ノルウェーの面積ってどのぐらい？日本と比較して大きさをわかりやすく解説！

ノルウェーの面積は、ヨーロッパ54か国のなかでは9位の広さです。北欧に位置するノルウェーは、8位のスウェーデンや12位のフィンランドと共に面積の大きい国です。

ノルウェーの人口は、ヨーロッパのなかでも31位と少なく、スウェーデンの約半分の人口しかありません。一方でノルウェーの面積は広いため、人口密度は非常に低く、54か国中50位です。

ノルウェーの面積はスウェーデンの約0.86倍の大きさで、ノルウェーの人口はスウェーデンの約0.53倍です。

ノルウェーとスウェーデンは、スカンジナビア山脈の東西に位置し面積も同じくらいですが、土地利用の違いがあります。スウェーデンの森林率は約69%で、林業が盛んですが、ノルウェーは森林率が約33％と低く、林業よりも畜産業が盛んです。

ノルウェーの面積はイギリスの約1.6倍の大きさで、ノルウェーの人口はイギリスの約1/13です。国土面積はイギリスのほうが小さいですが、イギリスの経済水域はノルウェーの約3倍もあります。

ノルウェーとイギリスの経済水域が接する北海では、漁業資源や石油・天然ガスなどの資源が豊富で、両国にとって重要な産業です。

ノルウェーの面積はドイツの約1.1倍の大きさで、ノルウェーの人口はドイツの約1/16です。

ノルウェーとドイツの面積はほぼ同じ広さですが、人口はドイツが圧倒的に多くヨーロッパ54か国の中でロシアに次ぐ2位です。ノルウェーの人口は非常に少ないものの、他の北欧諸国と同じように福祉の充実した国、国民の幸福度が高い国として知られます。

ノルウェーの面積はフランスの約0.7倍の大きさで、ノルウェーの人口はフランスの約1/12です。

ノルウェーは、フィヨルド地形により平地が少ないことや、寒冷であることから、農地率が約2.7パーセントと非常に少ないです。一方フランスの農地率は国土の半分以上で、農地面積だけで、イギリスの国土面積を超えます。

オスロ県はノルウェーにおける首都であり、人口最多の県です。東京都が北緯約35度に位置するのに対し、オスロ県は北緯約60度と非常に高いです。

オスロは、東京と同じように漁港や交通の要衝として栄えてきました。県内には博物館・美術館・お城・フィッシュマーケットなど、多くの観光スポットがあります。

オスロ県の面積は約454平方キロメートル、東京都の面積は約2194平方キロメートルで、オスロ県の面積は東京都の約1/5です。オスロ県は東京都23区の総面積よりも小さく、神奈川県横浜市と同じくらいの面積です。

オスロ県内には都心から60分でアクセス可能なスキー場があります。一方で東京都にスキー場は無く、最寄りの山梨県のスキー場へは80分以上かかります。

オスロ県の人口は約68万人、東京都の人口は約1396万人で、オスロ県の人口は東京都の約1/21です。東京都足立区の人口が約69万人で、オスロ県の人口と同じくらいです。

オスロは19世紀初め頃までは1万人弱の人口で、急速に人口が増加してきました。東京の人口は、18世紀にはすでに100万人に達し、1960年代には1000万人を超えています。

オスロ県の人口密度は約1500人/平方キロメートル、東京都の人口密度は約6362人/平方キロメートルです。オスロ県はノルウェーで最高の人口密度ですが、東京都の約1/4です。

国全体の人口密度に1/24という大差がある一方で、首都はわずか1/4の差しかありません。ノルウェーにおけるオスロへの人口集中率は約13%で、東京の約11%よりも高いです。

ノルウェーと日本の面積は、ほぼ同じ広さで地形も似ています。両国ともに海と山の両方の自然に恵まれており、漁業・林業が盛んであるという共通点もあります。

ノルウェーは、北欧ならではのフィヨルドやオーロラ観光、スキーなどで人気の旅行先です。物価はやや高いものの、治安がよく魚料理が多いという点で、日本人には馴染みやすい国の一つです。