ラニカイビーチってどんなところ？「天国の海」と呼ばれるビーチをご紹介！

ラニカイビーチはハワイオアフ島にあり、全米で最も美しいビーチに選ばれました。ハワイの言葉で「ラニ」は天国、「カイ」は海という意味です。

全長800メートルの小さなビーチですが、観光地化されていない美しさで観光客を魅了しています。地元住民たちがのんびりとくつろぐ姿は、「天国の海」という名にふさわしいでしょう。

ラニカイビーチの行き方は4つの方法があります。バス・徒歩(レンタサイクル)・レンタカー・ツアーです。どの方法もそれぞれの良さがあるので、自分に合った行き方やプランに合った行き方を選びましょう。

ハワイの公共交通機関である「The Bus」を利用します。アラモアナショッピングセンターのバス停から、56番・57番・57A番のいずれか線でカイルアタウン行きのザ・バスに乗りましょう。バス停さえ間違えなければ、たどり着けるので比較的わかりやすい交通手段です。

カイルアタウンのバス停からラニカイビーチまでの行き方は、徒歩かレンタルサイクルを選んでください。徒歩での行き方は、所要時間約20分です。着替えなどの荷物を持って移動する場合は、レンタルサイクルが便利です。

レンタカーは、時間を節約したい方や自由に行動したい方におすすめです。ラニカイビーチまでは、カイルア方面へ行くハイウェイを利用しましょう。駐車場は、ラニカイビーチの最寄りであるカイルアビーチ駐車場の使用をおすすめします。

路上駐車している車もありますが、捕まると200ドルの罰金を課せられるため、止めてください。

現地発のオプショナルツアーに参加する方法があります。日本の旅行代理店から、カイルアタウン方面へ行くシャトルバスが運行されていますので、海外での運転が心配・言葉も不安でバスに乗るのが怖い方は、ツアーを利用すると純粋に旅を楽めるでしょう。

日中は自由行動なので、カイルアタウン周辺を観光できるうえに、散策や泳ぐことも可能なのでおすすめです。

理由は2つあります。天国の海と呼ばれるビーチの白い砂浜と美しい海です。行った人にしかわからない、それぞれの良さを解説しましょう。

パウダースノーの真っ白な砂浜は触っても歩いてもサラサラで、汚れのない美しさです。ビーチに続く小道を抜けた先に広がる海と空、真っ白い砂浜のコントラストは絵になる絶景でしょう。美しい写真が撮れるので、フォトスポットとしてもおすすめ。時間を忘れて散策できます。

ラニカイビーチは透き通った美しい海が特徴です。100メートルほどの沖まで砂地が続き、美しい海の中を歩く散策は最高でしょう。海岸線から200メートルあたりには珊瑚礁が広がっているので、カラフルな熱帯魚と一緒に泳ぐのも素敵です。

設備がないこと・ルールがあることを知っておきましょう。荷物をすべて準備することを不便と感じるか、隠れ家的でゆっくり過ごせる場所にきたと感じるかは、行った人にしかわかりません。なんでも揃う時代だからこそ、あえて不便の中の楽しさを感じる旅をしてみるのはいかがでしょうか。

観光化されていないため、ラニカイビーチ内にはトイレ・シャワー・更衣室などの設備がありません。泳ぐことを目的としている人は、ビーチへ行く前に水着に着替えておく、トイレを済ませておく必要があります。

設備がそろっているカイルアビーチまで徒歩15分なので、そこで済ませてもよいでしょう。レンタカーで行くと車の中で着替えが可能です。

ラニカイビーチは、裏手が住宅街のため、禁止事項が多くあります。アルコール禁止・キャンプや焚き火禁止・ゴミ捨て禁止・商業的活動の禁止・犬は鎖でつないでおくなど、ビーチのルールに沿って楽しむことが大切です。

ラニカイビーチはさえぎるものがありません。ハワイの強い日差しを避けるために、敷物やパラソルなどは必須です。泳ぐ方は水着とタオル、シュノーケリングをしたい方は、シュノーケリングの準備をしましょう。

いまはコンパクトにたためるテントが売っています。持参すれば、テント内で着替えられますし、日差し対策にもなるでしょう。

おすすめ観光スポットは、ピルボックストレイルとカイルアタウンの2ヶ所です。ビーチで遊ぶ前後に立ち寄って、ハワイ観光をしましょう。

戦争のときに作られた、トーチカといわれるコンクリートでできた軍用施設です。そのなかでも、「ラニカイピルボックストレイル」は人気があります。ラニカイピルボックストレイルがある丘は高台になっているので、美しい海岸線を一望できますので、訪れていただきたい絶景スポットです。

