目次 [表示]
- 世界遺産の街マラッカとは?
- マラッカの観光地は?
- 観光地①:オランダ広場周辺エリア
- 観光地②:チャイナタウンエリア
- マラッカを観光するには何日必要?
- マラッカ日帰りプラン
- マラッカ1泊2日プラン
- マラッカの観光モデルプラン:日帰り
- 名所:青雲亭
- ババニョニャヘリテージ
- ジョンカーストリートを散策
- 和記鶏飯團でランチ
- オランダ広場
- セントポール教会
- サンチャゴ砦
- マラッカリバークルーズ
- オランウータンハウス
- マラッカの観光モデルプラン:1日目
- 名所:オランダ広場
- 名所:セントフランシスザビエル教会
- 名所:セントポール教会
- 名所:サンチャゴ砦
- 名所:マラッカスルタンパレス
- 和記鶏飯團でチキンボール
- 名所:マラッカタワー
- 名所:マラッカリバークルーズ
- ジオグラファーカフェで休憩
- セントポールの丘でマラッカ海峡の夕日を見る
- ナイトマーケットで食べ歩きプラン
- マラッカの観光モデルプラン:2日目
- 名所:ババニョニャヘリテージ博物館
- 名所:青雲亭
- 名所:カンポンクリンモスク
- 名所:スリポヤタヴィナヤガールムーティ寺院
- オレ・サヤンでランチ
- オランウータンハウスでお土産
- 効率がよいマラッカ観光プランを立てよう
世界遺産の街マラッカとは?
マレーシアにある世界遺産の街マラッカは、名所や見どころが多い有名な観光地です。マレーシアの首都クアラルンプールから車で約2時間と、アクセスしやすいため、多くの観光客が訪れます。
マラッカの観光地は?
世界遺産の街マラッカの観光地は、大まかに2つのエリアに分かれています。歴史的な観光スポットが集まっているのは、オランダ広場周辺で、寺院やモスクなどが多いのは、チャイナタウンエリアです。マラッカの観光プランを考えるなら、この2つのエリアをおさえましょう。
観光地①:オランダ広場周辺エリア
マラッカの主な観光地の、オランダ広場周辺エリアには、多くの名所や見どころが点在しています。マラッカの歴史に触れることができるスポットや、景色を眺められる新名所があり人気です。マラッカ観光では、ほとんどの人が訪れる定番の観光地となっています。
観光地②:チャイナタウンエリア
マラッカのチャイナタウンエリアは、プラナカン文化が残る定番の人気観光地です。プラナカンとは、中国から渡ってきた中国人とマレー人が結婚した混血文化のことで、マレーシアの文化のなかでも見どころです。
マラッカを観光するには何日必要?
世界遺産の街マラッカを観光するなら、2日は欲しいでしょう。効率良くまわれば、日帰りでも観光は可能ですが、マラッカを満喫するなら1泊2日がおすすめです。マラッカ観光の日帰りプランと、1泊2日プランをみていきましょう。
マラッカ日帰りプラン
日帰りでマラッカの世界遺産や名所を見るなら、朝早く出発し、夕日までと考えましょう。クアラルンプールから日帰りする場合、車で片道2時間ほどかかります。オランダ広場とチャイナタウン周辺で、所要時間は約7時間です。
マラッカ1泊2日プラン
マラッカ観光を満喫したいなら、1泊2日プランがおすすめです。観光のメインとなるオランダ広場とチャイナタウン周辺を、日にちを分けてじっくり周るといいでしょう。夜のマーケットや、マラッカ海峡の夕日も長い時間楽しめます。
マラッカの観光モデルプラン:日帰り
11:00 | 11:30 | 青雲亭 | |
11:30 | 12:00 | ババニョニャヘリテージ | |
12:00 | 12:30 | ジョンカーストリート | |
12:30 | 13:30 | 和記鶏飯團 | |
13:30 | 14:00 | オランダ広場 | |
14:00 | 14:30 | セントポール教会 | |
14:30 | 15:00 | サンチャゴ砦 | |
15:00 | 15:30 | マラッカリバークルーズ | |
15:30 | 16:00 | オランウータンハウス |
マラッカ観光は、できれば1泊したいところですが、日帰りでも可能です。日帰り観光の場合は、効率よく周ることが重要なので、無駄なく主要スポットを見て周りましょう。
