台湾でこれだけは食べておきたいおすすめグルメ24選！人気の名物をご紹介！

台湾のおいしい食べ物と言われて、あなたは何を思い浮かべるでしょうか？小籠包にマンゴーかき氷、夜市での食べ歩きなど、台湾はおいしいものであふれています！台湾グルメの特徴は、その種類の豊富さです。麺もあればご飯ものもあり、スープもあれば点心も。デザートも飲み物も豊富で、旅行中何度「胃袋が足りない！」と思ったことか。ここでは、台湾の美食の数々を食べる時間帯ごとに紹介します。

台湾の朝ごはんの定番と言えば、豆漿です。豆漿とは、日本でいう豆乳のこと。豆乳が苦手な人もいるかと思いますが、台湾の豆漿はなぜか豆臭さも気にならず、おいしいです。台湾には有名な豆漿のお店が多くありますが、台北でいつも人気なのは「阜杭豆漿」。朝5時半から営業しているので、観光の前に胃に優しい豆漿を食べて有意義な1日をスタートできます。

日本人にも馴染みのあるお粥。しかし、台湾のお粥はスープにしっかり味がついているので食べ応えがあります。サツマイモや鶏肉、ピータンや野菜の入った具沢山のお粥まで種類も豊富です。お粥を専門にしているお店は、たいてい早朝にオープンして昼過ぎには閉まる店も多いので、早起きをして向かいましょう。台湾っ子は、朝ごはんを外で食べる人が多いので、人気店は座れないくらい混み合っています。

ちまきが有名なのは、台湾の南部の方。特に台南では、ちまきの有名店が多くあります。台湾のちまきの特徴は、具沢山であることと、もち米に絶品出汁でしっかり味がついていること。具が多いので、見た目も大きく食べ応えがあります。熱々蒸かしたてのちまきは、包まれていた月桃葉の香りもふんわりと漂い、なんとも言えない美味しさ。グルメの街台南では絶対に食べたい一品です。

麺文化が根付く台湾ですが、ワンタンもとってもおいしいです。朝ごはんにぴったりなのは、ワンタンスープ。特に冬の朝には、熱々のスープとモチモチのワンタンが体を温めてくれます。あっさり食べたい場合は、シンプルなワンタンスープで。しっかり食べたい時は、麺やそぼろ肉をトッピングすると良いです。中の具もしっかり詰まっているので、食べ応えもあります。

台湾の定番グルメといえば、小籠包！これは台湾旅行では欠かせない一品です。特に台北では有名なお店がいくつもあります。微妙に店ごとに味が違うので、いくつかの店をまわって食べ比べてもいいですね。定番のノーマルな小籠包はもちろんのこと、店ごとにその店オリジナルの小籠包もあるのでぜひトライしてみましょう。ヘチマや蟹味噌、ウーロン茶やホタテなど、どれも本当においしいですよ。

ランチでガッツリとエネルギーチャージをしたい人におすすめなのが、台湾の定番麺料理である牛肉麺です。じっくりと煮込まれた牛肉入りの麺は食べ応え満点。有名店は昼時には行列ができるほどです。シンプルな牛肉麺から、辛味がついたものやトマト入りのものなど、その種類も豊富。汁なし牛肉麺や炸醤麺（ジャージャー麺）もおいしいです。午後からの観光に備えてお腹いっぱい食べちゃいましょう！

台南の定番麺料理といえば、担仔麺です。担仔麺とは海老や貝柱などから出汁をとったスープに、しっかりと味が付けられたそぼろ肉、ニンニクに海老がのった麺のこと。担仔麺で有名な「度小月」は、台北でもいくつか支店を出しているので気軽に食べることができます。割と小ぶりなので、観光の合間に小腹が減ったときにもぴったりな大きさ。1度食べるとやみつきになってしまうほどおいしい麺です。

台湾のご飯ものの定番といえば、魯肉飯です。有名店も数多くあり、どの店も観光客でにぎわっています。魯肉飯は、長時間煮込まれた豚肉のそぼろをホカホカのご飯の上にかけた食べ物。白米を愛する日本人の口にも合う料理として有名です。八角の香りが口いっぱいに広がるたびに、「あぁ台湾に来たなぁ」と感じさせる味となっています。どこの店も小ぶりなので、ぜひその店のおかずメニューも一緒に頼んでみましょう。

