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ベルギーの小便小僧はどこにある?有名な銅像をご紹介!

ベルギーの小便小僧はどこにある?有名な銅像をご紹介!

ベルギー王国は、美しい建築物と豊かな食文化を持つ魅力的な国です。そんなベルギーに旅行したら必ず訪れたいスポットが、有名な小便小僧の銅像ではないでしょうか。この記事では、ブリュッセルにある小便小僧の由来やポイントについてまとめています。

目次 [表示]

ベルギー発祥の小便小僧①小便小僧とは

出典: https://www.mannekenpis.brussels/fr/accueil#ou-es-tu

ブリュッセルにある有名銅像

小便小僧は、ベルギーの首都ブリュッセルの中心部に設置されている少年の銅像。公式の身長は55.5センチメートル、重量は17キログラムです。その名の通り裸で小便をしている姿はあまりにも有名で、噴水として市民や観光客の目を楽しませています。現在、世界各地に似たような小便小僧の銅像が置かれる場所がありますが、全ての発祥とされているのはブリュッセルの小便小僧なのです。

小便小僧の由来

出典:ライター撮影

小便小僧の由来には諸説ありますが、一般的に信じられている説は主に2つです。ひとつは12世紀初頭にベルギーの支配者だった、当時2歳のブラバント公ゴドフロワ2世とする説。「グリムベルゲンの戦い」に赴いた軍は、ゆりかごに乗った幼いゴドフロワ2世を木に吊るして戦いに臨みました。ゴドフロワ2世はゆりかごから敵軍に小便をかけ、味方を勝利に導いたとする伝説が残っています。

小便小僧には名前がある?

もうひとつの説は、中世におけるベルギーと反政府軍との内戦にまつわるものです。反政府軍はブリュッセルを爆破しようと目論んでいましたが、ひとりの少年が導火線に小便をかけ、爆弾の火を消してしまいました。これによって町は救われ、少年は救世主として讃えられることとなったのです。少年の名はジュリアン。ブリュッセルの小便小僧は「ジュリアン坊や」の愛称で親しまれていますが、この少年の名前が由来であるとされています。

ベルギー発祥の小便小僧②小便小僧のある場所は

出典: https://www.brussels.be/400-years-manneken-pis

小便小僧に会いに行こう

小便小僧の銅像がある場所はブリュッセルの市街中心地です。ブリュッセルで最も有名な観光名所であるグラン・プラスからは徒歩10分程度。市庁舎を超えた先に細い路地が交差するエリアがありますが、その交差点にあたる場所に立っています。小便小僧に近づくにつれ人が増えていきますので迷う心配はないでしょう。周辺には観光客向けの店が立ち並び、ぶらりと散策するだけでも楽しめるスポットです。

世界三大がっかりスポット!?

小便小僧は、シンガポールの「マーライオン像」、デンマークの「人魚姫像」と並ぶ「世界三大がっかりスポット」に挙げられ、しばしば話題にされています。全長55.5センチメートルという小ささもさることながら、小便だけでは噴水としてのインパクトも薄いことが、その理由。しかし、実際にこの場所を訪れてみると、小便小僧の周りにだけ人だかりができているんです。観光客が思い思いに写真撮影を楽しむ様子を目にすることでしょう。この不名誉な称号が本当なのか、ぜひ現地で確かめてみてくださいね。

ベルギー発祥の小便小僧③小便小僧は偽物!?

出典: http://www.brusselscitymuseum.brussels/en

小便小僧の銅像は偽物なのか

実は、屋外に設置されている小便小僧の銅像はレプリカなんです。世界的な有名人であるジュリアン坊やは、これまで何度も盗難の危機にさらされてきました。これを避けるため、1619年に製作された本物の銅像は現在ブリュッセル市立博物館に所蔵されています。せっかくブリュッセルを訪れたのであれば、ぜひ本物にも会いに行ってみましょう。

ブリュッセル市立博物館のアクセス・営業時間

ブリュッセル市立博物館はグラン・プラスの北東に面して建っており、非常にアクセスしやすい場所にあります。午前10時から午後5時まで開館しており、入館料は大人8ユーロです(チケットは小便小僧の衣装ミュージアムと共通)。毎週月曜日、1月1日・11月1日・11月11日・12月25日が休館日となっています。毎月の第一日曜日には無料開放されていますのでお見逃しなく。「王の家」の異名を持つ豪華な博物館は、建築物としても一見の価値ありです。そこまで大きな博物館ではないため、観光のついでに少し立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