名所:青雲亭
マラッカ日帰り観光の最初は、ジョンカーストリート裏にある、マレーシア最古の中国寺「青雲亭」です。
ババニョニャヘリテージ
プラナカン文化に触れられる博物館「ババニョニャヘリテージ」は、青雲亭から徒歩7分ほどの距離にあります。ジョンカーストリートを横切って、ヒーレンストリートに沿いにあり、周りは当時の邸宅を感じる建物が並ぶ通りです。
住所 | 48-50, Jalan Tun Tan Cheng Lock, 75200 Melaka, Malaysia |
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電話番号 | 06-282-1273 |
営業時間 | 月曜日~木曜日:10時~16時15分 金曜日~日曜日:10時~17時15分 |
定休日 | 年中無休 |
ジョンカーストリートを散策
マラッカで外せないにぎやかな通り「ジョンカーストリート」は、昼間でも賑わう人気のスポットです。ストリートを散策するだけでも楽しく、可愛い雑貨などもみつかるでしょう。ババニョニャヘリテージから、1本裏にあるので、入口までは徒歩で2分ほどで着きくことができます。
和記鶏飯團でランチ
マラッカ名物のチキンボールが食べられる人気店「和記鶏飯團」は、ジョンカーストリートをオランダ広場方面に歩いたところにあります。ジョンカーストリートからアクセスしやすく、観光の合間に立ち寄りやすい場所です。
オランダ広場
和記鶏飯團でランチを終えたら、マラッカでは外せない観光スポット「オランダ広場」に行きます。和記鶏飯團からオランダ広場までは、徒歩2分の距離にあり、効率のよい順番で周れるでしょう。オランダ広場までは、目の前に見える橋を渡ってすぐなので、迷わずに到着できます。
セントポール教会
ポルトガル人がキリスト教を布教するために作った「セントポール教会」は、オランダ広場から徒歩約6分ほどの場所にあります。セントポールの丘からは、マラッカの街が見渡せるので、教会だけでなく散策するのもおすすめです。
サンチャゴ砦
マラッカではファモサと呼ばれる「サンチャゴ砦」は、セントポール教会から徒歩で約6分の距離にあります。昔は、丘を要塞で囲っていたことから、東洋一の強さを誇る要塞と言われていました。石造りの門や大砲は、観光客の撮影スポットとして人気となっています。
マラッカリバークルーズ
マラッカの街並みを川から見られる「マラッカリバークルーズ」は、サンチャゴ砦から徒歩で約20分ほどの距離にあります。乗り物を使った場合は、約12分ほどなのでこの区間は交通手段を利用するとさらに効率良く周れます。
住所 | Jalan Persisiran Bunga Raya, Kampung Bunga Paya Pantai, 75100 Melaka, Malaysia |
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電話番号 | 06-281-4322 |
営業時間 | 9時~23時30分 |
オランウータンハウス
マラッカのランドマークとして有名な「オランウータンハウス」は、マレーシアの有名なアーティストのチャールズ・チャム氏のアトリエです。オリジナルTシャツが販売されているので、お土産用にチェックしてみるとよいでしょう。アクセスはマラッカリバークルーズからは、徒歩約14分ほどです。
マラッカの観光モデルプラン:1日目
10:00 | 10:15 | オランダ広場 | |
10:30 | 11:00 | セントフランシスザビエル教会 | |
11:00 | 11:30 | セントポール教会 | |
11:30 | 12:00 | サンチャゴ砦 | |
12:00 | 12:45 | マラッカスルタンパレス | |
13:00 | 14:00 | 和記鶏飯團でランチ | |
14:00 | 15:00 | マラッカタワー | |
15:00 | 16:00 | マラッカリバークルーズ | |
16:00 | 17:00 | ジオグラフィーカフェで休憩 | |
