目次 [表示]
- エキストラベッドの用途
- エキストラベッドの4つの種類
- エキストラベッド種類①:可搬式ベッド
- エキストラベッド種類②:ソファベッド
- エキストラベッド種類③:ウォールベッド
- エキストラベッド種類④:ベビーベッド
- エキストラベッドの使い方
- エキストラベッドのサイズの違いによる寝心地
- エキストラベッドのサイズ
- エキストラベッドの寝心地
- エキストラベッドの追加料金
- エキストラベッドの予約方法
- 予約方法①:ホテル公式サイトや当日直接予約の場合
- 予約方法②:旅行会社などで予約をしている場合
- エキストラベッド利用で注意したい6つのポイント
- 1:手配が有料になるケース
- 2:数に限りがある
- 3:エキストラベッドを入れた後の部屋の広さ
- 4:スーツケースなどの旅行荷物の存在
- 5:備え付けベッドと大きさが異なるケース
- 6:部屋に搬入できる数の制限がある
- エキストラベッドを使いこなして快適な旅をしよう!
エキストラベッドの用途
その名のとおり、部屋に追加で用意するベッドのことをエキストラベッドと呼びます。一言でエキストラベッドと言っても、実はさまざまな種類が存在するのです。具体的なベッドの種類やその使い方・寝心地・予約時の料金や注意事項まで詳しくご紹介します。
エキストラベッドの4つの種類
エキストラベッドには大きく分けて4種類があります。キャスター付きの可搬式タイプ・ソファベッドタイプ・収納式タイプ・子供用です。意外にも多くの種類が存在するエキストラベッドについてそれぞれ解説いたします。
エキストラベッド種類①:可搬式ベッド
エキストラベッドの多くは"可搬式"のベッドタイプであり、キャスター付きで移動できます。キャスター(ローラー)付いているため海外のホテルでは"Rollaway Bed"(ローラーウェイベッド)と呼ばれることもあり、一般的に最も多いのがこのタイプです。
エキストラベッド種類②:ソファベッド
可搬式のエキストラベッド以外にも、元々部屋に備え付けられているソファがエキストラベッドとして機能する"ソファベッド"形式もあります。ホテルによっては、通常はソファとして部屋に設置されているものを必要時に展開して使用するのです。
エキストラベッド種類③:ウォールベッド
海外の宿泊施設の中には、"ウォールベッド"(プルダウンベッド)と呼ばれる壁に収納するタイプのエキストラベッドもあります。普段は壁に収納されているので、必要な時だけ引き出して設置し使用するのです。不要な時は収納できるので、部屋のスペースを確保できる機能性タイプといえるでしょう。
エキストラベッド種類④:ベビーベッド
エキストラベッドの中には、子供・赤ちゃん用も存在します。欧米圏では"Baby Cot"(ベビーコット)とも呼ばれており、主に可搬式で柵のある作りが多いです。
宿泊施設によっては無料で手配可能な場合もありますし、小さな赤ちゃんが同室にいる場合、同じベッドで寝ている時に落下しないか心配という保護者の方も安心できます。
エキストラベッドの使い方
そんなさまざまな種類があるエキストラベッドですが、どんな時に使うのでしょうか。例えば2人部屋を大人3名の人数で使用したい時などに役立ちます。ツインルームにエキストラベッドを搬入することで、大人1人につき1台ずつのベッドが確保できるため、より快適な滞在が可能です。
小さな子供連れの家族旅行の際も、エキストラベッドを入れることで滞在の快適性・安全性を高められます。
エキストラベッドのサイズの違いによる寝心地
実際に使うものとなると、エキストラベッドのサイズや寝心地も気になるポイントです。「普通のベッドと同じように使えるのか?」「かなり小さくて不便なのでは?」などが疑問点として挙がるでしょう。もちろん宿泊施設によっても異なりますが、エキストラベッドの平均的なサイズ感などをお伝えしていきます。
エキストラベッドのサイズ
エキストラベッドのサイズはホテルによって異なりますが、通常はシングルベッドサイズである場合が多いです。あくまで簡易用ベッドなので、備え付けのベッドと比べると少し小さめで高さも異なることがあります。中でも、ソファベッド形式のものはさらに簡易的な作りであることが多いため、通常のものより小さめです。
エキストラベッドの寝心地
エキストラベッドは通常の備え付けベッドよりも小さめの場合が多いものの、子供はもちろん平均的な大人が1名寝る分には十分なサイズに作られています。複数人での部屋利用の際などには、ランクは下がるものの1つのベッドを2人で使うよりは旅の疲れが取れるでしょう。
