目次 [表示]
- 台風や悪天候時で飛行機が欠航する場合いつわかるの?
- 予報円の確定次第
- 欠航の基準は航空会社によって異なる
- 台風の影響で国際線が欠航する可能性は低い
- 飛行機が遅延・欠航した場合の対処法:天候編
- 振替便に変更が可能
- 期限内であれば払い戻しもできる
- 予約変更手続きを行う
- 飛行機が遅延・欠航した場合の対処法:機材トラブル編
- 他社便を含む振替・変更が可能
- タクシー代やホテル宿泊代の補償
- LCCは一般航空会社と補償が異なる
- 往路で飛行機が遅延・欠航した場合
- 他の便へ振替手続き
- ツアーの場合はキャンセルになる
- ツアーのキャンセルは全額返金
- 復路で飛行機が遅延・欠航した場合
- 当然振替手続きを行う
- 現地での追加宿泊料金は基本的に出ない
- 空席が出るまで現地待機になることも
- 飛行機が遅延・欠航した時に焦らないためにはどうしたらいいの?
- 常に航空会社のHPをチェックしておく
- 保険には必ず加入しておく
- 旅行日程は余裕を持つこと
- まとめ
台風や悪天候時で飛行機が欠航する場合いつわかるの?
予報円の確定次第
台風が来るとわかっても、予報円がズレたりして、結果的に当日になってみないとわからないケースがほとんどです。常時航空会社のHPを確認する必要がありますが、前もって台風が予報円に入るとわかった時点で、欠航を決める航空会社も出てきます。航空会社の運行状況を確認し、自分の乗る予定の飛行機が欠航しそうであれば、早めに違う便への振替をした方がよさそうです。
欠航の基準は航空会社によって異なる
台風が原因で欠航する基準は、各航空会社によって異なります。飛行機の機材や大きさによって、風に対する抵抗力が違いますし、パイロットの腕や資格によっても影響するそうです。こういった理由で、JALは飛んだのにANAは飛ばないケースもあります。行き先によっても飛ぶ飛ばないがあるので、台風に影響されない航路であれば飛ぶ可能性が出てくるでしょう。そもそも出発できないほどの雨風が強ければ、欠航の可能性大です。
台風の影響で国際線が欠航する可能性は低い
台風の影響で国内線が欠航することは、しばしばありますよね。しかし、国際線の場合は、台風で欠航する可能性は極めて低いと言えるでしょう。例え、空港周辺が大荒れな天候だったとしても、出発時刻を遅らせて、なるべく欠航にしない対応をとることが多いです。国際線は、便数が少ない上に欠航による損失も大きいため、台風で公共交通機関がマヒしたとしても、飛行機は飛ぶと考えておいた方がいいでしょう。ただ、必ず飛ぶということでもないので、欠航になった時の対処法をしっかり覚えておくと安心です。
飛行機が遅延・欠航した場合の対処法:天候編
振替便に変更が可能
台風や吹雪などの悪天候で飛行機が飛ばない場合、基本的に予約した航空会社での振替便で対応することになります。もちろん、ジェットスターやピーチなどのLCCでも振替便への変更が可能で、振替料金は発生しません。一般航空会社は、割と本数が多いため、その日のうちに手続きが終えられるでしょう。ただし、注意してほしいのが、LCCは便が少ないので当日に振替できる可能性が低く、後日になることもあります。場合によっては、他社便での振替も行っているので、一度航空会社に問い合わせてみるといいでしょう。
期限内であれば払い戻しもできる
どの航空会社でも、台風や雪などの影響で大幅な遅延・欠航が発生した場合、チケットの払い戻しが可能です。払い戻しの手続きを行うには、航空会社のカウンターやコールセンター、又はwebからでも行えます。ただ、欠航がわかると空港カウンターには行列ができ、コールセンターも非常に混雑することが予想されるでしょう。航空チケットの払い戻しは、後日行うこともできるため、時間に余裕がある時は、後で手続きを行うことをおすすめします。その際、払い戻しできる期限が決められているので、注意しましょう。
予約変更手続きを行う
