台湾のおいしい食べ物12選！旅行に行ったら絶対食べるべきグルメをご紹介！

台湾といえば、小籠包に魯肉飯、かき氷や豆花の名店など、少し考えるだけで、頭の中は名物グルメでいっぱいになります。そこで今回は、定番のグルメだけでなく、ローカルに欠かせないグルメなどを大特集！ぜひ、台湾の「美味しい」を丸ごと楽しんでください。

リアルな台湾グルメを楽しみたいなら、朝ごはんから！「外で朝食を食べる」文化のある台湾には、魅力的な朝食メニューがたくさんあります。今回は、その中から観光旅行中に、食べていただきたい流行りのグルメや台湾名物をピックアップしました。ぜひ、外へ出かけて、ローカル気分を満喫してください。

台湾の朝ごはんを代表するメニューの一つが、「鹹豆漿（シエンドゥジャン）」。お酢で豆乳を固まらせているので、おぼろ豆腐よりもフワフワした食感が特徴です。豆乳ベースのスープに、干しエビやピーナッツの砕いたもの、ザーサイ、青ネギなどをトッピング！そこへ、ラー油や醤油で味付けして食べます。お店によって、味や盛り付けも違いますので、いろいろなお店の味を食べ比べて、お気に入りを見つけてください。

お店によって味はもちろん、トッピングも色々です。なかには、パクチーがトッピングされていることも！パクチーが苦手な人は、注文の際にパクチーが苦手なことを伝えると、パクチー抜きにしてもらえます。「不要香菜」（プーヤオ・シャンツァイ）を覚えておくと便利です。

台湾式おにぎりの「飯糰（ファントワァン）」は、具だくさんでもちもちの食感が特徴です。見た目は、おにぎらずのような太巻きという感じ！種類もいろいろありますが、おすすめは「紫米飯糰（紫米のおにぎり）」です。揚げパン・たくあん・甘じょっぱい肉でんぶ・酸っぱい青菜の漬物・醤油味の煮卵が、紫米のおにぎりに包まれています。食べるところによって、絶妙な組み合わせの味と食感を楽しめるところが人気！

「飯糰（ファントワァン）」の名店では、注文するとき、紫米・白米・混合（紫+白）が選択できます。紫米・混合米は、白米の「飯糰（ファントワァン）」にプラス5元、メインのトッピングも1種類ごとにプラス10元です。長さが約15センチあるので、お願いすると食べやすく半分にカットしてくれます。

朝食におすすめのサンドイッチといえば、「三明治（サンミンジー）」。地元の人に人気の名店をはじめ、スタイルもさまざまですが、おすすめはフレンチトーストのサンドイッチです。卵に浸してプルプルのフレンチトーストで、ポークステーキをサンドしています。さらに、チーズをプラスすると、焼き立てのフレンチトーストで、チーズがとろけ、スパイシーな豚肉との相性が抜群！台湾を観光で訪れたら、食べる価値ありの逸品です。

台湾の朝ごはんとして、人気急上昇中の「台湾サンドイッチ」。醤油やニンニク醤油などで味付けした肉やハムと、チョコレートペーストやピーナッツペーストなどの甘い組み合わせのものが多くあります。味の想像がしにくいですが、かなりおいしいので、旅行中に台湾式を味わってみて！スタンダードなサンドイッチもありますよ。

名物グルメの宝庫といわれる台湾！ここでは、観光旅行中のランチにおすすめの人気グルメをご紹介します。名店と呼ばれるお店から、カジュアルなお店まで、さまざまなスタイルで楽しめる料理の数々。みんなでシェアしながら、ランチのはしごを楽しむのもありですよ。

台湾の「キングオブB級グルメ」といえば、「魯肉飯（ル―ローハン）」。ローカルに欠かせない定番グルメは、豚肉を刻んでそぼろにし、生姜・ニンニク・八角などの香辛料と一緒に甘辛く煮込んだものを煮汁ごと、ご飯の上にかけて食べます。こってりとした豚の脂の旨みと甘みが溶け出した、甘辛の煮汁をかけたご飯は、旅の疲れも吹っ飛ぶほど絶品です。滷蛋（ルーダン）と呼ばれる、煮卵もいっしょにオーダーしてくださいね

