×

マレーシアに行く前に知っておきたい観光情報!人気の名所や見どころをご紹介!

マレーシアに行く前に知っておきたい観光情報!人気の名所や見どころをご紹介!

日本人がロングステイしたい国に、2006年から2019年まで連続13年間1位に輝き続けている国、マレーシア!まずは観光で訪れて、その人気の秘密を知りましょう。マレーシア観光に行く前に知っておきたい情報から、ぜひ訪れたいおすすめスポット情報までリサーチしました。

目次 [表示]

マレーシアに行く前に!まずは知っておきたい基本情報

Photo bypeternguyen11

長期滞在したい国として、日本人に人気ナンバーワンのマレーシアは、観光地としても人気急上昇中!まだマレーシアに行ったことがない方や、マレーシアの見どころや観光スポットについて知りたい方に、まずはマレーシアってどんなところなのか、基本情報をお伝えします。

面積や人口の情報

東南アジアとマレー半島の南部、そしてボルネオ島の北部を占めるマレーシアの面積は、約33万平方キロメートル。日本の面積が約37万平方キロメートルですので、日本よりほんの少し小さな国です。人口は約3千2百万人。日本の人口は約1億2千8百万人なので、さほど変わらない面積に、日本の4分の1の人しか住んでいない計算になります。

日本からはどれくらい離れているの?

日本からマレーシアまでの距離は、直線距離で約5千キロメートルと少し。日本で言うと、北海道の稚内市から沖縄の那覇市までの距離が約2千5百キロメートルほどですので、ちょうど日本を南北に往復した距離と同じぐらい離れていると考えるとイメージしやすいですね。

知っていると2倍楽しめるマレーシアの文化情報

Photo bysharonang

マレーシアと言われても、具体的にどんな人たちが、どんな暮らしをしているのか、なかなか想像出来ないですね。近年観光地として人気が出てきているマレーシアを訪れる前に、どんな人たちが暮らし、どんな食文化を持っているのかを知っておくと、マレーシアを身近に感じて旅行がぐっと楽しくなるのでおすすめです!

どんな人たちが住んでいるの?

マレーシアの人口約3千2百万人のうち、65%をマレー系が占めます。他にも中華系やインド系など、合わせて30以上の民族が混在するマレーシアは、多民族国家。これだけ多くの民族が、ほぼ日本と変わらない面積に暮らしているにもかかわらず、マレーシアでは民族間の対立が表面化することなく、比較的平和に暮らしています。そのため外から来た観光客にもおおらかです。

どんなものを食べているの?

旅行に行ったら楽しみなのが食事という方も多いでしょう。マレーシアではどんな料理が有名なのでしょうか?まず思い浮かぶのは、マレーシアの国民食とも言われている、ココナッツミルクで米を炊いた「ナレシマ」でしょう。観光客にも人気の国民的麺料理「ラクサ」!茹でた鶏肉と、その茹で汁で炊いたご飯をひと皿に盛りつけた、「ハイナンチキンライス」もおすすめです。

マレーシアの首都ってどんなところ?「クアラルンプール」の情報

マレーシアの首都は、「クアラルンプール」。クアラルンプールは、マレーシア語で合流点を意味する「クアラ」と、泥の川を意味する「ルンプール」が語源とされています。マレー半島の南部に位置する、東南アジア有数のグローバル都市です。マレーシアの空の玄関口「クアラルンプール空港」を抱え、見どころが多く、年間多くの観光客がまず訪れる「クアラルンプール」は、一体どんな都市なのでしょうか?

マレーシアの首都「クアラルンプール」ってどんな都市

クアラルンプールは、ツインタワーとして世界一の高さを誇る、かの有名な「ペトロナス・ツインタワー」をはじめとして、数多くの高層ビルが立ち並んだ近代的な姿をした都市です。かと思えばイギリスに統治されていた頃の名残を残したオールドタウンも存在し、庶民的な一面も。新旧の変化に富んだ文化が見事な調和を見せる、訪れたい名所の多い観光都市なのです。

押さえておきたいクアラルンプールの治安情報

旅行に行く時に気になるのは治安情報ですが、マレーシアは比較的治安の良い国です。シドニー(オーストラリア)に本社がある、経済平和研究所が発表した「世界で最も治安の良い国ランキング2019」を見ると、マレーシアは16位にランクインしています。マレーシア政府は、観光地として治安のよい国にして、多くの観光客に来てもらおうと近年力を注いでいますが、その努力の結果が現れているようです。

マレーシアまでのアクセスや観光に必要な日数の情報

Photo by lasta29

日本からマレーシアを訪問するには、どんな手段があるのでしょうか。日本の空港から直行便は飛んでいるのか、どの空港からアクセス可能なのでしょうか?マレーシアの名所や、有名な観光スポットを回るには、どれくらいの日数が必要なのかも含め、順番に見ていきましょう。

