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コウガイビルってどんな生き物?
コウガイビルとは湿った場所に生息する細長いナメクジのような生き物で、半月状の頭部が特徴です。畑や森、水辺などはもちろん、住宅街の公園でも見かけることのあるコウガイビルはどのような生き物なのでしょうか?コウガイビルの特徴や見た目、大きさなどについてご紹介します。
コウガイビルはヒルではない
コウガイビルは名前に「ヒル」が含まれていますが、ヒル科に属する生物ではありません。コウガイビルは扁形動物、ヒルは環形動物と呼ばれる全く別の動物であり、コウガイビルとヒルは大きさや生態などさまざまな異なる特徴を持ちます。
コウガイビルの名前の由来
コウガイビルは漢字で「笄蛭」と書きます。「笄」とは昔の女性の髪飾りの一種で、コウガイビルの特徴である半月状の頭部の形状が笄と似ていることから名付けられました。コウガイと言うと「公害」を思い浮かべますが、コウガイビルには人体への害はありませんのでご安心ください。
コウガイビルの見た目や大きさ
コウガイビルの見た目は扇状の頭部が特徴で、大きさは体長が数十センチメートルから大きいものは1メートルを超えるものまでさまざまな種類が存在します。ですが大きさに関係なく、共通して厚みも幅も数ミリメートルであり平たくて細長い体をしています。
体の色は、茶色、黒、黄色などさまざまです。見かけたときは、大きさと不気味な見た目に驚かないよう気をつけてください。