チェコの魅力を楽しみ尽くす観光スポットをご紹介！旅行で行きたい名所は？

ヨーロッパの中央に位置する内陸国、チェコ。有名な観光スポットから名所まで、たくさんの見どころが満載な国なので、街並みを歩くだけでも立派な観光になります。今回は、そんな魅力いっぱいのチェコについて、ご紹介していきますので、最後まで、ぜひお読みください。

街自体がルネサンス様式やバロック様式などで作られているため、特別な観光地を訪れなくとも、見事な建築物を見られます。時間や目的地を定めず、自由に散策するのがおすすめですよ。チェコは美しい街並みで有名なので、ぜひじっくりと見てくださいね。

チェコには古城や宮殿、教会といった歴史的に価値のある建造物が多いです。その多くは中世に作られ、現代においてもその美しさを保っています。なかには世界遺産に指定されているものもあり、チェコ観光では欠かすことのできないポイントです。

チェコには、日本と同じように四季があるのをご存知でしょうか。夏の暑さと冬の寒さは厳しいですが、春と秋は比較的過ごしやすい気温のため、観光にはうってつけの季節です。チェコへ来たことがある人でも、異なる季節に行ってみると、また違う魅力に出会えるかもしれませんよ。

海外へ旅行すると困るのが「食べる物」ではないでしょうか。なかなか口に合う物が見つからず、「せっかく旅行へ来たのにファーストフードばっかり」などということもありますよね。その点、チェコのフードは、日本人の口に合いやすいものが多いです。なかでも「ふわふわの蒸しパン」は、チェコの主食でもあるので、ぜひ1度ご賞味あれ。

チェコで最も有名な城で、現在は観光の名所になっています。9世紀ごろに建てられ、かつての国王や皇帝が住んでいた城です。城内には、要塞・庭園・塔など数多くの見どころがあります。丘の上に建っているので、城から城下町を見渡すことができ、人気のスポットです。チェコの名所というだけあり、平日でも多くの人で、にぎわいをみせています。

城内の中庭で正午に行う「衛兵の交代式」が見どころです。交代式とは、プラハ城の正門で門番をしている衛兵が、毎時に番を交代する際に行う式。とくに正午の交代式は、トランペットやドラムの演奏に合わせて衛兵が行進をする様子が、さながらパレードのよう。正午の交代式は、とても有名で人気のため、多くの人が集まります。見逃したくないという人は、あらかじめ場所取りをするようにしてくださいね。

旧市街地の中心部にある広場です。チェコの観光名所でもあり、大道芸人やパフォーマーが広場のあちこちで芸を披露したり、たくさんのお店が出店していたりと、見どころが満載。広場の付近には、教会や宮殿といった歴史的建造物も、たくさん建っているため、それらを見るために訪れる人も少なくありません。

旧市庁舎の時計塔から眺める広場の様子が見どころです。時計塔の高さはおよそ70メートルあり、そこから見る広場はジオラマのように感じられることでしょう。塔から見られるのは広場に加え周辺の宮殿や教会・街並み、そしてプラハ城も。名所が一気に見られるので、ぜひ塔に登りましょう。

19世紀開館の博物館です。館内の展示物は、化石やはく製・軍服・自動車など時代の変化が感じられる、さまざまなものがあります。2018年には数年をかけて大規模な改築、修復を経てリニューアルオープンしました。改築前と比べ2倍の広さとなった展示スペースには、それまで一般公開されていなかった収蔵品も展示されています。

夜にライトアップされた博物館が見どころです。この博物館は、「ネオルネサンス式」と呼ばれる様式で建てられた建造物で、建物自体にも大変価値のあるものとなっています。日中に見ても、その美しさや荘厳さを感じられますが、夜にライトアップされた姿はまた格別です。昼と夜で別の顔を見せてくれる博物館を、ぜひ見てみてくださいね。

「チェコは、ビールが有名な国」ということもあってビールの博物館が存在します。醸造の歴史を、エジプト時代までさかのぼって知ることができるので、とても勉強になる博物館です。ビールの原料である大麦は、本物が展示されており、ビール作りの模擬体験ができるようなコーナーも。博物館の入場券はビールの引換券にもなっていて、見学後にビール1杯を無料で飲めます。

博物館の地下にある、ずらりと並んだビール樽が見どころです。およそ9キロメートルという長さの地下室で、樽に入れられたビールが実際に熟成されています。このビールは、「昔ながらの製法」で作られていて、試飲することも可能です。地下室自体も13世紀に作られた歴史あるものなので、ぜひじっくりとご覧になってくださいね。

淡いピンクやオレンジといった可愛らしいカラーの建物や石畳など、地区内の多くのものは、16世紀ごろに作られました。広場や土産物店もあり、観光にはうってつけの場所です。世界遺産に登録されており、まさにチェコの有名な名所といえるでしょう。

