目次 [表示]
- マレーシアはどんな国
- マレーシアの公用語はマレー語
- あいさつで使えるマレーシアの公用語フレーズ
- 1:おはよう
- 2:こんにちは
- 3:さようなら
- 4:アパ カバー?(元気ですか?)
- 5:テリマカシ(ありがとう)
- 会話に使えるマレーシアの公用語フレーズ
- 1:名前は何ですか?私の名前は○○です
- 2:私は日本人です
- 3:これは何ですか?
- 4:これはマレー語でなんと言いますか?
- 5:それいいね!
- 観光に使えるマレーシアの公用語フレーズ
- 1:トイレはどこですか?
- 2:私は○○へ行きたいです
- 3:○○へはどうやって行きますか?
- 4:写真を撮ってもいいですか?
- 5:私は体調が悪いです
- ショッピングに使えるマレーシアの公用語フレーズ
- 1:いくらですか?
- 2:これをください
- 3:見せてもらえますか?
- 4:まけてくれませんか?
- 5:要りません
- マレー語のフレーズを覚えてたくさん会話しよう
マレーシアはどんな国
マレーシアは、東南アジアに属する国です。クアラルンプールを首都とし、主な民族は中華系・マレー系・インド系の多民族国家が大きな特徴となります。そのため、イスラム教国でありながら信仰の自由が認められていることも独特です。さまざまな文化が感じられるユニークさがあり、熱帯雨林が多い地域は自然も多く魅力的でしょう。日本人にも人気があるので、たくさんの観光客が訪れています。
マレーシアの公用語はマレー語
マレーシアは他民族国家であるため、さまざまな言語が使われています。特に共通言語である英語は、高い水準です。アジアの中でも、シンガポールに次ぐ英語力となっています。しかし、マレーシアの公用語として定められているのはマレー語です。英語で話す機会はあっても、マレー語は基本となる言語なので覚えておくと便利だと言えます。
あいさつで使えるマレーシアの公用語フレーズ
マレーシアに行くとき、公用語のマレー語であいさつができたら現地の人とも触れ合いやすくなります。ちょっとしたあいさつだけで、相手の笑顔が見られると嬉しいものです。もし、自分も外国人が日本語であいさつしてくれたら嬉しいと感じるでしょう。旅行などで使える、マレー語のあいさつのフレーズを紹介していきます。
1:おはよう
マレー語のおはようは、Selamat pagi(スラマッ・パギ)と言います。スラマッとは、平安という意味です。パギが朝という意味となります。この2つの単語が合わさって、おはようという朝の挨拶になるのです。使う時間帯は、日本と同じく朝からお昼の12時までとなっています。スラマッという単語で始まるマレー語は、意外とあるので覚えておくと便利です。
2:こんにちは
マレー語のお昼のあいさつは、時間帯によって違います。ひとつは、Selamat tengah hari(スラマッ・トゥンガハリ)で正午から午後2時までの時間に使うあいさつです。Selamat petang(スラマッ・プタン)は午後2時から日没まで使うあいさつになります。トゥンガハリは正午、プタンは午後や夕方という意味です。時間帯によって、使い分けることを覚えておきましょう。
3:さようなら
マレー語の別れのあいさつも2種類あります。ひとつは、送り出される側が使うSelamat tinggal(スラマッ・ティンガル)です。送り出す側が使うSelamat jalan(スラマッ・ジャラン)となります。送り出される側の意味は「よい滞在を」という意味で、送り出す側の意味は「気を付けて」という意味です。旅行であるシチュエーションは、送り出される側が多くなるので覚えておくとよいでしょう。
4:アパ カバー?(元気ですか?)
