目次 [表示]
- フィリピンでSIMカードの購入をおすすめする理由
- 海外でデータ通信をする方法はさまざま
- 「高速・大容量・格安」なら現地プリペイドSIM
- フィリピンで購入できるおすすめのSIMカード
- フィリピンで購入できるSIMカード①:Globe
- フィリピンで購入できるSIMカード②:Smart
- ○○重視ならGlobe、××重視ならSmart
- 現地プリペイドSIMカードの購入方法
- フィリピンの空港内で購入
- 空港以外の場所で購入する
- 日本国内で事前購入
- 現地プリペイドSIMカードの使い方
- 自分でロードする方法
- 日本国内購入できる「グローバルSIM」
- 事前に購入できるSIMカード①:SIM2Fly
- 事前に購入できるSIMカード②:変なSIM
- 事前に購入できるSIMカード③:China unicom
- 日本で購入できるSIMカードの使い分け
- 滞在期間・利用頻度にあったSIMを選ぼう
フィリピンでSIMカードの購入をおすすめする理由
海外に渡航する際には、SIMカードを事前に入手しておいた方が良いです。SIMカードがあることによって、スマートフォンの通信料を大幅に節約できたりなど、いくつものメリットがあるのでご紹介していきます。SIMカードを初めて利用する方や、使い慣れていない人は気をつけておきましょう。
海外でデータ通信をする方法はさまざま
海外渡航の際、インターネットの利用方法はSIMカードを利用した通信方法以外にも、渡航先のインターネット環境を利用したり、現地の通信基地局を介したデータローミングを利用したり、現地のフリーWi-Fiを利用するなどいろいろあります。
プリペイドSIM
プリペイドSIMは、事前にお金を支払ってSIMカードを利用することです。国や地域、目的に応じたSIMカードがいくつもあり、料金プランも使用期間や使用する容量によっていろいろな種類があります。自分の目的に合ったSIMカードを利用すると良いでしょう。
国内大手キャリアの端末だとSIMロックされている場合があるので、事前に解除が必要です。
フリーWi-Fi
インフラが発達している国では、空港や公共交通機関・公共施設・ショッピングモール・飲食店・ホテルなどでフリーWi-Fiを利用することができます。ただ、使える場所が限られたり、通信速度が遅い場合があるので気を付けましょう。
日本で契約している会社のデータローミング
データローミングとは、渡航先の現地の通信会社を介してスマホを直接インターネットにつなげる機能のことです。スマホの設定からデータローミングをONにすると利用できます。日本に帰国した際に高額の通信料が請求される可能性があるので、注意しましょう。
レンタルWi-Fi
レンタルWi-Fiは利用料金がSIMカードより若干高くなるものの、セキュリティが高く安心して利用できることや、複数台の端末を繋げることが大きなメリットです。事前の申し込みが必要で、帰国後は空港の返却窓口で返却します。
ただ、申し込みをした国以外では基本的にそのWi-Fiルーターは利用することができないので、注意しましょう。
「高速・大容量・格安」なら現地プリペイドSIM
大容量のインターネットを格安で速い通信速度で利用したい人は、渡航先のプリペイドSIMを利用した方がおすすめです。特に長期間海外に滞在するのであれば、なおさらSIMカードはあった方が便利にインターネットに接続できます。
フィリピンで購入できるおすすめのSIMカード
フィリピン国内で購入できるSIMカードでは、Globe社とSmart社が提供しているSIMカードが有名です。この2社はフィリピン国内の大手通信キャリアで、日本でいうところのdocomoや、ソフトバンクのような会社です。利用者も多く、フィリピン国内でも半分以上の人が利用しています。
この2社のSIMカードは、大差は無いですが、細かい利用プランが違ってきます。
フィリピンで購入できるSIMカード①:Globe
フィリピンSIMカード Globe プリペイド式 電話番号付き LTE SIM Prepaid Philippines Sim Card フィリピン国内都市部向けSIMカード
参考価格: 799円
プラン名(プリペイド式) | データ容量 | 使用期間 | 料金 |
GoSURF | |||
GoSURF15 | 40MB | 2日 | 15ペソ |
GoSURF50 | 1GB | 3日 | 50ペソ |
GoSURF299 | 1.5GB | 30日 | 299ペソ |
GoSURF599 | 4GB | 30日 | 599ペソ |
GoSURF999 | 8GB | 30日 | 999ペソ |
SUPERSURF | |||
SUPERSURF50 | 800MB/1日 | 1日 | 50ペソ |
SUPERSURF200 | 800MB/1日 | 5日 | 200ペソ |
SUPERSURF999 | 800MB/1日 | 30日 | 999ペソ |
Globe社はフィリピン国内で最もシェアを誇っている通信会社です。提供しているSIMカードの利用プランには、旅行者向けのトラベルパッケージ式と、長期滞在向けのプリペイドカード式の2つあります。プリペイドカード式の方がトラベルカード式と比較して割安です。
Globe社が提供しているSIMカードは、より安く利用したい方におすすめです。
