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ハワイアン航空のビジネスクラスってどんな感じ?シート・サービスを解説!

ハワイアン航空のビジネスクラスってどんな感じ?シート・サービスを解説!

ハワイアン航空のビジネスクラスでは、180度水平になるフルフラットシートや、エコノミークラスでは味わえない優先的なサービスが魅力です。ハワイアン航空のビジネスクラスのチケットを購入したら、どのようなおもてなしがあるのかを、具体的に解説します。

目次 [表示]

ハワイアン航空とは?

Photo by ume-y

ハワイアン航空とは、ハワイを拠点に運行している航空会社です。成田国際空港、羽田空港、新千歳空港、関西国際空港、福岡空港からホノルル(オアフ島)への直行便が運行されています。羽田空港からは、コナ(ハワイ島)へも直行便があります。

ハワイアン航空を選ぶ一番のメリット

Photo byStartupStockPhotos

ハワイアン航空選ぶ一番のメリットは、ホノルルを拠点にハワイ島、マウイ島、ラナイ島、モロカイ島、カウアイ島への乗り継ぎができることです。島々へ乗り継いで行く場合、全ての区間をハワイアン航空で統一することをおすすめします。

別々の航空会社で手配すると情報が行き届かないため、何か起きたときにせっかくの大事な旅行の時間を取られてしまう可能性があるからです。

JALやANAでホノルル以外の島へ行きたい場合は?

フリー写真素材ぱくたそ

マイルなどの関係から、日本からホノルルへのチケットをJALやANAで購入し、ハワイ島、マウイ島、ラナイ島、モロカイ島、カウアイ島へのチケットはハワイアン航空で購入することもあります。

預けたスーツケースは一度ピックアップが必要になり、再度、国内線チケットのチェックイン手続きが必要ですので、おおよそかかる時間を計算して乗り継ぎ便を選ぶとよいです。

ハワイアン航空ビジネスクラスのシートは?

出典: https://www.hawaiianairlines.co.jp/our-services/products-and-programs/premium-cabin

ハワイアン航空の機材は、最新機種エアバスA330-20です。座席数が全278席あり、ビジネスクラスは前方の18席あります。日本路線のハワイアン航空の機材は、全てエアバスA330-20を使用しています。

エアバスA330-20は、ビジネスクラスの席以外に、エクストラ・コンフォート、エコノミークラスの席が装備された機材です。

180度までリクライニングできるフルフラットシート

出典: https://www.hawaiianairlines.co.jp/our-services/products-and-programs/premium-cabin

ハワイアン航空のビジネスクラスの座席は、180度までリクライニングできるフルフラットシートです。

フルフラットシートの大きさは、幅20.5インチ(約52cm)、長さ76インチ(約193cm)あります。リクライニングは好みの角度に調整でき、フルフラットシートの側面にあるダイヤルで操作可能です。

シートピッチの広さは?

座席のクラス シートピッチの広さ
ビジネスクラス 114cm〜117cm
エクストラ・コンフォート 約91cm
エコノミークラス 78cm~81cm

シートピッチ(前との座席の間隔)は、ビジネスクラスが114cm〜117cm、エクストラ・コンフォートが約91cm、エコノミークラスが78cm〜81cmです。

ビジネスクラスのシートピッチとエクストラ・コンフォートやエコノミークラスのシートピッチを比較すると、ビジネスクラスはフルフラットシートのため、足元にゆとりを持てることがわかります。

プライベート空間に配慮した座席

出典: https://www.instagram.com/p/Bvx2lphgDHY/

ハワイアン航空ビジネスクラスの座席は、背もたれに寄りかかると仕切りで囲まれているため、まるで個室のような空間です。それぞれの席が外側を向いているため足元が広がり、隣席との距離感が保てられてます。

