バンコク「スワンナプーム空港」を解説！買えるおみやげや市内へのアクセスを解説！

タイ・バンコクと世界の都市をつなぐ空港として有名なのが、「スワンナプーム空港」です。スワンナプーム空港からバンコク市内まで約40分とアクセスもよく、空港内には買い物を楽しめるお店が数多く立ち並んでいます。旅の終わりにお土産を買い忘れても、スワンナプーム空港で購入すればOK。今回は買い物を楽しめるスワンナプーム空港をくわしくご紹介します。

2006年9月、タイのサムットプラカーン県に開港したのが「スワンナプーム空港」です。スワンナプームという名前は、タイ語で「黄金の土地」を意味し、タイ国王であるラマ9世が命名しました。空港の敷地面積は、成田空港の約3倍で世界的にも大きな空港として有名。タイのバンコク市内には、スワンナプーム空港の他にドンムアン空港があり、国内線・国際線の発着地となっています。

スワンナプーム空港は、7階建ての単一ターミナルです。空港2階が到着ロビー、4階が出発ロビーとなっており、2階や3階にはコンビニやレストランなどが中心に立ち並んでいます。2019年2月からスワンナプーム空港は全面禁煙となったため、喫煙者の方は空港の外にある喫煙ブースを利用しましょう。

タイ・スワンナプーム空港内には、有名ブランド店やレストラン、コンビ二などのお店が数多く立ち並んでいます。空港のゲート内は免税となるため、コスメなどもリーズナブルな価格で購入可能。旅行中にお土産を買い忘れても、お土産に最適なアイテムを空港内で購入できます。では空港のエリアごとの特徴をくわしく見ていきましょう。

スワンナプーム空港に到着し、荷物が運ばれてくるエリアでは小さな免税店や両替所があります。タイ国内での持ち込みは、タバコ1カートン、お酒1リットル以内であれば税金がかかりません。タバコやお酒が好きな方は。事前に空港内で購入しておくのがおすすめ。

スワンナプーム空港の出国ゲート前には、コンビ二やレストランなどのお店が数多く立ち並んでいます。出国ゲート内と比較するとレストランの数はゲート前の方が多く、最後にご当地グルメを堪能したい方は出国前がおすすめ。タイのお土産を買えるお店もあるので、少し早めに空港に向かい、空港内で買い物するのもいいでしょう。

州国ゲートの前には、日本でも人気の高いコンビニ「セブンイレブン」があります。セブンイレブンでは、飲み物や食べ物はもちろんのこと、ばらまき土産にも最適なお菓子などの購入が可能。チェックイン前であれば、預入の荷物にお土産を収納できるので、買い忘れたものがあればチェックイン前に購入しましょう。

スターバックスでは、タイ限定のマグカップやタンブラーを販売しているのでお土産にも最適。出国ゲートの中にもスターバックスがありますが、ゲート前の方が品揃えは豊富です。タイのお正月であるソンクラーン時期は、ソンクラーン限定ボトルも販売されるので、ぜひチェックしてみてください。

タイのご当地グルメといえば、トムヤンクンやガパオなど、スパイシーで美味しい食べ物が数多くあります。旅行の最後にタイ料理が食べたい方は、空港3階のレストラン街に向かいましょう。3階には、タイ国内での有名チェーン店「S&B」をはじめ、タイ料理系のレストランが数多くあります。ゲート内に入るとお店の数はやや少なくなるため、時間に余裕がある方はゲート前にタイ料理を堪能しましょう。

スワンナプーム空港の出国ゲート内は、世界の有名ブランドショップをはじめ、レストランやドラッグストア、マッサージなど、さまざまなお店が立ち並んでいます。出国ゲート内は免税のため、有名ブランドやコスメなどがリーズナブルに購入可能。スワンナプーム空港内はとても広いため、少し早めにゲートを通過し、空港内で買い物を楽しむのもおすすめです。

タイの高級シルクを使用したアイテムを数多く取り揃えるのが、「ジム・トムプソン」です。ジム・トムプソンはタイ発祥のブランドで、バンコク市内にあるジムトンプソンの家は有名な観光スポットとしても人気を集めています。ジム・トムプソンは上質がタイシルクを使用したバッグやネクタイなどのファッション雑貨が多く、ちょっとしたプレゼントにも最適。空港内であれば免税なのにもうれしいポイントです。

タイ国内の経済を活性化させるために作られたプロジェクトが、「One Tambon One Product Concept（OTOP）」です。このプロジェクトが通称「OTOP」と呼ばれ、1つの村で1つの特産品を作り、地域活性化を目指した国の政策。ジャスミンの香りが漂うアロマオイルや象のモチーフが付いたボールペンなど、ばらまき土産にも最適なアイテムが数多くあります。お気に入りのメイド・イン・タイランドを探してみてください。