17:00 | 18:00 | セントポールの丘でマラッカ海峡の夕日を見る | |
18:00 | 20:00 | ジョンカーストリートのナイトマーケット |
名所:オランダ広場
世界遺産の街マラッカの定番観光地「オランダ広場」は、マラッカ観光のスタート地点になりやすい場所です。オランダ統治時代の建物が並び、キリスト教会や旧総督亭のスタダイスなど、マラッカの歴史が見どころのひとつです。
見どころ:マラッカの歴史が学べるスタダイス
オランダ広場にある「スタダイス」は、オランダ統治時代に完成させたビルで、オランダ行政が統括していた場所です。現在は、博物館として使われ、マラッカの歴史が学べる観光地です。万が一雨季で雨が降って、オランダ広場散策が思うようにできなくても、博物館ならゆっくり滞在できます。
名所:セントフランシスザビエル教会
マラッカの「セントフランシスザビエル教会」は、オランダ広場から徒歩5分ほどの位置にある人気観光スポットです。有名な宣教師のフランシスザビエルを讃えた教会で、布教活動で訪れています。その時、日本人のヤジロー氏と一緒に訪れたことから、ザビエル像とヤジロー像が建っていますので、ぜひ見学してください。
見どころ:ザビエル氏とヤジロー氏の像
フランシスコザビエル氏が、鹿児島へ布教活動に行ったのは、マラッカで出会った武士のヤジロー氏がきっかけです。ここにある像は、ザビエル生誕500年を記念して、2007年に鹿児島の協会から寄贈されたものです。教会の中は、礼拝の時間などの理由で入れないこともあるので注意しましょう。
住所 | 12, Jalan Banda Kaba, Bandar Hilir, 75000 Melaka, Malaysia |
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営業時間 | 日曜日~金曜日:9時~17時 土曜日:9時~13時 |
電話番号 | 06-282 4770 |
名所:セントポール教会
セントポールの丘には、「セントポール教会」があります。教会はメンテナンスをしていなかったため、屋根は朽ち果てていますが、ノスタルジックな雰囲気がなんともいえません。丘の上からはマラッカの街並みが見渡せ、マラッカ海峡やマラッカタワーを望めます。
見どころ:一時的にザビエル氏が埋葬されていた場所
フランシスコザビエル氏が、中国で亡くなったあと、インドに搬送されるまで遺体が保管されていました。教会跡のなかには、金網でかこわれた囲いが置いてあります。古い歴史を感じる、見どころのひとつです。カメラやビデオの持ち込み可なので、撮影もできます。
名所:サンチャゴ砦
セントポールの丘から下っていくと、有名な観光スポットの「サンチャゴ砦」があります。スタダイスから上った階段とは、反対側の階段になるので注意しましょう。サンチャゴ砦は、16世紀にポルトガルが造った要塞の跡で、中世期のヨーロッパにいるようなレトロな雰囲気が素敵です。
見どころ:マラッカ海峡が目の前だった場所
サンチャゴ砦は、ショッピングセンターなどがある街中にありますが、昔は目の前がマラッカ海峡でした。埋め立てが進み、海峡からは離れたので、大砲がこの位置にあることが不思議ですね。
住所 | Jalan Parameswara, Bandar Hilir, 78000 Alor Gajah, Melaka, Malaysia |
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電話番号 | 06-231 4343 |
営業時間 | 24時間オープン |
名所:マラッカスルタンパレス
サンチャゴ砦の横にある「マラッカスルタンパレス」は、マラッカ王国時代の宮殿を復元した博物館です。当時の建築様式がわかる貴重な建物なので、当時の生活の様子や、交易の様子などの歴史を学びましょう。
見どころ:華やかな衣装や装飾品
マラッカスルタンパレスの1階には、王様との謁見の間があり、パラメスワラが明の提督鄭和を迎える様子が再現されています。歴史的な瞬間を再現した蝋人形のクオリティの高さに驚くでしょう。タイムスリップした気分を味わえます。金曜日だけは、12時15分から14時45分まで営業していないので、注意してください。
