空港の手荷物検査の注意点を解説!引っかかるものは何がある?

空港の手荷物検査の注意点を解説!引っかかるものは何がある?

空港の手荷物検査は、飛行機搭乗前の限られた時間で通過しないといけません。検査をスムーズに通過するために知っておきたい、手荷物検査の流れ・持ち込み禁止荷物・引っかかりやすいものを解説します。空港の手荷物検査のよくある不安にも回答するので参考にしてください。

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空港の手荷物検査とは?

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手荷物検査は、飛行機に搭乗する前に保安検査場で行われます。手荷物のX線検査と、人間が通る金属探知ゲートで、厳密にチェックが行なわれます。

保安検査場で行われる手荷物検査では何がチェックされているのか、どのような荷物が引っかかりやすいのか、保安検査の注意点をわかりやすく解説します。

空港の手荷物検査の流れは?

出典:イラストAC

空港の保安検査をスムーズに通過するために、空港に到着してから予約した飛行機内に搭乗するまでの流れを確認しておきましょう。それぞれの場所で、スムーズに通過するために注意が必要なポイントを把握しましょう。

保安検査流れ①:空港到着・チェックイン

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保安検査の流れは空港の到着から始まります。空港に到着したら、まず航空会社のチェックインカウンターでチェックインをしますが、このタイミングで保安検査の場所もチェックしておきましょう。空港では余裕を持って到着したつもりでも、混雑や移動であっという間に時間に余裕がなくなることがあるからです。

保安検査流れ②:受託手荷物預け

スーツケースなどの手荷物を預ける場合は、航空会社のチェックインカウンターで手続きします。このタイミングまでに手荷物と預ける荷物の整理をしておく必要があります。

ライターやモバイルバッテリーなど預け手荷物にできないものは取り出しておき、はさみ・ナイフなど客室内に持ち込みできないものは、預け手荷物に入れるようにしましょう。

保安検査流れ③:保安検査に並ぶ

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時間に余裕を持って保安検査場へ向かい、列に並んでください。最初は1列に並びますが、検査場へ入ると複数の検査員がいるので、分かれて進みます。検査場が混雑していて、搭乗予定の飛行機に間に合わない可能性がある場合は、航空会社のスタッフが声かけをしてくれることもあるので、呼びかけにも注意しましょう。

金属類を取り外す

並んでいる間に、金属探知ゲート通過に備え、身につけているアクセサリーや時計は取り外し、ポケットに入っているコインや鍵もとり出しておきましょう。このあと、トレーにのせるので、まとめてビニール袋などに入れておくと、保安検査通過後もスムーズです。ベルトは直前の取外しでも大丈夫ですが、取外ししやすいよう準備しておきましょう。

制限荷物取り出し準備

スマートフォン・パソコンなどの電子機器・ペットボトル・ライターなど持ち込みに制限のあるものは、かばんから取り出しやすいよう準備しておきましょう。保安検査通前には搭乗券の提示を求められるので、すぐに取り出せるようにしておくことをおすすめします。

保安検査流れ④:トレーに荷物を置く

出典:写真AC

保安検査場に入り機械の前まで来たら、トレーにかばんを載せてください。トレーはいくつ使っても大丈夫ですので、かばん用のトレーの他に、電子機器用のトレー・上着用のトレーなど、必要な個数を手に取りレールの上に並べておきます。

電子機器類をトレーへ

パソコン・タブレット・モバイルバッテリー・ゲーム機器などは、かばんから取り出してトレーへ入れます。スマートフォンもトレーへ入れますが、この段階で搭乗券を提示していない場合はこのあと提示を求められるので、手に持っておきましょう。

金属類をトレーへ

アクセサリーやコインなど身につけた金属類は、貴金属探知機に引っかからないようにするために、トレーへ入れます。あらかじめ取り外して、ビニールなどにまとめていた場合は、かばんの中に入れたままでも大丈夫です。

コート・ブーツをトレーへ

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2019年9月から、コートなどの上着を着たまま金属探知ゲートを通過できなくなりました。上着は脱いでトレーへのせ、X線検査を受けます。安全靴・厚底靴・ブーツ・くるぶしを覆う靴もX線検査が必要です。保安検査場にあるスリッパに履き替え、靴用トレーに靴を置いてください。

保安検査流れ⑤:金属探知機通過

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X線検査が必要な荷物をすべてトレーに載せたら、金属探知ゲートの手前で順番を待ちます。係員から声かけされたら、金属探知ゲートを通り抜けてください。引っかかったときは、ハンドタイプの金属探知機で体のまわりを再検査します。