冬はもちろん、真夏でも大人気なのが火鍋です。鍋料理全体のことを火鍋というので、バリエーションも豊か。定番の白菜の酢漬け鍋から激辛鍋、漢方系から豚骨スープまで、自分好みの鍋を思う存分楽しみましょう。最近では一人でも楽しめる一人鍋の店やワインに合う火鍋を味わえる店など、個性的なお店も増えています。旅行する人数や好みに合わせたお店を探すと良いです。

ベジタリアンの多い台湾だからこそ、日本には少ない菜食料理のレストランも多くあります。脂っこい料理やお肉や香辛料をたっぷり使った料理が続いて胃がお疲れの時には、ぜひ野菜をたっぷり使った菜食料理レストランに足を運んでみましょう。台湾には日本のように豆腐や野菜を使った食べ物も多いので、菜食レストランでも美味しく食べられる料理が多いです。特に湯葉揚げは絶品です。

台湾で有名なおかずの一つが、牡蠣オムレツです。特に屋台や夜市で牡蠣の殻が見えたら、牡蠣オムレツのお店と思って間違いないでしょう。牡蠣は少し心配という人もいるかもしれませんが、牡蠣オムレツは牡蠣にきちんと火が通っているので安心。片栗粉でとじたプルプルとした食感のオムレツに甘めのタレがたっぷりかかっており、おいしいです。お酒のつまみにもぴったりの味です。

台湾には人気の夜市が数多くあります。台湾旅行での夜ご飯は、観光も兼ねて夜市で済ませる人も多いです。台北では、食べ物の屋台が豊富な士林夜市や中心街に近い寧夏夜市などが人気。また台南では、木曜土曜日曜限定の花園夜市が有名です。屋台の数は400を超え、小吃をはじめ、衣類や雑貨、ゲームコーナーなどの娯楽も楽しめる夜市となっています。いろいろな夜市に足を運んで、その夜市ごとの人気の食べ物を楽しむのもいいですね。

台湾に行ったら絶対に食べたいデザートは、マンゴーかき氷という人は多いのではないでしょうか。今やそれほど台湾旅行の定番となっているマンゴーかき氷。夏が旬のマンゴーですが、一年中おいしいマンゴーかき氷を食べられる店も増えています。種類も豊富な台湾マンゴーの甘さは、観光で歩き疲れた体に染み渡る美味しさ。果汁を凍らせた濃厚な味わいの氷から、淡雪のような繊細の食感のミルクかき氷まで多彩なメニューが揃います。

気候が温暖な台湾は、一年中果物を楽しめる果物パラダイス。旬の果物を使った、新鮮フルーツデザートも人気です。台湾果物の中には、シャカトウやレンブなど日本では見ない果物も多くあります。最近では「〜水果店」や「〜百果園」などの果物店で食べられる新鮮フルーツデザートが人気。贅沢にもメロンを半分使ったデザートや、イチゴをふんだんに使ったデザートが有名です。訪れる季節の旬の果物をチェックしてみましょう。

台湾の伝統的デザートと言えば、豆花です。豆花とは、大豆から作る豆腐のようなデザートのこと。季節によって冷たく食べたり、温かくして食べたりします。豆花自体には甘みはないので、黒糖シロップやピーナッツソース、フルーツなどのトッピングで甘みをつけて食べるのが定番。お店によって、豆花ののどごしも微妙に違うのも面白いです。観光で疲れた体にぴったりの、優しい甘さが人気のデザートです。

夜市での定番デザートが、麻糬。見た目の通り、お餅です。でも、ただのお餅と侮ることなかれ。食べてびっくり衝撃の、プルプルもちもち食感が癖になります。台湾のお餅も、日本と同じように甘みのあるゴマやピーナッツと合わせて食べることが多いです。大人も子どもも大好きな味。台北では寧夏夜市や華西街観光夜市で、行列ができる麻糬の人気店があります。

