目次 [表示]
- ハムスターのお世話は旅行中も必須!
- 日数ごとのハムスター留守番対策①:旅行1日~2日
- 餌・水・温度管理
- 日数ごとのハムスター留守番対策②:旅行3日以上
- 知人にお世話を頼むが最適
- ハムスター1匹での留守番は難しい
- 日数ごとのハムスター留守番対策③:旅行5日以上
- WEBカメラの設置で旅行先でもハムスターを観察
- 5日以上の旅行そのものをおすすめしない
- 日数ごとのハムスター留守番対策④:旅行7日以上
- 1週間以上の旅行はペットホテルを利用がおすすめ
- 旅行先にハムスターを連れていける?
- ハムスターは環境の変化に敏感なので注意
- 移動の際はハムスターが安心する環境の確保
- 夏場のお世話で注意する点と対策法
- ハムスターの体調を考え常に適切な温度管理を徹底
- ハムスターの様子にしっかり注視
- ハムスターも喜ぶ夏場に活躍するひんやりグッズ
- SANKO S62 テラコッタ トンネルS
- SANKO ハムスターの涼感クールベッド
- 冬場のハムスターのお世話にも十分注意が必要
- ハムスターの「疑似冬眠」に注意
- 旅行中のハムスターの飼い方を徹底解説
ハムスターのお世話は旅行中も必須!
自分が旅行中のお世話はどうするべきか?それはハムスター飼いにとって、とても深刻な悩みです。放置は絶対に駄目なことはわかるけれど、具体的にどうするのかがわからない、という飼い主も多いでしょう。
飼い主留守中のハムスターのお世話について、旅行日数別に対策法を解説します。最後にご紹介するひんやりグッズは、ハムスターの苦手な夏に大活躍するでしょう。
日数ごとのハムスター留守番対策①:旅行1日~2日
旅行で1日~2日の外出をする場合、ハムスターは対策をしっかりと取っておけば1匹でも留守番が可能です。ハムスターを留守番させる場合の対策・注意点を学び、ハムスターの健康を守る適切な飼い方を学んでから、楽しい旅行に出かけましょう。
餌・水・温度管理
1日~2日間、飼い主が不在でハムスターを放置してしまう場合には、ハムスターの餌・水は十分な量を用意しておきましょう。ハムスターは餌・水が十分にあり室内環境が整った場所ならば、1匹でも留守番は可能です。
飼い主が外出中、エアコンなどで室内温度を一定に保つことも、ハムスターの健康にとって重要なポイントになります。エアコンは常につけっぱなしにしましょう。
餌はドライフード中心で生フルーツは注意
事前に用意しておく餌はドライフード系にしておき、ウェット系や生フルーツを与えるのは避けましょう。傷みやすく菌が繁殖しやすい餌は、ハムスターの健康を害する危険があり注意が必要です。
旅行や外出で飼い主が不在となって、傷んだ餌の取り換えなどがこまめにできない状況では、傷みやすい生系の餌が事前に避けておくべきです。
日数ごとのハムスター留守番対策②:旅行3日以上
旅行日数が3日以上続く場合、ハムスター1匹で何日も家で留守番させるのは厳しくなります。飼い主不在の自宅にハムスター1匹で放置するよりも、お世話を任せられ友人宅に預けるなどの対策をしましょう。預ける際には、友人へハムスターの飼い方を教えることも重要です。
知人にお世話を頼むが最適
3日以上の旅行の場合は、ハムスターは知人宅に預けてお世話をしてもらうほうが安心です。ペットの命も預けられる気心の知れた友人に、ハムスターのお世話をお願いしましょう。
基本的には「餌・水・トイレ」のお世話で、あとは遠くから見守るようお願いするのがおすすめです。ハムスターは環境の変化に多大なストレスを感じるため、かまい過ぎないようにお願いしておきましょう。
飼い主は常に連絡が取れる状態にしておく
知人に預けるとしても飼い主は不測の事態も考えて、常に連絡が取れるようにしておくことが大切です。ハムスターは繊細で、ちょっとしたトラブルでも取り返しのつかない事態になってしまいます。
特に環境が変わる知人宅では強いストレスを感じ、トラブルが起きやすい状況です。外出中も常に連絡は取れるようにしておきましょう。
かかりつけの動物病院なども伝えておく