保安検査流れ⑥:荷物を受け取り

金属探知機を通過したら、X線検査を通過した荷物を受け取り、保安検査の流れは終了です。ただし、検査員が再検査要と判断すると、かばんからその荷物を取り出し、再度X線検査を受けます。通過後に荷物を受け取るスペースは広くないので、忘れ物がないように荷物を受け取り、荷物の整理は後のほうがよいでしょう。

保安検査流れ⑦:搭乗口へ移動

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保安検査を通過したら、搭乗ゲートまで移動し、搭乗開始時間を待ってください。預け手荷物の中にライターやモバイルバッテリーなどの禁止物が入っていた場合、搭乗前に呼び出され、本人立ち会いの元荷物を開けてチェックされます。

空港の手荷物検査の注意点

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空港の手荷物検査で引っかかり、後ろの人に白い目で見られたり、荷物を没収されたりしないようにしたいものです。これだけ押さえておけば、保安検査をスムーズ通過できる4つの注意点をがあります。家を出発する前の準備段階からできることもあるので、ぜひ参考にしてください。

注意点①:時間を守る

保安検査を受ける時間は、航空会社が空港ごとに飛行機出発の何分前までか時間を定めています。保安検査場から搭乗口までの距離に応じて設定されているので、航空券を予約した際に、保安検査の時間もチェックしましょう。

混雑のため予定の飛行機に間に合わないような場合は、優先レールが設けられることもありますが、できるだけ早めに通過することをおすすめします。

注意点②:機内NG荷物は絶対に持ち込まない

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はさみなどの刃物や発火・爆発の恐れのあるものは、飛行機内へ持ち込まないことです。スプレー缶など迷ったときは、航空会社のホームページで持ち込みの可否を確認しましょう。はさみ・ナイフなどは、客室への持ち込みはできませんが、預け手荷物として機内持ち込みできるので、荷造りの際に仕分けておけば安心です。

注意点③:電子機器などは取り出しやすいよう荷造り

機内持ち込み可能であっても、持ち込み制限のある電子機器類・液体・ライターは、かばんから出して個別にチェックします。並んでいるときにかばんから出して準備しますが、荷造の段階から取り出しやすいようにしておくとスムーズです。

注意点④:身につけた金属類は外す

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身につけたアクセサリー、ポケットに入ったコインや鍵は、金属探知機に引っかからないようトレーに取り出します。細かなものが多く、うっかり忘れやすいので、保安検査場に並ぶ前の段階から準備しておくと安心でしょう。

空港手荷物検査で引っかかるものは何がある?

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荷物の中に機内持ち込み禁止荷物が入っていた場合、悪意がなかったとしても、基本的にはその場で没収です。日常的に使用するものでも、機内持ち込みを制限したり、チェックされたりするものもあります。保安検査をスムーズに通過できるよう、NG荷物だけでなく、持ち込み制限のある注意荷物についても解説します。

機内持ち込みできない荷物

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機内持ち込みができない荷物は、凶器となりうる刃物・先のとがったもの・爆発の可能性があるものです。禁止されているものが荷物に入っていた場合、基本的にはその場で没収になります。

ただし、客室に持ち込みできなくても預け手荷物として持ち込みできるもの、反対に預け手荷物にはできなくても客室に持ち込みできるものもあるので、詳しく見ていきましょう。

ナイフやハサミなど凶器となり得るもの

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ナイフやはさみなどの刃物は、凶器として使用される恐れがあるため、機内の客室への持ち込みはできません。携帯裁縫セットの小さなはさみなど、凶器とならないと判断されたものは持ち込みできますが、スムーズに保安検査を通過するには持ち込まない方がよいでしょう。

刃物の持ち込みが禁止されるのは、あくまでも客室内への持ち込みですので、預け手荷物として持ち込むことは可能です。

先のとがったもの・バット類

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先のとがったものや、他人に危害を与える危険があるものは、機内の客室内への持ち込みが禁止されています。具体的には、ゴルフクラブ・バット・アイススケート靴・スキー・登山用ストック・ブーメラン・ヌンチャクなどです。

禁止されているのは飛行機の客室内への持ち込みですので、預け手荷物として持ち込むことは可能です。

発火・爆発の恐れがあるもの

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発火・爆発の恐れがあるとされ、持ち込みが禁止されるものは、カセットコンロ用ガス・殺虫剤・スポーツ用スプレー・漂白剤・ペイント類・ライター燃料・花火などです。ヘアスプレー・制汗スプレー・冷却スプレーは持ち込み可能ですが、持ち込みできる容量に制限があります。

電子機器に使われるリチウムイオン電池は、爆発の恐れがあるものとして持ち込みが制限されてるため注意してください。

手荷物検査で引っかかりやすい持ち込み制限荷物

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スマートフォン・パソコン・タブレットなどの電子機器やライターなどは持ち込みは可能ですが、持ち込み制限があります。手荷物検査で引っかかりやすいのは、持ち込み制限のある荷物をかばんに入れたままX線検査に通してしまうケースです。