ハワイの人気スーパーマーケット「ホールフーズマート」は、カイルタウンにあります。日用品から食品まで幅広いアイテムが揃うため、お弁当などを買ってビーチに向かうといいでしょう。ただし、水着でいくことはマナー違反なので、洋服に着替えて買い物をしてください。

おすすめホテルは3つあります。車での移動になりますが、ラニカイビーチまで行きやすいホテルを選びました。宿泊を楽しむサービスの良さが自慢のホテル・リーズナブルなホテル・スタッフの評判がいいホテルなど、特徴がありますので気に入った場所に泊まりましょう。

ワイキキやビーチまで徒歩圏内で、ホテルの周辺にバス停が多くあるため、なにをするにも便利です。ワイキキの中心地に近いのですが、静かな環境なので夜でも過ごしやすいホテルでしょう。車だと40分ほどでラニカイビーチに到着します。朝食がおいしいと評判です。

アンバサダーホテル・オブ・ワイキキのよい点はたくさんあります。フロントスタッフに日本語がわかる人がいること・ロビーで冷たく美味しい水が無料で飲めること・リーズナブルな金額で宿泊できミニキッチンがついてることなど、長期滞在の方におすすめのホテルです。

コインランドリーがあるので荷物を少なくしたい人にもおすすめ。車で40分ほどでラニカイビーチへ到着します。

ラニカイビーチは住宅街にあるため、食事する施設やお店がありません。ビーチへ向かう前や遊び疲れてお腹が空いた時などは、少し離れた場所でランチをしましょう。

ラニカイビーチから1.1キロメートルほど離れた場所にあるお店です。お店の雰囲気がいいので、店内でランチがおすすめ。ハンバーガーや日替わりランチがあります。水着での入店はできないので、着替えていきましょう。テイクアウトもできるため、ビーチへ向かう前に購入できます。

ラニカイビーチから1.6キロメートル離れた場所にあるお店です。ショーケースからピザを選ぶと、釜で温め直してくれます。ワンカットかフルサイズを選べますが、フルサイズを注文すると食べきるのに大人が4～5人は必要でしょう。

ピザは美味しく食べやすいと評判で、地元のリピーターも多くいます。散策したあとにお腹を空かせていくことをおすすめします。

ラニカイビーチから2.7キロメートル離れた場所にあるお店で、クレープがおいしいと評判で行列ができる人気店です。クレープはお食事系とスイーツ系が選べ、ボリューム満点なのでスイーツだけでなくランチとしておすすめのお店でした。

小腹が空いたのならスイーツ系・泳いだあとに食べるならお食事系と、一つのお店で2度楽しめるのは嬉しいポイント。テラス席も選べます。

ラニカイビーチは泳ぐだけじゃありません。アクティビティ・ボランティア・ただビーチを眺めるだけでも、すばらしい体験になります。

天国の海といわれるラニカイビーチでのアクティビティは、きれいな海の中にもぐるシュノーケリングをおすすめします。ただし、自分ですべて用意する必要があるので道具は持っていきましょう。ビーチ付近でレンタルはできませんので注意してください。

朝方には、ラニカイビーチのゴミを拾っているボランティアの人たちがいます。朝のビーチを散策しながら、一緒にゴミ拾いをするのはいかがでしょうか。

とても美しいビーチなので汚すことは考えられませんが、人が多くなるとゴミをそのままにして帰ってしまうモラルのない人もいます。ラニカイビーチを訪れる際は、自分のゴミはちゃんと持って帰るように心がけましょう。

晴れている朝のラニカイビーチは、海の向こうから太陽がのぼってくる様子を楽しめます。朝日がのぼる時間帯は、ラニカイビーチ周辺に住んでいる人と、ビーチ付近の宿B＆Bに泊っている旅行者しかいません。

犬の散歩をしている人や日の出を眺める人など、泳ぐ人が多くなる昼間とは違う、ゆったりとした時間が流れています。

ラニカイビーチではサンセットを楽しめません。夕方のラニカイビーチは遊び足りなくて海で泳いでいる人や、夕暮れ時のビーチを眺める人がいます。ビーチに残る人は少ないので、ゆったりと海を眺める贅沢な時間が過ごせるでしょう。

全米No.1になったことがある美しい海を持つラニカイビーチ。ビーチから少し離れるとランチする場所があり、ホテルもあります。観光ブックに載っていないビーチなので着替える場所がない・守らなければいけないルールがあるなど不便ですが、散策したり泳いだり、ハワイで最高の贅沢な海を満喫できるでしょう。

普段とはちがう経験を、ラニカイビーチで味わってみませんか。