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ドバイの知っておきたい観光情報をご紹介!治安や物価はどう?

ドバイの知っておきたい観光情報をご紹介!治安や物価はどう?

中東・アラブ首長国連邦のドバイ。世界一の建物や広大な砂漠、ショッピングモールなど見どころが多くあり、毎年多くの観光客が訪れる場所となっています。今回はドバイへ旅行した際のおすすめスポットや治安・物価などの観光情報を、ご紹介していきます。

目次 [表示]

ドバイの観光情報特集!

中東・アラブ首長国連邦の都市のひとつであるドバイ。コンパクトなエリアでありながらも、高層ビル群に広大な砂漠、ショッピングモールなど魅力がたくさんあります。近年、急速に発展し、観光客も増加しており、世界から注目されている海外旅行先のひとつですね。そんな世界から注目されているドバイの魅力と、観光情報を紹介していきます。

Photo byjudithscharnowski

ドバイの基本情報

4月から10月が夏季、11月から3月が冬季で分かれています。夏季は、気温が30~50度、湿度も60~100%と高温多湿で蒸し暑いですね。冬季は、20~30度と温暖でドバイ旅行おすすめのベストシーズンですが、夜は10度前後まで下がるので服装には注意が必要です。日本から毎日、直行便が出ており11時間程度のフライトでドバイに到着できます。直行便で海外へ行けるのは嬉しいですね。

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ドバイ観光旅行をすすめる3つの理由

ここ数十年で急速に発展し、世界一の高さがあるビルや、人口島群が建設されています。近未来都市のような景色が思い浮かぶのではないでしょうか。しかし、一方では、伝統的な建物やイスラム文化を感じることができるなど、さまざまな見どころがある場所です。そんなドバイ観光旅行をすすめる3つの理由を紹介していきます。

Photo bysmarko

1:治安が良く綺麗で清潔な街

中東というと、政情不安定というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。しかし、ドバイは治安が良く綺麗で清潔な街。ドバイ在住の日本人も「安全に過ごせる」といいます。世界経済フォーラムの「旅行・観光競争力レポート2017」の安全部門で、UAEは第2位。日本は26位ですから、ドバイの方が安全ということに驚きですね。

Photo byPexels

2:最先端で発展都市

1971年にUAEが建国され、数十年という短さで急発展しており、数多くの「世界一」や見どころもたくさんあります。2019年現在、世界一高いといわれている「ブルジュ・ハリファ」は有名ですし、2020年のドバイ国際博覧会にむけて、さらに高いビル「ドバイ・クリーク・タワー」を建設中です。2018年に完成した新たな名所「ドバイフレーム」は黄金の巨大な額縁が印象的。周囲に高い建物は無く、ドバイフレームがそびえ立つ景色は圧巻です。

Photo byenjoytheworld

3:リーズナブルな旅行が可能

ドバイといえば、物価が高くお金がかかるという思う人も少なくありません。しかし、リーズナブルな旅行が出来ることも魅力の一つ。アラビアン雑貨などのドバイのお土産を格安で購入できるスーク(市場)は、おすすめ観光スポットです。ただし、観光客には、かなり高い金額を提示してくるので、強気に粘って値切る必要があります。そんな値切る行為も、旅行の楽しみのひとつかもしれませんね。

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ドバイおすすめ観光スポット【10選】

近年、発展の勢いが止まらないドバイ。世界中から注目を浴びていますが、広大な砂漠やショッピングモール、綺麗な海など、有名な場所・人気スポットや多くの観光名所があります。多くの観光客が訪れるドバイの、おすすめ観光スポットを紹介していきます。

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1:バージュ・アル・アラブ

ドバイの象徴ともいえる建物「バージュ・アル・アラブ」。この建物は、アラブの伝統的な船「ダウ船」をイメージして作られており、人口島に造られた312mのタワーホテルです。世界で唯一の「7つ星」といわれており、全室がメゾネットタイプのスィートルームで豪華な造り。1部屋、最低でも1泊15万円からで、高い部屋では1泊250万円という最高級ホテルです。一生に一度は泊まってみたいですね。