これらの荷物は持ち込み可能ではあるものの制限があるため個別にチェックされます。かばんに入れたまま取り出さずトレーに置いたままだと再検査となるので注意してください。

喫煙用ライター

喫煙用ライターは、1人1個まで持ち込み手荷物として機内へ持ち込めます。ただし、ライター用燃料やオイルタンク式ライターは持ち込みできません。ライターは発火・爆発の恐れがあるため、預け手荷物としては不可ですので、スーツケースには入れず、保安検査場ですぐ取り出せるよう準備しておきましょう。

先が鋭利な傘

傘は先がとがっているため、機内への持ち込み可否について問い合わせが多いもののひとつです。搭乗客自身が利用する目的の傘であれば持ち込み可能とされています。ただし、先端が鋭利で凶器になると判断されると持ち込みできない場合もあるため、預け手荷物にするのが無難です。

モバイルバッテリー

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  持ち込み可否
27,027mAh未満
(100Wh未満)
27,027〜43,243mAh
(100Wh〜160Wh以下)
△(2個まで)
43,243mAh超
(160Wh超)
×

モバイルバッテリーは、発火・爆発の恐れがあるリチウム電池が使われているため、預け手荷物にはできません。容量が27,027mAh未満のものは制限なく機内持ち込みできますが、それ以上は制限があるので注意しましょう。

ペットボトル・水筒

国内線であれば、未開封のペットボトルはX線検査のみですが、開封済みや水筒の場合は、専用の検査機でチェックし、検査官がふたを開けてチェックする場合もあります。開封済みのペットボトルや水筒は、かばんから出しておいた方がよいでしょう。

国際線の液体検査

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国際線への液体物持ち込みはさらに厳しく、ペットボトルの持ち込みはできません。国際線ではあらゆる液体物・ジェル・エアゾール類は100ミリリットル以下の容器に入れ、容量1リットル以下・縦横40cm以内のジップロック状のプラスチック袋に入れて検査します。

預け手荷物にする場合も、化粧品やお酒は「1容器あたり0.5リットルまたは0.キログラム以下で、1人2リットルまたは2キログラムまで」がルールです。

金属探知機で引っかかりやすいもの

金属探知機で引っかかりやすいのは、アクセサリーやベルトなどの金属や、ポケットにはいっているコイン・カギです。金属で強化されたワークブーツや、底の厚い靴には、外からは見えなくても金属が入っていてことがあるので、引っかかりやすいです。

こんな時どうしたらいいの?よくある不安に回答

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飛行機に乗るのが初めての方や、久しぶりの方の中には、飛行機搭乗前の保安検査が不安になる方もいるでしょう。保安検査にまつわるよくある不安や疑問について解説します。疑問を解消して、安心して予約した飛行機に搭乗してください。

混雑で予定の飛行機に間に合わない!

混雑しているときは、チェックイン・手荷物預け・保安検査それぞれで20分並ぶと、3つで合計1時間かかってしまいます。そのため余裕をもって家を出たとしても、遅れそうになることもあります。

搭乗時刻が近づくと、航空会社のスタッフが「○時発○○行きご搭乗のお客様」と声かけしてくれることが多いです。専用レールへ誘導されるなど、優先的に検査に進ませてもらえます。

うっかり持ち込み禁止荷物が入っていた!

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かばんの中に、はさみなどの刃物・持ち込み禁止のスプレーが入っていた場合、その場で没収されます。大切な物で没収されたくない場合、自分で郵送や宅配の手続きもできますが、保安検査場をいったん出てからの手続きです。時間に余裕がなければあきらめるしかありません。

金属探知機ゲートで引っかかった!

金属探知機に引っかかると焦ってしまいますが、検査員の指示に従えば大丈夫です。検査員がハンドタイプの金属探知機で怪しいところを検査し、何に反応しているか特定してくれます。ひっかかっても反応した金属を取外し、再度金属探知ゲートを通過するだけでOKです。

空港手荷物検査はポイントを押さえてスムーズに通過!

出典:写真AC

空港の手荷物検査で引っかからないようにするには、持ち込みNGリストを持ち込まないとともに、検査で引っかかりやすい金属類・電子機器・飲み物をかばんから出すのがポイントです。

保安検査場についてから慌てるのではなく、荷造の段階から手荷物検査を意識して準備しておけば、空港の手荷物検査をスムーズに通過できるでしょう。

スマトラ警備
ライター

スマトラ警備

たびの手段は電車とバスと徒歩、たまに船。最近は、岬・神社・古墳と、温泉めぐりがお気に入り。

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