フィリピンで購入できるSIMカード②:Smart
プラン | データ容量 | 使用期間 | 料金 |
All Out Surf20 | 150MB | 1日間 | 20ペソ |
All IN 25 | 10MB | 1日間 | 25ペソ |
Super Messaging 20 | ※チャット系アプリ(Facebook LINEなど)の通信のみ無制限 | 1日間 | 20ペソ |
GIGASURF+75 | 2GB | 3日間 | 75ペソ |
ALL Out Surf 30 | 300MB | 2日間 | 30ペソ |
ALL Out Surf 50 | 500MB | 3日間 | 50ペソ |
GigaSurf 50 | 1GB+300MB/日(動画閲覧) | 3日間 | 50ペソ |
GigaSurf 99 | 1.5GB+300MB/日(動画閲覧) | 7日間 | 99ペソ |
GigaSurf 299 | 2GB+1.1GB/日(動画閲覧) | 30日間 | 299ペソ |
GigaSurf 999 | 8GB+1GB/日(動画閲覧) | 30日間 | 999ペソ |
Smart社はGlobe社に次ぐ、フィリピン国内大手の通信キャリアです。Smart社が提供しているSIMカードは、長期滞在者向けというよりも旅行者向けの利用プランになっています。
利用期間も1日プラン、2~5日プラン、1週間プラン、30日プランがあります。料金形態もプランによって違ってくるので、滞在日数に合わせたプランを利用すると良いでしょう。
○○重視ならGlobe、××重視ならSmart
Smart社
プラン | データ容量 | 使用期間 | 料金 |
All Out Surf20 | 150MB | 1日間 | 20ペソ |
All IN 25 | 10MB | 1日間 | 25ペソ |
Super Messaging 20 | ※チャット系アプリ(Facebook LINEなど)の通信のみ無制限 | 1日間 | 20ペソ |
GIGASURF+75 | 2GB | 3日間 | 75ペソ |
ALL Out Surf 30 | 300MB | 2日間 | 30ペソ |
ALL Out Surf 50 | 500MB | 3日間 | 50ペソ |
GigaSurf 50 | 1GB+300MB/日(動画閲覧) | 3日間 | 50ペソ |
GigaSurf 99 | 1.5GB+300MB/日(動画閲覧) | 7日間 | 99ペソ |
GigaSurf 299 | 2GB+1.1GB/日(動画閲覧) | 30日間 | 299ペソ |
GigaSurf 999 | 8GB+1GB/日(動画閲覧) | 30日間 | 999ペソ |
Globe社
プラン名(プリペイド式) | データ容量 | 使用期間 | 料金 |
GoSURF | |||
GoSURF15 | 40MB | 2日 | 15ペソ |
GoSURF50 | 1GB | 3日 | 50ペソ |
GoSURF299 | 1.5GB | 30日 | 299ペソ |
GoSURF599 | 4GB | 30日 | 599ペソ |
GoSURF999 | 8GB | 30日 | 999ペソ |
SUPERSURF | |||
SUPERSURF50 | 800MB/1日 | 1日 | 50ペソ |
SUPERSURF200 | 800MB/1日 | 5日 | 200ペソ |
SUPERSURF999 | 800MB/1日 | 30日 | 999ペソ |
GlobeとSmartはどちらも豊富なプランと利用客からの大きな信頼があります。インターネット以外にも、電話やテキストも使いたい人はGlobe社のSIMカードを、インターネットをとにかくたくさん使いたい人はSmart社のSIMカードをそれぞれ購入すると良いでしょう。
現地プリペイドSIMカードの購入方法
SIMカードを購入する場所は主に空港があげられますが、空港以外でも購入する場所はいくつかあります。SIMカードを購入する時に、通信速度が遅くなった時や、不具合があった場合に備えて複数枚のSIMカードを購入する人がいますが、基本的にはスマホ一台につきSIMカード1枚で大丈夫です。
フィリピンの空港内で購入
空港内でSIMカードを購入する際は、簡易販売所が空港のロビー内にあるのでそこで購入します。日本からフィリピンへ出発した旅客機は、全て首都マニラにある「ニノイ・アキノ国際空港(マニラ空港)」に到着するので、日本から訪れた人が現地でSIMカードを購入する時は、マニラ空港で買うのが一番早いです。
空港以外の場所で購入する
SIMカードは空港以外の場所でも購入することが出来ます。ショッピングモール内やコンビニエンスストアなど、都市部や観光地であれば手軽に購入することができます。また、露店やサリサリストアなどの小売店でも購入することができまるので、郊外に行っても購入できる場所はいくつもあります。
日本国内で事前購入
SIMカードは日本で事前に購入することも可能です。国内にある家電量販店やamazonなどの通販サイト、空港などで購入できます。英語が苦手な人や、現地ですぐにスマホを使いたい人は事前に日本で購入しておいた方が良いでしょう。ただ、現地でSIMカードを購入するより多少割高になります。
