目次 [表示]
- 子供を飛行機に乗せる準備や乗り方のコツをご紹介
- 初めてでも大丈夫!子供の年齢別による飛行機の対策
- 0歳~1歳の乳児には不快感を取り除く対策を
- 1歳半~2歳の幼児には退屈しない対策を
- 3歳~5歳の幼児には言い聞かせと練習を
- 子供を飛行機に乗せるコツ!予約時の対策
- 対策①:子供に優しい航空会社を選ぶ
- 対策②:フライト時間を考慮する
- 対策③:座席はよく考えて選ぶ
- 子供を飛行機に乗せるコツ!持ち物の準備
- 必需品①:オムツ・着替えなど普段の持ち物
- 必需品②:退屈しないための持ち物
- 必需品③:気圧の変化に備えた持ち物
- 便利品①:子供がリラックスできる持ち物
- 子供を飛行機に乗せるコツ!フライト前の対策
- 対策①:空港のキッズスペースで遊ばせる
- 対策②:おむつ替えなどは済ませておく
- 対策③:フライト前に寝させないようにする
- 対策④:早く搭乗しすぎないようにする
- 子供を飛行機に乗せるコツ!フライト中の対策
- 対策①:周りの人に声をかける
- 対策②:荷物をすぐ出せるようにしておく
- 対策③:離着陸時の気圧の変化に対応する
- 対策④:機内を歩かせてみる
- しっかり準備をして子供と楽しい飛行機の旅を!
子供を飛行機に乗せる準備や乗り方のコツをご紹介
初めて子供と飛行機に乗るときは誰しも不安に思うものです。飛行機の中では自由に動けないため、子供が退屈してぐずってしまうことがよくあります。「子供が騒いで周りに迷惑をかけてしまった」という苦い思い出にならないよう、しっかりと準備をしましょう。
事前に対策を練っておけば、初めてのフライトでも大丈夫です。必需品や乗り方のコツをご紹介しますので、参考にしてください。
初めてでも大丈夫!子供の年齢別による飛行機の対策
飛行機の乗り方のコツは子供の年齢によって変わります。まだ言葉で訴えられない赤ちゃんは不安や不快感を取り除いてあげましょう。少し大きくなるとなかなか寝てくれないので大変ですが、子供の好きなお菓子や退屈しないためのおもちゃをたくさん準備しておけば大丈夫です。
0歳~1歳の乳児には不快感を取り除く対策を
0歳から1歳ごろまでの乳児を連れて飛行機に乗るのが一番心配かもしれませんが、寝てくれる確率の高いこの時期の赤ちゃんとのフライトは、案外大丈夫なことが多いです。
ただし、普段と違う雰囲気に敏感になったり、機内の乾燥や気圧の変化による不快感で不機嫌になったりすることも考えられます。リラックスできる服装、おむつ替え、離着陸時の耳抜きなど、常に配慮は必要です。
1歳半~2歳の幼児には退屈しない対策を
歩き回るようになった上に、まだ言い聞かせが効かない1歳半から3歳までの子連れが一番苦労します。おとなしく座っていられず、何するにも嫌がる「イヤイヤ期」の子供には、長距離フライトはストレスです。まずは近距離から練習し、とにかく退屈させないための工夫をしましょう。
3歳~5歳の幼児には言い聞かせと練習を
3歳を過ぎるとそろそろ親の言うことがわかってきます。飛行機に乗る前に「まわりの人に迷惑がかかるから静かにしてようね。」と何度か声かけをしておきましょう。お利口にできればおもちゃを買ってあげるなど、ご褒美の約束をするのも一つの手です。普段から電車やバスにたくさん乗って練習するのも効果があるでしょう。
子供の性格にもよりますが、5歳を過ぎると楽になってきます。
子供を飛行機に乗せるコツ!予約時の対策
子連れフライトをスムーズにするために、予約段階でできる対策がいくつかあります。子供に合わせた航空会社・フライト時間・座席を選び、当日の不安を少しでも減らしましょう。
対策①:子供に優しい航空会社を選ぶ
子連れで飛行機に乗る場合は、LCCではなくフルサービスのキャリアがおすすめです。路線にもよりますが、バシネットと呼ばれるベビーベッド、ベビーミール・キッズミール、子供向けアニメなど、子供向けのサービスが提供されています。日系の航空会社であれば困ったときに乗務員さんに声をかけやすいので、より安心です。
対策②:フライト時間を考慮する
初めての子連れで長距離フライトはハードルが高すぎます。帰省ではなく旅行で子供と飛行機に乗りたいなら、まずは3~4時間程度で着ける場所から練習しましょう。早朝や夜遅くの便を避けるなど、子供のリズムを崩さないよう考慮することも大切です。