和記鶏飯團でチキンボール
マラッカ名物のチキンボールの有名店「和記鶏飯團 」は、オランダ広場の橋を渡ってすぐです。チキンボールとは、タイにあるカオマンガイのようなものですが、マラッカのチキンボールはご飯がボールみたいに丸いのが特徴です。お昼どきは、行列ができることもあるので、少し時間帯をずらすとよいでしょう。
おすすめ:マラッカ名物のチキンボール
茹で鶏が、ご飯に乗っているスタイルは、中華料理やタイ料理などのチキンライスで知られています。マラッカのチキンライスの特徴は、丸いおにぎりのような形のご飯と一緒に食べることです。昔は、天秤棒で路上販売されていました。おにぎりのようにすぐ食べられることから丸い形になったという経緯があります。
住所 | 18, Lorong Hang Jebat, 75200 Melaka, Malaysia |
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営業時間 | 9時~16時 |
定休日 | 不定休 |
FacebookページURL | https://www.facebook.com/HoeKeeChickenRice |
名所:マラッカタワー
街全体が世界遺産のマラッカですが、新名所も見学しましょう。街全体を見渡せる展望タワーの「マラッカタワー」は、空中から街やマラッカ海峡を全景観で見られます。天気のよい日なら、遠くの景色まで見渡せるので、おすすめです。和記鶏飯團から、橋を渡って川沿いを下って歩くと、10分ほどで着きます。
見どころ:高さ110メートルからのマラッカ海峡
マラッカタワーのキャビンは、高さ110メートルまで上がり、マラッカ海峡まで一望できます。上がるときは、回転しながらゆっくり上がっていくので、360度の景色を楽しめるのです。往復で15分ほどで短めですが、世界遺産やマラッカ海峡を上空から満喫できるでしょう。
名所:マラッカリバークルーズ
マラッカの街並みを水上から楽しめる「マラッカリバークルーズ」は、涼風を感じながらマラッカ観光ができます。手頃な価格で英語ガイドも付き、お得な観光プランになるでしょう。オランダ広場の近くに船着き場があり、往復45分ほどなので、時間がない人にもおすすめです。
見どころ:カラフルな壁画が素敵
マラッカリバークルーズは、川から眺める街並みが見どころです。特に、アートな壁画が描かれたゲストハウス一帯が人気。壁には個性的なアートが並び、クオリティも高いため、見応えがあるでしょう。船は折り返しになるので、行きと帰りの景色が変わりますが、可能だったら最前列をゲットするのがおすすめです。
住所 | Jalan Persisiran Bunga Raya, Kampung Bunga Paya Pantai, 75100 Melaka, Malaysia |
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営業時間 | 10時~21時30分 |
ジオグラファーカフェで休憩
マラッカには、可愛いカフェやおしゃれなカフェがたくさんあります。「ジオグラフィーカフェ」は、人気があるカフェです。ジョンカーストリート沿いの古民家をリフォームして作られたお店で、建物がひときわ目立っていました。頼めるドリンクの種類が多く、本格的なコーヒーも飲めます。
おすすめ:豊富なカフェメニュー
カフェ利用なら、さまざまな種類のコーヒーと一緒に、スイーツを楽しむのがおすすめです。暑いマラッカの街を観光していると、甘めの飲み物やスイーツがおいしく感じます。ヘルシーなフードメニューも充実しているので、試してみましょう。マラッカリバークルーズからは、ジョンカーストリートに向かって徒歩13分程です。
住所 | 83, Jalan Hang Jebat, 75200 Malacca, Malaysia |
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電話番号 | 06-281 6813 |