現地プリペイドSIMカードの使い方
現地で購入したプリペイドSIMは、購入しただけでは使うことができません。購入後に自分でSIMカードをスマホ内でロードする必要があります。マニラ空港では、空港内にあるSIMカードを購入できるカウンターの店員がセットアップを行ってくれるので自分でロードする必要は無いです。
自分でロードする方法
SIMカードを購入しスマホに差し込んだら、プリペイドカードを購入して裏面のスクラッチを削りましょう。削ったら番号が書いてあるので、ダイヤル#143にSIMが入っているスマホから電話をかけると、番号を打ち込む画面がでます。
その画面でプリペイドカードの裏側の番号を打ち込み、お金が入金されるとSIMカードのロードは完了です。
日本国内購入できる「グローバルSIM」
SIMカードは渡航先の現地で購入する以外にも、渡航前に日本で購入することができます。日本では、世界中のいろいろな地域に対応したSIMカードが揃っており、日本語で説明されているSIMカードも多いので、海外渡航初心者の人は事前に日本で購入しておくと良いです。
SIMフリーでないスマホは、事前にSIMロックを解除しておかないと海外のSIMカードを利用できないです。
事前に購入できるSIMカード①:SIM2Fly
利用プラン一例 | 料金 |
アジア14か国利用可能・8日間・3GB | 1,380円(amazon) |
アジア14か国利用可能・10日間・6GB | 1,400円(AIS(タイの通信会社) |
SIM2Flyは、フィリピンのみならず世界80か国で利用することができる、優れもののSIMカードです。4G通信やデザリングをすることができるので、長期滞在をしてインターネットを多く利用する人や、フィリピンだけではなく、他の国にも周遊する人にはとてもおすすめです。
日本で購入する場合は、インターネット通販サイトでクレジットカードを利用して購入することができます。
事前に購入できるSIMカード②:変なSIM
プラン | データ容量 | 使用期間 | 料金 |
地域別プラン | 200MB/日 | 1日~ | 500円~ |
500MB/日 | 1日~ | 800円~ | |
1GB/日 | 1日~ | 1,200円~ | |
アジア周遊プラン | 4GB | 8日間 | 3,500円~ |
世界周遊プラン | 4GB | 15日間 | 5,000円~ |
変なSIMは、SIM2Flyと同様に世界80か国で利用できる便利なSIMカードです。このSIMカードは24時間当たり500円(200MBのプラン)から利用することができるので、使い勝手が良いです。
使用料金も、レンタルWi-Fiと違って移動期間は料金に含まれていません。LINEやGoogleの使用が制限されている中国でも、日本と同じように利用できます。
事前に購入できるSIMカード③:China unicom
中港 5GB China Unicom 中国・香港・マカオ データ通信SIMカード(5GB/8日)※開通期限2020/12/31 中国SIM 香港SIM マカオSIM
参考価格: 1,300円
プラン | データ容量 | 使用期間 | 料金 |
China Unicom 東南アジア周遊データ通信SIMカード | 3GB | 8日間 | 1,650円 |
China unicomは、フィリピンを含めた東南アジア11か国で利用することができるSIMカードです。8日間利用することができ、デザリングも可能です。容量は3GBまで4G通信をすることができるので、大容量で高速通信をすることができます。ただ、リチャージをすることができないので気を付けましょう。
日本で購入できるSIMカードの使い分け
SIM2Fly
利用プラン一例 | 料金 |
アジア14か国利用可能・8日間・3GB | 1,380円(amazon) |
アジア14か国利用可能・10日間・6GB | 1,400円(AIS(タイの通信会社) |
変なSIM
プラン | データ容量 | 使用期間 | 料金 |
地域別プラン | 200MB/日 | 1日~ | 500円~ |
500MB/日 | 1日~ | 800円~ | |
1GB/日 | 1日~ | 1,200円~ | |
アジア周遊プラン | 4GB | 8日 | 3,500円 |
世界周遊プラン | 8GB | 15日 | 5,000円 |
China unicom
プラン | データ容量 | 使用期間 | 料金 |
China Unicom 東南アジア周遊データ通信SIMカード | 3GB | 8日間 | 1,650円 |
これらのSIMカードの中で、フィリピンだけでなく他の東南アジアの国々を訪れるのでしたら、SIM2FlyやChina unicomのSIMカードを購入すると良いです。フィリピンだけに滞在し、豊富なプランの中から選びたいのでしたら、変なSIMを利用すると良いでしょう。
滞在期間・利用頻度にあったSIMを選ぼう
フィリピンに渡航する際に使うおすすめのSIMカードやレンタルWi-Fiをご紹介しました。自分のフィリピンへの渡航目的や滞在期間に沿ったSIMカードやレンタルWi-Fiの利用プランを選ぶことができれば、日本国内にいる時とおなじように、快適にインターネットを利用することができます。
他のサイトとも比較して、ぜひ自分に合ったSIMカードを見つけてください!