キラウェア火山の特徴は？ハワイ島のシンボル的な火山の歴史などを解説！

キラウエア山は世界でも珍しい一般人でも観光できる活火山として人気です。真っ赤なマグマが見られる火口や一面に広がる溶岩など、特徴的で見どころのある観光スポットが密集しています。ハワイ島ならではのスリルと迫力のあるトレッキングコースは観光客に大人気です。

ハワイ国立公園の観光においてかかせないスポットです。2018年の大噴火により300メートル以上深く陥没したため、より見ごたえのある巨大な火口に変化しました。火山活動が活発なタイミングであれば日中でもマグマが見られます。

夜に火口を見学すると真っ暗ななか燃え滾る溶岩がよく見えるため、夜の見学が人気です。

ハレマウマウ火口と同じく、キラウエア・カルデラにある火口です。「イキ」はハワイ語で「小さな」という意味です。1965年に最後の噴火が観測されて以来、活動を休止しているため火口のなかをトレッキングできるのが特徴です。いまだに触ると火傷するほど熱い部分もあるので、観光の際は注意しましょう。

キラウエア・カルデラから少し離れたイースト・リフト・ゾーンにある火口です。上記2カ所の火口と違い近くまで徒歩で行くことはできませんが、ヘリコプターで火口上空を飛行し、巨大な穴を真上から見学するツアーが敢行されています。

2018年の噴火で大崩壊した後は活動を休止しています。以前はマグマが見られる溶岩湖が特徴でしたが、活動休止後は消失し煙のみが立ち込めています。

溶岩が流れる過程で自然にできたトンネルで、ハワイ島にある溶岩トンネルでは最も規模の大きいものです。トンネルの周囲には巨大なシダが生い茂り、映画「ジュラシック・パーク」のような光景が広がります。

トンネル内は大人が立って歩くには十分な高さです。所要時間30分程度と気軽に観光できるため、いつもたくさんの観光客で賑わっています。

国立公園内を通る約30キロメートルの舗装された道路です。クレーターリムドライブから海岸線をつなぐ道で、見渡す限りの溶岩大地を歩けるスポットや展望台などがあり絶好のスライブコースとして人気です。

海沿いに出ると溶岩が海に流れ出し煙を上げる光景が見られます。アーチ状にあった岸壁が特徴の観光スポット「ホレイ・シー・アーチ」が最終地点です。

「チェーン・オブ・クレーターズ・ロード」にある、冷えた溶岩が一面に広がる地面を歩ける場所です。ゆっくりと溶岩が流れる光景をそのまま残したような模様が鮮明に残っています。

実際に溶岩の上を歩いたり手で触ることは自由に行ってもよいのですが、地面に落ちている玄武岩を持ち帰ることは禁止されています。持ち帰ると、女神ペレの怒りにふれ災いが起こるとの伝説がある場所です。

キラウエア山の観光に限ったことではありませんが、海外旅行でツアー観光に参加するか個人で観光するかというのは悩みどころのひとつです。それぞれに良さもありますが、デメリットもあります。2つの方法を比較した上で、自分にとってよりよい旅となるような選択をしましょう。

ツアー旅行は自分で下調べしなくても安心して当日を迎えられますし、日本語のわかるガイドは大変心強い存在です。デメリットは自由気ままに観光が楽しめないことに加え、至れり尽くせりな分個人観光より費用が高くなってしまう点です。

個人観光はツアーと違い、自分の思う通りに観光が楽しめるのが魅力です。満足するまで絶景を眺めたり、予定にない場所に立ち寄ってみたり柔軟なプラン変更ができます。

ただし、英語が話せないとトラブルが発生したときにうまく対応できません。活動中の火山観光において当日の危険な場所がわからない点は大きなデメリットです。

英語が堪能な方なら現地の方とコミュニケーションをとり安全な観光が可能ですが、そうでない方にはツアー観光をおすすめします。市街地を巡るのではなく、危険な場所がある火山地帯を見学するのですから、経験値と最新の情報を持つガイドの存在はかかせません。

自分のペースで観光したい方は、個人ガイドとの観光がよいでしょう。