知人にハムスターを預ける際には、かかりつけの動物病院などは前もって伝えておきましょう。預けている間に異変があった場合にも、すぐに対応できるように情報を渡しておくのは重要です。
そのほかにも、ハムスターの性格や好きなものなどを伝えておくと、知人も世話がしやすくなります。「うちのハム助飼い方メモ」的なハムスター情報まとめを渡すのがおすすめですよ。
ハムスター1匹での留守番は難しい
ハムスター1匹で飼い主不在の自宅に留守番させることは、トラブル発生のリスクが高まりかなり危険です。餌・水の管理ができないのはもちろん、ハムスター遊具やおもちゃでのトラブル発生の際に駆け付けられません。
もし、どうしても友人に預けられない場合は、十二分に多量の餌と水を用意し、トラブルを避けるため遊具を撤去するなどの対策をしておきましょう。
日数ごとのハムスター留守番対策③:旅行5日以上
飼い主の外出が5日以上続く場合は、ハムスター1匹を自宅で放置するのは非常に危険です。かならず、知人宅など人の目が届く場所でお世話してもらいましょう。また5日以上ハムスターに会えなくなると、飼い主側の不安も大きくなっていきます。ハムスターの様子を観察できるカメラを設置するなどの対策がおすすめです。
WEBカメラの設置で旅行先でもハムスターを観察
5日以上ハムスターと離れ離れになると、飼い主にとってもハムスターの様子が気になるでしょう。信頼できる友人に預けているとはいえ、「もし何かあったら」と不安が募ります。
そんなときのためにも、WEBカメラなどでハムスターの行動をすぐに見られる環境を整えておくことがおすすめです。外出先でもリアルタイムでハムスターの様子を見ることができますよ。
WEBカメラは数千円~購入が可能
WEBカメラは安いものだと数千円~の値段で購入ができます。特にハムスターなどケージ内で飼う小動物は行動範囲も狭く、撮影範囲の狭い小さなカメラでも十分です。外出が何日間も続くと、ハムスターと会えない不安感がストレスとして飼い主を襲います。
外出中に何かあったら...、その不安を少しでも軽減するWEBカメラの導入はおすすめです。
5日以上の旅行そのものをおすすめしない
飼い主がハムスターを自宅に放置して5日以上外出するのは、きわめて危険度が高く注意です。ビジネスなど大切な用事で、ならば仕方がないですが、遊びにという理由の5日以上の外出はおすすめしません。ハムスターを自宅で放置は論外として、預けるにしても知人に多大な迷惑が掛かってしまうことを理解しておきましょう。
日数ごとのハムスター留守番対策④:旅行7日以上
ビジネス理由の海外出張などで自宅を7日以上空けてしまう場合、ハムスターは必ずペットホテルなどに預けましょう。ペットを飼う人間として、自宅を何日間も空けることは避けるべきです。しかし、仕事によってはそうせざるを得ない状況も考えられます。自宅近くのペットホテルなど、前もって探しておくといいでしょう。
1週間以上の旅行はペットホテルを利用がおすすめ
外出が7日以上続く場合には、知人宅よりもペットホテルに預けるのが適切でしょう。どんなに仲のいい友人でも、1週間以上はお世話の負担が大きくなりすぎます。ハムスターを預けてる何日間は、知人の行動も制限させていることに注意です。
7日間以上の外出の場合は、ペット預かりが専門であるペットホテルなどを利用しましょう。
ハムスター受入れ可能かどうかは要確認
ハムスターの場合、受け入れ可能なペットホテルかどうかを確認することが重要になります。なかには、ハムスターなどは受け入れしていない施設もあるので注意しましょう。各ペットホテルや動物病院のHPにて、受け入れ動物の一覧が確認できます。
ペットホテルや動物病院など、自宅周辺のペット関連施設は、一度調べて把握しておくことをおすすめします。
ハムスターの管理環境や万一の際の対応も確認
自宅周辺でペットホテルなどを探すときには、預かりペットに対する対応や管理体制の確認が重要です。一部ペットホテルには、動物をほぼ放置しているだけの劣悪な環境である場合もあります。
HPで管理体制や万一の対応について、しっかりと調べておきましょう。可能ならば一度下見に行ったり、出入りする客を見て、実際の印象を自分の目で確かめるのもおすすめです。
旅行先にハムスターを連れていける?
