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ブリュッセル観光におすすめのプランをご紹介!どれぐらいの時間が必要?

ブリュッセル観光におすすめのプランをご紹介!どれぐらいの時間が必要?

世界遺産として知られるグラン・プラス広場からおすすめのデザートまでブリュッセル観光の見どころをご紹介!徒歩で移動できるおすすめ散策プランをまとめました。中世の魅力あふれるブリュッセルでの観光プランを存分にお楽しみください。

目次 [表示]

ブリュッセル観光でおすすめプランをご紹介

世界遺産のグランプラスにあるブリュッセル市庁舎
Photo by Dimitris Graffin

ベルギーの首都であるブリュッセルには、世界遺産として有名なグラン・プラスや小便小僧といった観光名所がたくさんあります。ブリュッセルは比較的小さな町なので、徒歩で観光地を移動できるのも魅力。ブリュッセルで人気の観光地から穴場スポットまで、美味しい食べ物も含めて紹介していきます。

ブリュッセル観光散策プラン①グラン・プラス

世界遺産として有名なグラン・プラス
Photo by ume-y

ブリュッセルの中心部にあるグラン・プラスは、中世の建物に囲まれた石畳の広場です。広場の周辺の建物は、もともと木造でしたが、市庁舎以外の建物は1695年の戦争により消えてしまいました。その後、当時の様子を再現したゴシック様式の建物が再建され、現在に至っています。1998年に世界遺産として登録され、現在ではベルギーで最も有名な観光地です。

おすすめ観光名所:グラン・プラスの見どころ

グラン・プラスは「世界で最も美しい」と言われている広場で、夜は周辺の建物がライトアップされ多くの観光客を魅了しています。季節ごとにイベントも用意されているのも見どころで、訪れる人を飽きさせません。訪れる季節や時間により違った姿を見せてくれるグラン・プラス。まるで中世にいるかのような気分を味合わせてくれるこの広場を、徒歩でゆっくりと散策してください。

ブリュッセル観光散策プラン②ブリュッセル市庁舎

グラン・プラスのシンボルとなっているブリュッセル市庁舎
Photo bydimitrisvetsikas1969

世界遺産であるグラン・プラスの広場にある建物の中でも特に注目なのが、ブリュッセル市庁舎で、15世紀に建設された当時の姿を保っている貴重な建物です。ブリュッセル市庁舎には尖塔があり、高さは100メートル近くあることから、グラン・プラスの建物の中でもひと際目を引きます。

おすすめ観光名所:ブリュッセル市庁舎の見どころ

広場のシンボルともなっているのが「ブリュッセル市庁舎の尖塔」で、上に輝く金色の天使の像が特徴的な建物です。建物自体は左右対称ではなく、その造りを見学に多くの観光客が足を運んでいます。市庁舎内はツアーに参加すると見学でき、彫刻や絵画が飾られており訪れる人を魅了してくれるでしょう。

ブリュッセル観光散策プラン③王の家

グラン・プラスにあるブリュッセル市立博物館は、『王の家』とも呼ばれ親しまれています。この建物は12世紀にパン市場として知られていたもので、当時は木造でした。その後、さまざまな用途で使用され、王が所有した経緯もあって「王の家」と言われるようになります。現在の建物は再建されたゴシック様式で「王の家」と呼ばれていますが、今までに王が住んだことはありません。

おすすめ観光名所:王の家の見どころ

王の家は市庁舎とは反対側に位置し建物の美しさが魅力の観光地で、館内は博物館となっており見学できます。館内にはブリュッセルの歴史を学べる彫刻や陶器といった美術品だけでなく、世界各国から送られた小便小僧の衣装も飾られていることで有名です。

ブリュッセル観光散策プラン④ビール博物館

ビール博物館はグラン・プラスの広場にあるギルドハウスの一つにあります。ギルドハウスとは中世ヨーロッパの寄り合いとして使用されていた建物のこと。ビール製造業組合に使われていたこの建物には、黄金の騎士像が掲げられており「黄金の木」とも呼ばれています。ベルギーでのビール製造の歴史がわかる貴重な博物館に足を運んでみてください。