お店によって、バラ肉中心のこってり系、脂身の部分が少なめのサッパリ系など、使用する部位やかける煮汁の量など、さまざまなこだわりがあります。値段は、どのお店も日本円で100円前後となっているので、いろいろなお店で、食べ比べするのもおすすめですよ。

観光旅行で台湾を訪れたら、まず初めに食べたい有名グルメが「小籠包」。観光客人気の名店から、地元の人に親しまれているローカル店まで、街の至る所で食べることができます。そんな、台湾のソウルフードともいえる「小籠包」の魅力といえば、肉汁たっぷりの熱々のスープを頬張る瞬間の口福感！慌てて食べると、口の中が火傷しそうになりますが、あまりのおいしさに、つい何度も熱々のまま食べてしまいます。

お店によって、小籠包の皮の薄さ、味、具など、さまざまです。シンプルな小籠包のほかに、生地に烏龍茶の粉末を混ぜた「烏龍茶小籠包」や蟹味噌の風味がたまらない「蟹黄湯包」など、変わり種の小籠包も色々とあります。ぜひ、おいしいと評判なので、お試しください。

台湾のおふくろの味と呼ばれる「魯肉飯（ル―ローハン）」と並んで、ローカルの間では定番グルメといわれているのが、「鶏肉飯（ジーローハン）」です。柔らかく炊いた鶏肉を細かくほぐし、ご飯の上に乗せ、鶏から出た脂や出汁などのタレをかけて食べます。鶏の旨みとタレの風味だけで、おいしさが決まるため、素材の持ち味を丸ごと味わえる逸品です。観光旅行中に、やさしい味のグルメを食べたくなったら、ぜひ！

「鶏肉飯（ジンローハン）」の上に、目玉焼きを乗せて食べると、黄身の甘みもプラスされ、おいしさも倍増します。目玉焼きがメニューにあったら、ぜひ試してみてくださいね。ローカルの食堂は、水の提供がないことが多いので、ドリンクが必要な人は、事前に購入しておくことをおすすめします。ほとんどのローカル食堂で、ドリンクの持ち込みはOKです。

台湾を観光旅行するときは、ひたすらおいしいグルメを食べたい！という人も多いのではないでしょうか？ここでは、胃袋が一つでは足りないくらい、食べたいもので溢れている台湾のディナーにおすすめの有名グルメをご紹介します。ぜひ、観光旅行中にしか味わえない、本場・台湾の名店の味を堪能してください。

台湾旅行で外せない定番グルメの一つに、「フカヒレ料理」があります。その中でも、大きなフカヒレを贅沢に使用した「紅焼排翅（フカヒレの姿煮）」は、言葉を失うほどのおいしさです。濃厚な旨みたっぷりのスープには、高級食材の金華ハムや貝柱がふんだんに使用され、、素材本来の旨みを丸ごと味わえます。せっかくなら、台湾のローカルグルメだけでなく、おしゃれして名店の味も楽しんでみてはいかがでしょう。

台湾には、高級食材のフカヒレを贅沢に使用した料理をリーズナブルに食べられる名店があり、日本よりも気軽に海鮮料理を楽しめます。お店によっては、リーズナブルなセットメニューが用意されていることも！ロブスターやアワビなどの海鮮料理を気軽にランチやディナーで味わってみてはいかがでしょう。

観光旅行で台湾を訪れたら、必ず食べておきたいグルメが「鵝肉（アーロウ）の燻製」。日本ではなかなか見かけませんが、ガチョウ肉は台湾の有名店だけでなく、台湾式居酒屋などでも、よく登場する食材です。ガチョウ肉は、「白切（塩ゆで）」や「燻製」で食べられます。おすすめの「燻製」を一口食べると、スモーキーな香りとガチョウの旨みが凝縮された肉汁が口の中一杯に！その瞬間、初めて出会う味わいの虜になってしまいます。

