目次 [表示]
- 東京発のフェリー航路はどこ行きがある?
- 東京発の長距離就航フェリー「オーシャン東九フェリー」
- フェリーの中の充実した施設を紹介
- フェリーでの航路時間はどのくらいかかる?
- フェリー航路の旅客運賃はいくらになる?
- フェリーの車の航送運賃はいくらになるの?
- フェリーへ車での乗船方法を解説
- 【オーシャン東九フェリー】乗り場はどこ?
- 東京(有明)乗り場【東京湾フェリーターミナル】
- 徳島(中洲)乗り場【徳島新フェリーターミナル】
- 北九州(新門司)乗り場【新門司ターミナル】
- 東京発以外では大洗発!フェリーはどこ行きがある?
- 大洗発の長距離就航フェリー「商船三井フェリー」
- フェリー内は充実している!施設内を紹介
- フェリーでの航路時間はどのくらいかかる?
- フェリーの航路旅客運賃はいくらかかる?
- フェリーの車の航送運賃はいくらになるの?
- フェリーへ車での乗船方法を解説
- 【商船三井フェリー】乗り場はどこ?
- 大洗フェリーターミナル乗り場
- 苫小牧西港フェリーターミナル乗り場
- 【番外編】東京発の長距離フェリーでの役立つグッズ
- フェリーの中はリラックスできる服装で!
- フェリーでの寒さ対策の長袖・長ズボンも準備
- フェリーのお風呂関連のグッズ
- フェリーに乗る時は小銭があると便利!
- フェリーの中で暇つぶし!娯楽用品は必須
- フェリーでの睡眠に役立つグッズ
- 東京発のフェリーに乗って旅をしよう!
東京発のフェリー航路はどこ行きがある?
東京発の長距離フェリーは、1航路だけしかありません。東京から徳島・北九州への航路を毎日往復しています。長距離フェリーは、乗りなれた自分の車も乗せることができ、船の中はレストランや大浴場もあり、大型の旅客船といってもいいでしょう。目的地に着いた後は、自分の車で移動ができます。
東京発の長距離就航フェリー「オーシャン東九フェリー」
2016年に次世代フェリーとして「フェリーびざん」「フェリーしまんと」「フェリーどうご」「フェリーりつりん」の4隻が就航し、東京から徳島・北九州間を毎日就航しています。東京を出発して太平洋側を通り、2日目に徳島を経由して、3日目に北九州に到着するスケージュールです。
フェリーの中の充実した施設を紹介
船内に入ると、ホテルのロビーやラウンジのようなエントランスホールがあり、案内所・売店もあります。バスルームや女性に嬉しいパウダールームも完備されており、リラクゼーションスペースでくつろげるでしょう。コインランドリー・キッズスペース・フォーワードロビーもあり。客室は、2名用・4名用の個室、2等洋室、withペットルームがあり、利用する客室で料金が異なります。
フェリーでの航路時間はどのくらいかかる?
月曜日〜土曜日 | 日曜日と祝日 | ||
東京 | 出発時刻 | 19時30分 | 18時00分 |
徳島 | 到着時刻 | 13時05分 | 13時05分 |
出発時刻 | 14時20分 | 14時20分 | |
北九州 | 到着時刻 | 5時20分 (金曜日は6時30分) |
5時20分 (祝日は6時30分) |
東京発の船は、出発する曜日によって時間が異なるので注意しましょう。月曜日から土曜日(金曜日を除く)までは、東京の有明を19時30分に出航して17時間35分かけて、徳島の沖洲に翌日の13時5分に到着します。その後、14時20分に出航して、北九州まで15時間をかけて移動するので、トータルで32時間35分。日曜日と祝日は、出航時間が18時になり、移動時間は30分伸びます。
フェリー航路の旅客運賃はいくらになる?
東京から北九州 | 東京から徳島 | 徳島から北九州 | |
2等室洋室 | 17,720円 | 12,570円 | 9,250円 |
2名個室 (3名定員) |
15,000円 | 10,000円 | 10,000円 |
4名個室 | 20,000円 | 12,000円 | 12,000円 |
withペット2名個室 | 23,000円 | 15,000円 | 15,000円 |
東京発北九州着の旅客航路運賃は、2等洋室で17,720円、東京発徳島着は、同室で12,570円、徳島発北九州着は、9,520円(2019年12月時点)です。個室はそれぞれ料金が異なるので、個室を利用したい時は、ホームページなどで確認するとよいでしょう。
フェリーの車の航送運賃はいくらになるの?
東京から北九州 | 東京から徳島 | 徳島から北九州 | |
3メートル未満 | 26,770円 | 21,630円 | 17,270円 |
4メートル未満 | 34,110円 | 27,700円 | 20,420円 |
5メートル未満 | 41,440円 | 33,780円 | 23,550円 |
車は、車体の長さによって運賃が異なります。ミニバンは、4メートルを超えるので、5メートル未満で計算されます。東京発北九州で41,440円、東京発徳島着で33,780円、徳島発北九州着で23,550円(2019年12月時点)です。車の大きさで運賃が異なるので、事前に確認するとよいでしょう。
フェリーへ車での乗船方法を解説
車でフェリーの乗る時は、車検証が必要です。乗車する時にスムーズに提示できるように、準備しておきましょう。車は、待期レーンに駐車して現地係員の誘導に従って、車を移動させます。車の乗船には時間がかかるため、1時間前を目安にフェリー乗り場に到着していた方が安心です。
【オーシャン東九フェリー】乗り場はどこ?