エキストラベッドの追加料金
エキストラベッドの手配を希望する場合は無料なのか、有料なのか、料金のことで確認したいこともあるでしょう。追加料金や予約方法は予約元によって異なりますが、多くの場合は有料です。
エキストラベッドはあくまでも追加ベッドであり、常設されているタイプを除き、数に限りがあります。追加料金に関しては、ベッドタイプなどによっても異なるので宿泊先に問い合わせが必要です。
エキストラベッドの予約方法
エキストラベッドを予約する際は、宿泊施設公式サイトでの直接予約をしている場合を除き、予約元の旅行会社やサイトを通じて問い合わせをすることをおすすめします。当日の手配トラブルを避けるためにも、予約方法に合わせた手配方法を取っていきましょう。
予約方法①:ホテル公式サイトや当日直接予約の場合
公式サイトからの直接部屋予約をしている場合や宿泊施設の受付などで当日直接予約をした場合は、エキストラベッドを手配してほしい希望を宿泊先へ直接伝えましょう。予約する際には、追加料金や支払い方法も一緒に事前確認しておくことも大切です。
予約方法②:旅行会社などで予約をしている場合
旅行会社や公式サイト以外の予約元を通じて予約している場合は、予約元にエキストラベッド手配の希望を早めに伝えましょう。特に海外のホテルなどでは確保可否が当日回答になるところもあるので要注意ですが、早目に希望することで確保できる可能性が高まります。
エキストラベッド利用で注意したい6つのポイント
そんな役立つエキストラベッドですが、手配をする際にはいくつか理解しておくべき注意事項があります。快適にエキストラベッドを使いこなすためにも、基本的な注意事項を頭に入れてトラブル防止にも役立てましょう。
1:手配が有料になるケース
エキストラベッドの在庫には限りがある場合が多いので、無料提供するホテルは少なく、多くの場合は有料手配が必要です。元々部屋に備え付けのタイプや子供用であれば無料の場合もありますが、主に可搬式のタイプの多くは有料となっています。
チェックイン後のトラブルにならないように、しっかりと料金の事前確認をしておきましょう。
2:数に限りがある
元々部屋に備え付けられているソファベッドやウォールベッドなどを除き、エキストラベッド台数には限りがあります。宿泊施設によっては、当日の在庫状況次第でしか手配を受け付けないところも多く存在するので、早めに手配希望の旨を伝えておくことは大切です。
3:エキストラベッドを入れた後の部屋の広さ
エキストラベッドを使用するということは、元々想定されている人数以上で部屋を使うことになります。簡易用ベッドとはいえ、平均的にシングルベッド1台分の大きさが部屋に入るため部屋は手狭になることが多いので、部屋の広さも考慮しておきましょう。
4:スーツケースなどの旅行荷物の存在
エキストラベッドを利用する場合に意外と忘れてはならないのが、スーツケースなどの旅行用荷物の存在です。特に長期の旅行や遠方への旅行では、大きなスーツケースを用意することが多いのではないでしょうか。
「エキストラベッドが入った状態で、全員分の荷ほどきなども無理なく行えるか」という点は考慮しておきたいポイントの一つです。
5:備え付けベッドと大きさが異なるケース
エキストラベッドのほとんどは、平均的な体格の大人が寝られるように設計されているものが多いです。しかし、あくまで簡易用ベッドなので、元々備え付けのベッドと比べ幅や高さはコンパクトになります。特に男性のグループ旅行では窮屈に感じる場合もあるので考慮しておきましょう。
6:部屋に搬入できる数の制限がある
基本的にホテルなどの宿泊施設には「消防法」という法律が存在しており、安全性確保のために1部屋の最大収容人数が予め決まっています。この関係でもエキストラベッドの搬入できる数が変わってくるので、不明な場合は事前に問い合わせが必要です。
エキストラベッドを使いこなして快適な旅をしよう!
エキストラベッドにはさまざまな種類や意外に見落としがちな注意事項が存在することがわかりました。グループ旅行や家族旅行などにおいて、より快適・お得に旅するためにもこれらのポイントをよく知って、エキストラベッドを賢く利用していきましょう。
エキストラベッドって意外に奥が深いんだなあ...。お得に旅行するためにも、これからはどんどん有効活用していこうっと!
エキストラベッドって、海外旅行などでよく耳にするけど具体的にどんなものなんだろう?