おすすめ観光名所:ビール博物館の見どころ

ビール博物館があるのは、黄金の木と呼ばれるギルドハウスの地下。この博物館では、18世紀に使用されていたビール醸造機器を見学できます。見学に要する時間は30分から1時間程度なので気軽に立ち寄れます。博物館は美味しいベルギービールを試飲できる穴場スポットでビールが好きな人には魅力的です。

ブリュッセル観光散策プラン⑤セルクラースの像

セルクラースの像はグラン・プラス広場にあるギルドハウスの星の家下の壁にある英雄ブロンズ像です。セルクラースは、中世のブリュッセルを守ったとされる同業組合の英雄として知られている人物。街の英雄として19世紀に像が建設されました。

おすすめ観光名所:セルクラースの像の見どころ

セルクラースの像の見どころは、像をなでると幸せになれるというジンクスがあること。触り方や触る部位については、さまざまな意見がありますが、多くの観光客がジンクスにあやかろうと像を触りに訪れます。像があるのは、グラン・プラス広場から小便小僧に向かう道。途中に立ち寄れるので、時間をかけることなく観光できます。

ブリュッセル観光散策プラン⑥レオニダス

グラン・プラス広場近くにあるチョコレートの老舗店「レオニダス」。レオニダスは王宮御用達のチョコレート店でありながら市民にも普段使いとして愛されているチョコレートです。グラン・プラス広場近くの店舗は夜遅くまで営業しているため、ブリュッセルの夜景を楽しんだ後で買い物を楽しめます。

レオニダスのおすすめポイント

レオニダスは濃厚な甘さが魅力のチョコレート店です。ベルギーチョコレートの醍醐味は量り売りで「レオニダス」でも好きな味のチョコレートを1個から購入できます。少量の場合は袋に詰めてもらって持ち帰るとよいです。いろいろな味のチョコレートを1個ずつ購入してみてはいかがですか。

Leonidas Beurre

詳細を見る
住所Rue au Beurre/Boterstraat 34
BRUXELLES/BRUSSEL,1000
営業時間10:00~23:00
公式サイトURLhttps://www.leonidas.com/en/shops#leonidas-beurre

ブリュッセル観光散策プラン⑦ダンドワ

ベルギーで人気のデザートは、ベルギーワッフルですが、数ある老店舗の中でも特に人気なのが「ダンドワ」。ブリュッセル市内に何店舗もある人気店です。その中でテイクアウトだけでなく、カフェとしても利用できるのがダンドワ2号店。時間をかけてデザートを堪能したい方におすすめです。グラン・プラスから小便小僧に移動する道の途中に位置しているので、立ち寄ってみてください。

ダンドワのおすすめポイント

ダンドワでは、丸い形のリエージュワッフルと四角い形のブリュッセルワッフルの2種類から選べます。どちらのワッフルも外がパリッとしているのに対し、内部はもっちりとしていて美味しいです。生クリームやいちごといったトッピングによって食べるのもベルギースタイルなので、食後のデザートに立ち寄ってみてください。

MAISON DANDOY

詳細を見る
住所Rue Charles Buls 14, 1000 Bruxelles
営業時間月~土 9:30~22:00、日 10:30~22:00
公式サイトURLhttps://maisondandoy.com/

ブリュッセル観光散策プラン⑧小便小僧

ブリュッセルで有名な「少年が放尿している小便小僧の像」は15世紀から街のシンボルとして親しまれてきた人気の観光スポットです。ですが、小便小僧が「世界がっかり三大名所」と言われているのも事実で、その理由は、大きさにあります。身長は約55センチと小さく、人だかりがなければ見逃してしまいそうです。それでも、小便小僧をみようといつも人だかりができています。

おすすめ観光名所:小便小僧の見どころ

街のシンボル小便小僧
Photo byssalae

小便小僧の大きさは小さいですが、その可愛らしい像に多くの観光客だけでなく、地元民も引き寄せられてきました。小便小僧には世界各国から洋服が送られており、時にその服を身に着けています。グラン・プラスの広場からの移動も徒歩で行なえ、立ち寄りやすいです。可愛らしい衣装に身を包んだ小便小僧に足を運んでみてください。