東京と福岡県の北九州市を結ぶフェリーの乗り場は、東京都は有明にあり、経由地の徳島県では沖洲、北九州では新門司にターミナルがあります。それぞれのターミナルには、待合室などがあり、フェリーへの搭乗までの時間を過ごせます。フェリーの搭乗時間まで、港からの景色を楽しめるでしょう。
東京(有明)乗り場【東京湾フェリーターミナル】
東京湾フェリーターミナルは、長距離のカーフェリー航路の首都圏基地として整備され、オーシャン東九フェリーの4隻が運航しています。東京から徳島を経由して九州までの長距離航路の拠点となっており、「海の旅」を楽しみたい人たちに活用されています。
徳島(中洲)乗り場【徳島新フェリーターミナル】
長距離フェリー「オーシャン東九フェリー」が運航する、東京から北九州までの航路の経由地です。徳島に到着してから、次の出発までに時間があります。ターミナル内の売店ではお土産を買ったり、必要なものを買ったりできます。
北九州(新門司)乗り場【新門司ターミナル】
東京から北九州の長距離フェリーの発着点でもある「オーシャンと旧フェリー新門司ターミナル」までは、東京から3日間かけて到着します。北九州ターミナルは、福岡県北九州市門司区にあり、ここからすぐに福岡県内の観光などに行けるので便利です。ターミナル内では、長距離フェリーに乗る前に必要なものが買えます。
東京発以外では大洗発!フェリーはどこ行きがある?
東京発の長距離フェリーは、残念ながら1航路のみですが、関東圏まで広げると「茨城県大洗発」の長距離フェリーがあります。大洗発の長距離フェリーは、北海道苫小牧までの就航。途中に経由するところはなく、毎日運航しています。夕方便と深夜便があり、旅行のプランに合わせて、どちらか選択するとよいでしょう。
大洗発の長距離就航フェリー「商船三井フェリー」
大洗と苫小牧を結ぶ長距離フェリーは、「商船三井フェリー」が運営しており、夕方便には「さんふらわあ さっぽろ」「さんふわらあ ふらの」が運航しています。深夜便は、「さんふらわあ しれとこ」「さんふらわあ だいせつ」の運航です。夕方便に使われているフェリーは、2017年に新造船をしたフェリーで、船体にかかれた太陽のマークが目印になります。
フェリー内は充実している!施設内を紹介
施設は充実しており、展望浴場・パウダールームがあり、長距離の乗船でも疲れを癒せます。レストランや自動販売機・給湯室があるので、食事にも困りません。ペットルーム・ドッグランがあり、ペットと楽しく過ごせます。ベビールーム・キッズランド・ゲームコーナーもあるので、子供が退屈させずに過ごせるでしょう。多機能トイレも完備しているので、車椅子でも搭乗できます。
フェリーでの航路時間はどのくらいかかる?
東京発 | 苫小牧着 | |
夕方便 | 19時45分 | 翌日13時30分 |
深夜便 | 01時45分 | 当日19時45分 |
夕方便は、大洗港を19時45分に出発し、翌日の13時30分に苫小牧に到着します。所要時間は、17時間45分。深夜便は、深夜1時45分に大洗港を出発し、当日の19時45分に苫小牧に到着となり、所要時間は、18時間です。長距離の移動ですが、フェリーの中で快適に過ごせるように準備していきましょう。
フェリーの航路旅客運賃はいくらかかる?
A期間 | B期間 | C期間 | D期間 | |
スイート | 46,650円 | 47,770円 | 51,440円 | 55,200円 |
プレミアム | 23,320円 | 24,440円 | 28,820円 | 34,940円 |
スーペリア・オーシャンビュー | 19,560円 | 20,680円 | 23,320円 | 27,090円 |
スーペリア・インサイド | 17,520円 | 18,640円 | 21,290円 | 24,950円 |
コンフォート | 12,120円 | 12,430円 | 14,770円 | 19,250円 |
ツーリスト | 10,080円 | 10,390円 | 12,730円 | 16,500円 |
旅客運賃は、ツーリストと呼ばれる25名定員、11名定員の大部屋を利用した場合、大人の片道で10,080円、子供は5,040円です。この運賃はA期間と呼ばれる期間で、B期間になると大人が10,390円、子供は5,200円(いずれも2019年12月時点)になります。C期間、D 期間と別れているので、運賃の詳細はホームページで確認しましょう。
フェリーの車の航送運賃はいくらになるの?
