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ツインとダブルの違いって?どちらが部屋のベッドの数が2つ?

ツインとダブルの違いって?どちらが部屋のベッドの数が2つ?

ホテルの部屋はシングル・ツイン・ダブルというのが一般的です。2人で宿泊する場合はツインかダブルですが、部屋選びで重要な違いがあります。そこでツインとダブルのベッドの違いをはじめ、広さや料金、2人で泊まる際の部屋選びにいたるまでリサーチしました。

目次 [表示]

ホテルの部屋はおもに3種類

ダブルの部屋
Photo bystevepb

一般的にホテルの部屋はスイートルームなどの特別な部屋を除くと、シングルルーム・ツインルーム・ダブルルームに分かれています。これらの部屋はベッドの数などに違いがありますが、ツインルームとダブルルームの違いはベッドの数だけではありません。ベッドの種類や広さにも違いがあります。部屋の特徴を知っていれば、2人で1部屋を予約するときに困りません。

ツインとダブルの違いはベッド?広さ?

ツインベッドルーム
Photo by itmpa

ホテルに2人で宿泊する場合、ツインルームかダブルルームを予約することになります。ツインとダブル、違いはベッドの数だけなのでしょうか?また、部屋の広さに差はないのでしょうか?そんな疑問に答えていきます。

ツインとダブル広さの違い

ホテルのドア開けたところ
Photo bydavidlee770924

ツインルームとダブルルームは同じように2人で宿泊する部屋なので、部屋の広さも同じ程度と思われていることが多いようです。実は、ツインルームとダブルルームでは、一般的にツインルームのほうが広いケースが多くなっています。しかし、ここには落とし穴があるのです。ツインやダブルは2人部屋なので、シングルの倍ほどの広さを想像しがち。ホテルの格付けが低めのところや立地条件によっては、シングルルーム並みの広さにベッドが2つ設置しているということもあります。

ベッドの違い

ベッドイメージ
Photo by joannapoe

ツインとダブルの違いは広さだけではありません。そもそもツインルームはベッドが2つ置かれていて、ダブルルームはダブルベッドがひとつ置かれている部屋を指しています。ツインルームは、大体において置かれているのはシングルベッド2台です。体が大きな人が多い欧米では、グレードアップした部屋の場合ダブルベッドが2台置かれたツインルームもあります。

ベッドの種類

ダブルベッド
Photo byFree-Photos

ビジネスホテルは、シングルにはシングルベッド・ツインにはシングルベッド2台、ダブルならダブルベッドというのが一般的です。しかし一流ホテルの場合は、ツインルームやダブルルームをはじめ、部屋に置かれているベッドの種類も豊富。ホテルで快適な睡眠をとるためにも、ベッドのスペックを知っておきましょう。
 

ベッドのスペック
種類 長さ
シングル 97センチ 195センチ
セミダブル 120センチ 195センチ
ダブル 140センチ 195センチ
クイーン 170センチ 195センチ
キング 180センチ 195センチ

おもなツインルームの種類

ツインルーム
Photo by DesignFolly.com

ベッドの広さは、部屋選びの重要なポイントですが、すべてのツインルームがシングルベッドを2つ置いているというわけではありません。意外と知られていませんが、ツインルームにもいくつかの種類があります。

ツインルームの種類①シングルベッドタイプ

ツインルーム
Photo by irina slutsky

2人で宿泊する場合、予約しやすいのがツインルームです。ツインルームで最も一般的な部屋がシングルベッドを2台設置しているタイプとなっています。シティホテルやビジネスホテルなどのスタンダードホテルクラス、スーペリアクラスに多いタイプです。基本的にツインルームといえば、シングルベッドが2台あるという認識をしておきましょう。

ツインルームの種類②セミダブルベッドタイプ

セミダブルベッドルーム
Photo by Gail Frederick

ビジネスホテルではほとんど見かけることはありませんが、シティホテルタイプや一流ホテルではセミダブルベッドを設置したツインルームがあります。セミダブルベッドはシングルベッドより幅が20センチほど長いので、ゆったりと眠ることができるのです。セミダブルベッドが設置してある部屋は、シングルベッドタイプより価格も高くなります。多少、値段が高くなっても余裕があるベッドで寝たいという人におすすめです。

ツインルームの種類③ダブルベッドタイプ

ダブルベッドのツインルーム
Photo by Aaron Gustafson

一流ホテルのスーペリアツインルーム以上になると、ダブルベッドが2台設置されたツインルームがあります。ダブルベッドなので、1人でゆっくり眠れるだけではありません。ダブルベッド2台を設置しているので、部屋の広さもあります。宿泊する際の値段は高くなりますが、ゴージャスな気分を味わいたい人にはぴったりです。

おもなダブルルームの種類

ダブルルー
Photo by quapan

ダブルルームも、ツインルームと同じように種類があります。すべてのホテルに種類があるわけではありませんが、ホテルによっては選ぶことが出来きます。予約を取る際には確認してみると良いでしょう。

ダブルルームの種類①ダブルベッドタイプ

ダブルベッド
Photo by verchmarco

ダブルルームのスタンダードな部屋が、ダブルベッドを1台設置している部屋です。ダブルベッドは幅が140センチあるので、2人で寝ても十分余裕があるベッド。1つのベッドで2人寝ること考えると、夫婦やカップルにおすすめです。ただし、注意しなければいけないのはビジネスホテルをはじめ比較的安価なホテルでは、狭い部屋にダブルベッドを設置していることがあります。ダブルルーム=部屋が広いということではありません。

