目次 [表示]
- 海外におけるコンセント事情に関して
- 海外のコンセントは日本と同じ?
- 国によりコンセントの形状に違いがある
- 国によりコンセントの電圧に違いがある
- 適応していない場合は変換器を利用する
- 日本との違いは?台湾におけるコンセント事情に関して
- 台湾におけるコンセント形状の特徴
- 台湾におけるコンセント形状は基本的に日本と同じ
- 台湾におけるコンセントの電圧は日本と違いがある
- 台湾におけるコンセントの周波数にも注意
- 台湾のコンセントで日本の電気製品は使える?
- 台湾では形状の変換器は不要
- 電圧が適応すれば変換器がなくても使える
- 周波数も適応すれば変換器がなくても使える
- 旅行前に必ず仕様を調べる
- 海外旅行において注意すべきアイテムとは?
- 海外旅行で注意すべきアイテム1:ドライヤー
- 海外旅行で注意すべきアイテム2:ヘアアイロン
- 海外旅行で注意すべきアイテム3:電子ケトル
- まとめ
海外におけるコンセント事情に関して
台湾に関する内容を解説していく前に、国外におけるコンセントに関する情報を簡単に説明します。国外への旅行では、主に宿泊先などでコンセントを利用しますが、日本から携行する電気製品を現地でそのまま使えるのでしょうか。ここでは、海外においてコンセントを利用する際に知っておきたい情報に関して確認しましょう。
海外のコンセントは日本と同じ?
国内のものと比べると、国外ではさまざまな面において異なる点があります。主に異なるのが形状と電圧に関する内容で、それらの条件が合わないと、基本的には電気製品をうまく作動しません。それでも、条件に適応した電気製品でなければ全く利用できないことはなく、変換器の利用や、いろいろな国での利用を想定された製品を選ぶことで使えるようになります。
国によりコンセントの形状に違いがある
形状に関してはさまざまな種類があり、国によって利用されているものも異なります。国内のものと種類が別な国も多く、携行した電気製品を現地で接続できない場合も少なくありません。また、アジアやヨーロッパといった地方別で、主に利用されている形状の種類が決まっていることもあります。
国によりコンセントの電圧に違いがある
電圧に関しても、国によって異なる数値で設定されています。国や地方によって異なりますが、日本国内で利用されているものと同じ数値の国は、ほとんどありません。そのため、日本から携行する電気製品は、国外では電圧の違いにより使えないことも少なくはありませんので、事前に行き先となる国の電気に関する情報を調べておきましょう。
適応していない場合は変換器を利用する
国外で各種仕様が適応していない場合でも、専用の器具を利用すれば使用することが可能です。形状に関しては、それぞれの規格に適応した変換器を利用し、電圧は専用の変換器を利用することで対策できますが、製品によっては国外用に適応しているものもあります。国外へ行く場合は、行き先となる国において、これらに関する情報を事前に確認して、必要であれば変換器を準備することが大切です。
日本との違いは?台湾におけるコンセント事情に関して
次に本題である、台湾に関する情報について解説します。国外のほかの国と同じように、注意すべき点はいくつかありますが、日本のものと比べると、どのような面で違いがあり、どういったところに注意すべきなのでしょうか。台湾へ行く場合には、事前にぜひ知っておきたい現地における事情について確認しましょう。
台湾におけるコンセント形状の特徴
台湾では、長細い穴が2つ付いた、形の規格としてはAタイプと呼ばれるものが主に設置されています。縦長の穴が並んだ形状を90度回した形で設置してあり、通常の穴とは別に、もう1つ小さい穴が付いているのが特徴です。この小さい穴は接地極と言って、漏電対策として利用されます。
台湾におけるコンセント形状は基本的に日本と同じ
台湾で主に利用されている形状の規格はAタイプとご紹介しましたが、日本で主に利用されている規格もAタイプです。そのため、両国において、形状は基本的には同じであると言えます。穴の向きや、接地極の有無といった点では異なりますが、どちらもAタイプという規格で言えば同じものです。
台湾におけるコンセントの電圧は日本と違いがある
台湾における電圧は日本と比べて、10ボルトの違いがあります。10ボルトの違いではありますが、少しでも適応できる数値から外れてしまうと、製品がうまく作動しないことや、場合によっては故障してしまうこともあるため、数値を確認して適応していない場合には利用を控えましょう。
台湾におけるコンセントの周波数にも注意
台湾で少し注意が必要なのが周波数です。普段はあまり意識しませんが、周波数は利用する地方によって違いがあります。国内でも、東日本と西日本で数値に違いがあり、その周波数に適応したものでなければ、うまく動作しません。台湾における周波数は、西日本と同じ数値で設定されています。
台湾のコンセントで日本の電気製品は使える?