観光の途中でちょっと小腹が空いた時に食べられるサイズの食べ物が、小吃。台湾にはおいしい小吃のお店がたくさんあります。冬に台湾旅行に行った際に食べてほしいのが、麺線。麺線とは、日本のそうめんのような細い麺で、鰹出汁がしっかり効いたスープにホルモンがゴロゴロ入った食べ応えのある小吃です。特に台北に多くある「阿宗麺線」は、メニューは麺線のみの大人気店。熱々の麺線で体を温めましょう。

台湾には肉まんや餃子、小龍包など粉物のおいしい食べ物が多くありますが、中でも絶品なのが胡椒餅です。中に入っている肉あんにピリッと黒胡椒がきいている胡椒餅。本場のお店はその肉あんを小麦粉で包んだら、窯の内側に張り付けて焼きます。そのため、皮はカリッと香ばしく、中はふんわりとした食感に。思ったよりも胡椒が効いているので、飲み物は必須です。

割包は、甘辛に味付けされた豚肉が蒸しパンにサンドされた台湾の定番小吃。台湾に多数ある粉物の中でも、日本人からの人気が高い一品です。中に挟まれている豚肉は、日本では角煮としても馴染みの深い味。台湾っぽく八角が存分に効いていています。また、豚の角煮と一緒に高菜やピーナッツの粉、パクチーも一緒に挟まれており、日本人の好きそうな絶妙な味。食べ歩きにもぴったりな食べ物です。

台湾には小麦粉で包んだ肉まんのような小吃が種類豊富にあります。ただ日本と違うのは、その中身には野菜が多いこと。ニラまんやかぼちゃまん、雪菜まんや大根まんなど、中にびっしりと野菜が入ったものが多いです。有名なのは光復市場近くにある「光復市場素食包子」。朝早くから、店員が手作りで作る野菜まんが人気。ただし、昼過ぎにはお店が閉まるので、早起きして向かいましょう。

台湾グルメとして、台湾ドリンクもぜひ紹介させてください！まずは外せないのがタピオカミルクティーです。日本でも大ブームを巻き起こしていますが、本場の台湾には歩くごとにドリンクスタンドが現れます。観光しながら飲み歩くタピオカミルクティーホルダーも売られているほど。台湾のドリンクスタンドは、氷の量、甘さが選べるところが多いので、自分好みにオーダーできるのも嬉しいですね。

漢方のお店も多い台湾では、薬草や漢方を専門にしたドリンクスタンドも見られます。「苦茶」や「薬草茶」などの字を見たら、ぜひチャレンジしてみましょう。一時は日本のテレビ番組で罰ゲームとして有名になったような飲み物ですが、体にはとても良い効果があります。冷え性、お酒好きなど、自分の体に合った漢方ドリンクを教えてくれるお店も多いです。アロエやレモンなどを選ぶと、飲みやすい味になります。

台湾は旬のおいしい果物が豊富にそろう国なので、ぜひフレッシュフルーツジュースも飲んでみましょう。街角にあるドリンクスタンドには、おいしいフルーツドリンクの店も多くあります。人気なのはやはりマンゴージュースやベリージュース。パパイヤミルクやグアバジュースも、現地の人に人気です。中には人参や根菜類、ゴマやクルミなどの健康食材を使ったドリンクも。特に夏には冷たいフレッシュジュースが体中に染み渡ります。

台湾の飲み物と言えば、台湾茶。お土産に買って帰る人も多いですが、ぜひ一度は台湾茶のお店で本場の味を嗜みましょう。日本人が多く観光に訪れるエリアなら、台湾茶の種類についての説明が日本語で書かれているお店も多いです。また、台湾茶の淹れ方は特徴があり、その作法を見ているだけでも心洗われる気分に。おいしいと思ったお茶は買って帰ることもできます。本場のお茶を本場の作法で味わってみましょう。

いかがだったでしょうか。まだまだ紹介しきれないくらい、多くのおいしい食べ物で溢れた国、台湾。その地方ごとにも食べ物に特色があります。台湾に行くのが初めてだったり、観光を兼ねて台湾料理を楽しみたかったりするなら、まずは台北へ。台湾リピーターは美食の古都、台南もおすすめです。台湾茶が好きな人は、阿里山など台中を訪れてみましょう。台湾は行けば行くほど、その味に虜になるはずです。