ブリュッセル観光プラン⑨ギャルリー・サンチュベール

ヨーロッパ最古のアーケード街
Photo by ume-y

ヨーロッパで最古と言われるアーケード街として有名なのが、ギャルリー・サンチュベール。グラン・プラスから小便小僧に徒歩で移動する際にあるショッピングアーケード街です。天井はガラス張りになっており、太陽の光が降り注いでいる綺麗なアーケード街。アーケードの全長は212メートルで、ベルギーで有名なチョコレート店舗や雑貨屋など高級な雰囲気のある店舗が並んでいます。

観光地「ギャルリー・サンチュベール」の見どころ

ギャルリー・サンチュベールには、王宮御用達のピエールマルコリーニや創業当時の趣が残るイノハウスなどの高級チョコレート店が店を構えています。チョコレートを食べるだけでなく、色とりどりのお菓子を見て楽しめるのも魅力の通り。アーケード内の店を見て回ると時間を忘れてしまいそうです。自分だけの穴場休憩スポットを見つけてデザートタイムを楽しんでも良いかもしれませんね。

ブリュッセル観光散策プラン⑩イロ・サクレ地区

グラン・プラスから徒歩で移動できる、ギャルリー・サンチュベールの近くにある狭い路地裏がイロ・サクレ地区。この地区はブリュッセルの胃袋とも呼ばれ、多くのレストランが店を構えています。昼食や夕食などの時間に足を運ぶとよい観光地です。この地区には小便少女の像があります。小便小僧とは異なり、目立たない路地裏の柵の中に飾られている穴場の観光スポットです。

観光地「イロ・サクレ地区」のおすすめ料理

イロ・サクレ地区ではベルギーの名物であるムール貝を堪能でき、特に有名なレストランは「シェ・レオン」。歴史のある店でワイン蒸しだけでなく、グリルなどムール貝を様々な形で味わえます。ベルギーでルーム貝を食べるなら足を運びたい地区ですが、ぼったくりには注意が必要です。

ブリュッセル観光散策プラン⑪芸術の丘

ブリュッセルの街並みを一望できる芸術の丘
Photo bydimitrisvetsikas1969

ブリュッセル中央駅の裏側にある、芸術の丘。電車を利用してベルギーに移動した際には、ここから観光を始めるとよいかもしれません。丘の名前は、周辺に芸術に関する施設が多くあることに由来しています。周辺には、15世紀から近代までの有名画家の作品を見学できるベルギー王立美術館やアールヌーボー建築で知られている楽器博物館などが建ち並び、魅力的なスポットです。

おすすめ観光名所:芸術の丘の見どころ

芸術の丘を徒歩で散策すると、一面に美しい花や緑のある庭園を見学できます。さらに階段を昇って行くとブリュッセルの街並みが一望できる場所へ到着。街でも最も美しいとされるグラン・プラスにある市庁舎が中心に趣のある景色を一望できるおすすめ穴場名所です。

ブリュッセル観光散策プラン⑫ブリュッセル王宮

夏に一般公開されるブリュッセル王宮
Photo byNakNakNak

ブリュッセルの中心地に位置するブリュッセル王宮。この建物は、18世紀に建設されたものを基盤に何度か改装されたものです。普段は外観しか見ることができず穴場スポットとなっていますが、夏場には一般公開されて人気を博しています。

おすすめ観光名所:ブリュッセル王宮の見どころ

王宮の中に足を踏み入れると、大理石や金箔などが散りばめられた内装が広がっており見る人を魅了します。その中でも一番人気なのが、鏡の間。この部屋には、タマムシで造られたとされる緑色の天井とシャンデリアがあり、他の場所では見られない美しさです。

ブリュッセル観光散策プラン⑬ロワイヤル広場

ブリュッセル王宮からすぐの場所にある観光スポットが、ロワイヤル広場です。ブリュッセル中央駅からも徒歩ですぐの場所にあり、アクセスしやすい穴場の観光地。広場に面して建っている建物が左右対称になっており、18世紀に人気を博した建設物が広場の見どころです。

