ハワイにも出雲大社がある！参拝方法や行き方をご紹介！

ハワイ出雲大社は、テレビ番組で取り上げられたこともあって地元の人々だけでなく観光客にもさらに人気のスポットになりました。他にも、異国のハワイの地にある出雲大社だからこその人気の理由をご紹介していきます。

ハワイ出雲大社は、1922年に島根県の本社を模した本殿が建てられました。象徴的な大しめ縄や本格的な鳥居があり、日本の神社の神聖さを感じとれます。

しかし、社殿の左右に置かれたこま犬にはハワイの首飾りであるレイがかけられ、南国の雰囲気も漂っています。手水舎にはペーパータオルが置かれるなど、所々で地元民に寄り添った部分が見られます。

出雲大社は有名な縁結びの神社の1つです。さらにハワイでは、さまざまな物事にマナという超自然のパワーが宿っているという考え方があり、ハワイ出雲大社ではハワイの土地の守護神である産土神もまつられています。ハワイ出雲大社では、日本とハワイの神様のダブルパワーで強力な縁結びのご利益があるといわれています。

ハワイ出雲大社のお守りは、ハワイ土産としても人気です。ハワイ出雲大社には、縁結びだけでなく水難防止やマラソンなどハワイらしいお守りもあります。ハイビスカス柄のデザインがかわいい御朱印帳も、御朱印ガールに人気です。時間に余裕がない方や御朱印帳を忘れた方は半紙の御朱印もいただけます。

ハワイ出雲大社は、ホノルルの中でも観光客が集まるワイキキ地区から少し離れたダウンタウン地区にあり、ワイキキ繁華街からはバスやレンタカーなどで移動します。ハワイ出雲大社の詳しい場所とおすすめの時間帯、滞在時間の目安をご紹介します。

ダウンタウン地区はチャイナタウンとオールドダウンタウンの2つにエリアがわかれ、チャイナタウンの近くにハワイ出雲大社があります。ハワイ出雲大社の周辺では、チャイナタウンのマーケットを巡ったり、アジアンフードを楽しんだりできます。

しかし、ダウンタウン地区は治安が良くない地域でもあるため、人が少なくなる夕方5時以降や週末、単独行動は避けたほうがよいでしょう。

ハワイ出雲大社の開門時間は午前8時30分～午後4時45分までです。時間外は門が閉まっているため、境内に入っての参拝はできません。午前中から昼間にかけて訪れるのがベストでしょう。ハワイ出雲大社の境内は比較的こぢんまりとしていて、20～30分あればゆっくり参拝やお守りの購入などもできます。

出雲大社は、一般的な神社と少し参拝方法が異なります。鳥居の前でまず1礼をし、真ん中を避けて鳥居をくぐり、手水舎で身体を清めるところまでは他の神社と同じです。

しかし、ご本殿への参拝が一般的に「2礼2拍手1礼」であるのに対し、出雲大社は「2礼4拍手1礼」です。4拍手は神道の一霊四魂という霊魂観を表しています。

まず、ご本殿の階段を上って鈴を鳴らし、さらに上って賽銭箱にお賽銭を入れます。次に2礼し、4回手をたたいて手を合わせたままお祈りをし、最後に1礼をします。

出雲大社ではお祈りの際に唱える「さきみたま（幸魂）くしみたま（奇魂）まもりたまえ（守給）さきはえたまえ（幸給）」という神語というものがあります。お祈りの際に唱えてみてもよいでしょう。

お賽銭はつい日本円を入れてしまいそうですが、もちろんハワイですので、通貨である米ドル札やコインを入れます。お賽銭は神様へのお供え物なので、決して投げ入れるようなことはせず静かにお賽銭箱に入れましょう。