台湾における基本的なコンセントの情報を解説しましたが、結局のところ、日本から携行した電気製品を使用できるのでしょうか。答えとしては、仕様によっては使えるものもあります。ここでは、事前にどのような仕様を調べればよいか、どういった仕様であれば使えるのかを確認していきましょう。
台湾では形状の変換器は不要
台湾では、国内のものと形状の規格に関しては同じであるため、携行した電気製品を現地でそのまま接続できます。穴の向きが日本とは異なりますが、プラグの向きを変えることで適応可能です。また、接地端子用の穴に関しては使わなくても問題ありませんが、漏電には普段の生活と同様に注意しましょう。
電圧が適応すれば変換器がなくても使える
台湾では、国内と比べて電圧の数値が異なるため、携行したアイテムが現地では適応しないことも少なくありません。台湾でも使えるようにするには、変換器を携行するか、国外での使用に適応したものを選びましょう。最近では、普段から使用するものであっても、さまざまな国で使えるよう、適応性の幅を広げたアイテムも増えてきています。
周波数も適応すれば変換器がなくても使える
台湾におけるコンセントの周波数は60ヘルツであり、西日本とは同じですが、東日本とは異なります。ものによっては特定の周波数にしか対応していないものもあり、すべてのものが現地で使えるとは言えません。適応する数値を変更する器具も販売はされていますが、値段は高めでサイズも小さくはなく、あまり一般的なものではないため、周波数に関してはすで適応したものを選んだほうが良いでしょう。
旅行前に必ず仕様を調べる
台湾において携行したアイテムを利用する場合は、形状は同じであったため問題はありませんが、電圧と周波数については違いがあるため注意が必要です。仕様に関しては取扱説明書や、製品本体に記載があるものも多く、すぐに調べられます。適応していないものを携行しても、現地で使えない可能性もあるため、事前に必ず調べましょう。
海外旅行において注意すべきアイテムとは?
台湾のみならず、国外へ行く時は、携行するにあたって注意すべきアイテムがいくつかあります。それらを利用するにあたって、現地に適応していない仕様だとうまく作動しないだけでなく、発火などの事故を引き起こすこともある危険なアイテムです。それでも、事前に確認さえしておけば問題なく使えるものなので、ここでは特に注意すべきアイテムについて確認しましょう。
海外旅行で注意すべきアイテム1:ドライヤー
国外へ行く時はよく携行されるドライヤーですが、普段から利用しているものは、特定の電圧にしか適応できない可能性が高いため、注意が必要です。また、ドライヤーは電力を示すワット数が大きいため、変圧器の性能が不足する場合もあります。最近では国外用の仕様に切り替える機能がついたドライヤーも多く販売されていますので、迷った場合はそちらを携行していくほうが良いでしょう。
海外旅行で注意すべきアイテム2:ヘアアイロン
女性が旅行に携行することが多いヘアアイロンですが、このアイテムも同じようにワット数が高いため、変圧器が使えない場合があります。一方で、こちら国外用の仕様への切り替えが可能なものが販売されているため、購入する場合は仕様についてしっかり確認しましょう。
海外旅行で注意すべきアイテム3:電子ケトル
国外のホテルでは電子ケトルを置いているところがほとんどないため、旅行に電子ケトルを携行する人が増えています。しかし、電子ケトルもワット数が大きく、しかも、普段使用しているものには、国外用の仕様へ切り替える機能が付いたものがほとんどありません。旅行グッズとして販売されている電子ケトルであれば、国外での利用に適応した商品があるため、携行する場合はそちらを購入しましょう。
まとめ
以上が台湾において注意すべき、さまざまなコンセント事情に関するご紹介でした。現地に携行していく電気製品を利用するには、電圧と周波数にさえ注意すれば問題ありません。台湾へ行く場合は、携行するアイテムの仕様を事前にしっかり確認するようにしましょう。