公式サイトURL | http://geographer.com.my/ |
営業時間 | 月曜日~金曜日:10時~1時 土曜日~日曜日:9時~1時 |
セントポールの丘でマラッカ海峡の夕日を見る
マラッカ海峡に沈む夕日は、マラッカ観光の大きな見どころです。時間が許せば、日帰りであっても、見逃せないポイントでしょう。世界三大夕日スポットといわれ、マラッカ海峡の水平線に沈んでいく夕日は望郷の想いを感じます。時間を気にせず、ゆっくりと夕日が沈むのを眺めましょう。
見どころ:幻想的な水上モスク
インスタ映えスポットとして人気の名所「水上モスク」は、マレーシアらしい景観の場所です。夕日の時間帯にセントポールの丘から眺めると、この水上モスクが幻想的に見えます。異国情緒感じられる幻想的な水上モスクを、マラッカの風を感じながら見ましょう。
ナイトマーケットで食べ歩きプラン
チャイナタウンエリアにある「ジョンカーストリート」では、週末ナイトマーケットが開かれています。週末に合わせて予定が組めるなら、ぜひマラッカの夜を満喫できる、ナイトマーケットを楽しみましょう。ローカル屋台がたくさんあり、可愛い雑貨に出会えるチャンスです。セントポールの丘からは、徒歩約6分で行けます。
おすすめ:ニョニャ料理を食べ歩き
ナイトマーケットの屋台には、日本ではなかなか味わえない、ニョニャ料理の屋台が並んでいます。オタオタという、スパイスを使った魚のすり身や、マラッカ名産のパイナップルタルトがおすすめです。どれもこれも試したくなるような料理のラインナップなので、飽きません。おいしくて安い料理の食べ歩きを楽しみましょう。
マラッカの観光モデルプラン:2日目
9:00 | 10:00 | ババニョニャヘリテージ博物館 | |
10:00 | 11:00 | 青雲亭 | |
11:00 | 12:00 | カンポンクリンモスク | |
12:00 | 13:00 | スリポヤタヴィナヤガールムーティ寺院 | |
13:00 | 14:30 | オレ・サヤンでランチ | |
14:30 | 15:00 | オランウータンハウス |
名所:ババニョニャヘリテージ博物館
世界遺産の観光地マラッカの、歴史を学べる博物館「ババニョニャヘリテージ博物館」は、億万長者通りと呼ばれるヒーレンストリートにあります。豪邸が並ぶヒーレンストリートは、プラナカンの邸宅がたくさんある通りです。その暮らしぶりがわかる、高級家具なども見学できます。
見どころ:日本語のガイドブックを参考にできる
ババニョニャヘリテージ博物館は、セルフツアーとガイドツアーがあり、好きな方を選べます。ガイド付きもよいですが、ガイドブックを読みながらゆっくり見学できる、セルフもおすすめ。
ガイドブックは日本語版が用意されているので、言葉が心配な人も安心です。館内は撮影禁止エリアとなるので、写真撮影はしてはいけません。
住所 | 8-50, Jalan Tun Tan Cheng Lock, 75200 Melaka, |
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電話番号 | 06-282 1273 |
営業時間 | 月曜日~木曜日:10時~16時15分 金曜日~日曜日:10時~17時15分 |
名所:青雲亭
マラッカにある、マレーシア最古の仏教寺院「青雲亭」は、儒教・道教・仏教を信仰する珍しいお寺です。華人が建てた寺院で、すべて中国から運ばれたもので建設されました。華人にとって、非常に大切な寺であることから、マレーシア各地の華人が礼拝に訪れる神聖な場所です。
見どころ:中国らしい色使いが特徴
中国から運ばれた建築素材で作られた寺院は、赤や金を基調とし、日本の寺院とは違い、華やかさがあります。本尊には、観音菩薩の彫刻や漆塗りなどがあり、その見事な美しさに圧倒されるでしょう。ババニョニャヘリテージからは、徒歩で約6分の距離にあり、ジョンカーストリートを超えた裏通りにあります。
名所:カンポンクリンモスク