ベルギー発祥の小便小僧④衣装ミュージアム

世界で一番多くの衣装を持つ銅像

小便小僧の銅像が衣装を着用している姿が記憶にある方も多いことでしょう。18世紀中ごろには既にお抱えの衣装職人がいたと伝えられているんです。世界中にファンを持つジュリアン坊やには、今も各地から数多くの衣装が寄付されています。2019年12月時点で1,000着を超える衣装を保有し、「世界一多くの衣装を持つ子供」としても有名。正式に衣装として採用されるのは年間15着前後で、1年のうちの三分の一ほどの期間、さまざまな衣装を着用したジュリアン坊やに出会えますよ。着替えの情報は銅像の前の案内板で確認できます。

小便小僧の衣装ミュージアム

2017年には、これまでに小便小僧が着た衣装の中から130超を展示するミュージアムが新たに開館しました。衣装は寄贈された背景などを考慮して厳選され、7つのテーマ別に整理されています。その分類は「地理」「民族」「チャリティと市民団体」「商業」「有名人とキャラクター」「スポーツとデザイナー」です。現存する最古の衣装は、1747年にフランスのルイ15世が贈ったもの。軍服風の衣装にはきちんと勲章も付けられており、ジュリアン坊やの表情も心なしか凛々しく見えます。

衣装ミュージアムへのアクセス・営業時間

衣装博ミュージアムがある場所へは、小便小僧からシェンヌ通りを歩いて行くとすぐにたどり着きます。午前10時から午後5時まで開館しており、入館料は大人8ユーロです(チケットはブリュッセル市立博物館と共通)。毎週月曜日、1月1日・11月1日・11月11日・12月25日が休館日となっています。日本語オーディオガイドも用意されているため、より小便小僧の歴史を深く学べるのも嬉しいですね。

ベルギー発祥の小便小僧⑤小便仲間がいる!?

出典: https://visit.brussels/en/place/Jeanneke-Pis

「小便少女」の銅像もある

小便小僧は誰もが知っている有名人ですが、何とブリュッセルには小便少女の銅像もあるんです。小便小僧と比べると知名度が低く訪れる人も少ないですが、ガンやエイズの撲滅キャンペーンの一環として製作され、重要な役割を担ってきました。小便少女像も小さいながら噴水となっており、しゃがんで「放尿」しています。かわいらしさの残る小便小僧に対してあまりにリアルな見た目から、設置の是非については賛否が分かれているとか。

小便少女の銅像へのアクセス

小便少女の銅像がある場所は、小便小僧とはグラン・プラスを挟んで反対側です。近くにあるとはいえ、ブッシェ通りの途中でさらに脇にはいった路地で、非常に分かりにくい場所にあります。事前に地図で確認してから訪れるといいでしょう。

「小便犬」もいる

ブリュッセルには少年少女のみならず小便犬の銅像まであり、隠れ観光スポットとして密かに人気です。小便犬はシャルトルー通りとサン=クリストフの交差点にひっそりといますが、噴水ではないため「放尿」はしていません。グラン・プラスからは少し外れたところにありますが、徒歩で十分アクセス可能。時間に余裕があれば、3つの小便像を制覇してみるのもいいでしょう。

ベルギー発祥の小便小僧⑥小便小僧のスイーツ

ベルギーといえばチョコレート

グラン・プラスから小便小僧に至る道のりでは数多くのお土産屋が軒を連ねています。中でも注目したいのがチョコレート。ベルギーはチョコレートの生産量・消費量ともに世界トップレベルの「チョコレート大国」なんです。お土産屋では小便小僧をかたどったチョコレートも売られていますので、目を留めてみてください。いかにもブリュッセルらしいお土産は、誰にでも喜ばれることうけあいです。

ワッフルにも小便小僧が

出典:ライター撮影

ワッフルもベルギー発祥のスイーツ。小便小僧の周辺でもたくさんのワッフルショップを見つけられます。地元の人、観光客を問わずフルーツやクリームをトッピングしたワッフルを楽しんでいますが、ひときわ目を引くのは小便小僧が乗ったワッフル。たっぷりの生クリームに小便小僧のグミが刺さったワッフルは少しシュールで、思わず笑ってしまうかわいらしさです。

まとめ

出典: https://www.brussels.be/xmas-party-grand-place

ベルギーが生んだ有名人、ジュリアン坊やこと小便小僧の銅像に関する情報をお届けしました。ブリュッセルを旅すると、市内の至るところで小便小僧をモチーフとした物に出会うことでしょう。いかにジュリアン坊やが市民から愛されているかがよく分かる光景です。衣装やスイーツなど、さまざまな視点から小便小僧を楽しんでみて下さいね。

パンダスキー
ライター

パンダスキー

東京都在住。パンダが好きです。なかなか手に入りづらい旅行情報を中心にお届けします。

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