マレーシアの治安情報を地域別に解説！旅行で注意が必要な場所は？

マレーシアは東南アジアに位置している国で総人口は3200万人です。13の州からできており移民も多数います。赤道に近いため年中温暖な気候に恵まれており、リゾート地としても知名度が上がってきました。マレーシアは東南アジアでも犯罪発生率は低めで政治が安定して以来事件の発生数は減少傾向になりつつあります。世界の治安ランキングの16位に選ばれたマレーシアですが、日本と比較すると危険な地域も多いため周りに注意して観光してください。特に夜間の行動は地域によって危険なため注意して行動する必要があります。

マレーシアと日本の間には1時間の時差があり、日本の方が1時間先に進んでいます。マレーシアはサマータイムを導入していないため年中マレーシアと日本の間の時差は1時間です。1時間の時差のため旅行に大きな支障はないでしょう。マレーシアは常夏のため、時差ボケはないと思いますが暑さ対策のための小まめな水分補給をおすすめします。

日本からマレーシアには日本航空、全日空、マレーシア航空以外にもLCCのエアアジア、エアアジアXが日本の主要空港からフライトを飛ばしています。成田国際空港からクアラルンプール国際空港に1日3便、羽田国際空港からクアラルンプール国際空港に1日2便、関西国際空港からクアラルンプール国際空港には1日2便です。他に東南アジアの主要空港を経由してクアラルンプール国際空港に行くアクセス方法もあり、比較的にアクセスは便利となっています。

マレーシアでは年間600件以上の殺人事件が発生しており、それに対して日本は年間900件と日本の方が殺人事件の発生率は高くなっています。強盗事件はマレーシアでは年間20,000件以上発生しており日本は年間4000件とマレーシアは日本と比べて強盗事件の発生率は高めです。多くのホテルは安全な位置に建てられているため、犯罪を目の当たりにすることはあまりないですが、日本よりも強盗の件数が多いためホテル付近や観光地では特に強盗に注意してください。

クアラルンプール国際空港の治安はマレーシアの中でも治安が良い方です。大きな国際空港空港ということだけあり世界中から観光客が訪れるため他のエリアと比べると安心して行動できます。クアラルンプール国際空港では置き引きなどの発生する場合が多いため手荷物には気を払って空港では行動してください。

海外旅行をする際にタクシーを利用する場合が多いと思います。どの国に行ってもタクシーでは高めにお金を設定する場合があるため目的地を伝えた後にいくらかかるか事前に聞くことをおすすめします。事前に調べた料金と提示された料金が異なる場合は高めに請求されているため他のタクシーを探すといいでしょう。タクシー代を高めに請求されるのは海外旅行には付きモノのため注意してください。

マレーシアは大きく分けると2つの地区に分けられます。地区によって治安の違いなどがあり大都市の周りは夜でも安全な場合が多く、空港やホテルの周りの治安は良いです。それに対して少し道を外れたり、郊外になると治安が悪くなるため注意してください。世界治安ランキングの16位にマレーシアは選ばれましたが、地域によっては未だ治安が悪いところがあるため気をつける必要があります。

マレーシアの首都のクアラルンプールがある半島マレーシアは観光都市でホテルなどの高層ビルが立ち並んでいます。半島マレーシアではひったくりや置き引きなどの事件がいため日本の様に荷物をどこかに置いて出かけるなどは絶対にしないようにしてください。犯罪発生率が減少傾向にはあるマレーシアですが世界一安全とも言われる日本と比べるとやはり治安は悪いため注意が必要です。

マレーシアは半島マレーシア以外にフィリピンに隣接している東マレーシアがあります。東マレーシアのコタキナバルとサバは渡航中止警告が出るほど危険な地域とされています。目的がない場合の渡航や興味本位での旅行などは危険を顧みたいため避けた方がいいでしょう。訪れた場合は夜の単独行動やスリなどに警戒して観光してください。派手な服装での行動はターゲットになりやすいため、派手な服装での夜間の行動は控えることをおすすめします。

マレーシアの首都のクアラルンプールはマレーシアの中でも安全とされていますが、夜間の行動には気をつけてください。マレーシアの田舎の地域と同じようにひったくりや置き引きなどは日常茶飯事のため注意が必要です。特に日本人の旅行客は東南アジアの国と比較して裕福なため強盗に遭いやすくさらに警戒心が低めな日本人は狙われやすいため気をつけてください。

ペナン島はマレーシアの中でも有名なビーチリゾートです。ペナン島はマレーシアの中でも1番治安が良いとされてはいますが、海外には変わりないためひったくり、置き引きには注意してください。リゾートホテルが立ち並んでいるため観光客で溢れかえってはいますが、現地の人も生活しているため特に夜は安全に配慮して行動することをおすすめします。

ジョホールバルは半島マレーシアの南に位置しており、イスラム国の建築物が数多く建設されている地域です。富裕層の日本人の移民も多いため犯罪発生率は高めです。日中からひったくりなどが発生しており、特に日が暮れた後は派手な格好をして観光するのは標的になりやすいためなるべく派手な格好は避けた方がいいでしょう。ジョホールバルは殺人事件の件数は少ないが強盗事件が多いため注意してください。

ランカウイ島はマレーシアの大自然を身近に感じれる場所として有名な観光スポットです。ランカウイ島は夜間の行動も問題なくできるほど治安が良いと定評がある地域となっています。観光客が多いため犯罪発生率は低めですが、ひったくりや置き引きなどは他の地域と変わらず発生する場合があるため身の回りの物に気を払って行動して方がいいでしょう。

ボルネオ島はマレーシアの中でも治安が良いとされている観光地です。大都会のクアラルンプールと比較すると大自然に囲まれているボルネオ島はマレーシアののんびりとした時間を過ごせます。マレーシアの中でも比較的犯罪発生率が少ないため夜間も安心して行動できるが、ひったくりや置き引きなども発生することがあるため注意して行動してください。

マレーシアの治安について紹介しました。マレーシアでは主に強盗事件の発生数が高く1日約60日強盗事件が発生しています。日本と比較すると治安が悪いため首都のクアラルンプールを観光している際も周りに注意して行動してください。東マレーシアはマレーシアの中でもトップレベルに治安が悪い地域があるため、不必要な観光は控えておいた方がいいでしょう。ペナン島はマレーシアの中でも治安が良い方ですが、日本と比べると悪いためひったくりや置き引きには注意してください。