ダブルループの種類②キングサイズベッドタイプ

キングサイズベッド
Photo by Ambernectar 13

キングサイズベッドは幅が180センチもあるので、大人2人と小さな子ども1人で寝ることができる大きなベッドです。キングサイズベッドはシングルベッド2台をつなげたサイズと同じなので、かなり余裕があるベッドということがわかります。そして、キングサイズベッドを設置している部屋は、かなり広く雰囲気のよい部屋であるケースがほとんど。主にリゾートホテルなどで見られ、海外のダブルルームでは比較的多いのです。

ダブルルームの違い③セミダブルベッドタイプ

セミダブルベッドを設置しているダブルルームは、安価なホテルなどで見られます。セミダブルベッドの幅は120センチ。大人2人で寝ることはできますが、多少窮屈に感じてしまうことがあるかもしれません。ネット予約をする際は、多くのホテルはセミダブルベッドタイプの場合、ベッドタイプはセミダブルと記載しているので、チェックしてください。

ツインとダブルの違いを知って部屋を選ぼう

ツインルーム
Photo by johncooke

大人2人で宿泊する場合、ツインとダブルどちらがいいのか悩んだことはありませんか?実は、一緒に泊まる人との関係性が部屋選びのポイントになります。また、同じように2人で泊まる部屋なのに、ツインとダブルでは設備に差があることもあるのです。ここでは、ツインとダブルの部屋選びポイントを説明していきます。

ツインとダブル選び方のポイント

寝ているカップル
Photo bysasint

2人が宿泊できる部屋を予約する場合、その2人の関係性を考慮して部屋を選びましょう。カップルや夫婦で一緒に寝たい場合は、広めのダブルベッドがおすすめなので、ダブルルームを選びましょう。友人もしくは、カップルや夫婦でも1人でゆったり眠りたい場合は、ベッドが2つあるツインルームがおすすめです。旅行などで特に日中動き回る場合は、ひとりひとりがゆっくり眠れるツインルームが良いでしょう。

ツインかダブルか?ベッドの幅を考えよう

ベッドで寝る犬
Photo byPexels

ツインとダブルの部屋にはいくつかのタイプがあることを説明していますが、これは部屋選びの重要ポイントのひとつです。同じツインでもシングルベッドタイプとセミダブルベッドタイプでは、ベッドの広さがまったく違います。例えば、体が大きな人の場合はシングルベッドタイプより、セミダブルベッドタイプのほうがゆっくり眠れます。料金に差は出ますが、ベッドサイズも部屋選びのポイントに加えましょう。

1人でツインやダブルに宿泊は可能?

道路に座る女性
Photo byloilamtan

ツインルームやダブルルームは2人で宿泊すると思われがち。しかし1人で宿泊することは可能です。シングルルームでは圧迫感を感じる、せっかく泊まるなら広い部屋を希望するなどあるでしょう。そういうときは、料金は高くなりますがツインルームやダブルルームがピッタリです。2人向けの部屋だからといって、1人で泊まれないことはありません。

ツインとダブル料金の違いは?

お金GS
Photo bystevepb

2人が宿泊するのは同じなのに、ツインルームとダブルルームでは価格が違います。部屋を選ぶ際は、一緒の泊まる人との関係性や、ツインかダブルかという部分に目がいきがち。そのためツインとダブルの価格の差には気がつきづらいのです。

ツインルームの方が高め

ツインルーム
Photo by GorillaSushi

ツインルームとダブルルームの比較として、ベッド数以外の差でいうと価格設定に差があります。比較的、ツインルームの方が価格を高く設定しており、部屋のサイズに関してもダブルルームよりも広い場合がほとんどです。しかしダブルルームでも、クイーンサイズベッドやキングサイズベッドが設置してある場合などは、ダブルルームのほうが高くなることもあります。ツインルームやダブルルームの値段の違いは、ベッドのサイズの差にもよるといえるでしょう。

1室あたりか一人あたりかチェック

ベッドに座る女性
Photo byAllClear55

海外のホテルは1室あたりの金額を提示していますが、日本では多くが部屋ではなく「人」の人数が部屋金額単位になっています。グローバル化が進む中、外資系のホテルなどは部屋単位の価格に変更しているところもありますが、国内のホテルをはじめ旅館は「人」単位と思っていてください。

ツインとダブルの違いを知って上手に使い分けよう

ダブルルーム
Photo by www.hickey-fry.com

ホテルにおいて、ツインルームとダブルールームの大きな違いはベッドの数だということがわかりました。またツインもダブルもベッドの種類があり、価格に差があることも判明しています。ツインルーム・ダブルルームの予約は、「誰と」「どういう目的」で泊まるのかということを考えてください。快適な宿泊をすることで、素敵な旅行となることでしょう。

ことら
ライター

ことら

旅行大好き!国内は40県仕事含め訪れ、海外も北米・アジア・ヨーロッパなどを旅しています。特に香港は年に数度行くほど大好きな土地です。皆様の旅行が素敵なものになるようお手伝いします!

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