ニューカレドニアの観光スポット②ウベア島
ウベア島は、ニューカレドニアのロイヤルティ島の一つで、ヌメアから国内線で約40分ほどで到着する観光地です。美しい海の見えるムリ橋や神聖なレキンの絶壁などの観光スポットが満載です。「天国に一番近い島」の舞台で、日本の女優が足を運んだことから名前がついた人気のビーチもあります。
ムリ橋
ムリ橋は、ガイドブックにも掲載されているウベア島とムリ島を結んでいます。ホテルパラサイドゥウベアからは徒歩で行きましょう。ムリ橋は、地元の主要道路として使われているので、歩くときは注意してください。
ムリ橋を渡った先では砂浜に降りられます。ムリ橋を下から見たり、一緒に写真を撮ったりと楽しめるスポットです。橋の下は水路で流れが速く、泳ぐのは大変危険です。
橋の上から見る絶景
ウベアの一番の名所と言われるほど、橋の上から見える景色は絶景です。濃い海と薄い海のコントラスト、白い砂浜に心が奪われます。橋の下を見ると泳いでいる魚が見えます。運が良ければカメやエイがが泳いでいますよ。
レキンの絶壁
レキンの絶壁は、サンゴ礁がもりあがった岩場で大きさに圧倒されます。周りの海は、ウベア島では一番美しいと言われていて、濃い緑色が印象的です。白い砂浜をずっと歩くと神秘的な光景から目が離せなくなります。
レキンの絶壁までは徒歩や自転車で行けますが、ホテルからは距離が離れているので、ツアーに参加して案内してもらいましょう。絶壁の真下から絶壁と海が楽しめます。
息をのむ神聖な美しさ
レキンの絶壁ですが地元では「聖地」とされているので、海や崖に立ち入ったり、泳いだりはできません。手前の砂浜でゆっくり景色を楽しんでください。波はムリ橋よりも穏やかで、透明度が高く、息をのむ美しさです。
アナワのブルーホール
小さな青い池のようなアナワのブルーホールですが、下を見ると底が見えない奥深く続いている巨大な穴です。水深が90mほどと言われ、透明度の高い水が満たされています。魚が下に泳いでいく貴重な姿を見られます。
アナワのブルーホールは、底の方で海とつながった不思議な洞窟です。地元の子供がブールのように泳ぐスポットですが、泳いだり、潜ったりしないように注意が必要です。
淡水と海水が混じった青い洞窟
アナウのブルーホールは「青の洞窟」とも呼ばれています。淡水と海水が混じり合い、海とは違った自然な藍色を作り出しています。青の洞窟の奥には「亀の洞窟」があって、海とブルーホールを行き来する亀が見られます。
ニューカレドニアの観光スポット③イル・デ・パン島
イル・デ・パン島は、ヌメアから東に100kmほどに位置し、国内線で約30分で到着します。サン・モーリス記念碑やオルタンス洞窟など、歴史が感じられる観光地です。現地では「海の宝石箱」の意味のクニエと呼ばれています。海で泳いでいると多くの熱帯魚やサンゴを見られます。
サン・モーリス記念碑
サン・モーリス記念碑は、イル・デ・パン島の中心のパオ村にあります。カトリックの宣教師が初めて上陸した場所ということで建立されています。キリストの像が中心に建てられていて、周りを木彫りのオブジェが囲んでいます。
キリスト教と現地の文化が融合していて、歴史が深く感じられます。記念碑の周りには木彫りだけではなく、花などが置かれていて地元の方々から愛されています。
記念碑を守る木彫りのオブジェ
キリストの像の周りには、いろいろな形をした木彫りのオブジェが置かれています。イル・デ・パン島では、木彫りのオブジェは魔除けとして使われています。レストランや空港などにも置かれているので、いろいろな木彫りに会えます。
オルタンスの洞窟
オルタンスの洞窟は、イル・デ・パンの民衆反乱を率いたオルタンス女王が追い詰められて身を隠したという観光地です。正式名称は「ウエムワニ洞窟」と言います。オルタンスの洞窟に入るには、入場料250XFPが必要です。
巨大なシダなどの植物が生えているジャングルを歩いていくと、鍾乳洞のようなオルタンス洞窟に着きます。日本語で書かれている看板もあるので確認してください。
ひんやりした神秘的な洞窟
洞窟に入っていくと昼間でも暗く、ひんやりしています。地上の穴から光が差し込んできて、神秘的な美しさに魅了されます。女性が住んでいたという雰囲気の場所ではありませんが、パワースポットとして人気があります。
カヌメラビーチ
イル・デ・パン島のビーチの中でも、プライベート感が満載のカヌメラビーチです。太陽の光でキラキラ光るブルーの海や白いサラサラの砂浜のコントラストが美しいです。波が穏やかでのんびり過ごせます。
カヌメラビーチの50mほどに大きな岩があり、泳いでいくと多くの熱帯魚が見られるのでおすすめです。カヌメラビーチは岩場が多いので、マリンシューズを持っていくと便利です。
シュノーケルやカヌーで遊ぶのんびりビーチ
カヌメラビーチは、他のビーチとは違って、バナナボートや水上スキーなどのモーター系のアクティビティはないので注意が必要です。波が穏やかな海が広がっているので、シュノーケルやカヌーでのんびり遊びましょう。
出典:photoAC