地区内のテルチ城という名前の城が見どころです。とくに、「騎士の間」と呼ばれる空間で見られる鎧や馬具は迫力満点。実際に騎士たちが着ていた鎧は、見る者を圧倒させます。天井部分は、神話を題材とした美しい装飾が施され、床は大理石で独特なデザインが表現されており、騎士の間だけでも見ておきたいポイントが豊富です。

地下部分が巨大な遺骨を納める場所になっています。ここに埋葬されている方々は、中世にコレラやペスト、戦争などで亡くなった方で、その数はおよそ5万人分です。チェコをより深く感じたい人は、ぜひ訪れておきましょう。定期的に教会内部にあるパイプオルガンでの演奏会も開かれるので、もしかしたら、その音色を聞くことができるチャンスに遭遇するかもしれません。

建物内部の美しいバロック様式の装飾が見どころ。白をベースにした壁や天井、さらに教会奥の彫刻など、どれも美しいものばかり。比較的訪れる人も少ないため、静かな空間の中でゆっくりと見学することが可能です。地下の納骨堂は恐くて行けないという人も、教会内部はぜひご覧になってくださいね。

12世紀に建てられたこの大聖堂には、3つの高い塔が立っており、1番高い塔はおよそ100メートルにもなります。聖堂の外壁には細かな細工が施されており、外から観賞しても美しい装飾の数々を楽しめることでしょう。中へ入れば美麗な壁画や彫刻が存在感をはなっています。地元の人が実際にミサで使用する聖堂でもあるんですよ。

室内から観賞できるステンドグラスが見どころです。聖書を表現しており、日の光が透けると一層その美しさを感じられます。聖堂内には電灯などがないので、自然の光だけに照らされるステンドグラスは、まさに神秘的な光景です。綺麗な姿を見るためにも、できるだけ晴れた日を選んで訪れるようにしてくださいね。

主に演劇などを上演する有名な劇場。チェコの国宝と言われ、モーツァルトと縁の深い劇場でもあります。有名な映画の撮影場所として使用されたため、映画好きの人にも人気です。劇場としては比較的小さめなので、観賞にかかる時間はあまり多くはないでしょう。「ヨーロッパで最も美しい劇場」とも評されているので、ぜひ見てみてくださいね。

見どころは、劇場内の豪華な作りの客席です。金箔や大理石の装飾が施された天井や壁は、見る者を魅了します。青と金を基調としており、品がありながら豪華さも兼ね備えている造形です。劇場に足を運んだ際は、演劇だけでなく客席全体もじっくりと観賞してくださいね。

モルダウという川に架かるカレル橋。橋の役割を果たしつつも、建造物としての価値も認められている橋です。橋には多くの露店があり、ジャズの演奏家や大道芸人といった人々が芸を披露する姿もみられます。日が沈むとライトアップされるので、デートにもおすすめですよ。

見どころは橋にずらりと並ぶ30体もの像で、チェコの名物でもあります。この像は聖人や英雄たちを模しており、なかには「触ると幸せになれる」とされているものも。どの像も繊細で芸術的な造形なので、1体ずつ時間をかけて見ていただくことをおすすめします。

館内では日用品や彫刻、革命についての資料やアイテムを展示しています。館内2階にはお店があり、共産主義時代をテーマにしたグッズが人気です。海外旅行では観光だけでなく、その国を知ることが可能な場所を訪れてみると、新たな発見や気づきを得ることができるでしょう。

見どころは、当時のチェコの様子がよく伝わってくる写真や資料です。どれも他にはない貴重な展示物で、なかには激動の共産主義時代のチェコを垣間見ることができる動画も。なかなか知ることのできないチェコのことを、ぜひ学んでみてくださいね。きっとチェコという国をより深く感じられますよ。

チェコの有名な宮殿で、室内には見ごたえのある絵画やシャンデリア、彫刻などの調度品が。天井部分にも美しい細工が施されており、訪れた人は見上げるようにして観賞しています。「ハンティングルーム」と呼ばれる部屋には、圧倒的な数の鹿と銃が壁一面に掛かっていて、訪れた人を驚かせることも。世界遺産でもあるため、非常に人気が高い場所でもあるんですよ。

クロムニェジーシュ宮殿の世界遺産登録はこの庭園も含めてのもの。庭園とはいうものの広さは広大で、ハーブや花・木々を観賞できます。色とりどりの美しい花と宮殿の組み合わせは、物語の世界に入ったような気持ちになること間違いなし。時季が変わると旬の草花も同様に変化していくので、1年を通して違う楽しさを堪能できる場所です。

チェコの歴史を刻んだ城や教会はどれも必見の価値があります。街を散策するだけでも観光になるのでのんびりとした旅行をするのに最適ですよ。チェコへ旅行の際は中世の歴史を感じつつ、美味しいビールや美しい街を満喫して素敵な思い出を作りましょう。