台湾旅行で覚えておくと便利な言葉42選!
日本から近く食べ物が美味しい台湾は、日本人に人気の渡航先です。日本人が多く集まる観光地などでは日本語で対応してもらえることもありますが、それ以外の場所ではほぼ通じません。また、若い世代で英語を話す人がいるとはいえ、それほど多いわけではないのです。台湾人は親切な人が多いので、現地語で会話ができなくてもものすごく困るということはありませんが、どうせなら簡単な挨拶やフレーズだけでも覚えて旅行をより楽しみませんか?今回は台湾旅行でよく使う便利な言葉をご紹介したいと思います!
台湾の公用語は?
台湾では何語が話されているのか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。台湾には主に南部の地域の人が使う「台湾語」や、客家人が使う「客家語」など多数の言語が存在しますが、公用語は「中国語」になります。台湾ではこれを「國語(グオユー)」と呼んだり「中文(ジョンウェン)」と呼んだりしますが、中国大陸で話される普通語、つまりは北京語とほぼ同じです。ただし漢字表記は中国大陸が簡体字であるのに対し、台湾では繁体字が使われています。
台湾旅行で覚えておくと便利な言葉:挨拶やよく使うフレーズ12選
簡単な挨拶
- おはよう
- こんにちは
- おやすみなさい
- さようなら
- ありがとう
- すみません
- ごめんなさい
挨拶は会話の基本なので覚えておくといいでしょう。「こんばんは」に相当する中国語は「午安(ウーアン」ですが、ほぼ使われておらず、夜であっても「你好」と挨拶をします。「さようなら」の挨拶は「拜拜(バイバイ)」を使う人も多く、目上の人に対して用いても失礼ではありません。「對不起」は「不好意思」よりも重たいニュアンス。人に軽く当たってしまった場合は「不好意思」、思いっきり足を踏んでしまった場合は「對不起」というように使い分けましょう。また、「ちょっとすみません」と声を掛ける場合にも「不好意思」を使います。
よく使うフレーズ
- はい/いいえ
- (何と言っているか)分かりません
- もう少しゆっくり話してください
- 日本語の分かる人はいますか?
- トイレはどこですか?
「請問」は「お尋ねしますが」という意味で何かを尋ねる際に用います。「請問,○○在哪裡?(○○はどこですか?)」を覚えておけば色々な場面で使えますよ!
台湾旅行で覚えておくと便利な言葉:食事でのフレーズ13選
レストランや食堂での簡単な会話
- 予約していますか?
- しています/していません
- 何名様ですか?
- 1名です/2名です/3名です
- 中で食べますか?持ち帰りですか?
- 中で食べます/持ち帰ります
- ご注文は何ですか?
- これをください
- 別々に支払いできますか?
お店の人を呼びたい時、女性の店員に対しては「小姐(シャオジエ)」、男性の店員に対しては「先生(シエンション)」と声を掛けます。「内用外帶?」はローカルな食堂やカフェで必ず聞かれるので覚えておきましょう。
ドリンク店での基本の会話
- 何が欲しいですか?
- Mサイズの○○がひとつ欲しいです
- これが欲しいです(メニューを指さすとき)
- 甘さと氷の量はどうしますか?
台湾にはタピオカミルクティや台湾茶などのドリンクスタンドが街のあちこちにあります。どのお店でも伝えることは「ドリンク名」、「サイズ」、「甘さ」、「氷の量」の4つ。サイズはMサイズの「中杯」の他にLサイズの「大杯(ダーベイ)」があります。必ず甘さと氷の量を聞かれるので、答え方を覚えておきましょう。甘さの程度は「正常(ジェンチャン)」>「少糖(シャオタン」>「半糖(バンタン)」>「微糖(ウェイタン」>「無糖(ウータン)」の順です。「正常」は甘すぎて飲みづらいのでおすすめできません。氷の量は「正常(ジェンチャン):標準(たくさん)」、「少氷(シャオビン):少な目」、「去氷(チービン):無し」の3通りがあります。
台湾旅行で覚えておくと便利な言葉:買い物でのフレーズ10選
お土産屋での簡単な会話
- これは何ですか?
- いくらですか?
- 色違いはありますか?
- クレジットカートは使えますか?
欲しいものが決まった時は食事編でもご紹介した「我要這個(ウォヤオヂェイガ):これが欲しいです」が使えます。台湾では大抵のお店で価格が決まっているため、基本的に値引交渉はできません。代わりによく見かけるのが「買一送一」の文字。これは「1つ買うと1つ無料でプレゼント」という意味で、お土産屋さんなどでは「買五送一」(5つ買うと1つ無料でプレゼント)などのサービスをよく行っています。また、他にもよく見かけるのが「〇折」の文字。これは割引を表し、例えば「8折」と書かれてあれば「20%割引」という意味です。「80%割引」と間違えやすいので注意しましょう。
スーパーやコンビニでの基本の会話
- 会員カードは持っていますか?
- 持っています/持っていません
- 袋は要りますか?
- 要ります/要りません
- 袋が欲しいです
- 法人番号は必要ですか?
台湾のスーパーやコンビニでは全て袋が有料化されたため、最近では「要袋子嗎?(袋は要りますか?)」と聞かれないことも多くなりました。「統編」とは会社の法人番号のことで、会社名義の領収書を発行する際に必要となるもの。旅行では必要ありませんので、聞かれたら「不用」と答えましょう。
台湾旅行で覚えておくと便利な言葉:観光でのフレーズ7選
観光地での簡単な会話
- 写真を撮ってもいいですか?
- いいですよ/ダメです
- 写真を撮ってもらえますか?
- MRT(地下鉄)の駅はどこですか?
飲食禁止のところで知らずに食べていたり、撮影禁止の場所でカメラを構えていたりすると「不可以」と言われることがあります。聞き取れるようにしておき、言われたら素直に従いましょう。
タクシーでの基本の会話
- どこに行きますか?
- ○○に行きたいです
- ここで降ろしてください
「你要去哪裡?」はタクシーに乗り込むとすぐに聞かれる言葉。行先の名前を中国語で伝えるのは難しいので、漢字で名前や住所を予めメモしておくとスムーズです。
まとめ
台湾旅行で使う簡単で便利なフレーズをご紹介しました。中国語は発音がとても難しく、聞き取れない場合や伝わらない場合もあるかと思います。しかし、台湾の人は基本中国語を話せない外国人にとても理解がありますので、「間違っていたらどうしよう」などと考えずに、気軽に会話を楽しんでください。先ずは基本の「你好(ニーハオ)」や「謝謝(シェシェ)」の挨拶から始めてみましょう!