Photo bykeerthichn

2:パーム・ジュメイラ・クルーズ

ドバイというと、この人工島を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。宇宙からも見える巨大な人口島である「パーム・ジュメイラ」。ホテルやショッピングモールなどが次々と建設されており、世界中から注目を浴びている観光スポットです。ベッカムやマドンナといった、セレブたちのプライベートビーチ付き邸宅があることでも有名ですね。ここを訪れるのであれば、パーム・ジュメイラを含んだ送迎付きのツアーで、ドバイを観光するのがおすすめです。

3:ドバイ・ファウンテン

ドバイモール内にある巨大な噴水「ドバイ・ファウンテン」。世界最大の噴水で、毎日噴水ショーを開催しており、観光客で賑わう有名な場所のひとつです。噴水ショーは音楽に合わせて、噴水が勢い良く出たり、うねったり、迫力満点。ラスベガスにある「ベラージオ」という有名な噴水がありますが、デザイナーが一緒です。しかし、ドバイのほうが豪華になっていますよ。ドバイで名所となっているドバイ・ファウンテン、何度でも見たい噴水ショーのひとつです。

4:水上タクシー

ドバイ道路交通局が、富裕層やビジネスマン向けに用意した「水上タクシー」という乗り物があります。アトランティスホテルやドバイ・マリーナなどの人気観光地やホテルなどを効率よく移動できるので、地元民だけでなく観光客の足として多くの人が利用しています。ドバイはメトロも充実していますが、日本にはない水上タクシーを利用してみるのも、海外旅行の記念として思い出に残るのではないでしょうか。

Photo by3157171

5:アル・ファヒーデ

ドバイの歴史的建造物を残している地区で、ドバイ博物館がその中心となっている「アル・ファーヒデ」。建物の中には、1700年頃から残るものも多くあり、歴史ファンでなくても、一度は訪れてみたい場所です。夜になるとライトアップもされており、とても綺麗で幻想的な雰囲気です。夕方から夜に博物館を見学し、外に出た時に絶景が待っている!なんて、タイミングを考えながら入場すると、楽しい時間を過ごせるかもしれません。

6:ワイルド・ワディ・ウォーターパーク

ワイルド・ワディ・ウォーターパークは、ほぼ垂直に落ちる時速80kmのウォータースライダーが有名。スリル満点のアトラクションが充実しています。世界で唯一の7つ星といわれている「バージュ・アル・アラブ」を眺めながら水遊びが楽しめるという隠れた名所なので、セレブな気分を味わえるかもしれません。

7:ドバイモール

ドバイのショッピングモールといえば「ドバイモール」です。広大な敷地には、多くのショップやレストランがあります。日本でも馴染みのあるブランドから、海外のハイブランドまで幅広く取り揃えられていて、とにかく広いので、一日では周りきれないかもしれません。ドバイにせっかく来たのだから、ショッピングを楽しもう!という人には、ぜひ行って欲しい場所です。

8:ドバイ水族館

ドバイにある「ドバイ水族館」。ここは世界最大級で、ドバイモール内にある巨大な水族館です。水族館内は、ディズニーアトラクションのようになっていて、アドベンチャー感覚満載。ドバイ水族館には、なんと33.000匹もの水生動物が飼育されており、圧巻です。

水槽トンネルの中は幻想的で、水槽にお腹をくっつけて休んでいたり、普段とは違うサメやエイなどが見れる人気スポットです。一番安いチケットでも4000円近くするので、安いと思うか高いと思うか。一度訪れて判断してみてください。(チケット内容によって値段が変わります)

9:ジュメイラ・モスク

ドバイのジュメイラ地区にあるモスクです。ファーティマ朝時代の様式で建てられたイスラム教の礼拝堂で、約1.200人が同時に礼拝出来るという大きさ。1979年に完成したドバイで最も美しいモスクのひとつといわれている名所です。