マレー語の元気ですかというあいさつは、Apa khabar?(アパ・カバー)です。アパというのは、なに?という意味でカバーは近況という意味があります。同じような使い方をする、Sudah makan?(スダ・マカン?)はご飯を食べた?という意味です。これも、元気ですかという意味でよく使われます。元気ですという答えはKhabar baik(カバー・バイッ)で近況はよいという意味です。
5:テリマカシ(ありがとう)
マレー語のありがとうは、Terima kasih(トゥリマ・カシィ)です。トゥリマとは受け取るという意味で、カシィは愛という意味になります。あなたの愛を受け取ったという組み合わせで、とても綺麗な言葉です。旅行中の観光やショッピングで、お礼を述べる機会は多くあります。いろいろなシチュエーションで使えるフレーズなので、何回も使ってみましょう。
会話に使えるマレーシアの公用語フレーズ
マレーシア旅行や出張などで、現地の人と会話を少しでも話せたら便利です。例えば、簡単な自己紹介などがマレー語で言えたら楽しくなります。マレーシア人も、マレー語で話されたら喜ぶでしょう。マレー語の、簡単な会話のフレーズを紹介します。
1:名前は何ですか?私の名前は○○です
マレーシア人に名前をきくときのフレーズは、Apa nama anda?(アパ・ナマ・アンダ)です。アンダは、あなたという丁寧な言葉になります。もっと気軽な間柄なら、awak(アワッ) を使ってもよいです。自分の名前を言う場合は、Nama saya ○○. (ナマ・サヤ・○○)となります。ナマが名前、サヤが私の意味です。なんとなく覚えやすい単語なので、たくさん使ってみてください。
2:私は日本人です
自己紹介のときに、「私は日本人です」と紹介する場合に使うフレーズです。Saya orang Jepun(サヤ・オラン・ジュプン)と言い、オラン・ジュプンで日本人という意味になります。日本のことはジュプンと言うので、覚えておくとさまざまなシチュエーションで使えて便利です。オランは、オランウータンと同じなので頭の中で紐づけすると記憶に残りやすいでしょう。
3:これは何ですか?
マレーシア観光やショッピングなどで使う、便利な会話フレーズです。Apakah ini ?(アパカ・イニ)と言い、アパが何という意味になります。イニは、物の代名詞になり近い場所の物を指し、離れた場所にあるものはitu(イトゥ)です。マレー語には、これ・あれの2種類だけなので覚えやすいでしょう。
4:これはマレー語でなんと言いますか?
何かを、マレー語でなんと言うか知りたい場合のフレーズです。会話の幅が広がるフレーズなので、覚えておくとよいでしょう。Apa ini dalam bahasa malaysia?( アパ・イニ・ダラム・バハサ・マレーシア ) と言います。覚えておけば、レストランや屋台などで役立つでしょう。
5:それいいね!
会話の中で、相手を褒めたいときに使える便利な言葉です。 Bagus ( バグース ) とは、いいねという意味になるのでさまざまな場面で使えます。もっと細かな褒め言葉はありますが、はじめての旅行なら覚えておくと使いやすいです。バグースと言うときは、親指を立てて言うともっとマレーっぽくなります。
観光に使えるマレーシアの公用語フレーズ
マレーシア旅行で観光地を訪れた際に使える、マレー語のフレーズを覚えておくと便利です。英語が通じるとはいえ、英語が得意ではない人もいます。マレー語を覚えておけば、どこに行っても問題ないのでおすすめです。マレーシア観光で使える、マレー語のフレーズを覚えていきましょう。
1:トイレはどこですか?
マレーシアの観光スポットなどで、トイレを探す場合に使えるフレーズです。Di mana Tandas(ディ・マナ・タンダス) と言い、ディ・マナがどこという意味になります。トイレを指すのは、タンダスという単語でどちらも覚えておくとよいでしょう。
2:私は○○へ行きたいです
マレーシアのバスやタクシーなどで、目的地を伝えたい場合に便利なフレーズです。Saya mahu pergi ○○(サヤ・マフ・ペリギ・○○)と言い、マフが欲求を表しています。今回はペリギという単語を合わせて、行きたいという表現になるのです。マフ・ペリギと覚えておけば、いろいろな場所で使えます。
3:○○へはどうやって行きますか?