飼い主さんのなかには、ハムスターを連れて一緒に外出したい、という考えの人もいるでしょう。しかし、ハムスターを連れて旅行というのは残念ながら難しいです。移動はハムスターに多大な負担をかけてしまうため、健康を害する可能性が高くなってしまいます。
もし、帰省などで連れて帰りたい場合には、ハムスターの負担が少しでも減少する移動が重要です。
ハムスターは環境の変化に敏感なので注意
ハムスターはとても繊細で環境の変化に大きなストレスを感じてしまうので、ハムスターを連れた移動には注意が必要です。飼い主がハムスターと離れたくない、という理由で旅行などに一緒に連れていくのはやめましょう。ハムスターの必要不可欠な移動は最小限にとどめることが大切です。
移動の際はハムスターが安心する環境の確保
もしも帰省などで実家に帰る場合に、一緒に連れて帰りたいというご家族は多いでしょう。その場合、新幹線などはNG、必ず自家用車で振動をできるだけ与えないよう安全運転が必須です。
そのうえで連れて帰る場合には、ハムスターが少しでも落ち着けるように、普段と同じケージで分厚い毛布などを掛けてあげましょう。ハムスターが安心する環境の確保が重要です。
夏場のお世話で注意する点と対策法
ハムスターは暑さ・寒さに弱く、多大なストレスを感じてしまいます。特に夏場は湿度も高く、ハムスターの飼い方には注意が必要です。ハムスターが快適に健康に過ごせるよう、万全の暑さ対策をして夏を乗り越えましょうね。夏に起こりがちなハムスターの異変にも注視することが大切です。
ハムスターの体調を考え常に適切な温度管理を徹底
ハムスターにとって25~28度の一定した温度環境が、ストレスも少ない快適な環境になります。ハムスターのいる部屋では夏・冬は常にエアコンをつけるなどして、快適空間を維持する飼い方が必要です。
飼い主が家にいなくとも、ハムスターがいる限りはエアコンつけっぱなしが望ましいでしょう。飼い主がいないからこそ徹底した温度管理が重要です。
ハムスターの様子にしっかり注視
暑さに弱いハムスターにとって、夏場は体調を崩しやすい時期となります。特に夏場は飼い方に注意してハムスターをお世話することが大切です。ハムスターの夏バテ症状としては、餌を残す・ぐったりする・巣の外で寝る、などの様子が見られます。
夏場の適切な飼い方を徹底うえで、これらの症状に素早く気づけるよう、ハムスターの様子にはしっかりと注視しておきましょう。
ハムスターの夏バテ対策
暑さに弱いハムスターが夏場に体調を崩さないようにする対策には、徹底した温度管理がとても重要になります。ハムスターが快適に行動できる25~28度の室温を保ちましょう。
例えばエアコン、ただしハムスターには直接風を当てないよう注意します。そのほか、水のペットボトルを凍らせた「氷ペット」にタオルを巻いてケージ内に置いておくなどの対策も効果的です。
ハムスターも喜ぶ夏場に活躍するひんやりグッズ
近年のペットブームの波に乗り、小動物関連の便利グッズも豊富に商品展開されています。ハムスターは専用グッズもあるうえに、ほかペットのグッズでも代用できたり選択肢も豊富です。特に、夏場に活躍するひんやり系の商品は、ハムスターも大喜びで夏バテ対策にも最適です。
SANKO S62 テラコッタ トンネルS
小動物・昆虫用品を手掛ける『SANKO』のひんやりグッズ「テラコッタ トンネルS」です。素焼きの表面はひんやりと涼しさを感じます。ある程度しっかりとした重さがあり、安定する点もおすすめポイントです。ケージ内に放置していてもハムスターは動かせません。
トンネルの中をくぐって、トンネルの上にのって、ハムスターが楽しく安全に遊べるひんやりグッズです。
SANKO ハムスターの涼感クールベッド
「涼感クールベッド」は敷くだけでひんやり涼しい、『SANKO』が手掛けるハムスター用品です。夏場に活躍すること間違いなしの涼感加工で、ハムスターも大喜びでしょう。
素材はアルミ製、表面にアルマイト処理をすることでひんやり感が長持ちします。また、床面をパンチング加工し高床にすることでも、通気性を確保して冷たさの持続が可能です。
冬場のハムスターのお世話にも十分注意が必要
ハムスターは夏・冬どちらにも弱く、環境差・気温差に敏感で繊細な動物です。夏はもちろん、冬のお世話でも十分に注意と対策が必要になります。冬場、きちんとしたお世話ができないと、ハムスターは「疑似冬眠」の状態に陥り大変危険です。
夏場と同じくエアコンなどで室温を一定に、ハムスターが活動的に過ごしやすい環境を保ちましょう。通年を通して、室温管理はとても重要です。
ハムスターの「疑似冬眠」に注意
ハムスターは冬場に気温が10度を下回ると、完全な冬眠ではない「疑似冬眠」の状態に陥ることがあります。そもそもハムスターが冬眠することはなく、「疑似冬眠」は1時間もその状態が続けば本当に死んでしまいます。
「冬眠中なんだからそっとしてあげな!」ハムスターを心配する子供に、こう話す親御さんもいるようです。そっとしておくと死ぬので、早急に、必ず起こしましょう。
「疑似冬眠」のハムスターの起こし方
まずは手のひらの中に包んで、人肌で意識が戻るまで暖め続けてください。ここで1~2時間経っても起きない場合は、残念ながらもう手遅れでしょう。
だからといって、焦って急激にヒーターなどで暖めるのは、かえってハムスターの心臓に負担をかけてしまうのでやめてください。必ず人肌で暖めて意識を戻し、その後にヒーターなどを使ってケージ内を適温に暖めましょう。
旅行中のハムスターの飼い方を徹底解説
ハムスターは旅先へ一緒に連れて旅行ということは難しく、飼い主が旅行中は家で留守番させざるをえないペットです。その間のお世話もとても重要で、ハムスターの健康を守るためにも怠ることはできません。何日間の旅行に行くか、その日数によって一番適切な対策を十分にしておきましょう。
旅行中のハム助のお世話がわかった!私は3日間の旅行だから、コレをすればいいのね~
旅行に行きたいけど、うちのハム助のお世話はどうしよう...