ビジネスクラスの席の配列は、2席-2席-2席です。カップルや友達同士であれば隣同士で話ができますし、相席でも真ん中にプライベートスクリーンを立られます。

携帯電話とパソコンの充電が同時にできる

フリー写真素材ぱくたそ

ハワイアン航空ビジネスクラスの座席には、2つのUSBポートとAC電源が備えられています。スマートフォンやタブレットの充電、カメラやパソコンの充電が同時にできます。ホノルルに到着するまでの約8時間のフライトを、有意義に過ごせられますね。

飛行中は大型タブレットにて映画視聴

出典: https://www.instagram.com/p/BkiEZTAA9UT/

ハワイアン航空ビジネスクラスの座席では、次世代大型タブレットで映画視聴やゲームができます。A330-20の機材には、調節可能なタブレットアームが備え付けられています。座席を好きな角度にリクライニングして、好きなエンターテインメントを楽しめられます。

ハワイアン航空ビジネスクラスのサービスは?

出典: https://www.instagram.com/p/Btmw7v-BzsX/

ハワイアン航空ビジネスクラスのサービスは、エコノミークラスを利用するときに少々手間に感じることを全て解消してくれます。

ビジネスクラスのサービスとして、長い待ち時間のときはラウンジを利用できたり、エコノミークラスより優先的にサービスを受けられたりします。席数が少ない分、客室乗務員のサービスも手厚いです。

ビジネスクラス専用のチェックインカウンター

出典: https://www.instagram.com/p/CAsFctvDJJG/

ビジネスクラスのチケットを購入した人は、ビジネスクラス専用のチェックインカウンターで手続きを行います。ビジネスクラス専用のチェックインカウンターのため、エコノミークラスのチケットを購入した人より優先的にチェックイン手続きが可能です。

エコノミークラスより優遇された受託手荷物

Photo bytookapic

受託手荷物 最大サイズ(長さ+幅+高さ) 最大重量 個数
ビジネスクラス 62インチ(157cm) 70ポンド(32kg) 2個まで無料
エコノミークラス 62インチ(157cm) 50ポンド(23kg) 2個まで無料

ビジネスクラスの受託手荷物は、エコノミークラスの受託手荷物より9kg超過まで無料にて預けられます。無料で預けられる受託手荷物の大きさと預けられる個数は、ビジネスクラスもエコノミークラスも同じ規定です。

機内持ち込み手荷物のビジネスクラスとエコノミークラスの違いは?

ビジネスクラスの機内持ち込み手荷物の基準は、エコノミークラスの機内持ち込み手荷物の基準と同じです。機内持ち込み手荷物は、合計2個まで無料にて持ち込み可能です。機内持ち込み手荷物の種類や大きさに制限がありますので、確認が必要です。

身の回り品(いずれか1点)

  • ハンドバッグ
  • ブリーフケース
  • ノートパソコン用バッグ
  • リュックサックまたは同等のもの
機内持ち込み手荷物は、以下の大きさおよび重量を越えないものとします。
  • 長さ22インチ(約55.9 cm)×幅14インチ(約35.6cm)×高さ9インチ(約22.9 cm)、または3辺の合計が45インチ(約114.3 cm)
  • 重量が25ポンド(約11.5kg)

空港ラウンジが利用できる

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

ハワイアン航空のビジネスクラスのチケットを購入した人は、出発する空港でラウンジのサービスを受けられます。出発空港内にあるラウンジでは、無料で軽食を味わったり飲み物を飲んだりできます。飛行機へ搭乗するまでの時間が、手持ちぶさたにならずゆっくり過ごせられます。

  • 成田国際空港・・・JALサクラサウンジ
  • 羽田空港・・・JALサクララウンジ
  • 新千歳空港・・・ロイヤルラウンジ
  • 関西国際空港・・・ANAラウンジ
  • 福岡空港・・・ラウンジ福岡
  • ホノルル空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)・・・プルメリア ラウンジ

エコノミークラスより早めに搭乗できる

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ビジネスクラスのチケットを購入した人は、エコノミークラスより優先的に搭乗できます。並ぶ必要がないため、先ほどのラウンジで搭乗ぎりぎりまで過ごすのも可能です。搭乗後は、機内でウェルカムドリンクのサービスもありますので、時間を持て余すということはありません。

ビジネスクラス限定のアメニティがもらえる

出典: https://www.instagram.com/p/B2DIkd-AnAq/

ハワイアン航空ビジネスクラスのチケットを購入した人は、ハワイアン航空独自のアメニティがもらえます。ビジネスクラスのアメニティは、ハワイの有名デザイナー「Kealopiko」とのコラボレーションで作っているため、ハワイの雰囲気漂うアメニティがもらえます。

ハワイアン航空ビジネスクラスの機内食は?