飛行機が飛ばないとわかった時点で、予約した航空会社のコールセンターに電話することをおすすめします。国内旅行であればいいのですが、海外旅行で、しかも乗り継ぎが発生する場合は、予定が大幅にズレてしまうことになるでしょう。コールセンターでは乗り継ぎ便の提案や、場合によっては代替便を用意してくれたりするので、とても安心です。慣れている人であればwebからでも変更はかけられますが、旅行初心者の人はまず、電話をかけてみるといいかもしれません。
飛行機が遅延・欠航した場合の対処法:機材トラブル編
他社便を含む振替・変更が可能
台風や悪天候時の遅延や欠航よりも、機材トラブルで遅延・欠航した時の方が、補償は手厚いです。悪天候の場合は、基本的に予約した航空会社での振替になりますが、機材トラブルは、他社便を含めて振替案を提案してくれます。時期にもよりますが、お盆や年末年始などは大変混み合い、当日の振替もあまり期待できません。航空会社が補償してくれることには変わりないので、自分でスマホで代替便を探して、後日差額精算することをおすすめします。
タクシー代やホテル宿泊代の補償
まず、数時間程度の遅延の場合は、空港内レストランで使えるミールチケットが配られることが多いです。大幅な遅延や欠航が発生してしまった時は、タクシー代やホテル代が補償されます。大体、航空会社が指定するホテルに泊まることが多いですが、自分でホテルを見つけることにした場合、タクシー代やホテル代には上限があります。どこまで補償してくれるかは航空会社によって異なるため、確認しておくといいでしょう。
LCCは一般航空会社と補償が異なる
LCCは、飛行機が飛ばない理由がいかなる場合でも、自社便の振替か払い戻しのみの対応となります。台風や悪天候はもちろん、機材トラブルが原因でも同様の措置です。LCCでも予約した航空会社によって対応は変わりますが、LCCは次の便が出るまで待機していなければならないため、空港で何時間も待つことを余儀なくされます。ほとんどのLCCは待機中のホテルや食事の補償はないので、全て自腹で手配しなければなりません。LCCで行く時は、こういったリスクを考えておかなければならないでしょう。
往路で飛行機が遅延・欠航した場合
他の便へ振替手続き
ここからは、往路で欠航になった時どうすればいいのか説明していきます。個人手配で航空チケットを購入していた場合は、欠航理由により自社か他社かへの振替を行ってもらうようにしましょう。通常は変更やキャンセルができないチケットでも、無料で変更・キャンセルの手続きをしてもらえるので、場合によっては旅行の延期も考えておくといいですよ。乗り継ぎがある時や、どうしても同日に到着しなければならない理由があれば、相談してみるのもいいでしょう。
ツアーの場合はキャンセルになる
ツアーでの旅行予約で、往路で飛行機が飛ばない時は、旅行自体が中止になります。あらかじめ台風や雪で飛ばないとわかった際は、早い段階で中止の判断が出ることもあるでしょう。もし復路で飛行機の欠航が決まった場合は、何としてでも帰ってこなければならないので、当日の飛行機に空きがあれば、その飛行機に振替ができます。空きがなければ、次の日の飛行機を待たなければなりませんが、延泊のホテルは旅行会社が手配してくれることが多いです。宿泊料金は、大体自腹なことが、ほとんどなので、注意が必要でしょう。
ツアーのキャンセルは全額返金
ツアーで旅行を申し込んだ時は、キャンセルのタイミングを見計らう必要があります。例えば旅行開始前、もしくは当日に悪天候や機材トラブルにより欠航した場合、基本的にツアーの開催が中止になることがほとんどです。旅行に行けないのは残念ですが、こういう場合はキャンセル料金は発生しないので、再度旅行の計画を立てたほうがいいでしょう。ただ飛行機が飛ばないことが当日までわからなくて、自分で判断して前もってキャンセルした場合は、キャンセル料金が発生するので注意が必要です。
復路で飛行機が遅延・欠航した場合