イギリス発祥のドラッグストア「Boots」はスワンナプーム空港内にもあり、お土産にも最適なコスメをリーズナブルに購入できます。タイのお土産の中でも人気が高いのが「ヤードム」と呼ばれる嗅ぎ薬。リップスティックのような形状で、蓋を開けると爽やかなメンソールの香りが広がります。サイズも小さくかさばらないので、タイのお土産としてもおすすめ。

タイのお土産で人気が高いのが「NaRaYa（ナラヤ）」。ナラヤは、ナイロン素材を使用したポーチやバッグのバリエーションが豊富で、ばらまき土産にも最適なアイテムを数多く取り揃えています。ナラヤの商品はリーズナブルな価格も魅力で、小さな化粧ポーチであれば200バーツ以内で購入可能。素材も軽量なので、空港内で買い物してもかさばりません。

スワンナプーム空港からバンコク市内までは約30キロメートルで、とても距離が近くスムーズにバンコク市内へ移動が可能です。空港から市内まではさまざまなアクセス方法があり、移動時間や料金などがそれぞれ異なります。自分の旅行日程に合わせて最適な交通手段を選びましょう。

空港から市内にあるホテルまでおすすめの交通手段の1つが、「タクシー」です。空港1階にタクシー乗り場があり、短・中距離と長距離の2つのレーンに分かれています。バンコク市内のホテルであれば短・中距離を選びましょう。配車チケットを発券する機械があるので、チケットをもらったら記載されているゲートに向かいます。支払いは現金が多く、空港からタクシーを利用した場合は別途50バーツの利用料が必要。

タクシーを夜間に利用するのが不安な方には、AOTリムジンサービスがおすすめ。AOTリムジンサービスは目的地によって料金があらかじめ決まっているので、専用カウンターで支払いを済ませれば、運転手に直接料金を支払う必要がありません。タクシーの場合はメーター制で、高速を利用した場合はその都度高速代を支払い必要があります。面倒な手間を省きたいという方には、おすすめのアクセス手段です。

空港からは市内へはバスを利用することも可能です。バス乗り場は空港1階にあり、近・中距離のバスであれば料金も40バーツ前後ととってもリーズナブル。目的地によってバスの番号が異なり、20分間隔で走行しています。長距離バスの場合は出発時間が決まっているので、事前に出発時間を調べてから利用するのがおすすめ。公営のバスは24時間運航しているので、深夜便や早朝便でも利用が可能です。

荷物が比較的少ない方は、空港から市内までエアポートリンクを利用するのがおすすめ。エアポートリンクは、スワンナプーム空港からパヤータイ駅を結ぶ路線で、所要時間は約30分です。タイのバンコク市内は渋滞がひどいことでも有名で、渋滞が苦手な方は電車を利用しましょう。パヤータイ駅はバンコク市内を結ぶBTSと連結しているので、バンコク市内の移動もスムーズかつ短時間で移動が可能です。

スワンナプーム空港周辺には、比較的近距離にホテルやショッピングモールなどがあります。特に海外出張の方でバンコクに早朝便で到着した方は、空港近くのホテルで休憩してから目的地に向かうのがおすすめ。便で出国する方は空港周辺のレストランで食事を楽しむのもいいでしょう。ではスワンナプーム空港から近い距離にある、おすすめのスポットをご紹介します。

スワンナプーム空港からもっとも近い距離にあるショッピングモールなのが、「パセオモール」です。パセオモールは、タイスキで有名なMKレストランをはじめ、タイマッサージなどのお店が並んでいます。空港から車で約10分の場所にあり、空港に行く前に買い物やグルメを楽しめるおすすめの場所です。

スワンナプーム空港から車で約5分の場所にある人気のレストランといえば「Ko Lanta」です。タイ料理レストラン「Ko Lanta」は、レストランエリア内に美しい湖やコテージが隣接しており、まるでアミューズメントパークに来たような風景も魅力の1つ。またレストランの上空では空港に着陸態勢に入った飛行機を間近で見ることができ、バンコク市内のレストランとは違った楽しみ方ができます。

スワンナプーム空港から徒歩でも行けるほど近い距離にあるホテルが、「ノボテル・バンコク・スワンナプームエアポート・ホテル」です。ノボテルホテルでは空港利用者の利便性を考え、4時間や6時間の宿泊滞在プランもご用意。早朝便でバンコクに到着し、ちょっと仮眠したいという方にもおすすめです。ホテル内にはタイ料理や日本料理のレストランもあるので、出国前に食事をしたい方にもおすすめのスポット。

世界各国とタイの首都バンコクをつなぐ「スワンナプーム空港」は、世界でも有数の規模を誇る空港の1つで、バンコク市内からも40分圏内でアクセスできる空港です。空港内には、有名ブランド店やレストラン、コンビニなど、買い物が楽しめるスポットが目白押し。空港から市内までは色々なアクセス手段があるので、旅行の予算や日程を確認しながら決めるのがおすすめです。