日本からのアプローチ方法

日本からマレーシアに旅行に行く時には、クアラルンプール国際空港が玄関口となります。クアラルンプール国際空港へは、羽田空港や成田空港、関西国際空港からの直行便を利用するのが便利。経由便もありますが、直行便でも最低7時間以上かかるので、日数に余裕がある場合以外は直行便を利用するのがおすすめです。

観光に適した日数

マレーシアに旅行に行って、有名な観光地を見てまわったり、現地で人気の料理を食べたりしてみたい!そもそも何泊ぐらい必要なのでしょうか?行程上、往路か復路を機内で過ごすことになってしまうのですが、なんと2泊4日からマレーシアで有名な観光地めぐりを楽しめてしまいます。3泊5日以上の日程が取れるなら、クアラルンプールにあと1都市を加えた、2都市を巡る周遊コースがおすすめです。

マレーシア観光の宿泊日数別おすすめ観光地情報

Photo byPexels

最短2泊4日で観光名所をバッチリ押さえる弾丸旅行から、3泊5日以上かけて2都市を周遊、マレーシアを満喫するコースまで。短くても長くても、見どころたくさんのマレーシアはいろいろな楽しみ方ができるのが魅力です。2泊でしっかり名所を押さえる弾丸クアラルーンプール観光と、3泊以上でボルネオ島まで足をのばすコースに分けて、それぞれの見どころをご案内します!

2泊弾丸で満喫!クアラルンプールの人気観光地【10選】

羽田や成田、関西国際空港から直行便で7時間。飛行機を降りたら感じるムワッとした湿度、緑のにおい。そこはマレーシアの玄関都市「クアラルンプール」です!マレーシアの首都でもあるクアラルンプールは、見どころもたくさんのアジア有数の観光地。人気の観光スポットを、順番にご紹介します。

ペトロナス・ツインタワー

Photo bySooooophiesticated

マレーシアの近代化の象徴とも言えるのが、「ペトロナス・ツインタワー」。1998年に完成した高さ約452メートルのこのビルは、その後5年間、「世界で一番高いビル」としてその名を馳せた人気観光スポットです。2003年に、台湾の台北101に世界一の座を譲りましたが、現在も2棟の高層ビルが対をなすツインタワーとしては、世界一の高さを誇っています。

ムルデカ・スクエア

マレーシアが1957年にイギリスからの独立を宣言したとき、初めてその国旗が掲げられたのが「ムルデカ・スクエア」。別名「独立広場」と呼ばれるのもそのためです。広場の南の端に、大きなマレーシアの国旗が掲げられているのが有名ですが、そのポールの高さはなんと約100メートル!世界一の高さを誇ります。広場の青い芝生と、大きな国旗を写すのがおすすめの、人気フォトスポットです。

スルタン・アブドゥル・サマド・ビル

出典:【http://photo-ac.com

「ムルデカ・スクエア」のすぐ正面にある、ひときわ立派な存在感あふれる建物、「スルタン・アブドゥル・サマド・ビル」もぜひ訪れたい観光名所のひとつ。1897年に建てられた、旧連邦事務局ビルです。イスラム建築がベースとなっていますが、ビクトリア様式や、ムーア様式なども融合された、オレンジがかった色が特徴的な建築物です。ライトアップされる夕方に訪問するのがおすすめ。

チャイナタウン

グルメな観光客が必ず訪れるというクアラルンプールの観光名所が「チャイナタウン」!安くておいしいものが集まっている、観光客だけでなく地元の人にも人気のB級グルメスポットです。有名な観光地のため、昼間でも観光客が訪れますが、残念ながら日中は閉まっているお店が多いので、夕方から夜にかけて訪れるのがおすすめ。食事だけでなく、アジアンな雑貨や衣類などのショッピングも楽しめます。

スリ・マハマリアマン寺院

出典:【https://pixabay.com/ja/】

もし早い時間にチャイナタウンに到着したら、チャイナタウン近くの名所、「スリ・マリアマン寺院」を訪れてみましょう。「スリ・マリアマン寺院」は、ヒンドゥー教の寺院で、カラフルでとてもインパクの強い装飾が見どころです。22.9メートルあるゴプラム塔門に、なんと228体ものヒンドゥー教の神が彫刻されていることでも有名な観光スポットです。

国立モスク(National Mosque)

次にご紹介する観光地は、クアラルンプールセントラル駅周辺エリア。その中でも最初におすすめするスポットが、この「国立モスク」です。8千人も収容できる規模の、マレーシアを代表するこのモスクは、イスラム美術を取り入れた美しい造りとなっていて、一歩足を踏み入れると、その雰囲気に心が洗われるような、神聖な気持ちになる観光名所です。見学の際は、女性はローブの着用が義務付けられています。