ドバイのモスクの中で唯一異教徒も受け入れているので、観光客も内部を見学することが出来ます。モスク内部の見学はツアー形式のみですが、ツアーは金曜日以外、毎日開催されており、内部見学だけでなくイスラム教の礼拝の仕方やラマダンについてなども説明してくれるのでおすすめです。

10:ブリュジュ・ハリファ

ドバイは屈指の観光都市ですが、中でも世界一を誇る超高層ビル「ブリュジュ・ハリファ」は見逃すことが出来ない観光名所です。その高さは828m。東京にあるスカイツリーで634mですから、実際に目の前にしたら言葉が出ないかもしれません。ドバイで一番ともいえる有名なスポットです。

圧倒的な存在感で建っているブリュジュ・ハリファ。見どころは何といっても124階(452m)まで一気に上がった展望台でしょう。砂漠の中に現れた近未来都市。そんな言葉が似合う景色が広がっています。現在進行形で発展しているドバイなので、訪れる度に新しい顔を見せてくれるのではないでしょうか。

ドバイ旅行で気をつけたいトラブル【4選】

ドバイは、日本から11時間程のフライトで到着することが出来ます。日本人には人気の観光地のひとつとなっており、魅力的な名所・有名な場所がたくさんあります。まだまだ発展している最中で、レジャー施設もどんどん生まれ、豪華で煌びやかなセレブというイメージがぴったりかもしれませんね。ドバイは比較的治安が良いとされていますが、旅行にトラブルはつきものです。ドバイで気をつけたいトラブルを紹介していきます。

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1:痴漢などの性犯罪に注意が必要!

都市ドバイは、中東・アラブ首長国連邦ですが、イスラム教の国です。性犯罪に対する罰則は厳しいものですが、それでも犯罪が報告されているのも事実。比較的宗教的な拘束は緩いとされていますが、普段から女性と縁の遠い生活をしている男性からすると、女性観光客の薄着は気になるようです。

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明らかに不快感を抱いた場合は、毅然とした態度で対応することが大切です。また、暑いと薄着になることが多いですが、日本において大丈夫な服装であっても、その国の文化を理解した上で服装に気を配る必要があります。

2:置引やスリ

日本ではスーツケースを置いて離れても大丈夫かもしれませんが、海外では一瞬で持っていかれます。見どころがたくさんあるので、つい荷物を手から離して写真を撮ったりしてしまいますが、旅行中は必ず荷物から手を離さないようにしましょう。

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ドバイは豊かな国というイメージがあり、物価も高め。さらに、海外旅行で、金銭トラブルはつきものです。人込みではスリも多発しているといわれています。トラブルに巻き込まれた際は、早めに現地の日本領事館にコンタクトを取り相談しましょう。日本人は比較的、不用意に荷物から目を離しがちなので注意が必要です。

3:ドバイ特有の犯罪規定

海外旅行なので、日本とは法律が異なるのは当たり前ですが、旅行中の観光客が意図せずに犯罪者になってしまう場合があるので注意が必要です。また、ドバイには特有の犯罪規定があるので、さらに注意が必要です。ドバイではドバイ王族批判や自殺未遂、女装や婚姻関係のない男女の性的関係等も犯罪とみなされますので、気をつけましょう。

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ドバイでは公共の場での飲酒は禁止されています。街中やビーチなど公共の場でアルコールを飲んだ場合は、逮捕されることもあるので注意が必要です。公共の場でキスをするなどは、もってのほか。逮捕されても言い訳できません、その国の文化・法律を理解して旅行を楽しむようにしましょう。

4:ぼったくり!勘違い

海外旅行というのは、国内に比べ神経質になりやすいもの。神経質になりすぎて、大げさにしてしまうケースもあるようです。ドバイのタクシーは料金も安く、観光客にとって便利な交通手段のひとつですが、遠回りして高い料金を請求されたり、お釣りをくれないということがあります。