対策③:座席はよく考えて選ぶ
フライト予約で最も重要なのは座席選びです。赤ちゃんと二人の場合、おむつ替えやぐずった時に席を離れやすい通路側がいいでしょう。本来、2歳までは大人の膝に座れますが、2歳近くともなると膝の上では限界があります。フライトの長さによっては、幼児であっても小児運賃を払って座席を確保することを考慮しましょう。
乳児同伴なら最前列がおすすめ
長時間子供を抱っこするのはかなりの負担になります。普段からよく寝てくれる赤ちゃんとの長距離フライトなら、一番前のバシネット席がおすすめです。バシネットは数が限られているので、早めに計画を立てて予約しましょう。
幼児同伴なら後方がおすすめ
最前列なら子供が前の人の座席を蹴る心配がありませんが、前の座席の下に荷物を置けない不便さがあります。子連れのフライトでは荷物の出し入れが非常に多くなるので、バシネットが使えない年齢であれば最前列は避けたほうがいいでしょう。
降りるのが遅くなるというデメリットはありますが、空いている可能性が高くトイレにも行きやすい後方がおすすめです。
子供を飛行機に乗せるコツ!持ち物の準備
初めての飛行機にわくわくしても、子供はすぐに退屈してしまうもの。動きたくて仕方がない年齢の子供なら、癇癪を起こしてしまう心配もあります。気圧の変化で耳が痛くなり、泣いてしまうかもしれません。子供と飛行機に乗る際は、持ち物の準備を万全にしておきましょう。
必需品①:オムツ・着替えなど普段の持ち物
オムツは機内でもらえることもありますが、サイズや種類が限られているため、多めに準備しておきましょう。離着陸時にはトイレに立てないので、オムツが取れたばかりの子供でも念のため履かせておくと安心です。
乗り物酔いで吐いてしまうなど、機内では予期せぬことが起こりかねません。どの年齢であっても、着替えは必ず機内に持ちこみましょう。
必需品②:退屈しないための持ち物
子連れで飛行機に乗る際は、いかに退屈させないかが重要なポイントとなります。普段から遊んでいるおもちゃに加え、子供の興味を引く新しいおもちゃも準備しておき、飛行機に乗るまで見せないのがコツです。
タブレットに子供の好きなアニメをダウンロードしておけば、ぐずった時の強い味方になるでしょう。機内のヘッドフォンは子供に合わないことが多いので、持参するのがおすすめです。
おすすめグッズ
シールブックは子供が集中して遊んでくれるため、移動中の定番です。たくさん種類があるので、子供の年齢や好きなものにあわせて選びましょう。
普通の絵本はすぐに読み終わってしまうため、長い時間遊べる絵探し絵本がおすすめです。子供に人気のアンパンマンのこの絵本は、ミニ版も出ていて持ち歩きに便利です。
必需品③:気圧の変化に備えた持ち物
離着陸の際、気圧の急な変化で耳が痛くなることがあります。唾液を飲むことで自然と耳抜きができるので、乳児にはミルクやお茶を飲ませましょう。もう少し大きい子供なら、飴を舐めたりガムを噛んだりして、唾液を出すのが効果的です。
4~5歳になると自分で耳抜きができるようになるので、前もって練習させておくといいでしょう。
おすすめグッズ
【2個セット】PAPER'ND イヤープレーン , 飛行機で耳が痛くならない耳せん (小児、耳の穴の小さな方用)
参考価格: 1,399円
急激な気圧の変化による耳の痛みや不快感を軽減する耳栓です。3歳から使えるので、食べ物や飲み物でうまく耳抜きができない場合に備え、用意しておくと心強いでしょう。
便利品①:子供がリラックスできる持ち物
つかまり立ちやハイハイの時期の赤ちゃんは、膝の上でなかなかじっとしてくれません。レジャーシートがあれば、赤ちゃんを床の上で遊ばせられるので便利です。長めのフライトなら、子供が寝やすくなるよう工夫をしましょう。
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参考価格: 2,580円
子連れフライトに人気のエアータイプのフットレストです。前の座席との間に設置すれば足を伸ばせてリラックスできます。眠ったら横に寝かせられるので、座ったままの姿勢ではすぐ起きてしまう子供も熟睡できるはずです。ただし、航空会社や座席によっては使用ができないので、購入前に確認してください。
