすると損をしてしまいます。ドーハなどには両替所が多くないですが、都市の中心地にはいくつかありますので、そこで両替をするのがおすすめです。
入国審査
カタールの入国審査はヒースロー空港の入国審査と比べても、聞かれる質問は少ないですが、長期間カタールに滞在される方は滞在場所や所持金を聞かれる可能性が高いです。数週間の滞在でも、6ヵ月以上の有効期限があるパスポートでなければ、入国ができませんので注意してください。
カタールの治安
カタールの治安は先ほどもご説明したとおり、治安がいいです。しかし、カタールの地域によっては夜間の治安が悪い地域があったり、服装に気をつける必要があったりなど、注意するべきことがいくつかあります。
カタールの治安 1:ドーハ
ドーハの治安はカタールの中でも悪い方です。特に旅行者が集まる観光スポットなどでは、スリなどの軽犯罪も多発していますので、注意が必要。物価も他の都市より高めで、日本では100円で購入できる飲み物も、ドーハでは300~500円ほどするお店が多くあります。
カタールの治安 2:アル・ホール
アル・ホールにはインド、パキスタン、バングラデシュ、フィリピンからの不法労働者が多く、夜間の治安は悪いとされています。しかし、日中の治安はいいとされていますので、過剰に警戒する必要はないです。また、物価はドーハと同じくらいで高めとなっています。
カタールの治安 3:ウンム・サイード
ウンム・サイードは日本人旅行者にとってマイナーな地域ですが、ウンム・サイードにはリゾートホテルなどもあり、外国人旅行者にとっては人気な都市です。ウンム・サイードの治安はいいですが、夜間は治安が悪くなりますので、注意が必要となっています。女性は肌が露出している服を着ると、あまりよく思わない人もいますので、注意してください。
カタールの治安 4:ライヤーン
ライヤーンはドーハからとても近い都市なのですが、ドーハより治安がいいとされています。夜間もドーハ比べたら治安がいいので、夜間に外出しても危険は少ないでしょう。しかし、スリなどの軽犯罪は全くないというわけではないので、気をつけるにこしたことはありません。
カタールの治安 5:ドゥハーン
ドゥハーンは日本人にとってマイナーな地域ですが、治安はいいです。物価も他の地域より低く、ドーハなどと比べても安く観光ができます。しかし、日中の日差しが強いので、服装などに注意する必要があり、帽子などを被るのがおすすめです。
カタール観光で注意すべきこと
カタールのドーハでは東京より警察官の数は多いですが、旅行者を狙った盗難や置き引きなどの軽犯罪に注意する必要があります。カタールはイスラム教徒が多いので、酔っ払いは少ないですが、犯罪者がいないというわけではありませんので、気をつけるにこしたことはないでしょう。
注意すべきこと 1:禁止されているもの
イスラム教徒は豚肉とアルコールが禁止されており、カタールでもほとんどのお店では豚肉やアルコールを購入できる場所は少ないです。レストランでは外国人観光客のためにアルコールなどもありますが、許可書が必要なレストランがあるのも事実。しかし、日本人や白人の場合だと許可書の提示はなく、パスポートなどの身分証明書を見せるだけで、アルコールなどを注文できます。
注意すべきこと 2:服装
カタールの女性や男性は、イスラム教徒の衣装を着ていますが、外国人旅行者がイスラム教徒の衣装を着る法律はありません。しかし、ドーハから離れた地域だと、女性が肌を見せることに対し、嫌がる人がいるのも事実。ドーハでは平気ですが、女性はなるべく長袖を着るのがおすすめです。
注意すべきこと 3:タクシー
カタールの物価は高めですが、タクシーの利用料金は低めです。しかし、旅行客を狙って法外な料金を請求するタクシーも多いので、注意する必要があります。高額な料金を請求された事例は少ないですが、損をしないためにも、タクシーの利用を避けるのがおすすめです。
注意すべきこと 4:日差し
先ほど女性は長袖を着るのがおすすめとご説明しましたが、カタールでは日差しが強いのも事実です。熱中症予防のためにも、夏に長時間の外出は、あまりおすすめしません。帽子を被ると、熱中症予防になりますのでおすすめです。
注意すべきこと 5:イスラム教の教え
外国人観光客は特に、イスラム教の教えを理解する必要があります。カタールで礼拝をしている人達の写真を撮影すると、トラブルの原因になりますのでやめてください。礼拝をしている人達の横を通るのも、失礼になってしまいますので、注意が必要です。
注意すべきこと 6:英語
カタールで使用されている言語はアラビア語ですが、ドーハなら英語を知っていれば観光で困ることはありません。ドーハにあるレストランのメニューなどは、全てアラビア語と英語で書かれています。しかし、ドーハから離れた地域や、お年寄りの方は英語を話せない人が多いので、ドーハ以外に観光へ行かれる方は、アラビア語を少し知っておくと便利です。
カタールのおすすめ観光スポット
カタールは小さな国ですので、観光スポットは他の国と比べても少ないです。観光スポットの多くはドーハ付近にあり、美術館やドーハの街をバスで周るツアーなどが多くあります。ドーハ以外の観光スポットへ行く場合は、治安が悪い地域などもあり、女性は服装に気をつけてください。
イスラム美術館
イスラム美術館にはイスラム教の歴史に関連した展示物が多く、外国人旅行者にとって人気な観光スポットです。イスラム美術館にはカフェスペースもありますので、ペルシャ湾を眺めながらゆっくりと楽しめるのが、見どころとなっています。
スーク・ワキーフ
スーク・ワキーフは、ドーハにある有名なレストランや、お店が多くある市場です。スーク・ワキーフでは伝統的な衣装や香水なども購入でき、旅行者は必ず訪れる観光スポット。しかし、スーク・ワキーフ周辺の治安は悪いので、スリなどに注意する必要があります。
ザ・パール
ザ・パールはドーハの中心にある小さな人工島です。ザ・パールにはレストランやバー、ショッピングセンターなどがあり、旅行者に大人気の観光地となっています。ザ・パールは人で賑わうことが少ないので、比較的ゆっくりと観光が可能。しかし、ザ・パール付近の治安は悪いとされていますので、気をつけるにこしたことはないでしょう。
カターラ カルチュラル ヴィレッジ
カターラ カルチュラル ヴィレッジは、日本人観光客にとってマイナーな観光地ですが、ユニークな建築物を見られる有名な観光地です。カターラ カルチュラル ヴィレッジの中にはカフェなどもあり、中東の雰囲気を存分に楽しめるのが見どころとなっています。
ドーハ フェスティバル シティ モール
ドーハ フェスティバル シティ モールは、カタールの中でも大規模なショッピングモールです。中にはカタールのお土産などを購入できるお店や、レストランなどもあり、外国人旅行者から人気のショッピングモールとなっています。
まとめ
カタールの中で治安が悪い地域や物価や服装、有名な観光スポットなどをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?カタールは国全体の治安はいいとされていますが、ドーハなどの大きな都市では治安が悪いとされています。カタール観光へ行かれる方、もしくは乗り継ぎで短時間の観光をされる方は、ぜひこの記事を参考にしてください。