Photo bydeepanker70

ドバイは外国人労働者が大多数を占めていて、道を間違えてしまうケースも少なくないようです。「まさか、ぼったくり?」と思うのも仕方ないのかもしれません。地図アプリで確かめながら進む、地図上のルートをマーキングして発車前に渡すなどの対策は有効です。

ドバイ観光情報:治安・物価

中東圏・イスラム圏と聞くと、日本人からすれば「怖い」というイメージはあるのではないでしょうか。海外旅行で夜の独り歩きは避けたほうが良いというのは常識ですが、週末になると遅くまでモールが営業していたり家族連れで買い物していたりと、比較的ドバイの夜は安心です。そんなドバイの治安や物価など、基本情報を紹介します。

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1:ドバイの治安状況

ドバイは、比較的治安が良いとされています。外務省から発表されている最新情報によれば、危険情報及び感染症危険情報は出ていません。イスラム教徒が多い国なので、お酒を提供している飲酒店は少なく、日本のように街に酔っぱらって寝ているなんていませんし、パチンコやカジノといったギャンブルも禁じられているので、そういういった面でも治安が良いといえるでしょう。週末になると夜遅くまで家族連れで食事していたり、買い物で多くの人が出歩いています。

Photo byOlgaozik

夜10時すぎにモールで子供たちが遊んでいたりするのも、治安が良いから出来ることかもしれません。もちろん女性の一人歩きなど注意が必要ではありますが、海外旅行では気を付けるべきことであり、ドバイだから気を付けるというのは、宗教的なこと・ドバイならではの規定の沿った旅行をする必要があることでしょう。旅行する前には「外務省海外安全ホームページ」で治安などの確認をしていきましょう。

外務省 海外安全ホームページ
海外に渡航・滞在される方々が自分自身で安全を確保していただくための参考情報を公開しております。

2:ドバイの物価

豪華で煌びやかなイメージのあるドバイ。観光業は重要な産業なので、金額が高くなるのはしかたないのかもしれません。ハイシーズンだとビジネスホテルで1泊1~3万、ラグジュアリーホテルなら4~15万。基本的に飲酒が出来ないので、観光客向けにホテルのバーで出すビールは、1杯1200円と世界一高い飲みものです。

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ランチは3,000円前後、ディナーも6,000円前後はかかります。見どころがたくさんありますが、「ドバイ水族館」のチケットは安くて4,000円前後と、観光するにも出費はかさみます。お金を払えばそれだけの価値のサービスが受けられるという、ある意味で富裕層への配慮が行き届いているともいえますね。

3:ドバイの交通機関

ドバイ市民にとってタクシーは交通手段なので、タクシーの初乗りが360円、ドバイ空港から市内までタクシーで約3,000円前後、メトロ片道120~130円と移動費は比較的リーズナブルな値段です。物価の値段は高いのですが、ミネラルウォーターは500ミリリットルのペットボトルが約60円と日本より安く手に入ります。暑いドバイを旅行するには、欠かせないものなので嬉しい値段ですね。

Photo byOlgaozik

まとめ:ドバイの知っておきたい観光情報

目覚ましい発展をし続けているドバイ。治安が良く、リーズナブルからラグジュアリーまで、様々なスタイルの滞在が楽しめます。見どころもたくさんあり、歴史的建物から最新アクティビティまで幅広く名所をまわると、時間が足りないかもしれません。治安は良い場所が多いのですが、日本とは異なる文化があり、厳しいルールを理解して現地のマナーを守って旅行を楽しむ必要があります。

Photo bymonikawl999

遊び疲れてつい眠ってしまうなんてことは日本ではありがちですが、メトロでは居眠り禁止・飲食禁止になっていますので、注意してください。次の海外旅行先に優雅で見どころいっぱいの煌びやかなドバイ・圧倒的なスケールの発展都市を体験してみてはいかがでしょうか。

aya
ライター

aya

普段は看護師として働いています。日々仕事に追われていますが、沖縄などの綺麗な海を眺めながら過ごせたら、どんなに幸せか!と考えています。

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