ブリュッセル観光散策プラン⑭グランサブロン広場

グランサブロン広場とは、ブリュッセルの「チョコレート通り」とも呼ばれる地区。美味しいチョコレートの専門店が建ち並ぶおすすめの観光スポットです。お洒落なカフェやお手頃なレストランもあるので、ランチタイムなどに立ち寄っても良いかもしれません。グラン・プラス広場からは少し離れていますが、徒歩10分ほどで行けます。

観光地「グランサブロン広場」の見どころ

おすすめのチョコレート店は、歴史のあるヴィタメール本店。王室御用達との称号もあるチョコレート店で、エレガントなデザインのチョコレートを購入できます。さらに、日本でも人気のゴディバもおすすめ。日本では見かけないいちごチョコを堪能ください。週末にはアンティークマーケットも開催され、観光客だけでなく、住民からも親しまれる穴場スポットに早変わりです。

ブリュッセル観光プラン⑮ノートルダム・デュ・サブロン教会

サブロン広場から徒歩ですぐの場所に位置している観光スポットが、ノートルダム・デュ・サブロン教会です。この教会は、14世紀に建設されたフランボライヤン・ゴシック様式の美しい建物として人気を集めています。外観も城を連想させる華麗さがありますが、特に有名なのは教会の内装です。

ノートルダム・デュ・サブロン教会の見どころ

教会の入り口には多くの彫刻があり、お城のような雰囲気も感じさせます。この教会の一番の見どころは、ステンドグラス。日差しにより鮮やかな色に輝くステンドグラスが、幻想的な空間を演出し、観光客を魅了します。当時の状況に復元されたパイプオルガンも圧巻です。ミサのある日には現役で使用され、美しい音色を奏でています。

ブリュッセル観光プラン⑯アントワーヌ・ダンサール通り

昔からブリュッセルの下町として親しまれてきたダンサール通り。現在は、お洒落なショップが建ち並び、地元民だけでなく観光客も足を運ぶようになってきた穴場観光スポットです。この通りにはグラン・プラスから徒歩で行くこともできますし、移動にメトロを利用しブルス駅からもアクセスできます。この通りでは、ブリュッセルのファッションや流行りのスイーツをお楽しみください。

ブリュッセル観光に必要な時間は?

ブリュッセルの移動手段は徒歩がおすすめ
Photo byWalkerssk

ブリュッセルは観光地の移動を全て徒歩で行なえる小さな街。街の景色を堪能するためにも、ゆっくり歩きながら時間を気にせず観光するのがおすすめです。急いでいる場合は、街全体を半日で見て回ることも可能。ですが、できれば2日間は観光のための時間を取り分けたい都市です。穴場スポットも見て回りたい方でも2日から3日あれば観光できます。

1泊2日観光プランをご紹介

1日目のプラン

ブリュッセルの魅力を味わえる1泊2日のプランで欠かせないのが、グラン・プラス周辺。まず、1日目に絶対に抑えておきたいグランプラスの周辺を散策しましょう。移動手段は基本的に徒歩です。もし、時間があれば少し離れたダンサール通りにも足を延ばしてみてください。

2日目のプラン

2日目はブリュッセル中央駅周辺の観光地を見て周りましょう。こちらは、芸術に関係した観光スポットが多いのがポイントです。ゆっくりと時間をかけて散策できるので、新たな穴場スポットも発見できるかもしれません。芸術にはあまり関心がないという方は散策時間を短くして、お土産を買いに再度グラン・プラス周辺に移動してもよいですね。

世界遺産の街!ブリュッセル観光を満喫しよう

一度は見ておきたい世界遺産のグランプラス
Photo byWylderice

世界で最も美しいと人気のグラン・プラスは一度は足を運ぶ価値のある観光名所です。今回は、移動手段も徒歩を中心とした観光地から穴場観光スポットを始め、注目のグルメやデザートまで紹介しましたが、いかがでしたか。魅力たっぷりのブリュッセル観光を楽しんでください。

みかん
ライター

みかん

はじめまして、みかんです。東南アジアに旅行へ出かけることが多い生活を送っています。よろしくお願いします。

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