マレーシアの観光地への行き方を、訪ねる便利なフレーズです。Bagaimana untuk 〜?(バガイマナ・ウントゥ 〜?)と言い、バガイマナという言葉がどうやってという意味になります。ウントゥは、〜のためにという意味を持ち行くための方法という意味合いになるのです。どうやってというフレーズのときに使えるので、覚えておくとよいでしょう。
4:写真を撮ってもいいですか?
マレーシアの観光地や街中で、写真を撮ってもいいか確認が必要な場所があります。特に写真撮影が禁止されているところで、勝手に写すことはマナー違反となるからです。Boleh saya ambil gambar?(ボレ・サヤ・アンビル・ガンバー)と言い、ボレができる、アンビルが撮る、ガンバーが写真という意味を持っています。撮影がオッケーな場合はボレで、ダメな場合はタッ・ボレという答えが返ってくるでしょう。
5:私は体調が悪いです
マレーシア旅行中に、体調を崩した場合に使えるフレーズです。Saya tidak berapa sihat(サヤ・ティダッ・ブラパ・シハッ)と言い、ティダッ・ブラパ・シハッでそれほど元気がないという表現になります。ティダッが否定の単語となり、ブラパはいくつと言う意味なのでくっつけて覚えるとわかりやすいです。体調不良は早めに伝えるのがよいので、フレーズのまま覚えておきましょう。
ショッピングに使えるマレーシアの公用語フレーズ
マレーシア旅行では、ショッピングも楽しみのひとつです。友達や家族へのお土産を買ったり、自分へのお土産を買ったりする時間は楽しい観光のプランになります。マレーシアでのショッピングを、スムーズにするために便利なマレー語のフレーズを覚えておきましょう。
1:いくらですか?
マレーシアでのショッピングなら、基本の絶対に覚えておきたいフレーズです。Berapa harga ini?(ブラパ・ハルガ・イニ)と言い、ブラハがどのくらい、ハルガが値段を表しています。このフレーズは、そのまま暗記してしまえばよいので便利です。ショッピングシーンの基本フレーズなので、覚えておきましょう。
2:これをください
マレーシアで、ショッピングや食事などのときに使える便利なフレーズです。Saya mahu ini(サヤ・マフ・イニ)と言い、マフ・イニでこれが欲しいという意味となります。さまざまなシチュエーションに使える便利なフレーズなので、ショッピングに役立つでしょう。
3:見せてもらえますか?
ショッピングで、色や形などを迷ったときなどに使える便利なフレーズです。Boleh tengok itu?(ボレ・テンゴッ・イトゥ)と言い、見せてがtengok、それがituとなります。Bolehは先程も登場した、できるという言葉なので英語のCanにあたる便利なワードです。
4:まけてくれませんか?
市場などの交渉するショッピングでは、値切りをすることもあります。そんなシーンで使えるマレー語フレーズです。Boleh murah sikit?(ボレ・ムラ・シキッ)と言い、ムラは安い、シキッは少ないという意味です。これもフレーズそのまま覚えてしまえば、スムーズに会話をすることができます。
5:要りません
マレーシアでショッピングをしていると、あれもこれも勧めてくる店員さんがいます。そんなときに、要らないと断る場合の便利なフレーズです。Tak mahu(タッ・マフ)と言い、マフが欲求の言葉なので、それに否定形を合わせれば成り立ちます。逆に欲しいときは、マフだけでも通じるので覚えておくとよいでしょう。
マレー語のフレーズを覚えてたくさん会話しよう
マレーシアでは英語が通用するケースも多いですが、公用語のマレー語で会話ができたら一層楽しめます。簡単なフレーズを覚えておけば、観光やショッピングなどもスムーズです。マレー語は、単語を組み合わせることで成り立つので覚えやすいではないでしょうか。マレーシアに旅立つ前に、使いそうなフレーズを記憶していきましょう。