A期間 | B期間 | C期間 | D期間 | |
5メートル未満 | 27,240円 | 29,330円 | 33,520円 | 39,810円 |
6メートル未満 | 32,480円 | 34,580円 | 39,810円 | 47,150円 |
車の運賃は、車1台と運転者一人分のツーリストの運賃が含まれます。A期間で片道5メートル未満で27,240円、6メートル未満で32,480円です。ミニバンの平均的な長さは4.5メートル前後なので、5メートル未満の金額になります。B期間になると、5メートル未満が29,330円、6メートル未満が34,580円(2019年12月時点)です。
フェリーへ車での乗船方法を解説
商船三井フェリーでは、自動チェックイン機と窓口で乗船手続きを行っています。車の乗船には、車検証が必要になるので、自動チェックイン機では、車両の確認を行い、車検証を確認する時は車検証にあるQRコードをスキャナーにかざしてください。窓口の場合は、車検証を渡して確認してもらいます。実際にフェリーに乗船する時は、係員の指示に従って車を移動させ、駐車してください。
【商船三井フェリー】乗り場はどこ?
商船三井フェリーの乗り場は、茨城県大洗港と北海道苫小牧西港にあります。どちらの売り場ターミナルにも、乗船案内所や待合ロビーがあり、フェリーに搭乗するまでターミナル内で過ごします。搭乗時間の案内があるまで、ターミナル内で買い物をしたり、海の景色を楽しめるでしょう。
大洗フェリーターミナル乗り場
大洗港フェリーターミナル内は、待ち合わせロビーがあり、レストランと売店もあります。フェリーの中にも、売店やレストランがありますが、乗船までに時間がある時は、売店で買い物をしたり、レストランで食事をしたりするのもよいでしょう。
苫小牧西港フェリーターミナル乗り場
苫小牧西港フェリーターミナルは、3階建ての造りで、乗船窓口やレストラン・売店があります。必要なものがある時は、売店で買い物ができるので便利です。食事を済ませておきたい時は、レストランを利用するとよいでしょう。3階には、見学・送迎デッキがあり、フェリーや港の景気を楽しめます。苫小牧ポートミュージアムがあり、フェリーに乗船する前に見学できます。
【番外編】東京発の長距離フェリーでの役立つグッズ
長距離フェリーの旅行では、東京から出発して北九州まで3日間を船の上で過ごします。フェリーに乗船する時に持っていると役立つグッズがあると、とても便利です。長旅になることを考えて、準備してみるのはいかがでしょうか?
フェリーの中はリラックスできる服装で!
長距離フェリーに乗っている間、きちんとした服装のままでいると疲れてしまいます。そこで、リラックスできるジャージや短パン、Tシャツなどを準備していると役立ちます。大部屋を利用する時も、靴の脱ぎ履きをするので、サンダルなどを用意しておくと役立つでしょう。
フェリーでの寒さ対策の長袖・長ズボンも準備
フェリーの中は、夏は冷房が効いていて寒く感じる場合もあります。冬は、暖房がつけられていますが、寒さ対策をしておいた方がよいでしょう。フェリーの旅行での楽しみとして、デッキに出て海を眺めることが挙げられます。この際、寒く感じる時もあるので、長袖と長ズボンを持っていくとよいでしょう。
フェリーのお風呂関連のグッズ
長距離フェリーには、お風呂やシャワールームが完備されています。お風呂に必要なシャンプーやボディソープなどを設置している場合はありますが、バスタオルなどのタオル類が用意されていません。そのほかには、歯磨きセットや髭剃り・ドライヤーも用意しておいた方が安心です。
フェリーに乗る時は小銭があると便利!
フェリーの中には、案内所・お風呂などにコインロッカーが置かれています。お風呂に入る時に貴重品をコインロッカーに入れる時などに100円硬貨が必要です。使用後は返金されます。長距離フェリーのオーシャン東九フェリーには、レストランがありません。自動販売機で食事や飲み物を買うことになるので、この時も小銭が必要です。
フェリーの中で暇つぶし!娯楽用品は必須
長距離フェリーでの旅行で、東京から北九州まで行くとなると、3日間かかります。その間に、フェリーの中を探検気分で見て回ったり、デッキに出て潮風にあたったりできますが、大部屋を利用すると、テレビが設置されていません。今は、スマホがあるので、スマホで時間をつぶせますが、読書用の本やポケットゲームなども持参するとよいでしょう。
フェリーでの睡眠に役立つグッズ
2等洋室を利用する時は、カーテンで仕切ることはできますが、知らない人と同じ部屋で寝ます。周りの音が気になって眠れない時は、耳栓やイヤホンを持っていくとよいでしょう。少しの明かりでも気になる人は、アイマスクを持参してもよいですね。
東京発のフェリーに乗って旅をしよう!
東京発の長距離フェリーは、東京から徳島を経由して北九州まで行く航路1つだけでした。関東全体を見れば、茨城県の大洗港からもフェリーが出航しており、北海道に旅行に行くときには、利用してみたいものです。大きなフェリーに乗って、ゆっくりとした時間を過ごしながら行く旅行も、きっと楽しいものになるでしょう。