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参考価格: 3,850円
座ったままの状態で寝ると首がカックンとなり、なかなか熟睡できません。こちらのネックピローは1歳前から使用でき、デザインも可愛いのでおすすめです。
子供を飛行機に乗せるコツ!フライト前の対策
子供を連れていると何するにも時間がかかるので、空港へはいつもよりも早めに向かいましょう。親が焦ったり不安になったりしていると子供にも伝わるので、余裕をもって行動することが大事です。
対策①:空港のキッズスペースで遊ばせる
子供にとっては飛行機に乗るまでの待ち時間も苦痛です。空港にキッズスペースがあれば、搭乗前に遊ばせておきましょう。体を動かし適度に疲れさせることによって、機内で寝てくれる確率も高くなります。キッズスペースがない場合は、空港内をたくさん歩かせましょう。
対策②:おむつ替えなどは済ませておく
飛行機には大抵おむつ交換台の付いているトイレがありますが、狭くて使いづらいです。なるべく機内で交換せずに済むよう、搭乗の少し前におむつ替えをしておきましょう。離陸してしばらくはトイレに行けないので、搭乗前に親も子供もトイレを済ませておくと安心です。
対策③:フライト前に寝させないようにする
飛行中に寝てくれるのが親にとっては一番楽です。搭乗する前に寝てしまうとその可能性が低くなるので、なるべく起こしておきましょう。抱っこ紐やベビーカーで寝そうになったら、一度おろして歩かせます。ただし、無理やり起こすと不機嫌になってしまうため、あまりにも眠そうなら諦めることも必要です。
対策④:早く搭乗しすぎないようにする
子連れの場合、長い列に並ばす搭乗できる「優先搭乗」のサービスがあります。ありがたいサービスですが、先に搭乗すると機内で待つ時間が長くなり、子供がぐずってしまうかもしれません。優先搭乗は利用せず、最後のほうに乗ることをおすすめします。
同伴の大人が二人いる場合は、一人が荷物を持って先に搭乗し、もう一人が子供と一緒に後から入るのがベストです。
子供を飛行機に乗せるコツ!フライト中の対策
ここまでしっかり準備しておけば、飛行中はそれほど心配しなくても大丈夫です。親が緊張していると子供も不安になってしまうので、なるべく気持ちを落ち着かせましょう。
対策①:周りの人に声をかける
2歳くらいまでの子供と同伴の際は、席についたら隣の人に「ご迷惑をおかけするかもしれませんが、なるべくうるさくしないようにしますので。」と声をかけておきましょう。少しぐらいぐずってしまっても、最初に声をかけておくことで温かく見守ってもらえることが多くなります。
対策②:荷物をすぐ出せるようにしておく
準備してきた持ち物は、頭上の荷物入れではなく前の座席の下において、シートベルトサインが付いている間も取り出せるようにしておきます。おもちゃ・お菓子・飲み物・ウエットティッシュ・授乳ケープなど、すぐに必要な持ち物はあらかじめ分けておくとスムーズです。
子供が退屈してきたなと思ったら、おもちゃやお菓子を小出しに与えましょう。
対策③:離着陸時の気圧の変化に対応する
授乳やミルクは耳抜きの対策にもなりますし、赤ちゃんがそのまま眠ってくるれる可能性もあるので離陸直後に行うのがいいでしょう。幼児には飴や飲み物などを少しずつ与えるのが効果的です。
着陸前にもまた耳抜き対策をします。この時に泣き出す子供が多く不安になりがちですが、疲れが出ているうえに動けないことでぐずっている場合もあるので、心配せず落ち着いてなだめましょう。
対策④:機内を歩かせてみる
子供が退屈してぐずるようなら通路を少し歩かせてみましょう。シートベルトサインが消えている間、邪魔にならない程度なら大丈夫です。自由に動けることで機嫌がよくなる子供も多いはずですし、親にとっても気分転換になりますよ。
しっかり準備をして子供と楽しい飛行機の旅を!
初めての子連れフライトは不安でいっぱいだと思いますが、準備万全で臨めば「心配していたほどじゃなかった!」という結果になることがほとんどです。回数を重ねるごとに親子で慣れていきますので、まずは近距離から練習し、そのあと中・長距離にもチャレンジしてみましょう。
しっかりと準備しておけば初めてでも大丈夫だね。あまり心配しすぎず、子供と二人のフライトを楽しもう!
子供と二人で飛行機に乗りたいんだけど大丈夫かなぁ。周りに迷惑がかからないか心配だわ…。