イスラム美術館

ブルータイルで彩られた、美しい建物が有名なのが「イスラム美術館」。3万平方メートルもの広い展示スペースに、マレーシアだけではなく世界各地から集められた展示物は見どころいっぱい。イスラム様式を取り入れた館内そのものも美しく、普段あまり美術館には行かないという方にもおすすめです。

マレーシア国立博物館

クアラルンプールセントラル駅から徒歩15分ほどの「国立博物館」は、マレーシアの多民族国家ならではの複雑な歴史や、またその豊かな文化を学ぶことができる観光名所です。マレーの伝統的な「高床式」の住居や、その他マレー王族の当時の暮らしぶりがわかる展示物などが見どころ。

クアラ・ルンプール・タワー

Photo bydiegoxmarquez

ブッキナスの丘の上に立つ、「クアラ・ルンプール・タワー」は、高さが421メートルあるテレビ塔。ペトロナス・ツインタワーより高台に展望台があるので、市内で一番眺めが良いことで有名な観光スポットです。全面がガラス貼りの展望室「スカイボックス」はまるで宙に浮かんでいるようでスリル満点!高所恐怖症の方はお気をつけください。

バツー洞窟

クアラルンプール中心地から少し足をのばして、「バツー洞窟」を見に行くのもおすすめです。クアラルンプールからは電車で約40分。洞窟へと続く272段ある階段は、2018年に改修されて、虹を思わせるカラフルなものとなりました。賛否両論が巻き起こったこの改修ですが、SNS映えするとして、多くの観光客が訪れるようになったのもまた事実。正面右側に立つ黄金の「軍神ムルガン」は、高さ42.7メートル。カラフルな階段と一緒に写真に収めましょう。

3泊以上なら2都市周遊でボルネオ島観光!おすすめ観光地【4選】

2泊4日の弾丸旅行もいいけれど、3泊5日以上で日程が取れるなら、人気観光地であるボルネオ島も合わせた、2都市の名所をまわる周遊観光がおすすめ!日本からボルネオまでは、週2便成田から直行便が出ているので(2019年現在・夏季のみ運行)、クアラルンプールの経由便とうまく組み合わせて効率よく移動しましょう。ボルネオ島で2泊、クアラルンプール1泊で、それぞれの名所を回ると、文化と自然の両方を満喫できます。

シグナル・ヒル展望台(コタキナバル)

ボルネオ島の北端に位置する「コタキナバル」は、マレーシアのサバ州の州都です。世界遺産でもあるキナバル山の麓にあるコタキナバルは、ショッピングセンターやリゾートホテルが立ち並ぶ、ボルネオ島の観光地の中心都市です。遊歩道が整備された「シグナル・ヒル展望台」からは、コタキナバルの近代的な美しい街並みが一望できます。

キナバル自然公園(世界遺産)

ボルネオで一番人気の観光地といえば、「キナバル自然公園」でしょう。標高4,095メートルの標高を誇る、東南アジアの最高峰キナバル山を中心に広がる国立公園で、2000年に世界遺産にも登録された、見どころたくさんの観光スポット。世界で最も大きな花を咲かせることで有名なラフレシアや、絶滅の危機に瀕しているテングザルなど珍しい動植物が見られるかもしれません。

ガラマ川でのジャングルクルーズ

Photo bycasen

コタキナバルから参加できるオプショナルツアーで人気なのが、「ガラマ川でのジャングルクルーズ」。川幅が狭いので、野生の動植物を間近に見られるのも人気の理由です。大きな鼻で有名なテングザルや、ホタルが見られる確率が高いのもうれしいです。景色と夕焼けも美しく、見どころが多いこのツアーは、お子さまでも楽しめると親子連れにも人気のツアーです。

ロッカウィ・ワイルドライフパーク

ジャングルクルーズに参加出来なくても心配いりません!コタキナバルから車で約40分の距離にある「ロッカウィ・ワイルドライフパーク」は、珍しい動植物を間近で見られる人気の観光スポットです。中は「鳥類」「哺乳類」、そして「爬虫類」の動物セクションと、「熱帯植物園」があり、見どころたくさん。3時間ほどかけて、じっくり回るのがおすすめです。

まとめ

Photo byadampaulclay

マレーシアに行く前に知っておきたい情報や、ぜひ押さえておきたい観光スポットをご紹介してきました。日本から約7時間、最短2泊4日から訪れることができるマレーシアは、思い立ったら気軽に行ける観光地です。今回ご紹介したクアラルンプール、ボルネオ島以外にも、ペナン島やランカウイ島など、サンゴ礁に囲まれた美しい離島もたくさんあります。ぜひ何度も足を運んでみてください!

佐藤 カイ
ライター

佐藤 カイ

大阪出身、アメリカ留学・イタリア滞在を経て、現在沖縄県在住。海・空・そしてネコが大好きです!

今、あなたにオススメの記事

関連記事

人気ランキング