Photo bykaisender

ビジネスクラスの機内食は、エコノミークラスのようにワンプレートではなく、フルコースのように前菜、メイン、デザートと運ばれてくるため、まるでレストランにいるようです。

ビジネスクラスの飲み物は、エコノミークラスより種類が豊富にあり、メイン料理にあったワインを選べられます。

トップクラスシェフ監修の料理

出典: https://www.instagram.com/p/B7_GFHMAkHM/

ハワイアン航空ビジネスクラスの機内食は、ホノルルにある「ココ ヘッド カフェ」のシェフ兼オーナーを務めているリー・アン・ウォン氏監修の料理が召し上がれます。

リー・アン・ウォン氏は、世界の有名レストランで務めた実績があるため、世界の食文化とハワイらしさが融合した機内食をいただけます。

マスターソムリエが選ぶワインを堪能

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ハワイアン航空のビジネスクラスのワインは、ハワイで唯一、マスターソムリエの資格を取得したチャック・フルヤ氏が、機内食にあうワインを厳選しています。

ビジネスクラスの飲み物は、ワインだけではなく、アルコールやソフトドリンクも豊富に種類があり、ハワイらしいトロピカルジュースもあります。

特別食リクエストも可能

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ハワイアン航空の機内食は、特別食としてベジタリアン、ビーガン、グルテンフリーの3種類をリクエストできます。特別食は、出発の48時間前までに申込みが必要なため、希望する場合はチケット購入時に忘れないようにリクエストしておきましょう。

ハワイアン航空ビジネスクラスの料金は?

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ハワイアン航空ビジネスクラスのチケット料金は、日本からホノルルまでの往復チケットで約230,000円〜です。チケット料金は、時期や席の混み具合やキャンセル規定の厳しさによって料金の変動があります。

ハワイアン航空のビジネスクラスのチケットは、JALやANAより比較的チケット代金が安い傾向にあります。

航空券代金(往復) ビジネスクラス エコノミークラス
ハワイアン航空 約230,000円〜 約77,000円〜
JAL(日本航空) 約250,000円〜 約80,000円〜
ANA(全日本空輸) 約250,000円〜 約83,000円〜

知る人ぞ知る「ビット・アッププログラム」

Photo byjaydeep_

ハワイアン航空が実施している「ビット・アッププログラム」とは、オークションのようにビジネスクラスのチケットを購入できる方法です。対象区間のエコノミークラスのチケットを購入した人には、出発の10日前にハワイアン航空から招待メールが届きます。

落札できなかった場合は?

「ビット・アッププログラム」にて落札できなかった場合でも、エコノミークラスのチケットはそのまま利用できますし、ビット金額も払い戻しされます。落札金額によっては、通常のビジネスクラスの料金より安く購入できる可能性があります。

ハワイへ旅行する人にはビジネスクラスがおすすめ

Photo byPublicDomainPictures

ハワイアン航空のビジネスクラスは、特別なサービスを受けられたり、レストランのようなおいしい機内食が食べられたり、フルフラットシートでゆっくり休めたりできます。

ビジネスクラスのチケット料金は、エコノミークラスの料金より高いですが、料金以上の価値がありますので、ぜひ体験してみてください。

りこぴん
ライター

りこぴん

国内旅行、海外旅行ともに、旅行先の王道観光地を巡るのが好き。 旅行先では必ず、観光地の磁石とポストカードを購入します。

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