チャイナタウンにあるイスラム教のモスク「カンポンクリンモスク」は、ハーモニーストリートにあります。インドから移民してきたムスリムの商人たちによって、造られた歴史あるモスクです。観光地のモスクですが、一般の人が利用するため、邪魔をしないように見学しましょう。
見どころ:三角屋根の白いモスク
モスクは、煌びやかで丸い屋根というイメージがありませんか。カンポンクリンモスクの屋根は、三角の形をしていて、真っ白なカラーが特徴です。この建築のデザインをしたのは、中国の回教徒だったので、他のイスラム系のモスクのデザインとは異なっています。
名所:スリポヤタヴィナヤガールムーティ寺院
カンポンクリンモスクのすぐ隣にある、マレーシア最古のヒンドゥー寺院「スリポヤタヴィナヤガールムーティ寺院」は、ガネーシャ神が祀られています。マレーシアのなかでも珍しい、インド系プラナカンのお寺のひとつとして、有名な観光スポットです。
見どころ:独特なデザインのお寺
インド系のヒンドゥー寺院と聞くと、高い塔があったり、ごちゃごちゃとしたデザインがあったりするイメージです。スリポヤタヴィナヤガールムーティ寺院は、プラナカン系インド寺院なので、ヒンドゥー寺院とはまた異なったデザインとなっています。
マレーシアでもあまり見られない、プラナカン系インド寺院は、マラッカでは外せない観光スポットです。
オレ・サヤンでランチ
マラッカのニョニャ料理の名店「オレ・サヤン」は、観光地のなかでも良く知られる老舗のニョニャ料理のお店です。ニョニャ料理とは、中華料理とマレー料理が組み合わさった料理で、日本人にも人気があります。中華料理に、ココナッツやさまざまなスパイスを使った料理が特徴です。
おすすめ:プラナカンスタイルの店内
マラッカでニョニャ料理を食べるなら、オレ・サヤンは外せない人気のお店でしょう。とにかくスパイスを使った料理が多く、日本ではなかなか出会えないニョニャ料理が食べられます。プラナカンのデザインの内装でノスタルジックな雰囲気の店内が素敵です。中華街から少し離れているので、車などを使って行くとよいでしょう。
住所 | 198 & 199, Taman Melaka Raya, 75000, Melaka, Malaysia |
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電話番号 | 06-283 1966 |
営業時間 | ランチ:11時30分~14時30分 ディナー:18時~21時30分 |
定休日 | 水曜日 |
オランウータンハウスでお土産
世界遺産の街マラッカの新たな名所「オランウータンハウス」は、マレーシアを代表するアーティストのギャラリーです。ギャラリー内には、画家である、チャールズ・チャム氏の作品が並んでいます。チャールズ氏がアトリエにいるタイミングで、絵画を買いにいけば、直接コンタクトできるチャンスです。
おすすめ:クオリティの高いTシャツ
オランウータンハウスには、オリジナルのコットンアートTシャツが販売されていますので、お土産にいかがでしょうか。大量生産と違い、一枚ずつ職人がプリントしているため、クオリティが高いTシャツです。オレサヤンからは、車で約7分ほどの距離で、徒歩だと20分くらいかかるので、車利用が効率的でしょう。
住所 | 59, Jalan Hang Jebat, 75200 Melaka, Malaysia |
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電話番号 | 06-282 6872 |
営業時間 | 10時~18時 |
FacebookページURL | https://www.facebook.com/theorangutanhouse/ |
効率がよいマラッカ観光プランを立てよう
世界遺産の観光地マラッカは、異国情緒たっぷりな街です。歴史を感じる名所や、美しいマラッカ海峡は、一度は訪れたい観光地でしょう。マラッカ海峡を眺めると、植民地時代の様子や昔の旅人たちの想いを感じられます。
マレーシアへ行ったらマラッカに泊まって、見どころを満喫するのがおすすめです。ミックスされた文化の魅力は、日帰りでは物足りないでしょう。
出典:Unsplash