当然振替手続きを行う
行きの時と違い、帰りに欠航になってしまった時は、途中で旅行を中止して帰らないわけにはいきません。帰りに飛行機が飛ばない状況になったら、まずはツアーや個人手配問わず、他の便への振替をしてもらいましょう。個人でチケットを予約した場合に限り、チケットの払い戻し手続きができるので、払い戻しをしてもらい他の便のチケットを押さえるといいですよ。ツアーの時は、添乗員や現地係員がチケットの予約を代行してくれるので、その指示に従って動くようにしましょう。
現地での追加宿泊料金は基本的に出ない
欠航になってしまった理由にもよりますが、台風や悪天候の時は基本的に、延泊した分の宿泊料金は補償されません。払い戻し手続きを行い、他の交通手段を使う選択をしたとしても、別途はみ出た交通費は自己負担になるので注意しましょう。これは、ツアーでも同じことが言えます。延泊分のホテルを予約はしてもらえますが、料金は自己負担です。ただし、航空会社の機材トラブルによる欠航であれば、ホテルの料金や交通費を負担してもらえるでしょう。
空席が出るまで現地待機になることも
できればこれは一番避けたいところですが、特に繁忙期のLCCは本数が少ない上に他社便への振替不可なため、空席が出次第での対応となります。空席がありすぐに帰れればいいのですが、なかなか空席が出ずに、何日も現地で待たなければならないケースもあるでしょう。そうなってしまった時は、振替便を待つよりも払い戻しを行い、別の航空会社の便を探した方がいいですよ。何日も現地にいると体力消耗にも繋がりますし、運よくチケットが見つかることもありますから。
飛行機が遅延・欠航した時に焦らないためにはどうしたらいいの?
常に航空会社のHPをチェックしておく
万が一飛行機が欠航したときに焦らないために、旅行前は欠かさず利用する航空会社の公式サイトや運行状況を確認しておくと、当日スムーズに行動できますよ。多くのエアライン会社には、遅延や欠航情報、その場合の対応や手続き方法などが書かれているでしょう。行き先が同じでも、航空会社によって飛ぶ飛ばないがあるので、そういった情報も確認するといいです。欠航になってしまった当日は、インターネットや電話が大変繋がりにくいので、電話番号や問い合わせ先をメモしておくといいかもしれません。
保険には必ず加入しておく
特に海外に行かれる方は、絶対に海外旅行保険に入っておくのがいいでしょう。飛行機は台風など天候不順の影響を受けやすいため、遅延や欠航で予定外の出費が重なることもあります。海外旅行保険は、飛行機遅延や欠航が原因で発生する一定補償費用を負担してくれるメリットがあり、大変おすすめです。具体的な補償内容は、ホテル代、食事代、国際電話などの通信費などで、保険会社により異なりますが大体1~3万円程度が補償されます。その際飛行機の遅延証明が必要なので、取っておいてください。
旅行日程は余裕を持つこと
できれば設定した日程通りに旅行を終えたいものですが、こうした遅延や欠航になってしまったことを想定すると、旅行日程に余裕を持つことも大切です。特に海外に行く場合は、どんなに近場でも最低5日間は欲しいところでしょう。使う航空会社や時期によりますが、復路は必ずその日の代替え便で帰ってこられるとは限りません。LCCはフラッグキャリアとは異なり、何日も日にちを要することもあるので、余裕を持った日数を確保しておけば安心できるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、飛行機の遅延・欠航時の対処法を紹介していきました。フラッグキャリアの場合は、LCCよりも補償内容が手厚いと言えます。悪天候や機材トラブルによって補償してくれる内容が違うので、一度航空会社のHPなどで確認しておくといいかもしれません。旅行前に一度、欠航になってしまった時、どうすればいいのかを頭でイメージして行くと、冷静に落ち着いた行動で対処できること間違いなしです。