白いご飯の上にガチョウの脂をかけた「鵝油拌飯」やガチョウの砂肝とレバーが入った薄味のスープ「下水湯」を一緒に注文すると、よりおいしくガチョウ肉を味わえます。ガチョウ肉をスープに浸すと、さっぱりしたスープに濃厚な肉汁の旨みがプラスされおいしいですよ。

細切りの牛肉の炒めたものや、エビなどの具材を、薄いクレープのような生地で包んで食べる台湾の定番グルメが「斤餅（ジンピン）」。小麦粉を水で溶いて、薄くのばしたものを油で焼いた「斤餅（ジンピン）」は、焼きたてのもちもちとした食感が特徴です。それぞれが、好きな具材を巻きながら、会話も楽しめます。旅の終わりに、素敵な時間を過ごしたいときにおすすめ！

「斤餅（ジンピン）」は、焼きたてがおいしいので、食べるスピードを考えながら、追加注文するのがおすすめです。お店によって、日本語表記のメニューがあるので、初めての人も安心して注文できます。食べ方も、お店の人がレクチャーしてくれるので心配いりません。

台湾を訪れたら、台湾スイーツを外すわけにはいきません。日本でも流行中のタピオカミルクティーや豆花以外にも、台湾には女性を虜にするスイーツがたくさんあります。今回は、派手さはないものの、一度食べたら病みつきになる定番スイーツをピックアップしてみました。

台湾には、日本でも流行しているスイーツがたくさんありますが、その中でも見逃せないのが、「焼蜜麻糬（ピーナッツ餅）」。きな粉餅のようなビジュアルですが、柔らかいお餅にかかっているのは、ピーナッツの粉です。ピーナッツ独特の芳ばしさがクセになります。お餅が熱いうちに、ピーナッツの粉をまんべんなく、まぶすのが美味しく食べるコツですよ。

お店によって、お餅を揚げているところと、茹でているところがあります。茹でているお餅は、つるんとした食感が特徴です。「甜」と「鹹」があり、「甜」が甘み強めで、注文するときに、甘さを調節できる場合もあります。甘さ控えめが好みの人は、注文票の「半糖」の欄にチェックを入れてください。

日本でも人気の「杏仁豆腐」。台湾でのおすすめは、長年愛されている定番デザートの「原味杏仁豆腐」です。豆腐一丁ぐらいの大きさの杏仁豆腐に、シロップではなく、濃厚な杏仁ミルクをたっぷりかけていただきます。種類は「冷」と「温」の2種類。冷たい杏仁豆腐は、つるりとしたのどごしが特徴で、温かい方は、口の中でゆっくりとろける食感を楽しめます。ぜひ、種類豊富な手作りトッピングも試してみて！

日本では杏仁といえば、「杏仁豆腐」が有名ですが、台湾では「杏仁豆花」や杏仁フレーバーのかき氷の下に「杏仁豆腐」入っている「杏仁豆腐雪花氷」など、さまざまなスイーツがあります。ぜひ、「杏仁」が入った流行りのスイーツも味わってみてください。

台湾でしか飲めない人気のドリンクが「愛玉加檸檬（愛玉子ゼリー入りドリンク」。すっきり爽やかな酸味が特徴のドリンクには、「愛玉子（アイギョクシ）」という植物の種子から作られるゼリーが入っています。レモンの風味に、ほんのりハチミツのような甘みが感じられ、暑い日にピッタリなドリンクです。

ドリンクの量が多いので、二人でシェアするのがおすすめ！ドリンクを飲むときは、よく混ぜて飲むようにしてください。混ぜないで飲んでいると、味の付いていないゼリーだけが残ってしまいます。愛玉子ゼリー入りのドリンクは、お店によって味がかなり違うので、飲み比べてお気に入りを見つけてください。有名な士林夜市では、販売しているところが何か所かありますよ。

グルメの国・台湾のおいしい食べ物を、朝食・ランチ・ディナー・スイーツ別にご紹介しました。定番から流行りのグルメまで、何度もリピートしたくなる台湾料理の数々。思わず、「胃袋が一つでは足りない！」と叫んでしまいそうになります。それでも、魅惑の台湾グルメはまだまだたくさん！旅行中は、みんなでシェアしながら、いろいろな台湾グルメを楽しんでみてはいかがでしょう。